4月29日に、庭の甕の中でアメンボを発見しました。
この甕には、雨水と、水槽の水換えで出る排水を溜めていて、
ミミズ山への水遣りに利用しています。
甕の径は70-80cmだと思いますが、こんな小さな”水場”へアメンボがやってくるとは驚きました。
この甕を見つけられるということは、
アメンボは普段から飛びながら徘徊しているようです。
飛ぶ能力はあるものの、基本的には池にとどまっているものと想像していました。
このアメンボ、その後もしばらく滞在していたのですが、
4日後に急転直下、予想だにしていなかった衝撃的な展開を迎えました。
甕を覗いてみたところ、アメンボが2匹に増えており、
そしてなんと、2匹ともがお亡くなりになっていたのです!
元々1匹がいたとすれば、誘因されてもう1匹が来るのはありそうな話ですが、
2匹ともがお亡くなりとは、一体何が起こったのでしょうか。
ガサガサ歴は40年くらいになりますが、そもそも、アメンボの骸というものを初めて見ました。
ぱっと考えつくのは、2匹はつがいで、産卵した後で寿命を迎えたという可能性。
ネットで調べてみると、確かに今は産卵期で、
アメンボの寿命は僅か数ヶ月(!)ということなので、有力かもしれません。
この甕の水は、空模様や使用状況によっては空になることもあるのですが、
アメンボの卵は1週間くらいで孵化するらしいので、
念の為、しばらくは維持しておくことにします。