確定拠出年金運用報告2018
こんにちは。今年もリバランスの時期がやってきました。
毎年夏は投資の勉強月と設定していて、この月だけは普段はほったらかしている証券サイトにもログインします。
ちなみに確定拠出年金運用報告2017はこちら
確定拠出年金 個人型2015/6月 開始
SBI証券(5,000/月)
去年のリバランスでの変更点
・拠出金額を23,000⇒5,000
・運用商品の変更(EXE-i先進国株ファンド⇒DCニッセイ外国株式インデックス)
(去年はだいぶんいじってますね)
リスク資産配分@2018
変わらず、海外株式100%で運用中です。
掛け金は先進国ファンドと新興国ファンドに50:50で今年もこれでいく予定です。
現在の運用状況@2018
期待リターン 7.24%
リスク 22.60%
微妙に新興国株の方が増えてきていますが、そこまで崩れていないので割合はこれでいいかな?それよりリスクの高さに目がいきます・・・!!
そこで確認しておきたいのが自分のリスク許容度=最大損失率
どのくらい儲かって、どのくらい損するレベルなの?
(例)100万円をこの割合で投資した時の1年後のリスクレベルは・・・
国内株式:先進国株式:新興国株=10%:80%:10%
期待リターン5.4万円 最大リターン43.3万円 最大損失32.5万円「もしかしたら最悪32万円は減ってしまうかもしれないけど大丈夫?」
こんな感じで最悪のパターンを自分に問いかける。
参考:「お金は寝かせて増やしなさい」水瀬ケンイチ氏
損失額の計算方法
投資金額×{期待リターン‐(2×標準偏差(リスク))}
自分の割合を当てはめると↓
74万×{7.24%-(2×22.60%)}
⁼74万×{7.24%-45.2}
⁼74万×{‐37.96}
⁼-28万904円
私の場合はもしかしたら来年には-28万になってるかもしれないけど、大丈夫なの?ってことですね。いや、この掛金に対して28万はひえーって感じですけど、確定拠出年金なので拠出日までまだ33年と半年くらいあるので(笑)20代はこの割合でいきます。
年齢とともにアセットアロケーションも調整していく予定です。(債券クラスを組み込んでいく)
そして、このまま30年間、このアセットアロケーションで毎月5千円積立てた時の予想がこんな感じです。
いまいち、まだ分かってないんですが・・・
とりあえずこのままいくと276.6万円の確立が高いようだけど、このアセットアロケーションで30年いくはずはないはずなので参考程度にしてみました。
このような感じで今年は特にリバランスせずに最大損失額などの確認作業のみとなりました!1年に1回こうして自分の積立てきたものを見ると改めて時間はすごい武器になるなーと感じます。こんな少額投資でも時間があればそれなりに運用できていくのが積立投資の良いところ。
「投資」と言うといまだに「危ない、怪しい」といったイメージを持っている人もいるのかもしれないですが、今のところこの積立投資で夜眠れない・・・仕事に集中できない・・・といった不安に襲われたことも特にありません。(少し買っている仮想通貨では大分ヒヤヒヤしましたけど(笑))
最大損失額を出してこれだけ減っても大丈夫と腹をくくっている分
意外とどっしり構えれるものなのかもしれないですね。
あと、今回少し考えたのは20代からインデックスファンドを運用する場合は必ずしも確定拠出年金でなくても良かったかなということです。
はじめから60歳まで拠出できないということは分かっていましたが
・所得が低い場合(税率が低い)
・貯金がない場合
こんな場合(今の私なんですけど(笑))はあまりメリットを享受できないので確定拠出年金にこだわる必要はないなと。ただ、60歳まで保管されるという強制力はデメリットでもあり無理やりにでも継続できるので私にとっては性格上メリットにもなっているかな、とも思います。
ブロックチェーン、今さら勉強してみる
ビットコイン、モナコイン、エセリウム(イーサムリア)、リップル、ネム・・・
知っている仮想通貨をざざっと挙げてみました。
エセリウムやリップルはビットコインよりも新しい仮想通貨で、どちらも明確な発行主体を持っていて、ビットコインとは少し異なる原理で動き、目的をもつということで「ビットコイン2.0」と呼ばれたりもする。ブロックチェーンとはもともとビットコインの「要素技術」として開発されたもので、電子的な情報を記録しておく新しい仕組みという感じ、らしい。
ブロックチェーン革命--分散自立型社会の出現を読んで気になるところを引用しています。
仮想通貨は電子マネーに近いもの、というふうに初めは思っていたのですがシステム的には全然違うものなんですね。
ブロックチェーンは組織に頼らずに、何が正しいかを立証することを可能にしました。それが実現することにより、社会が大きく変わる。
ポイント
第1は、管理者が存在せず、自主的に集まったコンピューターが運営しているにもかかわらず、行っている事業が信頼できることだ。第2は、そこに記された記録が改ざんできないことであある。
ブロックチェーンとは、公開分散台帳だ。誰もが参加できるコンピューターの集まり(P2P)によって運営され、公開される。データの改ざんができないようにpoWという仕組みが導入される。これにより、組織の信頼に頼らずに、信頼できる事業を運営できる。
ブロックチェーンを使うと、銀行等を仲介にはさまないで、インターネットを通じて、低コストで経済的な価値を送ることができる、分かりやすい例で考えると金銭の送金間に発生する手数料が安くなるということ。これは、便利!特に小さなネットショップの経営や海外送金などを考えると良く分かる。クレジットカードを利用して支払う時は負担に感じないけど、クレジットカードを導入する側になるとその手数料は非常に痛い。
今の段階でもビットコイン決済をスタートしているウェブショップはいくつかあります。送金コストが低下することでマイクロペイメント(少額決済)が可能になり、販売できる、購入しやすくなる商品も増えてくるはず。
ブロックチェーンでスマートコントラクトを運営することにより、自律的に事業が運営される。これはDAOと呼ばれる組織だ。DAOは未来会社の主役になるだろう。
またブロックチェーンの仕組みを応用すれば決済方法のほかにも様々なものに活用できるよう。仕組みの詳細は難しく、私には理解できないところが多いけど仮想通貨、ビットコイン、から掘り下げてブロックチェーンを知ることで仮想通貨に対する見方も少し変わりました。
今、仮想通貨は投資や投機的な面が強いけど、その決済システムの仕組みの部分ブロックチェーンに対する注目もこれからどんどん出てくるんでしょうね。流れが速すぎてついていけないですが、ぼちぼち追いかけていきたいものです。
年1回の投資信託(DC)リバランス時にすること
基本的に購入した投資信託は年1回(8月)のリバランスのみとしています。
頻繁にリバランスをしすぎると長期投資の面から考えても良くないし常に資産状況が気になってしまうのも疲れてしまうからです。せっかく毎月自動引き落としで少しづ負担なく積み立てられているのだから余裕をもって運用していきたいです。
リバランスをする理由
・時間の経過に伴い目標としている資産配分(アセットアロケーション)からずれてくる
資産構成割合を整えてあげる
・年齢や環境の変化によって運営方針を見直す
掛け金の変更や運用商品の変更
リバランスの方法
大きな手続きとしては「配分変更」と「スイッチング」があります。
配分変更は毎月拠出している金額で運用している商品の種類や割合を変更することです。年齢やその時の状況を考えて自分の納得いくリスクとリターンを持っている商品に変更します。配分変更をするのには手数料等はかかりません。
でも配分変更=運用方針の変更を意味するので長期投資を目指しているならば思い付きでするのは良くない。
参考:確定拠出年金運用の2大必殺技! 「配分変更」と「スイッチング」の違い | りそな銀行 確定拠出年金より
スイッチングは自分の持っている商品を売却して新しい商品を購入することです。
自分が現在持っているファンドよりも信託報酬手数料の安いファンドが販売されたのでそっちに変更しよう!といった具合です。
自分の目標としているアセットアロケーションが崩れたときの調整をし理想の割合に戻してあげます。
スイッチングの際には信託財産保留額(売却時の手数料)というコストがかかる。
と、調べたことをまとめてみたけどこんがらがってきたのでSBIベネフィットのカスタマーセンターへ電話して聞いてみました。
ちなみに私が考えているのは現在積立中のEXE-i先進国株ファンドをSBI証券に2016年に追加されてDCニッセイ外国株式インデックスに変更するかどうか。
方法としてはまず「スイッチング」で、今まで積立てきたEXE-i先進国株を売却して、売却したお金でDCニッセイ外国株式インデックスを購入する、かつ配分変更で掛金配分割合を変更して現在【EXE-i先進国株ファンド50% EXE-i新興国株ファンド50%】となっている割合を【EXE-i先進国株ファンド0% EXE-i新興国株ファンド50% DCニッセイ外国株式インデックス50%】と変更する。今まで積立たものも、これから積立てるものもDCニッセイ外国株式インデックスとして運用する方法。
※スイッチングの割合は【今まで積立たEXE-i先進国株ファンド50%のみを売却】というように調整できるようです。
もしくは今まで積み立てたEXE-i先進国株ファンドはスイッチングせずに、配分変更のみで【EXE-i先進国株ファンド0% EXE-i新興国株ファンド50% DCニッセイ外国株式インデックス50%】として【今まで積立た額のみEXE-i先進国株ファンド】を運用する。
一般的にはどうするのかと聞いてみましたが各々という感じでした。
老後の資産形成について真剣に考えてみた!
2015年6月(24歳時)から確定拠出年金で老後の資産運用をはじめてます。
まず、今のまま積立ていくと60歳時点での予想金額はいくらなのか
楽天証券の積立シミュレーション機能を利用しました。
リターン設定は世界市場ポートフォリオ(日本株式:先進国株式:新興国株式=1:7:2)期待リターン:5.83%を参考にしてみました。
26歳から月額5000円34年(60歳まで)でリターン5.83%で運用すると
積立金額=6,405,427円
60歳から89歳まで月額支給換算=17,792円/月額
24歳(2015.06)~26歳(2017.08)=毎月掛金23,000(合計621,000)も加えると
6,405,427+621,000÷360=19,517/月額
国民年金の予想支給額月60,000円と合わせると月額79,517円!
今のままいくと60歳から私は1ヵ月約8万円で家賃や食費、医療費もろもろの生活費をやりくりしていくようです。60歳の私が8万で生きていけるのか、今ならなんとか大丈夫だけど。
目標金額達成のための毎月積立金額の計算
続いては目標金額を設定して計算してみます。
毎月拠出可能な金額はおいておいて、自由に拠出金額を設定してシミュレーションしてみます。
目標例① 60歳以~89歳を25万/月額=6840万で生活したい!
国民年金/月60,000+確定拠出年金/月190,000=250,000
【毎月19万を捻出するための確定拠出年金運用益目標例】
190,000×360(ヵ月)=68,400,000
◆6840万老後に蓄えるには26歳から毎月53,000円の積立が必要
目標例② 60歳以~89歳を15万/月額=3240万で生活したい!
国民年金/月60,000+確定拠出年金/月90,000=150,000
【毎月9万を捻出するための確定拠出年金運用益目標例】
90,000×360(ヵ月)=32,400,000
◆3240万老後に蓄えるには26歳から毎月25,000円の積立が必要
※確定拠出年金でも一般の投資信託でも受取時に課税されるので注意が必要です。投資信託の税金 - 投資信託協会
ふむ、なんとなく30,000,000円あれば心穏やかに、猫や孫がいてもそれなりに楽しく暮らしていけるのではないかと特に根拠はないけど思う。60,000,000円もあると資産管理が大変そう、相続争いとかでもめてそうとか思うのは妄想しすぎ?
しかし、30,000,000円を60歳の時点で蓄えるには来月から毎月25,000円を掛けていかなければならない。不透明な将来のためにそこまで張り切るのもいかがなもの、って感じもするのと今そこまで拠出する余裕がないので結局確定拠出年金は毎月5,000円の拠出です。今までのシミュレーションはなんだったんだ!という感じですが今後収入が増えたら拠出金額を増加したり、別の投資信託を老後の資産形成用に立ち上げたりしたいと思います。
今があっての未来!バランスが大事です。
EXE-iを知るなら、「インデックスファンドによろしく」が面白い!
現在、確定拠出年金でEXE-i(エグゼアイ)シリーズの外国株式と新興国株式に積立投資中です。EXE-iは複数のETF(上場投資信託)に投資をしていくもの。
SBIアセットマネジメント EXE-i(エグゼアイ)|EXE-iについて
公式ページの説明でもあるように
※1 複数のインデックスファンドを組み合わせた商品であり、一般社団法人投資信託協会における分類ではインデックスファンドには分類されません。
一般的な分類によるとインデックスファンドとは分類されないのです。ベンチマークも設定しておらず、参考指標のみ。
参考指標は、FTSE Kaigai(カイガイ)・インデックス(円換算ベース)とします。(2015年2月変更)
購入して2年経過、リバランスの時期なので改めてEXE-iシリーズについて調べて見ました。
EXE-iシリーズの概要を掴むものとして分かりやすく、面白くておススメなのが漫画ブラックジャックならぬ「インデックスファンドによろしく」
全5話でEXE-iシリーズの魅力について描かれております。
当然のことながらEXE-iシリーズの魅力を描いた漫画なので完全にEXE-iシリーズ押しですが全体の概要を掴むにはとっつきやすいと思います。
ふつうに面白いしね。