2019年7月25日羽鳥慎一モーニングショーにて。

2019年7月25日午前9:11より。
羽鳥慎一モーニングショー」内の「そもそも総研」というコーナーにて、れいわ新選組山本太郎代表が生出演した。

断片的に動画が上がっているが、個人的には部分的なのは情報として信用ならないので好きじゃない。なので、山本太郎代表出演中の全対話を書き起こした。

以下、書き起こし。




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玉川徹「えー、今日は、生で。お話お伺いするという。よろしくお願いします。」

山本太郎「よろしくお願いします。」

玉川「まずですね、あまりご存知ない方も居らっしゃるかもしれない。れいわ新選組。今回の参院選挙の結果として、2議席議席を獲得しました。そして、得票率4.55%、選挙に行った人の20人に1人は比例区で山本さんのところに入れたということですよね。」

山本「ありがたいですね。」


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玉川「これ非常に大きなこと。これ、朝日新聞の調査ですけど、

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無党派層投票率自民党20%に対してれいわ新選組10%。自民党の半分ぐらい無党派層はれいわ新選組に入れたってことなんですね。これは非常に大きなことだと思う私は。で、これ政党要件も取りました。これ非常にテレビにとっては大きなことなんですけど、そこもいろいろ思いはあるんでしょ?ねえ」

山本「はい。ま、あの〜、どっちかっつうと放送禁止物体としてこれまで生きてきたので、逆に今日地上波で呼ばれるなんてビックリなんですよ。ここしか呼ばれてないです私。」

玉川「でもほら、政党の代表だから。止められませんです。」

山本「落選議員ですけれども代表なので。」

玉川「そうですね。でね、まずね、これなんです。これから何がしたいのか。

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まさにこれなんですよ。一体、何を目指してるのか。要するに政党として何を目指す。どういう風なことをしたいのか。どういう国にしたいのかってことなんですけど、まずは、山本代表は国会議員じゃなくなっちゃったんですよね?」

山本「残念ながら、そうなんですよ。」

玉川「参議院。これ、2議席ですから、3番目に自分の名前を書いてた。これ、3番目だったら通んない可能性あったと思うんですけど、それでもここにしたんですよね?」

山本「あの、一応こちらでも事前に調査とかはしてたわけですね。でその時には200万はまぁ固いだろうと。いうような結果出てたので。じゃあ200万はお2人にお譲りして、そこからは運動。それをどんどん盛り上げていけば、ひょっとたら私も、そのあとも、行けるかも知れないなと言うような考えだったんですけれども。やっぱり投票率がちょっと低かったのが関係したかもしれないですね。」


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玉川「なるほどね。でもう議員でなくなった。で、これからどうするの。」

山本「もう政党要件も得てますし、でお2人。ALSの舩後さんとそして重度障害の木村さんも国会の中にはいることになってますから。
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この先は党勢拡大していって、最終的には当然政権を狙いに行く、ということで旗揚げをしました。」

玉川「政権を狙う?ってことは代表だから、総理大臣を目指すってこと?」

山本「申し訳ないんですけどそういうことになります。」

玉川「これはですね、テレビ見てる人は何言ってんだって思ってる人結構居るのかもしれないですけど。」

山本「ははははは。2人しかいないのにね。笑」


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玉川「本気か?ってことなんですけど、それ本気なんですか?」

山本「あ、本気じゃなかったら旗揚げしないです。」

玉川「じゃあ、勝算があるということですか?」

山本「あのー、もし私一人だけの議席を確保したいんであれば、東京選挙区。もともと2013年に立ったらときから立ってたと思います。ただ今回は、自分で旗揚げをしてリスクテイクをして。という様な形で今回の闘いに挑んだということにはやっぱり、その先の政権を取りたいから、ということになりますね。」


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玉川「じゃあもう一点だけ。その衆院選挙、これからあると思うんですけど、そこに対してはどう
されるんですか?」

山本「ここは出るしかないですよね。」

玉川「もう出る。それは比例区?選挙区で?」

山本「そこら辺はまだ決まってないですけど、1番自分の持ってる力を最大化できる形で、と思ってます。最大化出来るっていうのはなんなのかって言うと、まぁ、テレビがより取り上げざる得ないところにでるとか。」

玉川「あ〜注目されるような?」

山本「そうですね。それやっぱり重要だと思ってます。何故ならばやっぱり街頭演説とかでたくさんの方に見て頂きましたけども、やっぱりテレビ、基本的に垂れ流しじゃないですか。1%で100万人の方々がご覧になるので。やはりテレビに撮り上げられて拡大していくっていうのは非常に重要だと思ってます。」

玉川「そりゃ当然勝てなきゃいけないわけですよね。」

山本「もちろんです。はい。」

玉川「たとえば安倍総理のとこに立つって言うこととかも勝てなきゃいけないわけですよ。勝てる範囲で注目されるところに立つと、いうことですね。」

山本「ええ。まぁ今回1回負けてますからね。次も負けてっつったらちょっと意味が分からなくなるので。」

玉川「ええ。次は勝ちに行くと。」

山本「ええ。もちろんです。」

玉川「で、一体何をしたいのかっていうふうなことで。あの、ここに実はですね、れいわ新選組が今回の参院選挙で立てた公約がズラっと並んでます。この、公約こそがやっぱりやりたいことかという風に解釈しましたので、ここに沿って話を聞いていこうかなと思います。で、まず、1番まぁ結構多くの人がビックリしたのはこれだと思います。消費税廃止するという風に仰いましたよね?で、公約に掲げたと。でこれ、消費税廃止。あのまぁ、いろんなしたり顔をする人はですね、こんな現実的じゃないこと、一体こんなことして日本の財政がどうなるんだという風なことをいう方もいらっしゃると思うんですが。これ現実的に、どういう現実性がある話なんですか?」

山本「あのー、私からしたら消費税廃止の方が現実的なんですよ。このまま消費税を維持し続けたりとか増税する方が現実的ではない。つまりなにかって言うと、要は税の滞納。払えませんっていう状況の中の6割が消費税なんですね。税の滞納のうちの6割が消費税であると。つまり誰が滞納しているのかっていうと中小零細なんです。」

玉川「要するに企業がね。」

山本「もう首が閉まっちゃってるっていう状態ですね。でまぁ、たくさんの中小企業の方々ともお話をしましたけれども、もう何年も払えてない。で、月に2回は払う意思があるってことを示しに行っているんですよ税務署に。とにかく首が閉まってる。これが10%になってしまえば首が閉まるじゃなくて、首をくくらなきゃいけないような状況になってしまうってことなんですね。で、消費税が確実にこの国に与えた影響っていうのは何かっていうと、やっぱり消費の冷え込みです。で、消費っていうのは誰かの所得になるわけですね。誰かがお買い物をします、そのお金は誰かのまわりまわって所得になりますと。消費が落ち込むってことは当然所得も落ちていくっていうことになります。ごめんなさい、勝手にフリップ作って持って来たんですけどいいっすか?」

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玉川「おお。ああいいですよ。自由にやってください。」

山本「ごめんなさい。2カメさんあたりでいきますか?ごめんなさい4カメさん。はい3カメさん。じゃこの辺で。

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これ何かと言いますと、11年間の日本の家計消費の推移ってものなんですね。右側のボックス黄色いの。これ8兆円って書いてあります。これ消費税を増税した時3%ですね。2014年に。この時に個人消費がどれだけ落ち込みましたかっていうのが8兆円落ち込んだんです。でまぁ額がデカすぎてよくわかんないじゃないですか。で、比べてみます。リーマンショックと。リーマンショックの時の個人消費の落ち込み6.3兆円なんですよ。要はリーマンショックを超えてるんです、そのインパクトが。8兆円の個人消費が落ち込んだってことは、8兆円分の所得も失われた、と言ってもいいんじゃないかと思うんですね。つまり景気を良くしたいと言いながら、消費税を上げていくって言うのは全く真逆の政策なんですよ。
で、この国を考えて見た時に20年以上デフレが続くってことがあったわけじゃないですか。こんな国世界でありますか?って今年の初めの参議院の本会議で私安倍総理に直接聞いたんです。20年以上デフレが続く国日本以外でありますか?って聞いたら、「ございません」と答えたんです。当たり前なんですね。どの国も成長していて、緩やかなインフレ。日本だけが20年以上デフレ。デフレってなんですかって、聞いた時に、消費と投資が失われた。消費が弱って、投資が弱って。要は、もうこの国どんどん衰退してってるってことなんです。このような状況の中で、20年以上の失われたこの消費と投資。需要を取り戻すってことをしなきゃ、もうこの国に生きてる人達がもたない状況。それをなにで言えるかっていいますと、


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もうみなさんご存知の通りだと思うんですけれども、国民生活基礎調査厚労省の調べ。生活が苦しいって答えてる人達が全世帯の57.7%、これ最新版です。で下のやつは前回のものなんですけれども今回無かったので。母子世帯でも、シングルマザーでも生活が苦しいって人達が82.7%。もうかなり崩壊してるんです。次見て頂きたいんです。


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これ、年齢別の一人暮らし、貯蓄ゼロ。貯金ございませんって人達が20代で61%、30代40代50代で4割越えてる状態なんです。もうボロボロでしょ?完全地盤沈下なんですよ。でこのいま貯蓄ゼロの状態見ていただいて、大きな問題がありますと。何かと言うと、要は若年から中年にかけてこの状態であるならば2つ問題があって、少子化は加速する以外が無い。でもうひとつは、この人達も高齢化するって事です。で、高齢化した時に誰が面倒見ますかっつったら、国見ませんよ。ってことは野垂れ死にですか?ってことなんですよ。とにかく今やらなきゃいけないことはなにかっつったらデフレの20年からの完全の脱却。それの足枷に1番なってるのは何かっつったら私は消費税だと思ってます。で、消費税を無くすことによって何が生まれるかってことなんですけど、当然、消費も喚起されます。」

玉川「まぁ、そうでしょうね。」

山本「で、初年度5%物価が落ちますから。それだけじゃなくて当然投資も。なぜ投資が無いかって言ったら消費が薄いからですよね。」

玉川「ああ、全部連動してるから。」

山本「そうなんですよ。だからここを1番やらなきゃいけない。本来ならばこれを本来はやらなきゃいけないけれども、消費税の使い道を考えた時にそれが出来なくなっているんですよね。なにかって言うとやっぱり大企業に対して大減税した分を補填する。消費税が財源になってるからです。」

玉川「ああ〜、いわゆるその〜法人税とかそういうのの減税の分を、結局消費税の増税が補っているっていう風な話はありますけどね。」

山本「法人税の減収分。要は減税したりとか、消費税入れたことによって景気が悪くなってる。まぁ、それによって失われた収入。法人税の減収分の約73%が消費税で補填してるっていう計算なんですよ。」

玉川「あのー、やっぱり今の話に関わるんですけど、これ財源。だから消費税はいま大切な財源になっているってわけですよね?で、特によく言われるのが国の借金が物凄く大きいんだと。でこの借金がこのまま行くと、破綻してしまうかもしれない。だから、消費税を上げないともたないんだよと。だから多くの人は消費税嬉しくはない。だけどしょうが無いなと思ってる方が多いと思うんですけど、これ財源。どうなんでしょう?」

山本「あのー、まず前提として、大きな誤解があります。何かと申しますと、国の借金が増えた理由のひとつに、消費税があります。97年に5%になりました。その前の段階で国の借金、政府の借金っていうものは大体毎年3兆円ぐらいで推移してたんですけれど、97年以降の10年間ぐらいは大体平均で20兆円オーダーなんですよ。」

玉川「うん。あっそれね、そもそも総研でやりました。」

山本「やりましたか!ありがとうございます、素晴らしい。っていうことを考えたら、当然世の中の景気が悪くなって生活保護であったりとか、失業手当であったりとかっていうところに回さなきゃいけないお金が増えていく。逆に言ったら消費税を上げる度にその政府の借金っていうものはどんどんかさんで行ったってことですよね。ま、それを考えても、消費税っていうものはあまり良くないだろうと。そう思います。」

玉川「ってことはこれ1回廃止したあとは、ずーっと廃止のままでいくってことですか?」

山本「消費税を廃止するためには、財源、私2つあると思ってます。で、ひとつは先程国の借金と仰いましたけども、私は新規国債の発行ってことも考えてもいいと思ってます。」

玉川「借金増えちゃいますよ。」

山本「はい。借金の“量”ってことが私は問題であるとは思ってません。なぜならば、日本円で借金をしてて、日本円を発行する能力を持ってるってことです。これよく言われるのが、ギリシャみたいになるぞっていう話がありますけども、これまったく訳分かってない人達ですね。なにかって言うと、ギリシャはユーロに加盟してます。で、通貨もユーロです。要はギリシャ独自で通貨を発行できない状況ですね。ヨーロッパ中央銀行でないとユーロは発行できない。だから、いわばギリシャはずっと外国通貨立てで借金してるのと同じなんです。だからこれは混同できない話、ってことなんですね。でも、だからといって幾らでも円で借金し続けていいかっつったらそうでは無い。なにかって言うと、ひとつ制約が出てくるってことです。インフレ。インフレの制御をしなきゃならない。だからこそ今の政府は2%インフレターゲットとして日銀といっしょに2%上限ってことを決めてるわけですね。この2%ってとこまでに達するまでは最大限に私はやるべきだという風に思ってます。」

玉川「よく消費税を止めるっていう代わりに、他の税を上げようっていう話があるんですけど、そういうのは無いんですか?」

山本「ええ。あります。私は財源として新規国債ともうひとつ考えてるのが税です。これが一番理解が得やすいかも知れない。」

玉川「ああ、そうですね。」

山本「要は所得税最高税率を上げる。で、株などの金融資産。ここからの所得は分離してますけどこれ分離しない。総合課税。で、もうひとつ、所得税所得税に関して、累進制度を導入する。これトランプ政権以前のアメリカでも累進制導入してましたから、だから儲かってれば儲かってるほど税率は高まりますけど、儲かっていないときには税率は低くなる。このような形のをやれば29兆円。29兆円の財源が担保できるという試算あります。」


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高木美保「あのー、まずね私、れいわ新選組っていう政党に対して認識を新たにしたのはほんとに選挙の結果後なんですよ。なんでかっていうと、みなさんに投票した方達っていうのは、たぶん立派な政治家を求めてるんじゃなくて、人間像を求めて。で、投票された方だと思うんですよね。だからある意味とても理想的だし、で、若い力、まぁ、若くない方も居らっしゃるって言いますけども、その、若い新しい力?のエネルギーを感じたんです。それは素晴らしいと思っていて、でも一方で、自民党に投票した方たちの1番の投票した理由っていうのは、とりあえず、いま、満足でも無いけれども安定しててそこそこ生きてられる生活していけるよね、冒険しないで安定したままやってくれるのは、今の与党じゃないのかしら?、っていう意見で投票されてる方達。皆さんのところに投票される方たちとそちらに投票された方たちって、すごくこう対称的な?投票活動だったと思うんですが。で、それについて、まずまず、どう思われるのか。」


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山本「ま、あのー、投票先を決める時に深く掘り下げて入れる人っていうのはそう多くないかもしれません。なので、なんとなくのそのバックリした安定感。現状維持が望ましいっていうような判断されるわけですよね?」

高木美保「でも現状維持ってすごく、明日の生活の方が人間大事ですから。大事なことだと思うんですよ。」

山本「そうなんですよ。けどこれ現状維持になってないってことをやはり、気づかなきゃならないってことです。」

高木美保「なるほど。」

山本「ええ。消費税を上げる度に実質賃金が下がっていくっていうことでみんなの首が確実に閉まってる。これだけ20年のデフレが続いて、この国に生きる人々が貧しくされてるってのは間違った経済政策なんですよね。だから、あのー、あくまでも、今がマシだろうと言う風に思いたい。でもこれがこのまま現状維持ができる訳じゃないんですよ。こっから当然衰退して行きます。20年消費と投資が失われてる国ですから。そう考えた時に、やっぱりもっと深くコミットして頂きたい。今、貴方の生活を引き上げるためにはどうしたらいいんだろうかって事を早急にやる必要があるって事になります。」

玉川「で、これ政策なんですけれど、もうひとつはですね、候補者。10人の候補者を擁立した。一体なぜこの方々だったのかっていう、ここにも色んなものが現れてると思うので、これちょっとCMのあとで、お話をお伺いしたいと思います。」




CM〜





玉川「さぁ、今回の10人の候補者。

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非常に特色のある候補者だと私は思ったんですけども、なぜ、この候補者だったのか、そこにどういう意図があるのか。まずはあの当選されたお2人。ALSとそれから脳性麻痺。あのー、今までの国会では活動が考えられなかった人達。もうこれ国会行くわけですよね。これどういう事なんですか。」

山本「あのこのおふたりで限定してお話するならば、要は、あのー、今の世の中ってなんか空気的に生産性で人間を図られるような部分ってないですか?」

玉川「あ〜ありますね。」

山本「役に立ってるのかとか、あなたが何できるんだとか。もうその苦しさの中でやっぱり生きていたくなくなるっていうか、消えたくなるような人達沢山いると思うんです。年間2万1千人自殺してて、50万人以上が自殺未遂されてるっていう中ですね。その中であのー、やはり、この生産性で人を図らせない。この方々、無茶苦茶生産性ある方々なんですね。もう、厚労省とかといろいろ交渉もともとされてる方々で制度を変えてきた方々ですから。けれども、生産性で人を物事を図らせない。人の価値をって事ですね。でプラス、この生産性で人の価値を図る世の中っていうのは加速すると、私、命の期限っていうものも決めてくるんじゃないかなと思うんですね。で、命の期限っていう部分に関して、おそらく入口は医療費って話になるんじゃないかと。でまぁ、そういう部分に関してのやっぱりこの、なんだろな、カウンターとしてやっぱり、私は当事者として入って頂きたい。で、これから日本って高齢化していってどんどん寝たきりの人出てくるとおもうんですね。寝たきり界のトップランナーの方々に入っていただいて、要は寝たきりになってからも豊かに生きていける。そういうことをやっぱり、命の期限を設けない。生産性で物事を語らせない。っていうような形に私は国会論戦していって頂きたいなって思ってるんですけど。」


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玉川「僕なんかいつ病気になってどうなるか分からないっていっつも考えてるんですけど、で、どういう風な病気になってもどんな障害があっても、国会議員に実際なれるんだっていうのは物凄い希望だと僕は今回受け取ってるんですね。で、もう1人、あの、蓮池さん。基本的に拉致被害者家族って認識の方多いんですけど、ここにね、「元東京電力社員」っていうことで敢えて書いてるんですよ。で、これはどういう。」


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山本「あの、この方はもう原子力畑でずっと来た方ですから。もう超スペシャリストなんですよ。そのスペシャリストの目から見て、やはり原子力に対する部分っていうのを国に対してしっかり指していくと。っていう部分やっぱり必要かなと思ってます。」

玉川「原発はどう思ってるんですか」

山本「もう、私としては即禁止ですね。何故そう言うかと言いますと、もう南海トラフ来る来ると言われてますね。で、東海地震首都圏直下って考えた時に、それに耐えうる原発が果たして存在するかと。たとえば南海トラフに限定して言えば、土木学会の資産で20年間に失われる経済的損失っていうのが1千400兆円。その規模の災害が起こった時に、原発が安全って言える筈がないんですね。これだけ災害が多発する国に置いて、原発っていうものはもう諦めなきゃいけないと。当然それまでは火力その中でも天然ガスっていうものを軸にしながら。で、まぁ調達もアジア圏内でも可能ですし。そう考えた上でもうシフトしていくしかないんだっていうことをスペシャリストの視点から、これまでの知見から、やっていって頂きたいなという風に思ってます。」

羽鳥慎一「その反対はわかるんですけど、その主力が火力って言うのは、どういうことなんですか?なんか逆行してるのかなっていう。」


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山本「いえいえ、とんでもない。今の現実を見るとするならば、100%自然エネルギーでっていうのは難しい部分がまだあると思うんです。だからそのベースロードというか、1番基本になる部分は火力。その中でも環境負荷が少ない天然ガス。もちろんここに対して国として投資をしていって環境負荷をより、減らしていくってうような研究っていう部分にも投資していく必要があると思ってます。」

羽鳥慎一「いまは無理でしょ。将来的にも主力は火力っていうことですか?」

山本「いやいや、あのー、当然その比率っていうのは変わってくと思います。ただ、そのひとたび事故があった時の影響ってのを考えた場合に、やはり私は主力は火力で行くべきだろうと。その中でも天然ガスであろうと、いう風に思ってます。」

羽鳥「れいわは廃止じゃないですか、消費税の話戻っちゃいますけど。消費税の話、廃止じゃないですか。他の党は凍結とかそういう風にちょっとニュアンス違うじゃないですか。で、野党共闘しましょうってなったときに、そういうおつもりはあるんですか?統一国家出しましょう、っていう時に。」


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山本「えと、わたしは少なくとも減税。もしもね。野党共闘でどっか足並みを揃えなきゃいけないって言うんであれば、減税っていうところは絶対担保したいと思ってます。だって、凍結って言うのはあくまでも凍結だから、解凍されるんです。解凍された後には増税していく。要は増税と凍結っていうのは、将来的なこの国のデザインは多分同じグループに入るんです。」

羽鳥「じゃあ一緒になる可能性があるってことですね。」

山本「減税と廃止っていうのはまた違うグループなんですよね。」

玉川「例えば10月に消費税10%に上がるわけですよね。それを8%にもどすのも減税として受け取っていいんですか?」

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山本「でもわたしは5に戻すべきだと思ってます。最低でも。私は、廃止ですよ。廃止だけれども野党共闘で、やはり衆院選挙、選択肢が少ない方がいいですから、A or Bの選択肢に持っていくためにも塊だけ作っても私はちょっと弱いと思ってます。そこに対して、政策を乗っけていく。そのためにはやはり消費税。これ5%って所で手を繋げるんであれば、わたしは全力でやりたいと思ってます。」

玉川「あと30秒しかないですけど、あの訴えたいことあったら、どうぞ。」


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山本「ありがとうございます。えと、この国のもう20年30年間のあいだっていうのは、どの様な政治が行われてきたかっていうと、完全に皆さんの生活を踏みつけて企業側にいかに利益を横流しできるかということの連続でした。例えば大企業に対して大減税、金持ちに対して大減税。その上に皆さんの働き方を壊してきた。昨年の末に決まったのはなにか。大量の外国人を安い労働力としてこの国に招き入れるということ。これによる混乱によって首が閉まるのは誰か。皆さんなんです。今の政治は、皆さんへの裏切りの連続でしかない。それを変えていける。まずは野党で手を繋いで政権交代を目指したいと思います。」


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玉川「えー、みなさんどういう風に思われたでしょうかという風なことで、以上、今日のそもそも総研でした。」



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