文学フリマ京都8に出店します

 

2024年1月14日(日)開催

文学フリマ京都8

出店名:オキカエ

ブース:けー02(1F第二展示場B・C・D)

イベント詳細 

文学フリマ京都8 – 2024/1/14(日) | 文学フリマ

Webカタログページ

オキカエ [文学フリマ京都8・ノンフィクション|エッセイ・随筆・体験記] - 文学フリマWebカタログ+エントリー

私が敬愛する書き手であるアコさんと一緒に文学フリマ京都8に出店します。アコさんと私の合同誌、私、アコさんのそれぞれの個人誌の計3冊を出します。私が出す個人本はこちら。

私の別館ブログである「ロールキャベツはトマト味」に掲載していたエッセイを加筆修正し、書き下ろし数本を加えた一冊(文庫本120ページ/600円)です、別館ブログをご存じの方もそうでない方にも楽しんでいただければと思い作成しました。

 

アコさんの出す個人本はこちら。

 

合同本はこちら。(70ページ/600円)

 

お隣のブースは、あそさんとあとりさんの「初っ端から熱く生きろ」(何回読んでも最高なサークル名!)です。「旅」をテーマにした合同本を出されるそうで楽しみ!

 

是非当日に足を運んでいただければ幸いです。

 

2023年個人的備忘録


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富山市ガラス美術館にて

 

令和6年能登半島地震で被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

2023年といえば、あまりインターネットに存在できていなかったなと強く感じる。SNSはROM専になり、ブログの更新頻度もあまり上がらず、かといって他に何か夢中になって取り組んでいたかと言われるとそうでもない。そんな1年だった。

2022年のまとめを読み返してみると「暇」と書いてあったが、今年は逆に「忙」だった。忙しかった。というより、文字通り心を亡くしているような忙しさ、といえばいいのだろうか。勤続2年目にして異動を言い渡され、だというのに以前いた部署の仕事をそのまま誰にも渡すことが叶わないままプラスで今の部署の仕事をなんとかこなしている。来年度になればもう少しやりやすいようになるのだろうか。この仕事を終えれば楽になる。この仕事を終えれば楽になる。と念じながら、目の前にある人参を必死で追いかけながら働いている。来年はもう少し仕事のやり方そのものを見直して効率化を図っていきたいところだ。

さて、仕事の方はさておき(とはいっても、仕事に1年の大半を忙殺されているようなものであったが)、プライベートは結構充実していたと思う。以下、自分用のまとめ。

富山県氷見市への旅行

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2023年1月中旬に「氷見のブリを食べに行こう!」と夫と1泊2日で氷見市へ行った。雪はあまり降っておらず、しとしとと雨が降りしきる中での観光となったが、一瞬だけ見えた立山連峰は息を呑むほど美しく厳かにそこに君臨していた。と、同時に大都会に飢えている人たちはこの美しい山々を恨めしく思ったりするのだろうかとも思った。藤子不二雄(A)の生誕の地ということもあり、町のあちこちに忍者ハットリくんプロゴルファー猿の絵やオブジェがあったが、いかんせん自分が生まれる前の作品ばかりなのと、町全体がひっそり静かだったのをよく覚えている。石川県金沢市に行った時も感じたが、北陸地方は空気がどこか厳かでキリッとして好きだ。どこか忍耐と孤独さえ感じるのは雪が降り積もり、波が荒れ狂う日本海側の土地だからなのだろうか。

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帰りには富山市ガラス美術館にも寄った。人が少なくて居心地がよかったな。ガラスという素材がもつ冷たさと温かさは富山県の空気によく合っていたと思う。天気はあいにくだったが楽しかった。今度は春~夏に黒部ダムあたりを散策しに行きたい。

 

梅見、桜見、向日葵見

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要は花見である。梅、桜、向日葵を楽しめたのは季節を感じることができてよかった。来年も季節を感じるイベントは積極的に行くつもり。

お弁当を作ってお花見をした記事はこちら

 

沖縄旅行

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今年のハイライトかつサビの沖縄旅行。いまだに時々思い出しては夫に「楽しかったね。また行きたい!」と話すほどだ。今度は宮古島石垣島の離島でダイビングしたい!!

沖縄旅行の記事はこちら。はてなブログのトップ紹介記事(ありがとうございます励みになります)でも紹介していただき、沢山の人に読んでもらったのも嬉しかった。

 

美術館巡り

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今年は例年と比較してもかなり美術館や美術展に足を運んだ年だった。これは完全に敬愛するブロガーのあそさん( id:aso414 )やあとりさん( id:aatorii )の影響なのだが、私は特に作品の「人が人のために作る」という根本的なところに心を動かされることが多い。来年も興味のあるものがあれば足を運ぶ予定だ。

 

びわ湖花火大会

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どえらかった。マジで。

と文字の大きさを変えてお伝えしたい。大量の花火、花火、花火。人生で見た花火を全部足してもあの1日で打ち上げられたものに届かないのかもしれないと思うほどのボリューム。けたたましい音と視界に移る空がすべて明るくなってしまうほどに打ち上げられた花火は筆舌しがたいほどの大迫力だった。湖面に移る花火も、鑑賞している人々がみんな笑顔で楽しそうなのもよかった。有料席で見たけれどお金を払う価値のある花火だった。一生に一度は見ておきたい花火大会がここにある。

 

乗鞍岳登頂

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車中泊からの登山というややグロッキーな状態だったが、文章でしか知らない「森林限界」を実際に目で見て、肌で感じることは自分にとって大きな学習機会だった。念願の3000m級に挑戦ということで高山病などを心配していたけれど杞憂に終わったので登山はまた機会があれば挑戦したい。次はどの山にしようかな。

 

イナズマロックフェス2023

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滋賀県民になったのだから1度くらいは参加せねば!と思い、参加。いわゆる「ロックフェス」などの音楽祭は今まで何度か行ったことがあるが、イナズマロックフェスの「滋賀県を楽しんでください!滋賀県を好きになってください!」というまっすぐな愛情とサービスが素晴らしかった。来年も行く予定。

 

レゴランド名古屋港水族館

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私(レゴ大好き)と夫(シャチ大好き)が楽しかっただけの小旅行。

 

セルフジェルネイル

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爪を綺麗にしている人が職場にいて「いいな~(ただし自分にネイルサロンに通う時間もお金もやる気も特にない)」と思っていたのだが、100均にジェルネイルが売っていると聞き、「これなら失敗しても痛くないコストだし趣味になればめっけもん」くらいの気持ちで一通り購入した。私はポリッシュの「いつになれば乾くんだ?いつになれば普通にしていいんだ?」というあの確定しない待機時間が苦手で、そしてすぐにまだ乾いていない状態であちこちを触ってまたやり直し…というせっかちマンなのだが、ジェルネイルのライトに当てて硬化さえすればすぐにほかの作業に移ってもOK。というわかりやすさが性に合っていたようで、ベースをピールオフ(はがせるタイプ)のものにしてあれこれ楽しんでいる。ネイルが苦手な人にこそセルフジェルネイルを強くオススメする。楽しいよ。

 

韓国語勉強

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詳細はこちら。

週に1~2回オンラインレッスンを受けているが、ただそれだけなので自主学習をもっとやっていかないとダメだなと思いつつ、先生には「ゆっくり楽しく勉強しましょうね。」と言われているので悩んでいる。他の人々はどんな風に勉強しているのだろうか。教えてほしい!

 

ロスレスブーケ

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今年も沢山利用させてもらった。ドライにできるスワッグばかり買っていたので来年は生花のブーケも積極的に楽しみたいな。観葉植物とかも導入したいところ。

 

まとめ

夫と2023年のあれこれを顧みて「楽しかったね。」「そうだね。」と言えた年だった。30歳を迎えた年で登山、ダイビング、セルフジェルネイル、韓国語学習など初めてのことに沢山チャレンジが出来たことは「何歳になってもチャレンジすることは楽しい。」という当たり前のことに気づかさせてくれたから。2024年はどんな年になるだろうか。とりあえず韓国への旅行は絶対に行きたい。あと絶対に「仕事に殺されない」年にしていきたい。意地でも人生を楽しむぞ。

 

私のキツネは開拓者

年末のとっても楽しい連載バトンリレー企画「 #ぽっぽアドベント2023 」に今年も参加できて嬉しい!主催のはとさん id:ibara810 にありったけの感謝とラブを!

 

 

今年のテーマは「NEW WORLD」です。

目まぐるしく変わっていく世界と自分に振り回されながらも、私が感じた「NEW WORLD」について書かかせていただく。

 

K-POPいいよね

BTSの登場から、いや、もっと前からK-POPの勢には目を見張るものがあった。凄まじいまでに鍛えられた彼らのパフォーマンスはいつも最高クオリティにまで高められているし、TWICEやIVEは紅白歌合戦に出場しているほど日本での知名度を誇っている。私の友人にもK-POPにハマっている人は何人もいるのだ。私だってTWICEのモモさんやジヒョさんに憧れを抱いて毎日のようにMVを見ていたときもある。ただ、今ひとつ、その世界に飛び込む勇気がなかった。言葉の壁だ。ほぼ毎日のように更新されるコンテンツは当たり前だが、基本的に全て韓国語。たまに有志が字幕をつけて動画を投稿していたり、日本のファンが多いグループには日本語字幕がついている公式動画もあるが、なんとなく気後れしてしまって楽しもうとしてもあまり気分が乗らなかったり。結局、K-POPの世界の入り口で右往左往しているだけで数年潰した。そんな中で、K-POPの歌番組の豊富さやイケイケドンドンの景気の良さばかり眺めては「いいなぁ。」と思っていた。いいなぁ。楽しそう。

 

兎にも角にも語学の壁

実を言えば、大学生のときに教養として韓国語を履修していたのだ。が、結論から言えば思いっきり挫折した。ハングルが覚えられず、そして単語も覚えられず、小テストでは常に冷や汗をかいていた。単位がかかったテストではあまりにも心配のため、担当教員に「私は単位を落としたのでしょうか…。」とスーパーネガティブな連絡をしたりしていたほどだ。その科目は前期と後期に履修するものだったのだが、みっともない自分が嫌すぎて前期のみ履修して、後期は取らなかった。恥ずかしかった。

そんな記憶があるものだから、私の中の韓国語コンプレックスときたらなかなかに根深いものがある。だが、目の前には楽しそうなK-POPの世界が見える。そして語学の壁が過去のトラウマと共に立ちはだかっている。どうしたものか。まぁ無理だろう。そう判断して前述の通り、好きなグループの有名な曲だけを楽しむ数年を過ごした。これはこれで楽しいしいいや。他に趣味もあるし。そんな気持ちだった。

 

(G)I-DLEがカッコいいと気になり始める


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さて、最近、K-POP界の話題を掻っ攫ったガールズグループをご存知だろうか。「Queencard」や「Nxde」のグループといえば分かる人も多いかもしれない。「Nxde」はマリリン・モンローを解釈し直して再構築した楽曲でミュージックビデオは実に華やかでゴージャスだ。そしてメンバー全員が金髪なのも特徴だろう。ちなみに、私は最初に見た時、マジで全員同じに見えた。歌詞は「人間は生まれてきた時は美しい裸なのに、それをいやらしいものだと捉えるのってアンタが変態だからでしょ」といったもので、この曲が爆発的にヒットしたため、韓国では「女の子の裸」を検索にかけても彼女たちのミュージック・ビデオの画像が表示されるようになったという実話さえある(それが間接的に性的消費される女性を守っている)。私の中で「アイドル」といえば「かわいい私をどうか好きになって愛してください」と常に笑顔をふんだんに振りまき、時には特に意味もなく水着を着て踊ることさえもするイメージがあるが(これはこれでプロフェッショナル意識を感じるが、これらはどうしても男性から女性への性的消費目線を意識かつ、女性への負担を強制している戦略だと思うので、私は全く好きではない)、「私は美しい。私は私だ。」というメッセージを掲げ、他者からの性的消費と価値判断に対して断固として拒否しているガールズアイドルグループなんて初めて知った。ほうほう、興味深いとアレコレ自分なりに調べていたら、どうやらこのグループはエンディング妖精(曲の最後にクローズアップされるメンバーのこと)で「何見てんだよコラ」と言いたげな表情でカメラを睨みつけたり、カメラをぶん殴ったりする演出をするらしい。面白すぎる。強い女しかおらん。

 

私は鏡アレルギー

日本でもドーム公演を行ったBLACKPINKなど、カリスマ性のあるガールズグループも数多く存在する。(G)I-DLEもその一つだろうくらいに捉えていたが、リリース曲を片っ端から聴いたり、ミュージックビデオを見ていたりすると、とある曲に釘付けになってしまった。


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その曲は「Allergy」という曲で、自分に自信がない女の子が「どうして私は私なの。どうして私は可愛くないの。どうして彼女になれないの。クソみたいな私の名前。私は鏡アレルギー」と自分のコンプレックスに対して嘆く。ミュージックビデオに出てくるキャラクターは、自分に自信のない冴えない女の子や、フォロワー数が多い人気インフルエンサー、下着店で働くオシャレでかわいい仲良し2人組、人気フィットネス講師など様々である。この曲の面白いところは、冴えない女の子だけが「どうして私は彼女になれないの。」と嘆いているのではなく、人気インフルエンサーは彼氏を略奪されたり、唯一無二の親友で仲良しだと思っていた相手が実は他の相手と仲良くしていたり、恋人ができて嬉しいはずなのに孤独を抱えているなど、「誰もが羨むような立場の人間でさえも、誰しもが苦しい悩みを抱えている」ことを描いている。しかも、この曲、メンバーが作詞作曲、プロデュースをしているらしい。めちゃくちゃ面白いと思った。

 

私はQueencard


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サビのメロディがキャッチーな「Queencard」は6ヶ月でミュージックビデオが2.7億回再生という驚異的な数字を叩き出したが、同じシリーズである「Allergy」の続き物であることは、あまり知られていないのではないだろうか。このシリーズ「I feel」は映画「I feel pretty」のオマージュであり、「Queencard」で華々しくクラブで自信満々に踊っていたのは、「Allergy」で自信がなくて冴えない女の子(彼女が整形手術を受けようとして麻酔を吸って見た夢が、実は夢ではなかった)だったという種明かしがある。「貴方は貴方のままでいい」というメッセージ。そして最後に「I feel (貴方の気持ち、わかるよ)というテーマを掲げてこのミュージックビデオシリーズは終わる。さ、最高じゃ〜〜ん!!!!!

 

語学の壁とか言ってらんねぇ

こうなったら最後である。メンバーのプロフィールを覚え、まだ「ハマっていない」と言いながらコンテンツを漁り、各SNSをせっせとフォローし、「公式動画に日本語字幕がないなら私が学ぶしかねぇ。」と韓国語のオンラインレッスンに申し込み、参考書を買い、同じ県内に韓国食材店があるなら車を飛ばして買いに行き、我が家の食卓にはキムチや参鶏湯が並び、食べたことがないので正解が分からないヤンニョムチキンを作り、外食の機会があればサムギョプサルを食べに行こうとしている始末である。あとファンクラブも入った。

 

私のキツネ

韓国語のオンラインレッスンを受け始めてようやくハングルを修了しつつある。

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これはキツネという単語が出てきた時にノートに描いた落書きである。オンラインレッスンでは添削もしてくれるのだが、先生からは「可愛いですね」とコメントをいただいた。ならばと毎回キツネを描くことにした。私はキツネの生徒だと覚えてもらうためである。キツネはレッスンごとに成長する。帽子を被り、服を着る。最近ではキツネに母親が登場した。話す単語も徐々に増えているようだ。これは私が成長した証でもあり、新しい世界を少しずつ開拓している証でもある。

私と、私のキツネはこれからどんな世界を知るのだろうか。

 

そんな私の「NEW WORLD」は好きなK-POPアイドルが出来たことと、韓国語の勉強を始めたことでした。明日は真魚さんの「ドスオタが韓国のイワン・カラマーゾフに会いに行く話」です。韓国繋がりだ!やったー!

 

感想などはSNSで「 #ぽっぽアドベント2023 」とつけていただけると嬉しいです。

 

余談

最近、東京でMAMA2023という音楽大賞の授賞式があったんだけど、そのときの(G)I-DLEがとてもカッコいいので是非見てね。最初の煽りも最高。


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過去の私が手を振る場所だから

 

 ふと、なんとなく自分のブログの1番古い記事を読んでみた。日付を見ると、2014年2月に投稿しているので学生の頃である。およそ9年前。つまり、インターネット歴が人生の1/3以上になるということで、ということは自分のありとあらゆる欠片をオンラインに流しているわけだ。

 大学を卒業して就職したときも、恋人が出来たときも、引っ越しや結婚した時もブログに書いていた。よってつまり、私の人生のハイライトをこのブログを読めば分かってしまう。面白いログが出来たものだ。始めた当初はそんなこと微塵も考えていなかった。いやはや。

 アナログだとここまで続いていなかっただろう。誰も読んでいないだろうと書いた記事に対して「あの記事好きです。」とコメントをいただいたり、企画に参加させていただいたりするたびに嬉しくなる。「続けていて良かった。これからも頑張ろう。」と思う。反応があるから続いているといっても過言ではない。書くことは孤独で忍耐のいる作業だ。だからこそ反応があれば嬉しい。そして、書いたとしても必ずしも反応が得られるわけではない。毎分毎秒更新される膨大な情報の塊であるインターネットの海に流すので、ほぼボトルメールのようなものだ。私の言葉がどこか遠くの誰かに届けばいい。

でも、誰かに届かなくてもいい。とも思うのだ。

何故なら、自分が読むから。

 冒頭の話に戻るが、ブログを始めた当時の私は学生で、今現在仲良くしていただいている人たちと出会ったり、まだ出会っていなかったりしている。どうやら大学の臨地実習で大変なようだ。頑張れ頑張れ。いや、違うな。頑張った頑張ったと声をかけるべきなんだろう。自分の得た人生の経験値でなんとか生き延びようとガムシャラにもがく過去の私は今の私から見ると微笑ましく、どこか生意気で、過去の記事を読みながら、なんだか胸のあたりがソワソワしてしまった。この私は一体誰なんだろうか。自分であることに違いはないのだが。

 昔の旅行会社のキャッチコピーかなにかで、「知らない自分に会いに行く。」というものがあったが、ブログに日々を、己の人生を書き残していくことは「過去の自分が未来の自分に会いに行く。」ということではないだろうか。「今の私」は間違いなく「過去の私」にとっての未来だ。ページを開けばいつでも「過去の私」が泣いたり笑ったり悩んだり喜んだりして、それぞれの記事の中で待っている。

 今日も私はブログを書く。いつか、どこかの誰かの為になればいいと、おこがましい感情を抱きながら書く。未来の自分に向けて目には見えない想いを文章にして書き送る。だから、私はブログを書く。

 機会さえあれば「ブログは楽しいですよ。」とあちこちで勧めているが、これは本当に自分自身がそう思っているから。そして、私が貴方の文章を読みたいからです。そしてなにより、未来の貴方が待っているからだと、そう強く思うから。

 

 

特別お題「わたしがブログを書く理由

会いまくりの8月

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今年の8月が終わった。最近は朝や夕方に吹く風が秋の匂いを運んでくるのを実感しつつ、空が少しずつ秋空になるのを嬉しく思う日々である。

夏は苦手だ。ずっと昔から。

三十路になるというのに身体中の至る所に汗疹ができる。癖毛なので湿気のせいなのかヘアセットが上手くいかない。日焼けしやすい肌なので、少しでも外に出ると真っ黒になる(日焼け止めを塗らずにスーパーに行っただけで、次の日に「焼けたね。海にでも行ったの?」と言われるくらい)。そして自分の人生において夏はよくない思い出が詰まっていて、過去のフラッシュバックと戦わなければならない。数年以上前のことでも思い出しては、ギリギリと胃を痛める。もう過ぎたことだと思いながら、自身のまだ生々しい傷跡をなぞるように触ってしまい傷みに顔を顰める日々だ。今日だって夏休みの宿題が終わっていない夢を見て飛び起きた。どうかしている。

だからこそ、8月が終わったことにホッとしている。ようやく正気に戻れると思う。息ができると思う。

だが、今年の8月は、比較的バタバタと楽しく過ごしていた気がする。夏祭りに行って浴衣も着たし、地元にも帰った。「仕事の関係で東京に行く。そして友人たちに会う」という、長年ぼんやりと胸の中で抱いていた夢も叶えることができた。

そのときに、ずっとオンラインで交流していたネコミミさん( id:necomimii)  とロイホオフ会をしていただいて、なんとブログ記事まで書いていただいて恐悦至極の嬉しさである。「文は人なり」というけれど、ブログやSNSまんまというか、想像まんまの素敵な人で、閉店まで喋りつくしてしまった。とってもとっても楽しい…!

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ロイホといえばオニオングラタンスープ!

 

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別日には、はとさん( id:ibara810 )に美味しい関東おでんのお店に連れて行ってもらったりもしたのだ。出汁の色が濃い。とうめしも美味しかった…!彼女の新しい推しの話を沢山聞けてエネルギーを分けてもらった気持ちだ。推しのいる人のキラキラしたパワーってすごいな。

はとさんが書かれた、彼女の推しこと、リリスクのアルバムレビューの記事も是非。パワー!

 

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これまた別の日には、はてブロのシャイニングスターであり、私の推しコンビでもある、あそりコンビ、そう、あそさん(id:aso414 )と、あとりさん( id:aatorii )とモーニングしてきたのである。この写真は楽しそうなぬいぐるみたちです。アイドルのオフ会みたいになってて面白かった。またうちの子たちと遊んであげてください!こっちもマジであっという間に時間が過ぎゆく…楽しい時間は秒で終わる。

 

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モーニングが終わってからは移動して、みなみさん( id:mv_mnm )と美術館デート。好きな作品がそれぞれ違っていて面白かったな。

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みなみさんが笹野(パンダのぬいぐるみ)とセルフィーしてくれた写真が可愛すぎる件。

それにしてもオフ会を詰めすぎである。はてブ出会い厨か?

どれだけ喋っても足りない!ってなる友人たちとオフラインで会えて話せるのって本当に幸福なことだなとしみじみ思う。

それから山に登ったり花火大会行ったり、めちゃくちゃ「夏」をしていたな。夏は動詞です。8月末にも出かけたりしていたけど、ほぼ9月カウントなので、それはまた今度書けたらいい。

 

なんだ。夏、めっちゃ楽しかったじゃん。

こういう振り返りと発見があるから、ブログ記事を書くのが好きだ。瞬きをする間にも指の間をすり抜けてしまう人生の日々を書き留める。そんな人たちの居場所になっているはてなブログが好きだ。

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空と海と夫との沖縄旅行記

夫と沖縄でパラセーリングをした。パラシュートにロープが固定されており、それを小型ボートで引っ張るという所謂「人間凧揚げ」なのだが、私が参加したパラセーリングはロープが200mもあるもので、ざっくり見積もっても100m以上の高さまで飛ばされるものだった。よく日に焼けて(真っ黒という言葉さえ甘く感じるほどよく焼けていた)ワハハとよく笑っていたスタッフによると、この日は程よい風が吹いており良い状態らしい。少しだけ緊張しながらライフジャケットを身につけ、パラシュートにベルトで固定され、さぁ空の旅。

グッと身体が後ろに引き寄せられたと思ったらあれよあれよと上に上がっていた。高度が上がっていくにつれてボートがどんどん小さくなっていく。時々手を振ってみると同乗していた他の参加者やスタッフも大きく手を振りかえしてくれるのが面白く、嬉しかった。あっという間にボートが小指の爪ほどの大きさに見えるくらい小さくなってしまった。下をチラリと見るとロープが少し弛んでいるのが見える。ということは、今が最も高いのだろう。高さ100mは最低でもある。もしかしたら150mくらいかもしれない。上には空、下には海が悠々と広がっており、前には沖縄本島の景色がある。ほんのりと頬に感じる潮風も心地よく、テンションが上がっている私はあちこち指さしては夫に「あれはどこ?何があるの?」と質問していた。かつて沖縄に住んでいた夫は「あそこにアメリカン・ビレッジがあるよ」など私の質問に丁寧に答えていたが、正直なところ、私はそんなことはどうでもよく、今この瞬間を夫と楽しんでいることが嬉しかった。

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そして、私は心の底からパラセーリングを楽しみつつも、どこか冷静にもなっており、脳内では何故かネット上で見かけたボロボロのぬいぐるみの写真を思い出していた。

「Too much love(多すぎる愛)」とタイトルのつけられたそれは2枚の画像から成り立っており、1枚目は新品の状態の羊のぬいぐるみ、2枚目はボロボロになって色も形も変わった羊のぬいぐるみである。きっと持ち主に何度も何百回も撫でられ、抱きしめられ、遊んでもらったぬいぐるみなのだろう。その画像に対してコメントがついており、それが一時期話題になっていたのだが、それがこうだ。

「to be loved is to be changed(愛されるということは、変えられるということ)」

 

夫と沖縄旅行に行くことになり、日焼け対策グッズやら水着やらをキャリーケースに詰め込んで空港へ向かうために家を出たは朝の5時だった。滋賀県から関西国際空港はなかなかに遠い。那覇空港までの旅路は待ち時間を含めるとトータルで6時間くらいかかった。機内も暇だったので本を読んだり、ブログを書いてたりして時間を潰す。さぁ沖縄だと飛行機内から外に出た瞬間に熱気が大歓迎してくれて「暑い!!!!!」と叫んだ。亜熱帯気候よこんにちは。

そんなこんなで1日目は沖縄そばを食べたり、

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ビーチを散歩したり、

 

地元のスーパーに行ってギョサン(沖縄県民のマストアイテムであるサンダルのことである。ホームセンターにこれでもかというほど並んで売られている。丈夫で滑らない。そして安い)を買い求めたり、

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ハンバーガーを食べたりして胃袋を沖縄グルメでパンパンにしつつ、夜にはアメリカン・ビレッジに向かい、タコライスを食べたり、

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花火を見たり(たまたま過ごした時期とイベントが重なっており、運良く見れた)して沖縄を満喫していた。とても楽しい。ホテルに戻ったのは23時過ぎで急いでシャワーを浴びて就寝。なにしろ明日は早朝からスキューバダイビングとパラセーリングが待っている!

 

2日目。何故か目覚ましより前に起床。身支度を済ませ、夫からスキューバダイビングのレクチャーを簡単に受けつつコンビニへ向かい、ドリンクと軽めの朝ご飯を購入。何故軽めなのかというと、お腹いっぱいの状態でダイビングをすると胃の中のものが浮力で浮いてきて気持ち悪くなるからだそうな。へぇ。ダイビングショップに向かう。夫の先輩かつ友人のインストラクターに久しぶりに会い、再度レクチャーを受ける。こっちですよと案内されつつボートに乗り込み、水中での簡単なサインを教えてもらいつつ、ダイビングスポットへ移動。それにしても、ダイビングのインストラクターの人たちは全員よく日焼けしていて筋肉も鍛えられており、身体中にタトゥーが入っていたり髪の毛にメッシュが入っていたりして実に華やかである。というか、見た目がヤンキーである。私がずっと一緒に潜ってくれた人は夫の先輩かつ友人で、私も食事をしたことがある人で、実に人柄は丁寧で素朴、真面目なのだが、彼の耳のピアスは数え切れないほどであった。絶対観光客の人怖がるのでは…?と思いながらぼーっとしていると、違うグループのレクチャーをしていた別のインストラクターから「そろそろスーツ着ましょうか!」と声をかけられたのでいそいそとチャックをあげる。ダイビングスポットはすぐそこだ。呼吸の練習をして、いざ海へ。

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生まれて初めてのスキューバダイビング。本当に本当に楽しかった。ダイビング好きな人がみんな口を揃えて「一生に一回は潜っておいた方がいいよ!」と言う理由が身に染みて理解できる。手に触れることができるほどの距離にある珊瑚礁の美しさ、360度の視界を動き回る熱帯魚の美しさときたら異世界体験というしかない。シュコーという音のみが聞こえる世界はとても静かだ。あと呼吸がボンベで出来るのも面白いんだなこれが。慣れてきたらどんどん深いところまで連れていってもらえるのもワクワクした。上を見ると水面は遥か遠くに感じるほどだ。すごい!私!今潜っている!実際は40分ほど潜っていたらしいが、15分くらいにしか感じないほど集中して楽しんでいた。欲を言えばもっともっと潜っていたかった。今度は違うところで潜りたい!と大満足の体験だったことをここに記しておく。ダイビングはいいぞ。

補足で書いておくが、丁寧にレクチャーしてくれるのと、ほとんど泳がなくてもインストラクターが手を引っ張って泳いでくれるので経験ゼロの初心者でもまったくもって大丈夫だった。

そして最初に書いたパラセーリングを満喫した我々は、さて次はと古宇利島に向かったのである。

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恩納村にある「おんなの駅 なかゆくい市場」でお昼ご飯を買い込み、北へと向かう。このマンゴージュースがたまらなく美味しかった。ゴロゴロの生マンゴー果肉が美味しい。マンゴージュースも、下にあるヨーグルトジュースも美味しい。中の氷が溶けきったあともちゃんと美味しいジュースで素晴らしかった。


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おにぎりやチキン、チヂミも買った。チキンの衣がザックザクで香ばしくて美味しかった。おにぎりの中は肉脂味噌てこれまたジャンキーな美味しさだった。チヂミの中にはもずくが入っていて食感も楽しい。

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古宇利島に到着。海が綺麗。と一言で書くにはもったいないほど透明で美しい海だった。私は島育ちで、ある程度綺麗な海には慣れ親しんで育ってきたつもりだが、それでも感動するほど古宇利島の海は圧倒的なまでに美しかった。沖縄の言葉で「美ら海(美しい海)」という言葉があるが、昔からずっとこの海を眺めていた人さえも「美ら海」という言葉を生むほど、この海は美しいのだ。そういえば、ここでも夫の友人に会った。顔が広い。

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夫にハートロックに案内してもらう。観光客が皆んな左から写真を撮っていたので、私も習ってそちらに行こうとすると、夫から「違うよ。こっちだよ。」と反対側に連れて行かれた。どういうことかと思えば、岩がハートではなく、岩と岩の間がハートに見えるからこっちで撮る方が良いよとのこと。確かにめちゃくちゃハートに見える。

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暑すぎるので念願のブルーシールアイスを購入。塩ちんすこう味。中にちんすこうが入っていて美味しかった。にしても暑い。アイスが爆速で溶けていく。私も背中から汗がダラダラと、いや、ダバダバと、「背中に蛇口でもついてるのか?」と思うほど汗をかき、なんとなく背中を触ってみると手がビチャビチャになった。うへぇ。マジか。替えのTシャツを持ってくればよかった。


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夜は居酒屋に誘ってもらい、地元料理を楽しんだ。マグロの脳天の刺身が美味しかったな…。

3日目。

飛行機の時間があるので早めにホテルをチェックアウトした。

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朝ご飯を買いに行こうぜと美味しいことで有名なパン屋さんに向かう。ここのパンが美味しくて移住した人もいるらしい。どれも美味しそうで悩みつつも甘いものとしょっぱいものを半分ずつセレクトして買った。

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途中で出会った可愛い猫。沖縄は猫が多い。

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那覇空港で買ったポーたま。ゴーヤの天ぷらが入ったやつが好みだった…!食べればわかる。これはゴーヤチャンプルーだと。味の組み合わせが満点だった。あ、めちゃくちゃ並んだので、アプリを活用して予約購入するのをオススメする。マジで。

荷物の重量で慌てて手荷物にお土産を詰め込んだりしたが無事に飛行機に乗り込み、沖縄を後にした。

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沖縄旅行。楽しかったな。滋賀に戻って2週間経ったがまだ心はどこか浮ついたままだ。実は沖縄には中学の頃、修学旅行で訪れており、全てどんよりとした曇りか雨の日程でそれほど楽しいイメージがなかったのだが、今回は大変楽しめた。ひとえに何から何まで手配してくれた夫のおかげである。というか、そもそも夫と結婚していなければ、夫と出会っていなければ沖縄に旅行することも、ダイビングをすることもなかったのだろうと強く思う。家にいたい。アウトドアよりはインドア。アクティビティ?結構です。な人生を歩んできた私が、夫によって影響され、変化したのかもしれない。持ち主によって愛され、形を変えてしまったぬいぐるみのように。

 

パラセーリングの話に戻る。夫は実は高所がやや苦手らしく、パラセーリングも楽しめるか不安だったらしいのだが、パラセーリング真っ最中の空中でこんな会話があった。

「なんとなく怖いかなと思ってたんだけど。○○(私の名前)が隣にいたらアレだね。上も下もないね。いつも通りって感じ。」

「日常ってこと?」

「そう。日常。」

どうやら夫も変化していたらしい。私によって。

 

 

往路機内での備忘録

現在、沖縄に行く飛行機内にいる。暇でしょうがない。隣にいる夫は早々とアイマスクをつけて仮眠を取っているし(なにせ本日の我々は4時起きである)、荷物を少しでも軽くするためにいつもは持っていくだろういくつかの文庫本も今回はないのである。仕方なく、Kindleで過去にダウンロードしていた本を読んでみるものの、全て読んだことのあるものばかりですぐにアプリを閉じてしまった。暇である。というのが今で、こうして記事を書いている。

特に書くこともないが、最近の備忘録でもまた書いていこうかと思う。

 

Twitterをあきらめた

1週間ほど前にメインSNSTwitterからマストドンに変更するとツイートした。skyblueが実装化したらそちらに移るとも。これはSNSあるあるの人間関係の拗れなどではなく、Twitterそのものにうんざりする出来事があったからだ。

それは何かというと、とあるニュース記事で「Twitterが痴漢動画のマーケットになっている」というもので、痴漢動画を撮影して販売している犯罪者がTwitterで売買をしており、なおかつ痴漢のノウハウまでレクチャーしている」というものであった。その記事の記者がTwitterにコメントを求めたところ、「💩」の1文字が返ってきただけだった。と記事は締め括られていた。これはトップであるイーロン・マスクが「問い合わせに対しては全部💩で返す」と公言し、それが実行されているのであるが(今現在どうなっているのか私は知らない)、ジョークのつもりだかなんだか知らないが、この出来事に対して私は本当に心底失望してしまい、Twitterをあきらめることにしたのだ。サービス運営をする会社として「Twitterでの犯罪行為は許しません」くらい言ってほしかった。自由な発言と気楽な呟きが世界を変えてきたTwitterはもはや過去となってしまったのかもしれない。#Metooもトランプ元大統領が落選し、支持者がホワイトハウスを襲撃したときに即トランプ元大統領のアカウントを永久停止したのも、イーロン・マスク前のTwitterである(イーロン・マスクがトップに就任した直後にトランプ元大統領のアカウントは復活した)。東日本大震災のときにサーバーを増強して少しでも繋がれるようにしてくれたエンジニアもTwitterを去った。利用者全体のメディアリテラシーはとっくに地の底にまで低下している。もはや私が好きなTwitterではない。今残るのはユーザーを馬鹿にし、従業員を大量解雇し、家賃滞納や外注費の未払いを大量に溜め込む企業のサービスである。悲しい。

TLを自分で常に見ることは広告ツイートが3つに1つは差し込まれ、動画や画像であれこれ宣伝する。そんな中でフォロワーのツイートを常に追いかけ、トレンドを把握し、まるでベルトコンベアで大量の情報が濁流のように流されるのをジッと張り付いて目視し、その中からたまにある自分好みのツイートを探して拾うような作業だ。好きなアカウントも段々とツイートが減っている。みんな少しずつInstagramなどに移動しているらしい。Twitter。本当に好きだった。楽しかった。でも、もう居られないのだ。私がTwitterアプリを開き、広告ツイートを流し見たり、ツイートをすることによって犯罪行為に対して、馬鹿馬鹿しい絵文字1文字でキャッキャッしているような企業にチャリンチャリンとお金が入っているのかと思うと、耐えられない。マジで。

今はフォロワー内検索をたまに使う「オススメの日傘とかあるのかな〜。」くらい。それも次第に減るだろう。告知等には使わせてもらうかもしれない。もしかしたらふらっとまた利用するのかもしれない。そのときはまた宜しくお願いします。

 

・筋トレをしていた

ここ1ヶ月ほど筋トレ生活をしていた。なかなか目に見える結果というか、身体が引き締まったので嬉しい。今まで何度となく筋トレやダイエットを試みたが、今回はなかなか成功だったと思う。そうだ、今度の記事はそれについて書こうか。

 

・昔の夢を見る

いまだに昔の夢を見る。大学の化学の試験に落ちそうとか、高校の数学がさっぱりわからず、白紙のまま答案用紙を提出しようとするとか、中学の同級生が出てくるとか、夏休みの宿題が全然終わってないとか、そういう色々のミックスな夢だ。なのでたまに同時に登場するはずのない友人たちが出てきたりする。

この夢の面白いところは、夫や現在の人間の人々は出てこないことだ。そして私の場合何故か学生時代のことばかりで、社会人になったあと思い出が夢として出てくることがない。なので、ガバッと起きた時に「ハ!!!大人になってる!大丈夫だった!」と急に未来へとタイムスリップしたような錯覚を覚える。そしてそれは夢だけに留まらず、晩ご飯の用意をしている夫を眺めながらぼーっと昔のことを思い出していると、いつのまにか過去に心が飛んでしまい、あんなこともあったなぁとそのままぼんやりしていると急に「お茶碗持っていってくれる?」と夫に声をかけられ、現実に引き戻される。そのときも顔には出さないが「は!結婚していた!夫と住んでいた!ここは!滋賀県!」と内心で新鮮に驚いている。

 

そろそろ着陸体勢に入りそうなのでこの辺で終わる。窓から見える空の青が濃い。後ろの座席の親子が数分おきに窓から外を見て「わぁ!すごいね!」「ねー!!」のような会話をしており、大変微笑ましい。時折、子供の方が大きな声を出すので親が嗜めているが、私は全然構いませんよ背中からオーラを出すくらいしか出来ない。

さて、15年ぶりの沖縄だ。楽しみである。

 

追記:

着いた

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