はこだて検定に合格した話
こんにちは。さっとんです。今回は私が『はこだて検定』に合格した話です。これから受験を考えている方の参考になったら嬉しいなあ~と思いまして。
はこだて検定とは?
函館商工会議所さんが主催する、いわゆる「ご当地検定」です。平成十九年に第1回試験
が行われ(ほぼ年1回のペースで開催)、わたしが受験したのは平成三十年の第13回の検定試験の「初級」です。上級試験もありますが、今回は初級の話です。
合格すると、免許証くらいの大きさの合格カードが貰えます。
資格試験ではありませんし特典も無いです。(上級に合格すると特典があるらしいのですが、私が受験したのは初級なので上級試についての記載は無く未確認です)
毎年何回でも受験できて、合格するとカードに「2」「3」と合格した回数が印字されます。函館に詳しくなれます。
私は書店で検定のテキストを見かけて(そういえば、私は生まれも育ちも函館なのに何にも知らないなあ)と、函館を知るために受験を思い立った次第です。
テキストを購入したものの、お勉強はなかなかはかどりません。
検定日まで一ヶ月もないのに、水どうの再放送の録画観ながらノート書いてちゃ間に合わない←オイ
こ、これはまずい…
出題範囲が思ったよりも広い!そして細かい!
知らない、聞いた事のない名前ばかりです。高田屋嘉平の名前は知っていても嘉平の弟の名前が金兵衛だとか、ペリー率いる四隻の軍艦の名前など…そこまで出題するのかい(過去に出題されています)
私が、とくに参ったのが函館ロケした映画の作品名、役者、監督……まったく興味ないです。合格しても興味が沸かないです。ごめんなさい。それでもなんとか合格しました。
100点満点中70点以上合格で76点。
どうなんでしょう。ギリギリではないですが余裕はない。微妙ですね。こんなに間違えてよく受かったな、とういのが正直な感想です。
アドバイスできような得点ではありませんが合格へのコツは分かったような気がします。
・テキストは隅々まで何度も読む。
基本ですがテキストは繰り返し読みましょう。ノートに書きだして覚えるのもいいですが、仕事をしながらノートも作って勉強するは大変です。1時間で数ページ書き出すのであれば、30分で1章をブツブツ声に出して読むほうが効率良いと思います。
・文化、芸術、スポーツの設問は一問も落とさない勢いで覚えておく。
この分野からの設問は毎年15問前後の出題です。わたしは映画と俳優さんに全く興味がなく覚えるのが苦痛でしたが、作者(俳優)・代表作・経歴と箇条書きにして覚えやすいので、ここを得点できれば合格点にぐっと近づけると思います。もちろん丸暗記だけでなくテキストに出てきた作品や作者の写真もしっかりチェック。
・本番の試験では引っ掛けが多いので、問題をしっかり読む。
引っ掛け問題があります。出来事をしっかり理解していないと間違う引っ掛けもありがすが、単純に用語がおかしい、読んでいて明らかにつじつまの合わない問題があります。4択の問題なので逆に問題文さえしっかり読んでいれば解答できちゃう場合があるんですよね。わたしはせっかちなので読み飛ばして3問は落としています。反省しています。
76点で恐縮ですが、ひとつだけ確かなことは過去問を丸暗記だと確実に落ちます。去年と同じような問題だと思っていても微妙に質問や言い回しを変えていますので丸暗記だと間違えます。おそらく不合格の方の大半は過去問を中心に勉強していたんじゃないかな、と分析しています。
わたしは、くやしいので次回も受験しようと思っています。85点は取りたいです。満点は……無理だなあ。頑張ろう。