YURUCC!!~ゆるゆるサイクリングクラブ~

美濃加茂を拠点とし,ゆるゆるサイクリングを行っている大学院生の備忘録です

大滝鍾乳洞・縄文鍾乳洞

 「暇なんだけど,何か面白そうな場所ない?地元の観光地はもう行きつくしたんだけど…」こんな時は,ツーリングマップルを眺めましょう.何か観光サイトにも紹介されてない,B級スポットがあるはず.ということで,GWにどこかに行きたい衝動に駆られ,ツーリングマップルを眺めていたら発見した『大滝鍾乳洞・縄文鍾乳洞』へ行ったお話です.

 GW,帰省してきた友達とともに,郡上八幡近くの大滝鍾乳洞へ.以前から郡上八幡への道中にある「大滝鍾乳洞」という看板を見て,存在は知っていたのですが,実際に行ってみたことはありませんでした.国道156号から脇道にそれて,林道を走ること10分程度,大滝鍾乳洞に着きました.

 都会の喧騒から離れた田舎で,非常に和やかな雰囲気が流れていました.

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 受付で,大滝鍾乳洞・縄文鍾乳洞の入場チケット(1300円)を買い,いざ鍾乳洞へ.

 鍾乳洞入口まではケーブルカーを使っていきます.

 

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 恐らく,人生初めてのケーブルカーでテンションが上がりました.この場所は郡上八幡の陰にあり,あまり整っていないと思っていたのですが,手入れが行き届いており,非常に綺麗でした.約50mくらい登り,入口に到着.

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 この日は晴れで27度くらいまであったのですが,入口の時点でかなり涼しく,夏には鍾乳洞だなと確信しました.中は実際に行って見てください.言葉では表現できないほどのアドベンチャーです.

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 次は縄文鍾乳洞です.この鍾乳洞は驚くべきことに,内部の照明は付いていません….受付にある「懐中電灯」を持って,進んでいきます.中は光が届かず,真っ暗です.写真も全く取れませんでした.感想としては,非常にホラーで,冒険をしたいという少年心がくすぐられ,私の中での岐阜おすすめスポットNO.1に輝きました.めちゃくちゃ面白いです.

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 今回は特に期待もせず,まぁ行ってみるかという気持ちだったのですが,意外や意外,非常に刺激的なアドベンチャーでした.是非,行ってみてください.

高倉峠

 「2016のアクティビティーは2016の内に」…ええ,完全に忘れてました….

 ということで約半年ぶりの投稿になります(時がたつのが早い…).

 前回の宣言通り,今回は高倉峠に行った話になります.高倉峠は福井と岐阜の県境,しばしば酷道と表現される道です.

 福井の今庄駅をスタートし,高倉峠にアプローチしました.予想通り,道は荒れていましたが,紅葉と絶景が広がっていました.

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流石,酷道….

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峠付近はこのように,笹とススキの丘が広がっており,物寂しい雰囲気を醸し出していました.

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 峠を越えた後の下りでの一枚です.写真ではわかりにくいですが,非常に綺麗な紅葉を見ることができました.

 峠を下った先には,貯水量日本一のダムである徳山ダムがあり,その湖畔のレストランでダムカレーを堪能し,ダムを見学し,帰路につきました.

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 徳山ダムカレーの器です.別に取分けられたカレーをセルフで放流します.

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 記事を読んでくださり,ありがとうございました.今年も既に半分を過ぎようとしていますが,ここに書ききれていないアクティビティーがまだまだありますので,時間が空いたときに「ゆるゆる」と更新していきたいと思います.よろしくお願いします.

 

今回走ったルート

latlonglab.yahoo.co.jp

 

聲の形 聖地巡礼

 最近はそれなりにアクティブな週末を送っているのですが,筆不精な者でどんどん記事が溜まっていきます.「2016のアクティビティーは2016の内に」を目標に頑張ります!

 

 さて今回は映画「聲の形」の聖地巡礼のお話です.私は普段,映画館に足を運ぶ機会と言えば専らLVなのですが,今年の邦画はかなり豊作だったと思います.ガールズ&パンツァーに始まり,シン・ゴジラ君の名は。,そして聲の形.どれも非常に面白くBDの発売が待ち遠しいですね.その中でも僕は聲の形が特に気に入りました.

 

 映画「聲の形」は地元岐阜の大垣・養老が舞台となっています.車で1時間ちょっとで行くことができます.今日ほど岐阜に住んでることを喜んだことはないですね.以下,レポートとなります.

 

 朝,大垣駅周辺まで車で行き,そこから養老鉄道に乗り,養老天命反転地の最寄り駅である養老駅まで行きます.駅舎には養老の特産であるひょうたんがたくさん吊るされていました.吊るされたひょうたんは映画には出てきませんでしたが,原作を読んでる方はわかると思います.

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 駅から歩いて15分程で養老公園に着きます.養老公園は遊園地や芝生広場,滝などの様々な施設が複合したテーマパークです.その中でも異様な雰囲気を放つのが養老天命反転地です.養老天命反転地荒川修作とマドリン・ギンスによる構想を公園施設として作ったもので,彼らのテーマは『死なないため』.映画の内容を考えると何だかこの公園は映画のために存在したんじゃないか?という気持ちが芽生えます.すり鉢状の地形の中に様々な前衛的な作品が並びます.映画の効果なのか,家族連れ以外にも私たちのような学生のグループが多く訪れていました.

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 次は「養老の滝」です.滝の水がお酒になったという伝説が残っています.「養老孝子伝説」はかなりアレな話でした.滝までの道のりは少し急な坂が続きます.2人が歩いたであろう道を歩くのは何だか不思議な気分です.日本らしい苔むした雰囲気がずっと続いていました.

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 最後に大垣駅へ戻り,駅南のあの場所へ.何度も出てくる鯉にパンを上げるあの橋です.ここでは水の都大垣と呼ばれる所以が分かりました.町の中に水門川と呼ばれる透明度の高い綺麗な水が流れる川が流れています.かつては大垣城の外堀として築かれ,運河として利用されていたそうです.現在でも川に船を浮かべ花見などを楽しむ文化があるそうです.f:id:sawano666:20161114183610j:plain

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 非常にプラトニックな気持ちになってきました.心が浄化されますね.聲の形聖地巡礼は行って損はありません!非常におすすめです!

 次は,高倉峠に行ったお話です.

二ノ瀬峠

 10月中旬,秋らしく肌寒くなったと思えば暑くなるといった変な気候の最近ですが,自転車が乗りやすい季節が到来しました.この頃は学会などで忙しく全く自転車の乗れる機会がありませんでした.今回はリハビリもかねて,岐阜在住のロード乗りは一度は行っておきたいところ「二ノ瀬峠」に行ってきました.

 

 岐阜のYURUCCメンバーの下宿先から,大垣-養老を経由して二ノ瀬峠付近にある道の駅「月見の里南濃」まで2時間程度でやってきました.そこで昼食を取り,いよいよ二ノ瀬峠へ!

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 緑映える渓谷にある道を進んでいきます.正直言って景色はそれほどいいものではありません….がロード乗りが何人も下ってくる.これは登った先にいい景色があるのでは!?!?と期待を胸に抱き,30分程度で頂上の駐車場までやってきました.

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 う~ん….これはよくある県境の峠ですね….後から調べると,なるほど二ノ瀬峠とは「練習用の」峠だそうです.確かに何度も峠に登ってる方が何人か見受けられました.上に行くほど斜度が上がり,そこまで距離もない練習にはもってこいの峠ですね.

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次回の「聲の形聖地巡礼」に出てくる養老鉄道

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秋らしい稲刈り前の田んぼ

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夕ご飯は長良の「らぁめん りきどう」.さっぱりとしたつけ麺で店内も清潔感があり非常に気持ちのいいお店でした.

 

西伊豆サイクリング

 お久しぶりです.今回は10/1,2を使って西伊豆に友達とサイクリングに行ってきました.何故,西伊豆なのかというと,私が好きな某サイクリングブログで見かけた西伊豆スカイラインの景色を一目見たいと思ったからです.綺麗な青空と太平洋,そして緑のコントラスト…そんな景色を期待して,19:00頃にレンタルしたプロボックスに荷物と自転車3台を詰め,伊豆に向かっていきました.

 深夜に伊豆につきホテルで一泊し,次の日の朝,道の駅「伊豆のへそ」に車を止め,いざ西伊豆スカイラインへ!!…があいにくの曇り空,さらにこの日の予報は曇り時々雨,大丈夫なのか….

 国道136号を使って,修繕時IC付近へ,そこから戸田峠に向かって登り始めます.あれ?登るほどにどんどん霧が濃くなっていく….

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 さて戸田峠につきました.ここから西伊豆スカイラインが始まります.しかし,この天気は期待できそうにない….

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 天気が良ければ,こんな景色が見えるはずなのに,現実はこう….西伊豆スカイラインは斜度もきつくなく,非常に走りやすくかなりの快走路なのにこれは悔しい.

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 土肥峠から西伊豆バイパスのトンネル群を回避するために,酷道を使い,駿河湾へ抜け,戸田港まで一気に行きます.

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 周りは山と海に囲まれ,閑散とした雰囲気の街並み,非常に不思議な光景でした.戸田の丸吉食堂で海鮮丼を食べ,海沿いのアップダウンの多い道を使い,出発地の道の駅「伊豆のへそ」まで戻ってきました.

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 今回のライドは本当に天気に恵まれず,脳内補正で景色を楽しむしかなかったので,必ずもう一度来たいと思います.帰りは掛川花鳥園によって,さまざまな珍しい鳥を堪能して帰ってきました.次回は岐阜西濃のロード乗りのメッカ?「二ノ瀬峠」に行った話です.

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ヘビクイワシ

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ハシビロコウ

 

今回のルート

西伊豆ライド - ルートラボ - LatLongLab

 

 

南アルプスの女王,仙丈ケ岳登山

 こんにちは.サイクリングの備忘録のはずなのに,初投稿が登山の話になります.サイクリング以外にも様々なアクティビティーについて記事を書いていこうかと思っています.

 このブログを開設する2週間前に,研究室旅行で北アルプスの駒ケ岳を登山しました.その時に,自転車で登ってみる景色と山を登ってみる景色とでは全く様相が違うなと感じ,登山に興味を持つようになりました.

 思い立ったが吉日ということで,登山部の友達に連絡を取り初心者向けの仙丈ケ岳に登ることになりました.

 朝3:00に美濃加茂を出発し,中央道を使って約2時間半で長野県伊那市に到着.そこから仙丈ケ岳の登山口である北沢峠(標高2,032m)に向かうバスが出ている仙流荘へ.インターから仙流荘はすぐで5:30頃に到着しました.

 切符売り場とバス停には始発が6:00にもかかわらず,すでにたくさんの人が待っていました.そのおかげで6:00前にはバスが動き出し,約50分で北沢峠に降りたちました.f:id:sawano666:20160809200147j:plain

 峠にある小屋でトイレを済ませ,森深い道を登っていきます.朝も早く標高も高いおかげで登山道は涼しく快調に進んでいきます.1時間程で五合目に到着.少しずつ小休憩を入れながら,森林限界を超えます.目の前には小仙丈ケ岳のピークが広がっています.また富士山や鋸岳なども確認することができました.

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 そして9:30頃小仙丈ケ岳山頂に到着です.

 そこからは稜線に沿って仙丈ケ岳山頂を目指します.道中見事なカールが姿を現しました.山頂到着時間は10:30でかなりいいペースで登れました.少し早いですが山頂で昼ご飯を食べ,馬の背ヒュッテ経由で北沢峠へと戻っていきました.

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 初めての本格的な登山でしたが,特に問題もなく行程を終えることができました.標高3,000mから見る雄大な景色は言葉に表せないほど素晴らしいものでした.今回で完全に登山に魅了されてしまったので,次回はトレッキングシューズやザックを揃えて,山に登りたいと思います.