昨晩行われたWMDCC2024予選最終戦、日本はスイスと対戦した。
日本チームは、ここぞという集中力を見せ、ショット率でも同等か、スイス以上の出来で、6エンドまで終わり同点に追いつかれるも、7エンドのパワープレーでビッグエンドを作り、最後は逃げ切り勝ち切った。
だが、運までは味方にはできなかったということだろうか、勝敗数の関係で、同率2位ながらも予選を通過することはできなかった。
ちなみに、同グループ予選通過の1位ノルウェー、2位スイスにはいずれも日本チームは勝っているという皮肉な結果にもなった。
よって、日本チームはグループ内では5位、全体では9位、オリンピックポイントは12ポイントを獲得したので、この点では4人制(男女とも)よりもいい結果が残せたと言っていいのではないだろうか。
さて、先ほど、本大会の準々決勝を観戦していたが、各グループを勝ち上がった6チームのなかで、夫婦ペアが実に3チームあり、兄妹ペアが1チームというデータがあることがX内で流れてきた。
これは何を意味するのか。
たまたまかもしれないが、ミックスダブルスの場合、当たり前だが、メンバーが二人しかいないし、しかも、男女の異性とペアを組んで戦う。
二人で意見が分かれた場合、仲介に入る3人目のメンバーはいないのだ。
そこで、重要になるのがコミュニケーションとか、意思疎通とかといったところになるのだろう。
夫婦もしくは家族などであれば、長い時間を一緒に過ごすことになるので、円滑に物事を進めるには、どうしたらいいのか、予め対策は立てやすい。
日本選手権などにも、地方から勝ち上がってきたチームなどには、夫婦ペアが目立つ。
技術的な問題もさることながら、技術がトップレベルでもそれが二人でプラスになるとは限らないのだ。
幸か不幸か、今回出場のSC軽井沢クラブは、家族関係ではないが、(おそらく)クラブ内では先輩後輩ぐらいの間柄だろう。
僕はあくまで素人ではあるが、今大会観戦していて時々、先輩風になびいている後輩の図みたいな表情が見て取れたのは、気のせいだろうか…。
しかしながら、準決勝に駒を進めたのは、夫婦ペアのスイス、夫婦ではないエストニアとなった。
明日スイスの夫婦ペアは、スウェーデンの兄妹ペアと、エストニアは、準々決勝のカナダ(夫婦ペア)に続き、同グループで予選で対戦して負けている、もう一組の夫婦ペア・ノルウェーと対戦である。
こうやって見ると、またいろいろと興味が尽きず、面白く観戦できそうである。