手をつないで
お弁当づくり
娘の幼稚園にはお弁当の日が月に一度ある。
幼稚園に入るまではそれが億劫でしょうがなかった。他のママたちのすごいキャラ弁と見比べられるかもしれないし、娘の要求に答えられるかもわからなかった。
今はお弁当づくりが楽しい。
娘の「今度のお弁当サンドイッチがいいなー」「タコさんいれてー」「うさぎさんのりんごがいい」などの可愛らしい要求を聞くのが楽しい。
何より、食べ終わったあとのすっからかんのお弁当箱をみるのが嬉しくてたまらない。
これが毎日のお弁当だったらまた大変さが違うかもしれない。月1だからちょうどいいのかもしれない。娘が他の子と較べてどうだとか言ってこないのがいいのかもしれない。
いろんなかもしれないがあるけれど、億劫で苦行だと想像していたものが、実は楽しい物だった。という経験が育児って多い気がする。
その時苦行だと思っていても、振り返れば懐かしいシアワセな想い出だったり。
そんなことを思いながら、明日のお弁当どうしようかなと考えてる。
幼稚園で何してるの?
根堀り葉掘り聞くのはよくないというのはわかってる。
だけども毎日毎日「幼稚園行きたくない」という言葉を聴いていると離れている間、娘は何をしているんだろう。どんなことを思っているんだろうと気になって仕方がない。
はじめの3日間くらいはポツリポツリと話をしてくれたんだけど、今は聴いてほしくないような顔をする。
想像していた以上に、幼稚園の娘の組の先生との接点がない。入園式から今日で8日目だけれど一度も先生に会えてない。
お迎えのときに会えるのかなと思っていたんだけど、迎えの担当は日替わりで交代制だし同じ時間に大人数が帰るわけだから先生と長い時間しゃべることもできない。娘もママー!となってるわけなので一言会話するのも難しかったりする。
幼稚園によっては初めの数日は電話があったり、家庭訪問があったり、親子面談があったりするところもあるみたい。
幼稚園の娘の様子を覗いてみたい。けど「幼稚園で何があったかどんなだったか」よりも一緒に過ごせる時間にどれだけ娘がリラックスできるか。ママに会えたことを喜んでくれるかが今は大事なのかもしれないなぁ。
そう思ってもつい会うと「今日は何したのかな〜」なんて聴いてしまうのだった。