フィリピン留学に行っていたおかげで英語を極められた話

philippines-ryugaku.jp

私はもともと小さいときから英語に興味をもっていました。4歳の頃、筆記体を書きたくて書きたくてたまらず、まねごとのように、あいている紙に書きなぐったことがありました。もしも、やさしく心を受け入れ、丁寧に教えてくれる母親だったら、どんなにかその才能はのびたかもしれないのですが、私の母親はそうではなかったのです。その頃NHK教育テレビで、「セサミストリート」をやっていて、その放映は、英語原本のまま放映されていたので、意味がわからずとも見て、よろこんでいました。

 

意味が知りたくて、親に”ガイドブック”をねだったことがあったのですが、いやいやながら買ってこられて、それでも、日本語の意味を丸暗記してTVの前で、訳をしゃべっていたら、「でたらめをいっているだけや!」と、ののしられました。それでも、その音楽が好きで、アニメーションを楽しみに見ていました。あとで、わかったことなのですが、私が好きだった曲は、まだ芽の出ていなかったタケカワユキヒデさんだったのですね。主題歌も彼が奈良橋洋子さんとともに作曲していました。

 

TVに、彼の名は、あがってなかったけれど、ガイドブックには、Y.Takekawaと、書いてありました。印象に残ったそれだけは覚えています。大事にしていたガイドブック。チリ紙交換がきたときに、捨てられてしまったのです。大事なものを次々と捨てられて、ショックでした。それでも大好きだった英語。少し大きくなって”NHK高校3年英語”にて、また奈良橋洋子さんが英語詩を書いていました。このロック調のビートが利いた主題歌が忘れられず…そう、この演奏をしていたのは、あのゴダイゴだったのです。この番組は小学校5年生まで続いていました。

 

ゴダイゴ日本テレビドラマ、「西遊記」にてオリジナルサウンドトラックを発表したとき、母親が怖くて、すぐにLP版レコードは変えなかったのだけれど、シングルカットされていた「ガンダーラ」は、買いました。そこでまた、英語を覚えたのです。そのころの男子になぜかゴダイゴは人気があり、みんなして英語で歌っていました。私は仲間に入ったわけではなかったけれど、”英語”の歌という世界観がこれほど精神の世界を広げてくれるとはおもわなかったです。あの頃が一番楽しくて、素敵な充実した時間でした。ゴダイゴはその後、活動を休止してしまったのだけれど、高校になっての英語検定2級を取れたのは、あの音楽があったからだとおもいます。

これもフィリピン留学にいったおかげですね。