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力強いヴォーカルが罵るパワーソング鳴るイヤフォンつけながら
カジュアル色の強い店に似つかわしくない
マダム二人(一人おとなしい幼児連れ)に囲われている。
平日の自由気ままなニセ会社員は
こんなところで読書にふけったり、心理学の文献を漁ったりしている。
書庫に行く必要がない。趣がない。そもそもそんなもの必要ない。
「本当に」ってよく使うのは、嘘つきだからだろうか。
単なる自己防衛に突っ込みたくなるほど精神が退屈。
通常営業ってわけだ。
こんな平穏、望んでいて望んでいない。
為せば成る、為さねばならぬ何事も。
らしいよ。
頑張れる時だけ、頑張ればいいんじゃないかな。
とりあえず今日の9月の暑さは覚書しておこう。