私とあなたとオーディブル#さよなら編 (Audible|Amazon)
こんばんわナオです。
みなさま、Amazonのオーディブルというサービスはご存知でしょうか。
一言で申しますと、本を朗読で聴いて楽しもう!というサービスです。
ライフスタイルに朗読という新たな彩りを加えましょう。はい。
プライム会員だと3か月無料だったので2月くらいに始めてみました。
そして先日、退会しました。
タイトルに#さよなら編とありますが、こんにちわ編はありません。
ブログに書く機会がないまま退会日を迎えたので、忘備録として残しておこうと思います。
ちなみに、こんな感じのサービスです。
カテゴリとして分けるなら退会した理由としては下記のようになります。
簡単にみていきましょう。さくっとね。GWだし。ジュエリー無関係ですから。
1.内容
そんなに沢山検索したわけではないので、冊数などの比率はわからないのですが、
ジャンルでいうと、「ビジネス・自己啓発」「小説・フィクション」「語学・洋書」「落語・演芸」「その他」となっています。
私が、聴いてみたジャンルとしては、「ビジネス・自己啓発」「小説・フィクション」です。
まず、「小説・フィクション」だと登場人物の聞き分けが、ながら作業をしているとよく分かりませんでした。あれ、誰がこのセリフ言ってるんだっけというような塩梅で。一冊目の途中でリタイアしました。
「ビジネス・自己啓発」は、本によっては聴き心地のいい言葉で畳みかけてくるので、なにか洗脳されそうな不安感に襲われました。これ、自分が読んだことのある書籍で感じたので、目と耳では印象が全然違うんだなとびっくり。
朗読のサービスなので書籍だけでなく、講演のような短いものもあり、最終的にはこのジャンルばかり聞いていました。ジョギングするのに丁度いい長さなんですよね。
正直、「落語・演芸」が大本命だったのですが、すでに自分の手持ちで未聴のものがたくさんあったので手を出さずに終わってしまいました。
昨年から落語ブームは地味に続いています。
唯一、オススメに出ていたので立川志の春さんの「あなたのプレゼンにまくらはあるか?」だけ拝聴いたしました。ご本人が朗読しているというオーディブルならではの取り組みが面白かったです。
「語学・洋書」は聴いてないのですが、朗読のメリットが一番ありそうですよね。ネイティブな発音とか学べるのであれば、定額制だからお得感がすごい。
えっ、なぜ試していないのか?
すいません。一通り試す前に心が折れました。次で触れますが、書籍を読み切れるほどの時間の確保が出来ませんでした。
2.使用方法
想定される使い方としては移動時間や、ながら作業の時にオーディブルを聴いてハッピーになるはずです。定額制なんだからガンガン使ってハッピーになりましょう。が、私はハッピーになれませんでした。ええ、なり損ないました。
移動時間→電車は乗らずロードバイク(自転車)
片耳イヤホンも東京では禁止なので、聴けません。
両耳はもちろん禁止ですが、片耳については都道府県によって扱いが違うので住む地域によっては聴けます。私は集中力が分散されて、危険に感じるのでどのみち使うことはなさそうです。
しかしオーディブルはともかく交通ナビとかは耳で案内された方が、事故減りそうな気がしますが。どうなんでしょう。
ながら作業:ジュエリー制作編→集中するときは、言葉が入っているのが苦手で、ラジオも聴かないです。インストゥメンタルが好き。SPECIAL OTHERSが特に。
何回聴いたかわかりません。(若干脱線気味)
落語はたまに聴きます。なぜか気にならない。だいたい右から左状態ですが。
ながら作業:ジョギング編→唯一使っている時間でした。しかしながら、せいぜいストレッチを含めても40分程度なので、私の場合1冊読むのに2~3週間の計算になります。内容忘れます。覚えていないです。
なので、前述の講演のような20分くらいで終わるのを2本とか聴くと丁度良かったです。そしてオーディブルでは聴いてませんでしたが、落語は短いもので20分、長いと1時間くらいあり、40分前後の噺がたくさんあるのでジョギングとの相性が抜群です。季節によって話を変えるという楽しみ方もあります。落語最高。
3.適正
そもそも、目で読書する習慣があっても、耳で朗読を聞く習慣はないのでうまく情報を処理できないのかなと。
門外漢なので的外れな考えかもしれませんが、人は情報を目で処理することがの方が得意だと思います。
上記をざっと引用すると
人が日常で情報を取得する割合は
視覚(目):83~87%
聴覚(耳):7~11%
嗅覚(鼻):3.5%
触覚(皮膚):1.5%
味覚(下):1%
とされています。
もともと、目は日常の中で情報量の8割以上を取得している器官であるようです。
そうなると情報の処理に慣れている目の方が、同じ情報(書籍)を得るにしても疲れが少なく、いきなり耳で同じ情報(書籍)を処理しようとしたら全然成立しないだろうなと。
これはもう
歴戦の猛者(目)=日々情報を処理している+読書習慣がある
に対して
経験不足の新兵(耳)=目の十分の一程の処理を担当+朗読習慣がない
でありまして。
はい。負け戦でございます。
数を重ねていけば徐々に改善していくとは思いますが、私としましては適正というか、普段の環境が朗読習慣をつけるのに向いてないようです。
4.最後に
ある程度まとまった時間をコンスタントに取れて、ながら作業ではなく集中して聴くことができないと、ライフスタイルに新たな彩りを加えることは難しいようです。
わたしのライフスタイルは別の代替品で彩っていきます。探さねば。Podcastとかいいかもしれませんね。
という訳で、苦渋の決断でありますが退会いたしました。
はじめは、ジュエリー制作しているときに流してたら面白そうかなと入会したのですが、ながら作業で耳から入ってくる情報を頭の中で本一冊分処理するのは無理でした。
ちなみに私の作業ではあまり耳は使わないのですが、工程の種類によっては耳で判断することがあり職人さんによっては無音の状態で作業するそうです。
地金の加工音や機械の駆動音で正常に作業が出来ているか確認したりします。バーナーを扱う時も耳はとっても大事です。工場なんかはバフやら集塵機でそもそも駆動音が大きくて音楽流していても断片的にしか届かなかったりします。
私は地金を直接加工する時間が少ないので99%の比率で目です。
ふう。
とりあえず最後にジュエリー話をつっこんで宝飾系ブログだぜってアピールをしておきました。あっぴーるだいじ。
さてはて、オーディブルはご縁がありませんでしたが、とりあえず落語を聴きながらジョギングをして参ります。ビバ朗読習慣。
ご静聴ありがとうございました。