某大手Sierのインターンに行って来ました
はじめに断っておきますが、某Sierさんの担当者の方に許可をとることを忘れていたので、詳しいことは書かず、また特定されない範囲で思ったことを書いていきます。
今回参加したインターンでは主にシステム開発の要件定義をグループで行う、という内容のインターンでした。
会社の規模も会社の知名度も抜群に高い企業ということもあり、インターンに参加する学生の大半は優秀な方でした。
しかし正直な話、今回参加したインターンを通して、自分はSEに向かないな〜と少しだけ思ったりもしました。というのも、いわゆる上流工程を担当する大手Sierはプロジェクトの管理、マネジメントをすることが主な仕事であり、技術的な要素よりも圧倒的にマネジメント要素が強いという印象を改めて感じたためです。
また、セキュリティ系のインターンに参加していた時は毎日夜遅くまで仕事をしていてもそこまで苦ではなかったんですが、今回は技術的な部分がほとんど関わってこなかったということもあり、夜遅くまで仕事をすることが本当にしんどかったです・・・
ただ、ネットワークやセキュリティのスペシャリストとしてシステム開発に携わる(おそらく設計開発工程で)という話もあったので、スペシャリストとして働くのはありだな〜(超上から目線)と思いました
とりあえずまた明日からネットワークセキュリティのお勉強再開しようとおもいます
トレンドマイクロのインターンに行ってきました
8/13〜8/15の日程でトレンドマイクロのガーディアンプロジェクトと題されたインターンシップに参加してきました!
詳しい内容は書かないようにと人事の方から忠告されているので、主に自分の感想を書いていこうと思います。
これからガーディアンプロジェクトに申し込もうと思っている方の後押しとなれれば幸いです。
ガーディアンプロジェクトとは
全学年対象の3日間に渡るインターンシップであり、トレンドマイクロさんが新卒研修時に実施しているインシデントレスポンスのコンテンツをインターンシップ用にカスタマイズした内容となっています。
ホームページにも書かれているように、ハッカー集団からサイバー攻撃を受けた日本政府に対してソリューションの提案を行い、契約を勝ち取る。という設定です。
このインターンシップを通して、トレンドマイクロの業務理解、セキュリティの知識、社会人としての基礎を養うことができるプログラム内容となっていました。
1日目
本社の受付前に集合します。私はこのインターンシップが初めてのインターンシップだったので正直ガチガチに緊張していました(笑)
周りの人が皆セキュリティのスペシャリストに見えてしまうという錯覚(?)に陥りました。(実際は文理混合なのでそんなことないです笑)
まずはじめに文理混合のチームを作り、チーム内および全体へ向けての自己紹介を行いました。
その後、人事の方から様々な注意事項等を伝えられたのち、6つの講義を受講しました。この6つの講義内容は以下の通りです。
- ネットワーク
- 製品
- ウイルス
- ハッキング
- ロジカルシンキング
- プレゼンテーション
誰がどの講義を受けるのかはチーム内で自由に決定が出来ました。
この誰がどの講義を受講するのかといった部分も後々重要になっていきます。
すべての講義が終了すると、自由時間が設けられ、チーム内で様々な議論や知識の共有などを行いました。
また、私はチーム内で情報系の方と共にログの解析を行いました。
また、次の日に備えてアポイントの電話を入れなくてはいけなかったりと、なかなかリアルな体験ができる様に工夫がされていました。
ちなみにこのアポイントの電話も後々非常に重要となっていきます。(なぜ重要なのかは書けませんが)
2日目
2日目は自由時間、クライアントへのヒアリング、自由時間、クライアントへの報告、という流れで業務を進めていきます。
今になって思うと2日目にどれだけ積極的に行動を起こせたのかが重要で、この時点で各チームの評価が大きく分かれたと思います。
クライアントへのヒアリングは非情報系の学生限定で、非情報系の方に専門知識をインプットすることに非常に苦労しました。
ヒアリングが終わると昼休憩を含んだ自由時間が設けられ、クライアントへの報告へ向けてパワーポイントを作成したり、ヒアリング結果への対応等を話し合いました。
そしていよいよクライアントへの報告ですが、初めての社会人相手のプレゼンであったため、会議室に入る直前までは心臓バクバクに緊張していました(笑)
しかし、いざ報告が始まると、緊張を忘れて全力でプレゼンを行うことが出来ました。
おそらく緊張しすぎて緊張を忘れていたのだと思います(笑)
そして2日目の終わりに中間評価が発表されました。⬇︎
チーム | 顧客視点(/20) | チームワーク(/20) | 論理性(/20) | 正確性(/20) | 順位 |
---|---|---|---|---|---|
チームA |
7
|
7
|
8
|
8
|
2
|
チームB |
14
|
14
|
14
|
14
|
1
|
チームC |
8
|
6
|
6
|
7
|
3
|
チームD |
4
|
7
|
8
|
6
|
4
|
見事、我がBチームは1位評価をいただくことができました!
3日目
この日はクライアントへの最終報告だけで、それまでは自由時間でした。
実は出社時間を各チーム自由に設定することができるんですが、私のチームは余裕をこいて他チームより45分遅れで出社をしました(笑)
こんなことやっていて一位を奪われては面目無いということで、出社してからは今までになく集中して最後の追い込みを行いました。
最終報告会にはクライアントはもちろん、他チーム全員や社員の方々も見学に来られました。大勢の前でプレゼンを行うという経験が無かったため、これまたど緊張しました(笑)
ただ、やはりというか、始まってしまうと緊張していたことを忘れ、全力でソリューションの提案を行えました。
そして最終評価の発表・・・契約を見事勝ち取ることが出来たのは・・・
チーム | 顧客視点(/20) | チームワーク(/20) | 論理性(/20) | 正確性(/20) | 順位 |
---|---|---|---|---|---|
チームA |
7
|
11
|
11
|
9
|
3
|
チームB |
11
|
14
|
15
|
13
|
1
|
チームC |
6
|
10
|
6
|
7
|
4
|
チームD |
9
|
12
|
11
|
10
|
2
|
我がBチームでしたー!
Bチームに対する総評をいただきました。
Goodポイント
- 全体の統制がとれていた
- 構成力が高い
- 顧客視点ができていた
Badポイント
- 推論が飛躍
- あやふやな回答をしていた
懇親会
最後に懇親会の場が設けられ、他チームの方や社員の方々とお話しすることが出来ました。
ここで、スペシャリストとしてご活躍をされている社員の方に自分の勉強方針の相談をさせていただきました(笑)
こんなダメダメな自分に対しても、親身に相談にのっていただき有難うございました!
そして1位チームとしての優勝商品をいただきました!
感想
このインターンシップに参加する前までは正直緊張するのが嫌で、少しだけ憂鬱な気分で日々を過ごしていました。しかしいざ参加してみると、社員の方々や会社の雰囲気が自分をやさしく包み込んでくれて、すぐにトレンドマイクロという会社に溶け込むことが出来ました。また、インターンシップに参加している他の学生も、全国各地から参加していて、優秀な方ばかりで3日間毎日いい刺激を受けることができました。そしてなによりも、自分の大好きなサイバーセキュリティという分野にどっぷりと浸かることのできた3日間は言うまでもなく自分にとって有意義な時間でした。参加するまでは憂鬱であったと書きましたが、今はまたあの時間に戻りたいと思っているほどです。そしてこのインターンシップを通しての一番の収穫は、自分に自信を持つことができたということです。私はもともと大学3年になってからセキュリティに興味を持ち始め、まともにセキュリティの勉強を始めたのは大学3年の夏からです。ただでさえ遅いスタートだったので、それからは全力で努力し勉強をしてきた自負はありましたが、最近はどれだけ勉強しても周りに追いつけない、追い越せないという不安に駆られていました。しかし、今回のインターンシップで総合評価1位を獲得することができ、(もちろん他のチームメンバーの力が勝因の大きな部分ではありますが、)情報系学生として、またログを解析した者としてチームの勝利に貢献できたということは、今まで自分がやってきたことが間違ってなかったんだと、気づかせてくれたような気がします。
もちろんこれに慢心することなく、これからも精進していこうと思っています!!
長くなってしまいましたが、最後に、トレンドマイクロのインターンシップ関係者の皆さま、本当にお世話になりました。有難うございました!
(この記事の中で書いてはいけない事などありましたらご指摘ください汗 すぐに修正させていただきます・・・)
インターン
もうすぐ8月です。8月といえば花火・・・ではなく思い切り勉強できる期間ですね!!!(狂気)
ほんとは花火見に行ったり海いったりしたいけど、たぶんこの夏を遊んで過ごしたら一生後悔することになると思いますし、なにより先を行くライバルに追いつくことができなくなってしまいます。なので今年の夏は9割勉強1割遊びでいこうと決めています。
そして9割の内訳ですが、9割中の5割はインターンということになりました。
そうです。私も就活に乗り遅れまいと4社のインターンに応募していたのです。そしてそのうちのなんと3社から合格を頂き、インターンに参加することになりました(ほんとは4社応募しても自分の実力からしたら1社受かれば御の字だと思っていたので正直困惑してます・・・)
とは言っても3社のうち2社はセキュリティに関するインターンで、残り1社もIT系なので今から楽しみです
でも一番は志の高い仲間と巡り会えることがたのしみです。
光がみえた(気がした)
とりあえずパケットキャプチャ実践技術という本を完読しました!
パケットキャプチャ実践技術 第2版 ― Wiresharkによるパケット解析 応用編 ―
- 作者: 竹下恵
- 出版社/メーカー: リックテレコム
- 発売日: 2017/06/01
- メディア: 単行本
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この本ではwiresharkを使った実践的なパケット解析の方法が書かれていて、今後ctfをやる上で欠かせないwiresharkに慣れるという意味では非常に為になる内容でした
ほんとはオライリーの実践パケット解析を読む予定だったんですけど、如何せん内容が数年前のものなので、バージョンごとの仕様変更でサクサク読み進めていくことが出来ないんじゃないかと思い、2017年発売のこちらの本を選びました
そして、
併行してネスペの勉強をしているのですが、その中でOpenFlowに興味を持ちました!専用のOpenFlowスイッチはなにやら高価らしく、なかなか普及が進んでいないとか。。。
だから既存のスイッチをソフトウェアでOpenFlowスイッチ化できればすごくね??と思って、もしかして自分がやりたいことみつかったんじゃね?ktkr的な感じになったんですが、よく調べてみたら既に同じことやっている人いました・・・
まあこんな感じでこれからも地道にやりたいこと探していこうと思います
とまあ、パケットキャプチャの方法も分かったことなので、次はctfのネットワーク問題にチャレンジしようと思います。てことで次に読むのはコレ⬇︎
セキュリティコンテストチャレンジブック -CTFで学ぼう! 情報を守るための戦い方-
- 作者: 碓井利宣,竹迫良範,廣田一貴,保要隆明,前田優人,美濃圭佑,三村聡志,八木橋優,SECCON実行委員会
- 出版社/メーカー: マイナビ出版
- 発売日: 2015/09/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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なにからやればいいのか・・・
やる気だけは誰にも負けないと自負していますが、一体何から手をつければいいのかさっぱり・・・
圧倒的な知識不足のせいなのか、具体的にこういうことをやってみたい!っていう発想に至らない・・・ぐぬぬ
というわけで、こういう時は先人が辿っていった同じ道を歩むのが近道。なはず
まずは大学の先輩(知り合いではない。こっちが一方的に知ってるだけ)のブログに書いてあるセキュリティキャンプ参加記録を参考に、その年のセキュリティキャンプでやられていたことの再現をしようとおもいます
もっとこう、進むべき道をビシッっと示してくれる人がいれば楽なんだろうけど、それじゃあやっぱり力つかないよなぁ、がんばろう
というか、もっとはやくセキュリティに興味をもっておけばよかった;;
なんでセキュリティキャンプの年齢制限22までなんだよー泣チクショー