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それでは27年度追試験の宣伝広告の問題に取り組ましょう。タイトルは「ルームメイト探し」といういかにもアメリカ的ですね。
(39)は「女性」「勉強好き」「300ドル」の3つの条件を提示しています。クリスは「210ドル」なんで却下ですね。スージーは「260ドル」なんで却下ですね。ヒカルは勉強に関わりたくないようです。ですからPJの③が正解になりますね。
(40)は「ヒカルが連絡を取りたいのは誰か?」という設問です。夏の間は寝室が3つ必要であると。大学から歩いて行ける距離であると。サマースクールで来る女子生徒と同居ができるという条件ですね。ということを加味すると②になりますね。
(41)は「部屋を借りたい人はあるガイドラインを守らなくてはいけない」ようです。それは何ですかね?よく見ると「フルネーム」は避けられていますね。ですから正解は①となります。

とにかく時間がかかって仕方がなかったですね。もっと抽象的な文章が読めるということを合格条件にしないと留学経験があればとにかく有利という試験は日本全国のことを考えたときに偏りがあるのではないでしょうか。

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それでは27年追試験の小説を解いてみましょう。24ページです。ここも30点あるので落とすと痛いと思いますけどね。転機は「one day」ですから注意しましょう。

設問1は26頁ですが「主人公が祖父の死を忘れた理由は何か?」というものですね。第1段落から探していきましょう。「これは宝物探しに集中してたから」ではないでしょうか。となると②ですよね。
設問2は「祖父が最も楽しみにしていたことは何か?」というものです。「これは有名な探検家の話をする時」ですよね。だから④で正解ですね。
設問3は「主人公が祖父に絶対に話なかったこと」ですよね。これはそんな話なんか信じてないということですよね。だから③でよろしいかと思います。
設問4は「キャプテンが来た頃の島はどうだったのか?」ということですね。これはライオンの形をした岩が見えていたんじゃあないでしょうか。となると④でしょね。
設問5は「物語の最後で主人公の心の中であった変化は何か?」ですね。これは祖父の遺志をつごうというものです。ですから①で良いかと思います。

あまり詳しい説明はできませんでした。そんなに感情を強く表現する言葉がなかったためです。せっかく見つけた宝箱らしきものが地滑りで消えていってしまったのは残念でした。どんな中身なのかを知りたかったですね。

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それでは28ページを開いてみてください。27年度追試験の第6番を解いてみましょう。36点を確実に取るにはB問題からとくのが鉄則です。なのですがBを見ると第3段落からとなっていますね。Aの (47)から取り組むしかないですね。
(47)は「偽の記憶を無意識のうちに作り出す」ことがテーマのようですね。①は反対です。引き分けを想定したわけですから。②の「意図的に」は違いますね。無意識なわけですからね。④の「どちらが勝つのかを予測して成功した」とも書かれていません。ですからここは消去法で③でよろしいかと思いましす。
(48)は「著者が表現したのはどちらの考え方か?」となりますね。しかし「hindsight」は「過剰に自信を持つ」でマイナスになります。「例えば投資をしたりする場合に不注意になるかもしれない。」わけですね。ですから②は真反対となります。③は「only」のせいで正確になりにくくなります。④は具体例の「投資」だけを取り出すと部分的になりますね。よってここも①を選びたいですね。(52)も溶けます。①あるいは④で迷うので置いておきましょう。
(49)(53)は同時に溶けますね。他人からの情報を拡大解釈してしまいがちなんですね。「1度目の検査ではX線写真に問題はなかった」ことを「医者が見損なってしまったのだ」と責めてしまうことですね。④を選択法で選ぶことになります。「医者のことを不注意だと不当に責める」わけですから。(53)は置いておきましょう。
(50)の「myopia」は言い訳に近いですね。「言い訳ばかりをしていると向上心がなくなります」からね。重要な要因を無視することになります。②の「making up our mind」「決定を下す」は違いますね。③の「physical」は関係ないですね。④の「責任なる決定を行う」ようなプラスは消したいですね。やはりここは①ですね。(54)も置いておきましょう。
(51)は解決策を伴うまとめ問題です。①の「negative」は反対ですがそもそも段落が違います。②の「easy」だっtらこんな英文は存在するはずもありません。③「人間の判断力はそれによって大きく改善される」というプラスはやめましょう。せっかくですが余った④を正解にします。(55)は②ですね。まとめとしては「合理的な判断力を重視する」となりますからね。
(52)は①で問いですね。「自分のイメージを守る」は最初の方にありました。
(54)は「他者に責任を負わせる」イメージで③ですね。(53)は「専門家の持つ多くの情報を間違って見積もる」イメージの④でよろしいですね。

内容が抽象的ですので少し時間がかかってしまいました。テーマが「hindsight bias」ということで聞いたこともないような言葉でした。受験生も試行錯誤しながら探り探り問題を解いたのだと思います。ここは消去法というよりも本文にあるキーワードの前後の文から近い意味を持つ選択肢を選んだ方あよかったかもしれません。

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それでは27年度追試験の意見主張の長文読解を解いて見ましょう。タイトルは「リーダーシップ」についてと言うものです。これは日本語で書いてありますので司会者は読まないように気をつけてください。6点問題ですので落とすと痛いんですよね。

最初のジェーンの意見ですが「集団が共有する目標」を明確にするイメージが湧けば大丈夫だと考えます。①「リサーチを行なった」はジェーンのことではありませんね。②「チームの能力に信頼を置く」は置いておきましょう。③「失敗に対する恐怖感を抱く」はマイナスなので消したいですね。④「創造性を持ったチームを選ぶ」と言うことは書いてありません。やはり(32)の正解は②でよろしいかと思います。
(33)の主張は「リーダーが間違っていた場合は謝罪をするべきだ」と最後に出てきますのでそこが正解のヒントになると考えます。①「チームのメンバとの取り組みを避ける」となるとマイナスなので消したいですね。②「謝罪を拒否する」は本文の真反対ですので絶対に消しましょう。③「チームのメンバーがリーダーとして行動することを期待する」は常識で考えて変ですね。リーダーとして行動するのは1人で十分なんです。ですからここは消去法で①②③を消して④を正解とします。
(34)はケビンの主張ですが①は残しておきましょう。②「チームが質問をするようにやる気を起こさせる」は反対ですね。リーダーシップをとる人間がし質問をするわけです。③「リーダーがチームのメンバーによってコントロールされる」も反対ですね。リーダーがチームをコントロールするわけですからね。④「自分の技能に疑問を持つことは誇り高いことである」は論外ですね。よってここも消去法で①を正解にします。

意見主張問題は3人の意見の問題形式から1人が3つの意見を主張する問題に変更がありました。しかし考え方は同じです。とにかく消去法を使って本文に書かれていない間違いを消していくことです。たまには選択法で正解を見つけることができるかもしれませんが。それが一番時間がかからない方法ですが2級ともなるとすんなり正解が見つかりにくいので消去法とプラスマイナスを駆使して問題を解きましょう。

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それでは引き続いて27年度再試験の不要文削除の問題にあたりたいと思います。これは言うまでもなく違和感がある文章を選んで正解とするものですね。

(30)の前段は「宇宙飛行士は漂いながら眠る」とスタートします。そして①「無重力の中でどんな方向に向いても眠ることができる」とあります。そして②なのですが「強い太陽光線から目を守るために」と来ると突然な違和感がりますよね。そして③は「眠る時の話」に戻るわけです。と言うわけで②をマークする問題でした。

実はこの問題は著作権が厳しいらしくて(29)(31)が掲載されていません。不要文削除は①に違和感があるときに見分けがつきにくいんですね。②③④は読んでいくうちに違和感を覚えるので比較的見分けがつきやすいのですが。たくさん問題を解いてたくさん間違えることですね。新しい問題形式なので当分は続くと思います。

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それでは次に27年度追試験の問題を解いて見ましょう。会話文はとにかく後ろに重要な情報があります。後ろを読んで前に帰っていくイメージで問題を解きましょう。

(27)は「彼女がパーティに来なかったら太陽の出ない日のような」と言う比喩表現ですね。マイナスイメージが正解になると思います。③「真実とは程遠い」②「私が本気で言いたかったことではない」①「そうのようなことで彼女は以前は私を利用した」は該当しませんね。正解は④でよろしいでしょうか。
(28)は「授賞式に出ることなんだけれどもそれに値するだけの価値があるとは思えない」と言う意味の内容ですね。他動詞「deserve」「それだけの価値がある」は難単語ですので正解率が高くなります。「誰か他の人ならそれに値するのだけれども」のイメージが湧けば②を正解として選ぶことができますね。

ここから4点の問題となってきます。やはり会話文は後に正解となるヒントがあります。ですから後半を読んで前を推測する習慣を身につけてください。会話文は基本的には日本語にできれば大丈夫です。ですが特殊表現「deserve」などが出てくると厄介ですね。ただし正解率は高くなります。

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それでは27年度追試験の並べ替え作文を解いてみましょう。主語が書かれているものは動詞に該当するものから並べるのが鉄則ですね。

(18)(19)は「Tell」からスタートしているので「me」が来ますね。その次に「いつ君が必要とするのか?」を書きますので「when you need」が来ますね。最後に「it back」でよろしいでしょうか。「it back」は意味上の主語のイメージで並べてほしいですね。「それが戻ってくる」イメージですよ。ですから正解は③⑤⑥④②①でよろしいかと思います。
(20)(21)は「might have 過去分詞」は並びますね。そして受け身の「be infected with」が次に来ますね。最後に「a virus」で終わります。正解は⑤③②④⑥①でよろしいですね。「ウイルスに感染してしまったのでパソコンの動作が遅い」イメージですね。
(22)(23)は現在完了でスタートしますね。「has told me」の3つは並びますね。最後に「about you」で終わりますね。その直前は「so much」でよろしいでしょうか。正解は②⑥③⑤④①ですね。「いろんな情報を与えてくれていた」イメージですね。
(24)は「その車を買わなかった理由として燃料の消費が多すぎる」イメージですね。これはイディオムの問題でもあるのですが「have something to do with」「何かに問題がある」という知識問題です。これは人間を主語にしないんですね。ですからBBと繋がります。最後は「消費する」「consume」を選んでBBAが正解となります。⑦を選んでよろしいかと思います。
(25)は「そんな趣味からはもう離れたよ」のイメージですね。真ん中と最後はAAで繋がると考えます。そして先頭の語句ですが(A)「predict」「予期する」は自分の意思とは関係ないので選べませんね。ですからここはBAAで繋げてくださいね。正解は⑤となります。
(26)は「大都市に引っ越して咳が止まらない」のイメージですね。AAの繋がりは絶対にありえません。前置詞と前置詞は繋がりが悪いからですね。真ん中から後半はBBになります。「どうして大気中の空気が汚れているのか?」と考えたいからですね。そして先頭にBAはありえません。他動詞「explain」は前置詞「about」などを必要としないからです。よってここはBBBで繋げていきたいですね。正解は⑧となります。そしてもう一つ重要なことがあるのですが関係副詞「why」の後は英文が完成するということですね。いわゆる「SVC」が成立しているということです。

(24)(25)(26)は並べ替える能力と文法力が同時に試されるのでかなりの難問となっています。ここでは時間をあまり取り過ぎないように注意をしてください。何度も言うようですが前置詞と前置詞が連続するのはかなりの複雑な問題です。ですから選ばないように注意することが大切ですね。