Metamorphose

キレイな未来 過度な期待 抱いていたい? 間違いない!!

ド新規が好き勝手に語る「これはおもしろい!キスマイの歌詞best5」

突然だが、わたしは曲を聞く際に、歌詞を見るのが好きである。

世の中には作詞家と呼ばれる職業があり、その人たちが自分の仕事として情熱をかけて生み出されたであろう言葉の作品こそが"歌詞"なのだ!CDを手にしたとき、歌詞カードに書かれたそれを見ているだけでわくわくする。

しかし昨今のアイドルソングは広告とタイアップしたものやドラマの主題歌としての役割も担っており、そうするとどうしても"耳に残るキャッチーさ"や"ノリのよさ" "雰囲気" "ストレートさ"を重視する傾向にあるため、歌詞が注目されることも少なくなり、わたしが歌詞に期待している"つっこみたくなる世界観"が込められたものが目立たなくなってきている。


そこで今回はド新規キスマイファンであるわたしの独断で選んだ「これはおもしろい!キスマイの歌詞best5」をお送りする。好きな部分を切り取ってきたためにその長さに差があるのは悪しからず。
ちなみに曲調や背景を選考基準に入れてしまうと純粋に歌詞だけで選んだものではなくなってしまうため、それらは今回は考えないことにする。

はじめに言うけど、書いてる私しか楽しくないと思う!!!解釈の仕方も私個人のものなので、異論は認めます!みんな!一緒に考えよう!!!

  • Girl is mine  作詞:zopp

【つっこみたい物語性ナンバーワン】

地下で踊る人のshadow
君は一人隅でstanding
俺に気づいて ため息ついて
変わらぬ世界嘆いてる

夢と現実(リアル)揺らすpassion
苦い笑みで踊るstory
誰かが言った 運命だって
君と俺が救世主だって

のっけから引き込まれる!!
“変わらぬ世界を嘆いてる君”に向かって「君と俺が世界を救う運命らしいぜ!」っていう“俺”。超ロック。

その腕つかんで 何も言わせず
寄せる唇 君は背を向けた wow oh

強気で迫ったら背かれた。悲しいぜwow…

Girl is mine 心のドアを開けてやる
唇は新しい世界の鍵
言葉なんていらない ついてこいよ
Give me your love 口づけで未来を変えよう

君の世界を変える方法は“口づけ”。
君を変えられるのは俺の口づけ。
だから俺を愛してよっていう…

深夜零時 ドアがKnocking
開けた先に 君がTears
もう駄目だって 泣き崩れた
手を握りしめ Run to shadow

一番で“shadowで世界を嘆いてた君”を
二番で“shadowへ走って連れて行く俺”。

やっぱり君1人ではもう無理なんだよ、俺もいっしょに君の闇へ… で合ってる?

息を切らし 駆け抜ける
ビルの谷間 迫る影
角を曲がった 道路はDead end
近づく騒音 追い詰められた

君の闇の中で…何から逃げてるの?

逸らさない瞳 全て語るんだ
ゆっくり近づく 君の唇が wow oh

いっしょに君の闇を見たことで
君が俺を受け入れて…

Girl is mine 孤独な夜が色づいてく
感じるよ確かに君の吐息
過去は全部捨てて 今を見よう
Give more kiss 口づけで全てを変えてやる
Don't you worry about your future

2人で生きていこう。君の世界を変えてやるよっていう。
これからは俺がいっしょだからもう安心してねと。
ちなみにGirl is mineは23回ほど言ってます。ひたすら君に訴えかけてる。

「辛い経験をした心閉ざしてるコミュ障の女の子に迫るストーカー男」みたいなイメージなんだけど、キスマイが歌ってれば別に問題ないのかな。

この作詞家さんは[運命girl]とか[S.O.Kiss]も作詞されてるんだけど、エスオーキスに関しては「キスの安売りはやめようね」ってかんじなので、この曲でどこまで作り込んでるのかは分からない。

  • My Resistance-タシカナモノ- 作詞:栗原暁

【“かっとばして”が大好きです】

正しいことが答えじゃない
目に見えないものをココロで感じたい

たとえばもしこの世界の見知らぬ価値観の中で
孤独と不安のさみしさにおそわれたとしても
好奇心という名の勇気で
此処にいる意味をこの手で掴みたい

自分の居場所は誰かに決められるものではなくて、自分自身で見つけるものなんだってことかなぁと。

ちっぽけな自分なんて
追い越してみせるさ できるさ
この世界 かっとばして
タシカナモノ 見つけるさ

“タシカ”な自分の居場所を“かっとばして”見つけるんですよ。生き急いでます。このスピード感が無性に好きなんです…


【フレーズがハイセンス】

夢を引きずりだせ
いますぐ手に入れるんだ

夢って本来は努力を重ねて時が来たら叶うものだと思うんだけど、わざわざ引きずり出して、今すぐにでも叶えてやるぜってところがキスマイらしくて好き。

欲しいものに手をのばすんだ
一瞬のチャンスつかみ取るんだ

一瞬も見逃さないわけです。ギラギラ感に圧倒されます。

  • Crush! Crush! Crush! 作詞:BACK-ON

【男子版携帯小説

遠ざかるキミの後ろ姿に
ただ僕はキミを見つめて立ち尽くしていた
OH!汗ばむ気持ちをそっと
胸の中に隠してカギをかけた

まず、“キミ”と“僕”の書き分けが好き。
恋をすると相手がキラキラして見えるっていうのをカタカナの“キミ”が表してるのかなと。
一目惚れなのかは分からないけど、汗ばむほどにたぎる熱い思いをいったん抑えようとしてるんですね。“OH!”に、我を失いかけたところで冷静さを取り戻そうとしているかんじが出てます。

キミに振れたくて!
太陽みたいに超HOTなbaby! OH!!

もう抑えようとしても止まらないと。
感嘆符つけまくるほど、めっちゃ熱い。

帰り道いつものバス停で、ベタなLove storyみたいに
またキミに逢えた
OH!『神様ありがとう』ってそっと、胸の中で呟いて、声をかけた

“ベタなラブストーリーみたいに”や“胸の中で神様にお礼を言ってから”ってところに、またしても“僕”の“興奮してるのにひとまず冷静さを装う性格”が出ています。
バス停でってところもいい。電車の駅にいるよりも2人きりで話す緊張が伝わってきます。

“背伸び気味のスタイルで声をかけたけどキミは僕の嘘を見抜いて微笑んだから
ありのままの自分でTry again!!”
(英語打つのがめんどうなので要約)

“僕”はかっこつけまんなんです。笑
そして“キミ”のほうが一枚上手。
“キミ”が年上だったらいいなぁ。そのほうが男子のドキドキが煌めきます笑

ありきたりな恋と笑われてもかまわない!
Happy endを描いて今行くよ
OH!海まで続く長い坂を、駆け抜けていく、今小さな恋を唄って

ありきたりでいいんです!
衝動に任せてキミのもとへ!
ここまでさんざん“太陽みたいに超HOT”とか歌ってるのにここにきて“小さな”がついてしまうところも推せます。自分の幼さも自覚していて、それでもまっすぐなこの想い…

限りないくらいキミへの想いCan't stop my love!
甘いファンファーレの中 僕は今行くよ!
OH!キミと手をつないで未来みたくて
込み上げてくる期待抱いて キミのもとへ!!

最後は感嘆符つけまくっておわりと。
この曲は“僕”の視点からの恋の始まりをうたっていてこのあと“キミ”とどうなったのか全く分からないのもいいですね。
個人的には、この恋に酔って猛烈にアタックしたのに“キミ”には昔から好きな幼なじみがいて、“僕”に告白する機会を与えないくらいだとキュンとします笑

青春真っ只中の男子の心をここまで鮮やかに眩しく書けるのかと…

  • SevenJohnny 歌詞:KUREI

【二階堂さんのイメージソング】

飛行機雲が境界線を
空に描いて消えた
何処から来て何処へ行くの
僕も連れていって欲しいよ

何と何の“境界線”なのかっていう…
この時点ではまだ“僕”は旅の前。

街を出るのはこわいけど
馴染みの仲間も好きだけど
背中を押して 明日へと踏み出すよ

“背中を押す”って躊躇ってる相手に対して励ましのために使うと思うんだけど、ここで押してるのって自分の背中なんですよね。自分で自分の背中を押す。難しい…

終わらないジャーニージャーニー走り出す
思うがままに描いてく
もう何も迷わないで
黄昏のジャーニージャーニー続いてく
たまに君に会いたくなる
彷徨う心を探してる
あてもないワインディングロード

黄昏:夕暮れ。物事が終わりに近づき衰えが見える頃。
さ迷う:うろつく。心が安定しない。
あてがない:期待がない。楽しみにしている見込みがない。

広辞苑引くとこんなかんじなんですよ。
止まらない心で両手を広げて飛び出したのにマイナスイメージの言葉が並んでます。“さ迷う心”って探すものではないわけで、そうすると"さまよってる”のは"君"なのかなとも思うんだけど、そもそも“君”って誰なんだろう。

自転車のペダルこいで
向かう先は夢の続き
何処から来て何処へ行くの
誰か教えて欲しいよ

一番との違いは“僕”は既に旅に出ているところだけど、夢の続きに向かってるはずなのに自分でも行き先は分かってない。衝動に任せて出てきてしまって、今更不安になってる。

青春の光の中で
繋いだ手を離さないで
背中を向け 未来へ歩き出すよ

手を繋いでる相手は“君”かな。
反対方向へ進むけど心は繋がったままで。

霞む瞳は 流すその涙
あの空見上げて 乗り切る笑顔で
止まらない時間や 変わらない過去とか
やまない雨のその向こうへ
さあ旅に出よう 
流れる歌も広がる夢も届けて

辛い過去も笑顔で乗り切るんだってところがすごく二階堂さんっぽい。
誰に歌と夢を届けるんだろう。

終わらないジャーニージャーニー探してる
その目凝らせばすぐそこに
もう何も迷わないで
僕だけのジャーニージャーニーいつまでも
大人になんかならないで
季節を重ねても変わらないで
あてもないワインディングロード

大人に“なんか”ならないで。
自分らしく生きていこう。

儚く舞い散る花火のように
一瞬の光を放って消えるの
一度きりの僕らのこの旅は
夜空に咲く花より眩しく
時々心うばうの

一度きりの人生だけど、眩しく輝けるのは一度だけではないんだよ。“時々”だから一回限りじゃないんです。

終わらないジャーニージャーニー走り出す
思うがままに描いてく
もう何も迷わないで
黄昏のジャーニージャーニー続いてく
たまに君に会いたくなる
彷徨う心を探してる
あてもないワインディングロード


“君”は“旅立つまえの自分”なのかなぁと。だから“境界線”も旅立つ前と後の自分の。
新たに夢に向かって進むけど、本来の子供のままの自分を忘れたくないっていう。

旅立ったからにはもう後戻りはできないし、終わりなんて自分でも分からない。それでもひたすら進んでいくしかないんだよと。


二階堂さんにぴったりじゃないですか!?









あー楽しかった。突然始めて突然終わります。


他にも[ダイスキデス]とか[海賊]とかも書きたいんだけどうまくまとまらなかったので、また機会があれば。

担当を決めるにあたって

何かに深くハマると、そこには一般人には理解できない独立した文化が広がっていることが分かる。
まして母体数の多いジャニーズオタクの間に存在する文化ならなおさら。


キスマイを好きになってからしばらく経つが、この文化を私はまだいまいち理解できていない。そのひとつが"担当制度"だ。なんでもファンクラブに入会する際に、いちばん応援している人の個人名を書く必要があるらしい。なんだそれ。グループ名ではだめなのか。

しかし今後彼らを応援していきたい身としてはやはりきちんと担当を1人決めておくのも大事かもしれない。これから露出もますます増えていくであろう7人を全て追うのは大変だからだ。Twitterでアイコンをその人の顔やメンバーカラーにするのもなんだか楽しそう。


そこで今回は担当決めの儀式として、新規キスマイファンである私の現時点での7人それぞれの印象を、Twitter等で得た知識を交えて書き記して置こうと思う。受け売りそのままな部分もあるかもしれないので先に謝らせてください。

ちなみに私が普段 まだ親しくない他人を対象にした人間観察を通して行う勝手な推測において重視しているポイントが′′兄弟構成′′ ′′血液型′′ ′′誕生月′′であるため、今回はそれらを含めた薄いプロフィールと見た目の印象もメモしておく。

数日に渡って書いたために文体がとっちらかってるのは気にしない。


北山宏光(29) 1985/09/17
ひとりっこ A型 9月生まれ 赤
キスマイ最年長 167㎝ 童顔
□熱い
□ストイック
□器の大きさ

私が感じるキスマイの魅力である′′癖になるしつこさ′′のうちの三割五分はこの人が占めている。歌声やMCがしつこいのだ。慣れてくるともっともっと聞いていたくなる不思議。仕事に対する熱量がストレートに伝わってくるのも気持ちいい。

キスマイ最年長だから藤ヶ谷さん以外のメンバーに対して「ったく、しょうがねえな」ってスタンスでいるのも器の大きさが感じられる。人間力で周りからの信頼を勝ち得ている人。

今年30には見えない童顔でありながら、時折垣間見える仕事人の老成した顔つきとのギャップにひれ伏したい。

■千賀健永(23) 1991/03/23
弟のいる長男 AB型 3月生まれ 水色(青?)
キスマイ最年少 重量感ある筋肉質
□ピュア
□育ちのよさ
□人工美

育ちのよさに起因していると思うのだけど、ピュアを擬人化したらきっと千賀さんになるってくらいキラキラしてる。基本的に他人を屈折して捉えることがなさそう。これって類い希な才能だと思う。努力家なところや繊細なところも育ちのよさから来ているのでは。あとなんとなくだけど、反抗期を経験してなさそう。

一応長男なんだけど、キスマイ最年少歴が長いのと3月生まれが相まって、他人に甘えるというよりも懐くのが上手いかんじ。

彫りが深くて彫刻みたいな綺麗な顔立ちと、美容オタクということで… 人工的な美というイメージ。(たぶん褒めてる)
 
宮田俊哉(26) 1988/09/14
姉弟のいる3兄弟の真ん中 A型 9月生まれ 紫
キスマイ真ん中 弟組最年長 笑い顔
□漂ういいひと感
□自己犠牲心と自己防衛本能
□オタク

先日某雑誌の北山さんによる宮田さん評の"嫌われたくない"がとてもしっくりきた。兄弟構成でもキスマイ内でも真ん中ということで、場の空気には敏感なんだろう。怒られたくないし怒らせたくないし傷つけたくないし嫌われたくないしっていう消極的平和主義。長年キスマイメンバーから愛され弄られでキスマイの緩衝材という印象。

オタクだからか思いきりがいいからか、宮田さんのここぞというときのフレーズがセンスよくて好き。ご機嫌な藤ヶ谷さんに弄られてるときにちょっと調子のりながらもっと弄られに行く宮田さんすごくかわいい。


横尾渉(28) 1986/05/16
兄2人のいる3兄弟の末っ子 A型 5月生まれ 橙
キスマイ次男 すらっとしたモデル体型 
□黙ってたらメンズモデル 話し始めたら「ん?」
□気配りの人 
□不器用な人

この間Twitterでフォローさせて頂いている方がすごく丁寧に横尾さんの魅力について説明してくださってからものすごく気になっている存在。
できるお兄ちゃんに劣等感抱えていたけど「家族がなにより大切」って言える横尾さん。手先が器用で気配りの人なのに自分に自信がなくてすごく不器用な横尾さん。それ故 スタイルも顔もよすぎるのに格好付けるのが苦手な横尾さん。
最初に黙ってる横尾さん見ていて「この人かっこいいな」と思ってたら 話し始めて何言ってるのかよく分からなくてズコーってなり 自信ないのにちょっと調子のってるところを見て「ん?なんなんだこの人」と眉をひそめ よくよく見ているとなんだかほっとけないかわいさが見えてくる。
とりあえず今は横尾さんが笑ってたらわたしもしあわせ。

そして私は横尾さんには前髪ありのスタイリングを求めている。

藤ヶ谷太輔(27) 1987/06/25
弟2人のいる3兄弟の長男 AB型 6月生まれ 桃
キスマイ三男 肌黒 声が聞きやすい
□溢れるオーラとフェロモン
□真面目 無難に正解を出せる
□お兄ちゃん
□女子高生感と繊細さ

過去の少年倶楽部やライブ映像を見ていると、圧倒的な存在感を放ち自分を観客に魅せる技術が長けているなと。自分を魅せる雰囲気を作り上げ、そこで自分が酔いしれるっていう高度な技術。感服です。

玉森さんは宮田さんに対して′′独占欲′′という意味で執着しているように思うが、藤ヶ谷さんの横尾さんに対するそれは 女子高生が親友に′′わたしたちずっと親友だよね♡′′っていうあのかんじなんだなと。
そういう女子高生な面が、藤ヶ谷さんを繊細で他人の傷や悩みにいち早く気づくことのできるよいお兄ちゃんたらしめているのだと思う。実際長男だから包容力もあるし面倒見がいいのも納得。


玉森裕太(24) 1990/03/17
弟のいる長男 B型 3月生まれ 黄
キスマイ五男 肌白 ほわーんとしてる
□かわいい
□空洞 虚無 ′′宮田さんだけが友達′′
□緊張しやすいが度胸のあるエース

玉森さんは"かわいい"のかたまりです。マイナスイオンが出てる。何も考えてなさそうなのに、けなげに奮闘しているところを見たら、だれでも手を差し伸べて甘やかしたくなっちゃうね。
ひたすらかわいいかわいいえらいね頑張ったねと愛でていたい。 

千賀さんと同じで浮き世離れしたピュアさがあるけど、千賀さんと違って玉森さんの中には空洞が広がっていて、気安く他人を中に入れるようなことはしないのだ。それ故不思議な魅力を漂わせている。


二階堂高嗣(24) 1990/08/06
姉のいる末っ子 B型 8月生まれ 緑
キスマイ六男 手足長い 声大きい 
□末っ子気質
□観察眼
□バランサー

わたしがキスマイ沼に落ちてからの目に見える成長が最も著しい人。向上心にあふれていて、末っ子特有の鋭い観察眼とJr.時代から発揮されているらしい対応力でキスマイを下からがっしり支えているという印象。
今後のキスマイのバラエティー面での実質的成長はこの子にかかっていると言っても過言ではないのでは。

でもまだまだ元気いっぱいで甘え上手な二階堂さん。いろんなことを経験してこれからますます大きくなっていく姿を見て北山さん藤ヶ谷さんが目を細めている光景が目に浮かぶね。私も楽しみです。





書いているうちにだんだん主観だけになってしまった…
いろいろ書いては見たものの、やはり私はまだ、メンバー同士でわちゃわちゃ話しているときの彼らの顔がいちばん好きなんだと分かったよ。
無理やり1人にしぼらずに今後しばらくは今の状態でもいいな。

ブログ開設記念 所謂じぶん語り

2週間前 ノリと勢いだけでTwitterでジャニーズ用アカウントを作ってしまった。何かに熱中すると止まらなくなる性格であることは自覚しているのだけれど、例によって今回も完全に暴走モードに突入してしまい、この熱をどこかに残しておきたいと思い、またしてもノリと勢いでこのはてなブログを開設した。


さて、今回は記念すべき第一回目である。
ノリと勢いで作ったわりに、こういう第一回とかは大切にしたい、新しいノートも1ページめだけやたら丁寧に書くタイプであるため、まずは順を追って、自分がなぜ今こんなにも暴走モードであるかを整理してみることから始めようと思う。


先にも書いたが、自分は何か気になることができたら気の済むまで調べまくるという所謂オタク気質である。大抵は気が済めば終わるようなことばかりなので生活に支障がでるということは少ないが、ごく稀に、それはもう自分でも引くほどに沼にハマる。

覚えているものだと、中学入学後すぐにかの有名な、額に傷のある魔法使いの物語にハマったのが最初の暴走。最終巻である死の秘宝が発売されるかされないかの頃だったのだが、図書館でふと読んでみたら止まらなくなった。ブックオフで全巻そろえ、原書も全巻買ってもらったがこれは途中で挫折した。熟読に熟読を重ね、金曜ロードショーを見ながら登場人物といっしょに呪文を言い、原作からカットされている部分のネタバレを自慢気に話していたため、家族からは1人で見てろと怒られた。暴走モード全開である。


中学時代も後半戦になると、体は子供 頭脳は大人 な名探偵の沼にハマった。それまで普通に見ていたのに、友達と映画を観に行った日を境にネットでWikipediaを開き、話の伏線から今後の展開予想や黒幕の正体などを読みあさり、テスト期間の部活のない日はここぞとばかりにYouTubeで過去の放送でみていないものをあさった。今振り返ってもこの時点でかなり異常。成績が落ちないように親が帰ったあとから夜中遅くまで勉強していたため、テスト期間はYouTubeを観ている時間の分寝不足。既に生活に支障レベル。ここでネットを使ったオタク活動を覚えた。


高校入学後はAAAにハマる。最初はパフォーマンスに惹かれていただけだったのが、ファンクラブに入り、本人たちのブログを読んだり、インタビューなどで話しているのを見ているうちに考え方に惹かれ始める。物事の捉え方や、緻密だが熱のあふれる行動力に、好きというより尊敬の意味で崇拝するほど心酔していた。ここで初めて生身の人間にハマる。現実に生きている彼らを応援したい、好きなことを好きなだけできる環境にいかせてあげたい。AAAについて語らせたらたぶん半日潰せる自信はある。
しかし、今年10周年を迎える彼らに対して以前ほどの熱量で見ていることができなくなってしまった。理由はここ最近の各自のソロ活動の増加に伴うメンバー間の考え方や仕事への思いに差があるように感じてしまったこと、それ故に今後の彼らの活動がどこを向いているのか不安に思えてならなくなってしまったことである。Twitter上で先日起こった騒動にも幻滅してしまい、これまでは多少のしこりも無視できていたのに、あんなに好きだった彼らに幻滅している自分にも幻滅した。このままでは負の感情しか生まれないと思い、これまで近すぎた彼らを距離をおいて見守ることに決めた。うん、すれ違いぎみのカップルかよ。

そういうわけで荒んでいたところ、なんとなくキスマイにハマり始める。美咲ナンバーワン美男ですねは放送当時既にキスマイのライブに行っていた友達の影響で数回見た。しかし当時AAAに心酔していた自分には響くものが全くなく、むしろAAAをはじめとする口パクをしない日本のパフォーマーに目に見えぬ圧力で音楽番組に出させないようにしているジャニーズを毛嫌いしていたものだ。まぁこれはキスマイを好きになった今でもジャニーズ事務所を全面的に好きになれない理由の1つ。畑が違うのだから、閉鎖的にならずにもっとどうにかできないものですかね。ちょっと書かずにはいられなかったので、不快に思われたらすみません。

話がそれてしまった。キスマイにハマり始めた話だった。ここからがやっと本編だね。前置き長すぎた。

深夜番組を見始めた頃、キスマイがかなり出ていた。キスブサにはじまり、図書館、キス濱、キスマイフェイクと週に三日もある。バラエティーに染まりきれていないのに奮闘しているキスマイは観ていてとても面白かったがこの段階ではテレビの中のタレントとしてお気に入りという程度だった。

しかしいとも簡単に転機は訪れる。
キスブサのお弁当の回だった。
夜中に声を上げて笑ってしまった。今でもあの回はキスブサ史において外せない神回だと思っているが、ツボにハマりすぎてしまい、録画していなかったために動画サイトで探して何度も見た。

そうしているうちに動画サイトで過去のキスラジやデビュー前の少年倶楽部のキスマイを見始めたことで、沼にハマり始める。
ちょうどAAAの方向性に疑問を抱くようになってしまった時期であり、自分たちのキャラクターで勝負しているキスマイはものすごくアイドルに見えた。ガツガツとして、一丸となって進むキスマイに対して、嫉妬のような羨ましさを感じた。
そしていよいよAAAと距離をおくことを決めることになり、本格的にキスマイの勉強を始めた。と言っても裸の時代を買い、動画サイトをあさり、キスマイの誰かが出る番組をチェックし、キスマイ好きな方のブログやTwitterを読みあさるだけだが。

7人それぞれがまだ完成されていない危なっかしさを持っていて、一生懸命で、かわいげがあって、人間らしい。この人たちについていったら楽しそうだと思わせてくれる何かを持っている。人を惹きつけて離さない、癖になるしつこさがある。
まだまだ彼らについて分からないことだらけではあるが、もっと知りたい。例え知りたくないことまで知ったとしても、彼らのことなら受け入れられる気がする。


私はAAAに完成品を求めすぎてしまっていたのかもしれない。中途半端に見えてしまった彼らを受け入れることができなかった。今後しばらくは静かに見守っていこうと思う。



というわけで、思っていた以上に長くなってしまったが、以上がわたしがキスマイ沼にハマった経緯である。今後はファンクラブに入るタイミングを慎重に見極めることが1つのポイントであるかな。