Gmail乗っ取り被害に遭う

怪しげな一行URLのみのメールが届きました。差出人が「自分」になっていたので、どうせヘッダ偽装かなんかのスパムメールだろうなあとか思って放置したわけです。ですがしばらくして気づきました。手持ちのメールアドレスのいくつかにまったく同じメールが届いていらっしゃる。なにこれ怖い。で不安になってちゃんと調べますと、Gmailの自分のアカウントが送信元になっていました。実際Gmailの送信履歴にばっちり残ってます。これは変です。

 

知りませんでしたが、昨年末にもGmailの乗っ取りが問題になっていたようですね。どうやら昨年のそれがそのまま再発したらしく、今回の僕の症状はそれそのまんまでした。僕の他にも多数の人が同様の被害を受けている様子。

 

とにかくきもちわるいのでとりいそぎパスワードだけ変更しておきました。長年ネットやってますが、実はこの手の被害は初めてです。けっこう面倒くさいものですねえ・・・・・・。

 

 

レモン酒

「天候被害果」とやらでお安いレモンを見つけたので果実酒にしました。そこかしこに傷が入ってますが、皮はどうせ一部しか使わないので問題はありません。防腐剤・ワックスがかかってないレモンは意外と見つからないですからね。

 

果皮の白い部分をできるだけ削ってやると美味い酒になります。前回同じものを作ったとき、もうすこしだけ甘みが欲しいと感じた覚えがあるので、氷砂糖を1割ほど増やしてみました。2週間後に皮だけ引き上げます。

 

  • レモン1kg
  • 氷砂糖220g
  • ホワイトリカー1.8L

Crusader Kings 2 : 1.09パッチ + The Republic の出来が微妙な件

 

『Crusader Kings 2』に新DLC「The Republic」が登場したのでさっそく触ってみました。

 

CK2ではこれまで、ヴェネツィアジェノヴァといった共和国でプレイすることはできませんでした。そもそもこのゲームは封建領主が中世的しがらみのなかで血脈を繋げていくというのが目的なので、血筋に関係なく首領がすげ代わっちゃう共和国という存在はゲームシステム的になかなかそぐわなかったわけです。そこで今回、共和国を再現するために特別なシステムが導入され、「The Republic」でそれをプレイすることができるようになりました。

 

とりあえずテストプレイとして1066年シナリオ・ジェノヴァの首領様で開始します。封建領主プレイと違って共和国プレイでは沿海都市を巡って他の共和国と、あるいは自国内の残り4つの家族と争います。開発日記には「マフィアの抗争のごとく」と書かれてありましたがプレイの味はまさにそんな感じです。おたがいのシマを奪ったり奪われたり。血の抗争もあり。

 

さて、われわれと同じ共和国であるピサです。こいつ、ジェノヴァのすぐそばに位置しているのでゲーム当初から交易拠点の拡大先が被ります。ちょっとプレイしていただけでウザいことこの上ないので、弱いうちに叩いとけとピサ公位へのクレイムを捏造して戦争を吹っかけました。

 

で、勝ったらこうなったわけです。

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はみ出てますよ・・・・・・。

 

どうも共和国で共和国の公位を奪うと、その公位に紐付いている傘下の家もいっしょに移動してくるようです。上画像では d'Appiano と Alliata がピサの家族。どう見てもこれは製作者が意図した動作ではなさそう。ちなみにピサ側では、失われた2家族の代わりに新しい2つの家族が補充されてました。

 

CK2というゲーム、インターフェイスは(過去作に比べれば)飛躍的にこなれ、発売直後なのに修正パッチをあてなくても(それなりに)遊べる、というパラドゲーらしからぬ出来でした。その後のアップデートも拡張も、どれも大きなバグはありませんでした。パラドックスは生まれ変わったのだと感動したものです。ところがここにきてこれですよ。久々にパラドらしいやり口を見せてくれました。むしろ逆に安心したよ!

 

公式フォーラムを見ると、どうも「The Republic」にはほかにもバグがたくさん隠れているようですし、バランス調整のほうも甘い感じがします。これは修正パッチがくるまで寝かせておくしかなさそうです。

『ウィズダム英和・和英辞典2』の「検索文字を消去」機能が効いていない件

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長らく愛用していた物書堂の辞書アプリ『ウィズダム』。ちょっと前、辞書データが新しくなった新アプリ『ウィズダム2』が発売されました。正直、現行版のままでとくべつ不満は無かったのですが、発売記念の期間限定セールとかいう罠に引っかかってついつい買っちゃいました。

 

使いはじめてみると、辞書データだけではなくインターフェイスのほうもじゃっかん改良が見られて悪くない、のですがひとつ問題が。設定できるはずの「検索文字を消去」機能が効かない。こいつは頂けません。僕にとっての『ウィズダム』の最大の魅力は、いくつもの英単語を連続して検索していてストレスが無いという点でした。「検索文字消去」というのはその核になる機能です。

 

読み物をしてる時にいちいち単語の意味を調べるのなんて面倒この上ないですよね。できればやりたくない。そこをしかたなく辞書アプリを触るわけですからとうぜん目的の記事まで最小の操作でたどり着きたいわけです。なのに新たに検索しようとするたびに前回検索に使った文字列が検索欄に残ってたら、それを消すための操作が毎回ひと手間よけいにかかってうざったいことこのうえない。

 

そんな僕のためにぴったりなのが『ウィズダム』の「検索文字を消去」機能なのです。これを有効にしておくと、検索タブを押した瞬間検索欄にフォーカスが移ったうえに文字列がクリアされてキーボードオン即新しい入力が可能。すげえ便利。偉い。物書堂わかってる。サンキュー物書堂。

 

なのに肝心のそいつが効かないバグときたもんです。アプリ起動時には効くのですが、起動中に検索タブを押したときに効いてくれない。これが解消されるまで『ウィズダム2』は使えませんね。ざんねんですがまあいいです。さっき言ったように別に旧版に不満があったわけでもないですし、『2』のほうがアップデートで修正されるまで旧版の『ウィズダム』を使ってましょう。

 

ところが。

 

旧版の『ウィズダム』もアップデートされてインターフェイスが『ウィズダム2』と同じものになってました。「検索文字を消去」にまつわるバグもとうぜん同じように発現します。ファッキュー物書堂。ファッキュー確認せずにアップデートした僕。

 

現在は「シェイクで消去」で代用して使っています。ちょっとわずらわしいけれど、毎度毎度ちっさいxボタンをタップするよりなんぼもマシですからね。だけどできる早く修正してくださいどうかお願いします。

 

たまにバグはあれど『ウィズダム』はよく練られたアプリです。世の辞書アプリの中には、起動直後すらフォーカスが検索欄にない、などという意味のわからない仕様のものがたくさんあります。そんなもん起動即削除ですよ。あなた自分で作ったアプリ自分で使ったことないんですかー?

 

買ったもの : 『Horrible Histories』と『The Hollow Crown』

 

もしかしてこのまま円安が進んじゃうの?と心配になってついアマゾンUKで衝動買いしてしまったDVDたち。

 

写真左が『Horrible Histories』1-3シリーズのパック。これはBBCで放映されている子供向け歴史コメディです。YouTubeでチラ見してたらなかなか笑える感じでした。

 
Horrible Histories - Causes of WWI

 "Austria and Germany sitting in a tree, K-I-S-S-I-N-G!"

 

 

 

写真右は『The Hollow Crown』という4枚組DVD。

去年英国で放映されたTVミニシリーズです。シェイクスピアの『リチャード2世』『ヘンリー4世』『ヘンリー5世』を映像化したもの。こちらは全くの初見になります。恥ずかしながらシェイクスピアの原作も読んだことがないので作品比較もできません。iMDBではなかなか評価が高いので期待しています。問題は僕の英語力が追いつくかどうか・・・・・・。英字幕があるのでどうにかなるとは思いますが。

 

『The Hollow Crown』のほう、写真ではわからないけどパッケージが割れてるんですよねえ。外箱はおろか中のDVDケース自体割れてます。輸送中の破損でしょうね、ダンボール箱がきったなかったもの。視聴には問題ないようなので気にしないことにします。

monk/nun, friar/???

修道士を表す英単語についてもう少し。

 

"monk" は男性の修道士を指す言葉です。それに対して女性の修道士を表すのは "nun" です。では 男性を指す "friar" の 女性形は英単語として存在しないのでしょうか?

 

答えは「ない」です。

 

修道院内でその生活が完結する "monk/nun" と違い、"friar" は修道院から離れて広く俗世とかかわりをもつ修道士のことを指すのでした。考えてみれば、中世ヨーロッパの価値観が女性のそのような行為を許すわけはありませんでしたね。