市民権

ダイアリーの市民権って一ヶ月以上かかないとなくなるらしい…。
そんなに書くネタ備蓄してないからなあ。すいませんねえ。

綾野貴一さんのふりがな直そうとおもったら市民権ないよっていわれてねえ。
結局直せなかったんですけども。すいませんねえ…。なんでかなあ。

読み仮名は「あやのきいち」さんどえす。
心優しいどなたか直してくださいorz

現在状況、住み分けどころか住み分けされてた居住区が急に合併併合に

さて、この話題はこちらに場を移すべきだな。そろそろ頃合かもしれん。
以前メイド喫茶に明日はあるの?のエントリに対して、電脳メイドしづ子サイドにて軽く言及してました。
これに関して、「物の考え方の基準が一方的じゃないか」という石を投げてみたんですが見事スルーパスされまして(笑)目下「風営法自体の解釈」の方に話題が全面的にシフトしていってますがそれはそれで興味深いですね。

で、当のメイド喫茶に明日はあるの?のid:Hayashidaさんはまだまだ言及(?)してるみたいですが、こちらに関しておいらなりの見解を綴って行きたいと思います。

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まず先日エントリした「物の考え方の基準が一方的」に関してなんですけれども、メイド喫茶関係の心理需要ってかなり広義です。ええ、かなり。どれぐらい広義かって、男性的な欲望視点と女性的な願望視点が混在してるって言えばいいでしょうか。
簡単に言えば「メイドさんは性差ありきで捕らえる」か「メイドさんは文化趣味で捕らえる」ですね。両者とも便宜的に男性的、女性的と表現しましたが、もちろんその反対の性別の方でもあまり多くはないかもしれませんが含まれると思います。(例をあげればイギリス文化が好きな男性とか、いますよね。逆に女の子の女の子すきーとかもいます。女子高みたいなのりで。)
どちらの嗜好もあってしかりで、そしてどちらも一線を超えてなわばりを冒さない楽しみ方ができる人が多いなと思います。(もちろんどのパターンでも行き過ぎた迷惑行為の人は注意されますが)うまく両天秤で楽しんでる人もいますが、うまい昇華方法だなあ、と感心。

で、ここで気になったのが「メイドさんは性差ありき」のベースで物事が語られていた、という点です。
「フィクション」という単語を重ね重ね綴っておられましたが、題材となっていた話題は実際リアルにあるお店がモチーフになっていて、実際のお客の視点は様々なわけです。
様々な視点とはいえども、昨今の時流で目立っているのは「浮つきすぎた風潮」だと思います。id:Hayashidaさんのコラムの根幹である「時流に乗ったテキスト観点で印象付け」という点はかなり重要なポイントと考えました。

自分事で恐縮ですが、やってきたニュース期間中、メイドに対する愛着の方向性はいろいろ見て来ましたし、サイトに来て下さる方にもなるたけ視点を広く持ってもらえるよう話題や考え方は自分なりに提示してきたつもりです。
おにゃのことして捉えてる方だっていましたし、かわいいお人形さん三次元バージョンだと思っている方もいらっしゃいますし、おされカフェのおもしろ版だと思っている人もいます。(参考コラム1参考コラム2参考コラム3)お互いの意見を尊重しあえるのもメイド喫茶ファンの素晴らしいところだと思っております。
上記要素を考慮した上で行き過ぎた行為をお店側が提示してくるということや、マナーやその場の空気という問題を提起するのはやぶさかではありません。
にも関わらず「メイド喫茶は似非キャバっぽくて、メイドさんはおにゃのこで云々」と可能性をまず絞ってからの問題提起は賛同できませんでした。それがまず全ての地盤、というのはいかがなものか、というのはここからきています。
客の視点もそうですが、働いている方にだって上記の目的意識を含めた視点があります。いろいろな視点、を「接待が基本の仕事」と一元化するのはこちらにもあまり当てはまらないと思いますがいかがでしょうか。

このポイントを踏まえれば、もし第三者的・冷静に問題点を喚起したいという目的があったのならば『それ(コラムのベースとなる案件)以外の提案要素を明確に提示しておく』必要があると思います。
それなしでいきなり「フィクション」といわれても、「フィクションの元になる話題が散見されない」のであれば「フィクションっぽくないフィクション=きっとこの話題はちょっと装飾されたままあることなんだろう」として読まれるのは必至です。

日記とはいえ、文章構成や素材集めに関しては特に今は盛り上がり過ぎて敏感な時期ですので、結果的に考察文として公開という印象になりそうならば(ご本人がそういう気がなくとも)、十分記述内容は吟味していただきたい、というのがおいらの考えです。
※意見を封殺する、ということではありません。


ちなみに接客という観点からの現在の個人的似非メイドカフェの定義でおいらが思っていることですけども。
あんな中途半端なキャバは本気でやってるキャバに失礼だと思ってますw
カフェって名乗るだったらちゃんと「喫茶」やってくれと。「接待」ならちゃんときっかり「接待にしろ」と。んで名称をキャバとかクラブとか沿ったものにしろ、と。なんで中間値でゴリ押しするのかと。
その辺も「中途半端に領域を踏み越えてる」ってことでもにょりますな。
住み分けしないで巻込んで、観念的に嫌な思いをしたりさせたりする娯楽は娯楽とは言えないんじゃないですかね。
現在状況、住み分けどころか住み分けされてた居住区が急に合併併合に持ってかれそう、というよくわからない見えない力が働いてるって感じがするんですよ。むろん賛同できませんが。

というわけで、この中途半端な動きがある内はニュースはやらない方針です。
娯楽は心から楽しいと思えてなんぼ。


#なぜか水商売論になってるようで…。
#え、だからなんで「全部水商売系」にしたいのでしょうか。
#水商売系と喫茶系は厳然と分ければ問題ないし、むしろこの提案は現時点の中途半端な経営(接待まがい)の戦略助長するテキストでは…?
#「女の子を守りたい」のであれば明確に差別化ができるように推奨した方が働き手も利用客も心構えもできるし住み分けもできますよ…ね?「喫茶全体」を巻き込む意図がわかりません。
#ちゃんと筋を通した接待商売自体が悪い存在だ、ということではないです。筋を通さない喫茶(似非営業)を中心(というかそれのみ)に論じられていることに危機感を覚えます。

電脳メイドしづ子さんが給金もらえず家出

屋敷が貧乏でメイドさんが出て行ったおー!!!


……


サーバー料金支払いこってりわすれてましたにゃー手屁★
ぎやあああああごめんなさいごめんなさいーーーーー


ということで、ここに気付く人がどれだけいるか分かりませんが
そういう事情ですので明日には復旧します。

#復旧致しました。スペースを割いて告知していただいた皆様、ご心配おかけしました読者の皆様には大変ご迷惑をお掛けしました!
#あやうくしづ子がほかのお屋敷に引き抜きされてもおかしくない状況でしたね(爆

メイド喫茶一般流行の弊害

まずはこちらの前節読んでいただけると助かります。(電脳メイドしづ子20GB内)



東の方のメイド喫茶が撮影規制になったことを発端として、いろいろと考えたりご意見いただきました。また、ネット上の情報だけでなく独自に信頼できる情報筋から事の状況を拝聴していた次第です。
最初は「度を過ぎたエロ目的の盗撮かな?」と思ったのですが、調べてみるとちょっと最近の情勢も絡んで全体的にほぼ同じような弊害が出ているように思えました。
ということで、独自調べで信用できないところもあるかもしれませんが、最終的な判断はお読みになった方にゆだねることにします。しかしながら、メイド喫茶が好きな方・またはメイド喫茶にこれから行こう(行った)という方は一つのアーキテクチャとしてご一読いただければ幸いです。


■一般客の増加はいいけど悪いけどいい

おいらも関わった書籍もそうなのですが、ここ最近のメディアに取り上げられる件数は尋常ではありません。一年前には考えられないことでした。
書籍に関わった時点では、おいらも発端は一般方面からの参入でしたので(cafe・デザイン好き)執筆協力させていただいた時点では「おもしろい喫茶店だから楽しく遊びにいこう!」というコンセプトの元、活動しています。
茶店に足を運んで、可愛い制服のメイドさんを見て、日常から開放されて楽しむ。素敵なことじゃないですか。純粋に楽しい、という気持ちです。
そうこうして書籍発行、最近ではテレビへの参入でメイド喫茶の一般認知は広くなっていきました。
ちょっと変わった飲食店が好きな人、観光地としてくる人、みんな楽しい思い出ができたことはとても嬉しいことです。

ところが。
一般の中にも「自分が楽しむ」というボーダーラインが曖昧な方が散見されるようです。
自分だけが楽しむ、という思わぬイレギュラーが発生しています。
こういう事象はいわゆるアキバ系の人にも中にはいましたが、仲間内で牽制したりするなど(牽制が全ていいとはいえませんが)内々で解決できる要素も強かったように思います。
ところがこの外部からの牽制で歯止めが利かないこともあり、いきすぎた自己中心的な利用をする人が増えてきている現状です。むしろ、仲間同士で遊びに来てテンションがあがりすぎて歯止めが利かなくなるという現象がままある、という悲しい状態にあります。
しかも流行にのってそのような行動をとる人の数は客数に比例して増加、内々に注意したくともお店側の手数が追い付かない状況にもなっているのです。

例えば。
「写メールで手当たり次第写真を撮る」

一般日常であればあり、というのは否定できません。本当はどのお店でもちょっと迷惑になる場合があるので空気を読んでほしいですが…。(大盛り上がりな夜の居酒屋とかは例外になる場合とかもありますしねーわけわかんないし。TPO。)
マナーということになるのでこれが絶対だ!ということはいえませんが、耳障りだったり目障りだったりすることは自重した方がいいですよね?

メイド喫茶において言えば、コスプレローカルルールのようなものが起因した暗黙の了解のようなものがあります。
これも趣味人同士がスムーズに交流できるように自然にそうなったものです。
郷に入らば郷に従え、とはいいますが、ある程度知っておいたほうがいいといわざるを得ないのかもしれません。



■ローカルルール

コスプレローカルルールには、本人の了承なしに勝手に写真を撮るのは失礼にあたるとされています。カメラ機体の外に出すも出さないも、どちらにしても被写体が最高の状態でコスプレしようとしている姿勢に対しての非礼ととられるのが通常です。
人に限定ではなく、お店全体がコスプレ色を押し出している場合は全体にも適用されるだろうという暗黙の了解があります。
あとはコスプレは公に良い評価をもらえているというにはなかなか厳しい状況で、どちらかというと冷やかしの奇異の目で見るのが比較的多い一般的思考、ともいわざるを得ません。
それを分かっていて、影でこっそり同じ趣味人同士でまったり分かち合おうという風潮が強いのも特色です。

そういう背景があることを踏まえても、なんの前触れもなくいきなり写メールを撮るという行為はあまり歓迎できるものではありません。
記念に一枚、というのであれば、静かにこっそり浸って過ごしたい人のことを考えれば、そっとスタッフさんへ了承をとってそっと人物が入らないように撮影するなどの配慮は必然といえるでしょう。そもそも人物を勝手に撮る、というのはローカルルールからも、一般マナーからもいただけませんよね。ローカルルール寄りになれば、無許可で店内を勝手に撮影というのもなかなか許容しづらいお店が多いのも事実です。しかも閉鎖的な空間(店内)ですから人対象でも店内対象でも、フラッシュや撮影音がすれば同じ空間内にいる人がびっくりしてしまいます。

また、秋葉原などオタクゾーンに足を突っ込んでいる人はその内々の心地よさ(分かり合える人同士で楽しんだりする・奇異の目はいらない)にも惚れてこの場所へ足を伸ばしているということもあります。見ず知らずの人にまで趣味を押し付けたりもしませんし、かといって外界の刺激を拒絶しているわけでもありませんが、それはオタク以外の人へ不快な感情を持たせないようにしようという配慮もあるわけです。

ただし、メイド喫茶はオタクの巣窟でしかない!という考えは違います。
メイドさんなりおもしろ喫茶なり、心から楽しいと思えれば誰だって利用できますし、誰にも阻害する権利はありません。
ただ、阻害されるとすれば「冷やかし・見下しの姿勢で利用する」と今までの均衡は一気に崩れていくといえます。
常連だろうと一見だろうと、お互い心地よく利用しよう、とアピールしているにもかかわらず、こいつらキモいなーとかマイナスな感情ありきで覗かれたらどのコミュニティでも不協和音になりますよね。
どのコミュニティでも自分が好きなグループなりに置き換えればきっと想像つくと思います。たとえばねこ可愛いよね、という嗜好で集まった会合にいきなり「ねこなんて好きな人どうかしてるんじゃない」という人が現れたら…一気に雰囲気悪くなります。



■悪いことは武勇伝ではありません

悪い方向になると分かっていてやるのは一般だろうがオタクだろうがやっていいことではありません。
よく一般の飲食店のメニューや灰皿を興味本位や遊び心で持って帰る人がいますが、これも悪いとわかっているけど武勇伝のような軽い気持ちでやってしまう人がいるようです。
どこも対策は練っているようですが、本来であればそんな対策は要らないはずです。それはだたの盗人ですから。額の問題ではありません。居酒屋でも酔った勢いとかいってやるのはだめなことです。これはルールです。
ルールを破ることがかっこいい、と思う人が多いのも最近の客層の中に多分にまぎれているようです。平穏をわざわざ乱すのはかっこいいことではありません。
流行の話題を追うのは結構ですが、変に目立とうとよくないことをするのは看過すべきではないと思います。
流行に目がくらんでそれこそ社会ルールから逸脱するのはやめましょう。
ちなみに昔からの客層(一見さんも含む)は平穏をなるだけ乱さないように空気を読んでギブアンドテイクで利用していましたので、なかなかこういった問題は出てこなかったというのは事実といえるでしょう。



■物事の分別に一般もオタクもない

いいことと悪いことの区別をつける。長々と書きましたがこれ一言につきます。
自分さえ良ければいい、という考えは一般でもオタクでも視線は冷たいものです。
最近メイド喫茶をメディアなどで知って行ってみよう!と思った方はぜひ色眼鏡で見ないで純粋に楽しんでみてください。メイド喫茶は動物園でもなんでもありません。ちょっとものめずらしいかもしれませんが、あなたがされていやだと思うことはメイド喫茶メイド喫茶利用客も嫌なのです。
また、メディアが色物として取り上げることが多いですが、風俗ではありません。スタッフの女性はあくまでそれこそ一般と同じようなアルバイトのお仕事が根底にあります。
どうか露骨にセクハラ行為だけはしないでください。女性の多い職場ですが、エンターテイメントを察してください。

流行というエンターテイメントに敏感なのに、エンターテイメント自体を貶めるようなことは自ら首をしめるだけだと思います。


以上のコメントはお店を限定するということではなく、全体的に同じような案件で問題点がかぶっていましたのでまとめて掲載させていただきました。
自分は関係ない、とは思わずに、気軽に楽しめる娯楽として存続できるよう、各々心に留めていただけると嬉しいです。
楽しく利用している背景には、特別でもなんでもない、「普通の」ルールがあると思うのです。
興味本位での雰囲気ぶち壊しはどこへ行っても歓迎されないということを強く念を押させていただきます。

メイド喫茶を貸し切ってオフ会やってみた

一度やってみたかったんです。メイド喫茶借り切ってのオフ会。
ということで、今回秋葉原メイド喫茶JAMアキハバラさんにご協力いただきまして実践してみました。

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文字を細らせずに縁文字を作る

ページのタイトルとか、本の題字とか、ちょっといじってみたいなーってことあるじゃないですか。
で、イラストレーターで作る時に文字に縁をつけたりとかしたいですよねえ。
というか、縁取りの文字は一番手っ取り早くできる装飾文字ですし、見栄えも汎用性があるのでなにかと重宝です。
でも、普通に文字に直接縁をつけると縁の幅が太くなればなる程文字が細くなっていってしまってインパクトが弱くなってしまう…ということがあります。

今回はなるべく簡単な、右側の縁文字の作り方(イラストレーター8.0、ただし他のバージョンでも転用可)です。

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クリエイターに必要な「技術」

最近のニュースで10代の男女のなりたい職業アンケート結果というのがありました。
中にぽつぽつといわゆるクリエイター系と呼ばれる職業がランクインしてるようです。
二次元界隈で趣味をやってますと、おのずと物作り系の職人さんや職人希望の方をお見かけする事が多いんですが、成功するひと、逆の人、その分かれ目にいる人などさまざまな人生設計模様が垣間見れて興味深いものです。
年齢的に現在クリエイターになるために頑張っている人と接する事も多く、そして既にクリエイター系の仕事の波に乗った人との接点もあるわけですが、おつき合いさせていただいていて両者の違いはなんなのか、ということについて考えてました。

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