【感想】映画『夜は短し歩けよ乙女』
※ただの感想です
4/7(金)より公開になっている映画『夜は短し歩けよ乙女』を見に行ってきました。
森見先生の作品、原作は読んでたのですが…アニメ作品は特に見てなかったのです。
理由は…大変恐縮ながら中村さんのキャラ原案があまり好みではなく…
# これは完全に先入観です。見た目的な…
というわけでほぼ見ず嫌いをしていたわけです。
ただ、森見先生作品の中でも大好きだった『夜は短し歩けよ乙女』ということ、乙女役が花澤さんだったことを見て、休憩がてらいざ映画館に観に行ってきました。
この手の作品って、レビューするの最難関ですよね笑
凄くシンプルにレビューをすると…
『心情描写と先輩・乙女の交互に展開されるシナリオのテンポが良く一瞬で終わる!』
めちゃめちゃ楽しかったです。
僕は先輩同様、内気な男性ゆえ先輩の心理的描写が凄くよく分かりますw
それが、湯浅監督ワールドで展開されてるわけですが、特に心理的描写を大量の先輩が会議をしているシーンなどで、具体的にイメージで展開しているシーンが特に印象的で、自分の中での葛藤→決断までの心の動きを上手に表現しています。
人によっては、ああいうシーンは時間のムダに感じる人もいるんだろうなーと思いつつ、個人的にはとても印象的でした。
(あの、プーさんの映画で出てくる像かなんかがぐるぐるするシーンを思い出しました)
あと、乙女が強烈に可愛いです。
ほんと強烈に可愛いです。これだけで見に行く価値がある。
あのとんでもない好奇心と行動力と純粋無垢な性格した乙女を演じた花澤さんに感動。
想像してた乙女像がそのままで、かつ花澤さんのあの声でもう完璧でした。
ところどころ、映像として誇張的な表現が多くてそれが目に止まったのが個人的にマイナスポイントでしたが…それ以外はとても見ていて笑いあり涙ありで、ちょっと今の自分を振り返れるポイントありと。とても楽しい作品でした!
(先輩は…星野さんじゃなくて声優さんでも良かったかな…ゲフンゲフン)
パンフも買ったし、読み終わったらもっかい見に行こうかな…笑
まだ攻殻機動隊もSINGもその他見に行きたい映画沢山あるので…
時間ください
【紹介】最近見て良いと思ったMV
ブログ、完全に3日坊主してしまった…
娯楽作品を持論展開して大衆に晒すのは結構精神すり減るもんだな…
と思って、サボってましたが良いと思ったものだけ紹介していきます。
というわけで今回は【ミュージックビデオ】を紹介しよかなと。
王道のすげー奴を紹介してもつまんないので"最近見た"にこだわってみました。
ここで、まずは個人的にMVに思う感性を前提に述べます。
【前提】
- 個人的に、MVはあくまで『楽曲を彩るもの』がMVだと思ってます。
- 楽曲(メロディ、詞)に込められた作者たちの思いみたいなのが映像で更に色濃く映ることが、MVとしてかっこいいなーと思っています。
- 故、大変申し訳ないですが、某体育さんとかTシャツさんのMVとか…にがt…
- 最近、ほぼアニソンとアイドルしか聴いていません!!!
前提を踏まえた上で、ご紹介するのはこの3曲
- fhána 『青空のラプソディ』
- Hello Sleepwalkers 『神話崩壊』
- BiSH 『プロミスザスター』
fhána 『青空のラプソディ』
最初見た時なにを感じますかね?自分は…
「このタイミングでシンプルなダンスとか星○源やん!」
ってちょっと思ってしまい、そして全部みました。
正直、否定的でも見るきっかけになったな…と。
あ、良さはそこではなくて
個人的にこのMVが良いと思ったのは
- 【ほぼこれ】メロディと詞のイメージを超シンプルにMVに乗せていること
- ダンス、誰が踊っても楽しいことをバンドメンバーが伝えたこと
- 演奏+リップシンクだけじゃ伝わらない曲で、それをしっかり映像化したこと
そんなMVいっぱいあるやん!と思うじゃないですか。そうでもないと思います。
というのと、最近みてよかったMVなので過去振り返って最強のMV出すのやめて…
なにより『この曲はわちゃわちゃ楽しい曲やで!みんなで盛り上がろ!』ってシンプルにメッセージを込められてて良いな。と…ライブ定番の曲になりそうですね。凄く楽しいと思う。
ダンスに目が行きがちですが、ダンス強制動画ではなく純粋にダンス踊るような楽しい楽曲なんですってそこがすごい魅力的なMVになっております。
Hello Sleepwalkers 『神話崩壊』
臭い。
もちろん良い意味で。
これは9mmのMVにも同じ事が言えるんですが、楽曲のテーマもMVのテーマも性根に光を感じさせないこの臭さたまらないです。
これとか
最近いわゆるJ-Rockな雰囲気あるバンドですごい多いなと思うのが
- 真っ白いスタジオで色のないビデオ
- 大都会で抗うのをイメージしたようなグレーな大都会でのビデオ
- キネティック・タイポグラフィを代表としたリリックビデオ
いいんですが、たしかに歌の雰囲気も歌詞の雰囲気もそれにマッチしてるので…
ただそう考えると、楽曲のテーマって大筋同じなのかな?とか思ってます。
そう言う意味で、基本スタンスは演奏+リップシンクなんだけど、曲に合わせて彩られてる感じが凄く良いです。
BiSH 『プロミスザスター』
ファンに対して訴求したい内容、リリックビデオである必要性、アイドルに求められてる事。ギュギュっと詰まったお手本のようなMVだなーと思いました。
これまでアイドルって『踊ってかわいい!歌ってかわいい!喋ってかわいい!それでええやん!』これで売れるんや!と思ってたのですが…
最近ちゃんと調べてみて、この前WACKオーディションとか見て辛いことを強いられて、それでも泣きべそかきながら必死に食らいつく各メンバーを見て、それを応援するファンを見て『あ、違う。頑張る女の子たちを応援したいんや。パパや!』って改めて理解しました。
って思った瞬間。この動画ってすごい。
アイドルとして一番伝えたい意思が詰まったこの曲で、リリックビデオ起用。
走る=死力を尽くすは分かる。大衆のJKに肩がぶつかるシーン。
アイドルになるってこうゆうことやで。ただなりたいと思った以上、背を向いて違う道進んでるんやで。
って事を実にシンプルに伝えています。
大体中途半端にアーティスティックになにか伝えたいことがあるんですーってMVは7割以上の人が伝わってなくて、『わぁ~かっこいいMVだわぁ~』て終わってると思うんです。(おすすめに出てきた某踊ってるループとか)
ファンが応援している要素、伝えたいこと、それをシンプルにMVで伝えられているな。とAKBでもこうゆうMVありましたね。
と、3つ紹介してみました。
なんだ、そんなに凄くねーじゃんと思ったかと思います。個人的にはそれでOKかと。
もし、これは良いMVやで!というのがあったらぜひ紹介してください。
MVは今後も定期的に紹介してみよかな。
【レビュー】ONKYO H500BT
土曜日にヘッドホンを買いました。
ONKYO の H500BT というヘッドホン。
買った理由
1. 別で購入した22インチTVの内蔵が聞くに耐えなかった
2. 家の中でBluetooth使いたかった
3. Sonyの1Aが会社なので家でもハイレゾ聞けるようにしたかった
いつもの3点盛り。
という訳で買いました。
白くて見た目はいい感じ。
で、【別で購入した22インチTVの内蔵が聞くに耐えなかった】を解消するために、色々ギミックを揃えたのでご紹介
小さいTVをPCの横に設置したくて22インチでFullHDなこいつを買いました。
小さいのにFullHDなので、画質超綺麗なんですこれ。AQUOSだけど青の発色も超きれい(※画像じゃ分からないと思いますが…)
Chromecastを使って『dアニメストア』を見てますが、これがかなり良いです。
ただ一つ問題が…音質…
申し訳無いですが、結構致命的。
22インチテレビなので多少は覚悟していましたがこれは悲しい…
外部のスピーカーも検討しましたが、普段イヤホンかヘッドホンを付けていることが多いので、これもヘッドホンにしちゃおう!
どうせなら無線化しちゃおう(*´∀`)
というのがことの発端。
ただ問題が…普通テレビはBluetooth対応してないみたい(なんか規則?らしい)
というわけで以下で実現。
TV(ミニプラグ) → Bluetoothトランスミッター(発信機) → H500BT
真ん中がないのでこれを購入しました。
小さくて良い感じ。
Bluetoothって遅延すごいって言われてますが、最近は『aptX Low Latency』という規格で使ってみた感じほとんど遅延ない(少なくとも僕は全然問題なし)
Bluetoothを高音質/低遅延化する「aptX」。CSRが説明 - AV Watch
というわけで、dアニメストアをBluetoothヘッドホンで快適に見れるようになりました!
肝心の音質については、自分あんまり音の善し悪しについて得意じゃないですが簡単に
・よく言う低音が魅力的で、音圧を感じることが出来る。
・Bluetoothついて2万円という価格にしては、作り良い。
・Midからちょい高いところが物足りないので、女性Vo曲は少しもの悲しげ
(個人的によく聞くアニソンは元々女性Voガンガン音圧ガンガンなので別におk)
・耳全体は覆わないので空間な感じは認識しにくい。
これを買うまでに相当お店に行って聴き込んだので、それなりに好みを購入できた。
以上でした。
【紹介】小林さんちのメイドラゴン - 2017冬アニメ
見ている作品で良かった作品だけ紹介します。
ちなみに今期は8本見ています。
紹介したいタイトル
(今日はこれ) 小林さんちのメイドラゴン
この素晴らしい世界に祝福を2
小林さんちのメイドラゴン
(個人的) 今期No.1のタイトルです。
どんな内容か?
人間の世界に舞い降りた圧倒的な力を持つドラゴンや神々が、ごく普通の人間(小林さん)と何事もない日常を過ごすお話。
生きてきた世界が全く異なることで生まれる価値観の相違をお互いに共有しながら、それでも仲良く過ごすストーリーが魅力のタイトルです。
ポイントは3つ
1.超可愛い
見ててほんとに癒される可愛さです。やっぱり可愛さ最重要。
特に小学生ドラゴンのカンナちゃんがお気に入りです。ロリに目覚めるぅ~~
2.シナリオが何処かメッセージ性を持ってる
個人的にはここが魅力。
『力が正義、協調性はいらない…』そんな世界に生きてきたドラゴン族と、
『日々同じような毎日を同じ人と何事もなく過ごす』"日本人"が持つ価値観が当たり前ですが全然違うわけで…
主人公のドラゴン(トール)が、日本人の価値観に触れて考えを述べる1つ1つに何処か普通の日常系とは違うシリアスな感覚を得ることができます。
旦那がオタクな作品もそうですが、クール教信者さんの魅力は…
"作品に出てくる1人1人が常に何か考えていることが表現されていて…良いことも悪いことも。で、そこがなんとなく考えさせる。"
こんな感じです。個人的に。
この作品も、ドラゴンも神も人間もなんか考えてるんですよね…多分僕らも普段考えるようなことを…ここがこの作品の魅力。続きとかじゃないです。
3.小林さんが社畜エンジニア
超個人的持論ですが…『より親近感が湧けば、あとは感情移入できれば良い作品』だと思っているので…社畜もエンジニアも親近感あってなんとなく良い作品だなーと。
直近それを如実に感じたのは『NEW GAME』ですね。
よく娯楽は可処分時間の奪い合いなんて言いますが、アニメは一様に24分なわけでいかに作品外で時間を使ってもらうか…それは『誰かと話をするネタ』か『自分で何かを考える』くらいしかないかなと(二次的コンテンツ…歌とかは除く)
となったときに、いかに親近感があるかはこの両方でかなり重要なんじゃない?と。
思っています。
以上、メイドラゴンの作品紹介でした。
次はカオチャを紹介するかね。
【感想】SAO オーディナルスケール ※ネタバレあり
※ネタバレあり!※
昨日見てきました。SAOオーディナルスケール。
先週公開で動員はかなり調子が良い様子
プロモーションの量も尋常じゃなかったもんねぇ…
まさかの国政とのコラボ。NISCは最近攻殻機動隊ともコラボしてたよね。
国も警察庁も警視庁もサイバーセキュリティ人材を渇望している様子。
で、そんな前評判を高めに高めていた本作品を見た感想を3つに分解。
① 露骨な作品外とのコラボレーションは気が散る
② やっぱり自分及び親しい人の『死』がテーマになると泣けるし緊張感出る
③ 人気絶頂だった頃を彷彿とさせる演出は魅了出来る
※感じた事順に書いたので、1からより強く印象に残っています。
と、なんとなく分解してみました。これから解説します。
全体通して個人的には75点くらいでした。
① 露骨な作品外とのコラボレーションは気が散る
お金の匂いがするってやつですね。
今回、SAOはSonyのヘッドホン(Bluetooth)とコラボしてます。
これがですね、作品でもキリトもアスナも家にいる時間は常に付けてるんです。
別に作品でテーマになってるわけじゃないので、露骨につけている姿はどうしても印象に残ってしまいました。
個人的にはこれ、すっごい印象に残るんですよね…悪い意味で。
特にすぐはとキリトが玄関で会話してるんですけど、付けながら会話してて…
このヘッドホン、ノイズキャンセリングが売りなんですよ。それなのにどうして付けながら会話しているんだよ…みたいな粗まで垣間見えちゃって。
商売なのと、作品の本質に影響無いから良いという意見がほとんどかと思いますが、目には止まって個人的には超減点でしたという話。Sonyのヘッドホンは好き(1Aユーザー)
② やっぱり自分及び親しい人の『死』がテーマになると泣けるし緊張感出る
アニメの劇場版は序盤〜中盤はファンサービスがメインだと思っているので、
描かれるアニメ世界線での日常が描かれる。
→それを脅かす新しい存在が出る。
→敵対組織の"意図"に意味を持たせて各々の葛藤を描く。
なので、序盤はかわいい、にやにやに包まれた優しい世界。
アスナがえっちぃんですよ。まじでえっち。
で、本題の『死』について。
SAOって個人的にアニメの1話が"超衝撃"でした。
ゲーム買ってプレイし始めたら1万人のデスゲームに参加させられてた。
さぁ、クリアしたらみんな開放するから頑張って。戦闘で死んだら現実も死。
このテーマで主人公含め出て来る先々で色んな思考を持つ人が。
抗ったり、絶えきれず自ら断ったり、人を蹴落としたり…なんやり。
僕らも常に隣り合わせだからこそ、このテーマって近く感じる。
自分の死だけじゃなくです。友人の死、恋人の死、家族の死とか。
その時、自分ってどうなるんだろう。どうゆう気分になるんだろうとか絶対に人なら考えたことも経験したこともあるはず。
だからこそ、直面することによって感じる心の葛藤って感情移入し易い、かなと。
本作の悪の組織が事件を起こした理由もそれ。
故に感情移入は容易く、そして必然的に感動(というか感傷)出来る。
やっぱり王道だけど、『分かるわ…分かる…』ってなって感動しました。
個人的に、このテーマで最大級に感傷した作品はアニメ『喰霊 -零-』なので見て。
③ 人気絶頂だった頃を彷彿とさせる演出は魅了出来る
言わずもがな、超シンプル。
SAO時代のメンバー(+リーファとシノン)が当時の姿で力合わせて戦闘するシーン…
まじで熱いです。作品の内容とかじゃなくて、燃える思いが溢れ出ます。
アスナが切り込みに行く時にユウキが出てきた瞬間はゾクゾクっとなります。
こうゆうシーンを見て、まだ燃える思いを感じれたのでちょっとホッとしました。
以上です。個人的にはこんな作品でした。
歌が中途半端だったので、もう少し露骨にテーマ付けしても楽しいかな?と。
ありふれてるんだけどね。歌テーマの作品。でもいいよね。歌。
大分ネタバレしちゃったけど、これ見て気になった人は是非見てね。
あと長くてごめんなさい。昔から国語だけは苦手なんです。