仕事好きなわたしのブログ

仕事にまつわる様々な問題やヒントを書いています

やりたかったことは先延ばししないで今楽しむ

こんにちは。

4月に入り、穏やかな陽気で心地よい日々を過ごしています。
皆さまはいかがでしょう?

春は新しい職場、新しい家、といった「新しいこと」が始まることが多い季節ですね。
私も新しい家に引っ越し中です。
長年迷っていたけれど、勇気をだしてやってみることにしました。

それは、
庭で花や野菜を育てること
陽当たりの良い部屋で過ごすこと

イメージです(pixabayより)

この二つが叶う暮らしをすることにしました。
この二つ以外の条件はないので、逐50年くらいの昭和チックな平屋です(笑)。
いろいろとガタガタなので不安も満載ですが、
それでも小さいけれど十分な庭スペースと、
さんさんと日光が入ってくる部屋を見ているだけで、じーんと来ます。

「ああこれが、何年も何年も、自分がやりたかったことだ」

と実感してしまって。

「なぜ早くやらなかったのだろう?」

とも思います。
はて?

やってみると、何にも難しいことはなく、決めてから1週間ほどで実現してしまいました。
なのに私は何年も、あれこれと言い訳をして先延ばしにしていたんですね。

新しいことに臨む時の不安や構造を上手に説明してくださっている方(rの住人ピエロ[哲学]さん)がいらしたので貼っておきます。


www.youtube.com

まさに、これかなって思います。

今はとても満足。

他の人から見たら、生活レベル落としたように見えると思うし、
実際、親友から「やめれば?」とも言われましたが、

自分は自分。自分で決めるのです!

自分にとっての「楽しい」「幸せ」は自分しかわからなくて当たり前ですしね。

もう先延ばしはしない。
いろいろと楽しもうと思います。

「辞め癖がつくよ」とか周囲の声は気にしないで

近年、ようやく「転職」や「副業」が世間的に認知されてきたように思います。

私としては、とても喜ばしいことだなあと思っております(*^-^*)。

しかし、退職や転職を相談すると

「辞め癖がつくよ」
「せめて3年は頑張ってみないと」
「無責任では?」

などなどの、お叱りモードなアドバイス?が返されることはまだまだ多いのではないでしょうか?

一見、とても常識的で正論に聞こえますが、

「それ、何か根拠あるの?」

って、ずっと思っていました。
しかし、日本人にはとかくこういう価値観が染み付いてしまっていて、
また、自分自身もどこか罪悪感を感じがちで

「やっぱり、よくないのかな・・・」

と思ったりしがちなのではないでしょうか。

「そういう声に惑わされなくていいよ!」と言いたいです。
それらの‟正論を擬態したような”アドバイスの多くは、
その人自身がそこから羽ばたけないことへの言い訳だったり、
羽ばたこうとしているあなたへのジェラシーだったりすることが少なくないんじゃないかなと思うからです。

もちろん、慣れ親しんだ職場を去り、新しい場所や職務に取り組むことにはリスクもあるでしょう。
しかし、新たな場に飛び込むことで、これまで以上の成長や可能性も期待できます。
何よりも、自分の人生です。
自分がどこでいつまで働き、その次はどうするかって、自分が決めればいい。
他人の価値観で計ってもらう必要はないんです。

かくいう私も、昔は「同じところで長く続けることが正しい」と思って、そうしていました。
しかし、その後いろいろなところで見聞を広げ、研鑽を積んでいったことで
結果的に自分は格段に成長したと実感しています。

そんな私のありようを

「腰の据わらない人だ」

と評する人もいたかもしれません。

でも、そんなのは全く関係ないのです。
私の人生に責任をとれるのは私だけなので!

だから、転職や独立など変わろうと思っている方、去って羽ばたこうと思っている方、
心から応援します。

周囲の声は、その人たちのものに過ぎないから、
気にしないで自分の人生を笑顔で進んでいってくださいね。

職場に嫌いな人がいる

職場に嫌いは人はいますか?

私は数年前、どうしても嫌いな人がいました。
その人の言動がいちいち気になってはイライラしていました。
仕事自体はとても好きだし、自分なりに成果も出せていてとても満足していました。
しかし、職場にいるとその人が気になってイライラして、集中できなかったのです。

pixabay

やがて、嫌悪感情が自分でも制御できなくなっていき、とても困りました。

そこで、思い切って(当時の私には勇気がいることでした)自分の感情と向き合うことにしたのです。
まずは、原因を探ろうと思いました。

「その人が自分に何か危害を加えたのか」
 ーいいえ。そんなことはありません。

はた、と気づきました。彼女は私に何もしていないのです。

「では、どうしてその人が嫌いなのか?」
 ーわからない。説明ができないけれど、そういう感情が湧き出てしまう。

どう考えても現実的な理由が見当たりません。
ただただ、自分の感じ方なのです。
ここまでで私はへとへとになってしまいました。

そこで、原因を探してそれを解決する方法をあきらめることにしました。

「では、このままで自分は幸せだろうか?」
 ーいいえ。このままでは自分の感情が毒素のように体内で蔓延してしまうような感覚だ。

解決策がないままこの状態が続くことは、自分にとっても周囲にとっても絶対に良くはないと強く確信していました。

そして気づいたのです。

「なんらかのことで自分は彼女を嫌いなのだけれど、もはやそれは執着になっているのではないか」

恐ろしい気づきでした。
認めたくない気づきでした。
しかし、的を得ているとわかりました。そして、

「私は、自分の中で育ってしまったこの執着を手放したい」

と心から思い、自分でも想定外な解決方法をとったのです。

それは、慣れ親しんだ職場、やりがいのある仕事から去ることでした。

「こんなことで転職?」と、自分の中で自分がツッコミを入れたりして、しばらく葛藤しました。
しかし、その職場は異動もありませんし、彼女が「この職場でずっと続けたい」と言っているのを知っていたので
私にできる解決策は、物理的に彼女と同じ空間にいないようにすることでした。


幸い、すぐに転職先が見つかり、再び私はやりがいを感じながら働くことができました。


LuckyLife11によるPixabayからの画像

体中の毒素が抜けたように、心も体もキレイになりました。
何か月かぶりで、自分が心から笑顔になっていることが感じ取れました。
あんなに毎日ネガティブな感情を他人に抱いていたのに、全くなくなり、とても軽くなったのでした。
そしてその後は、人間関係的にも、仕事面の成果としても、飛躍的に良いものになっていきました。

今では、あの時の決断は正しかったと思えています。
あの時、つらいけれど自分と向き合ったこと、
そして、彼女がどうこうということではなく、
自分の中の感情によって自分が疲弊していることを受け入れることができたこと、
そのおかげで活路が見いだせたと思えています。

人と人がいる場所では、どうしても相性の合う人合わない人がいますよね。
それがものすごいストレスになると、仕事のパフォーマンスも落ちますし、雰囲気も悪くなります。
そして、何よりも自分で自分をつぶしてしまいかねない。

私のような突飛な解決策はお勧めはできないのですが(笑)、
執着心にまで肥大化してしまった負の感情を手放すことは
誰にとっても大切なことかな、と思っています。

対話ってとても大事

仕事で相談を受けたり、交渉したりと、
人と会話することが多いのだけど、
それが「対話」になっているかどうか、
一度立ち止まって振り返ってみることは大事ですね。

「あの人、何言っても通じないんで」
「すぐにキレるんですよ」
「こんなに説明しているのにわかってもらえない」

などの困り感をよくご相談いただくのですが、
具体的にどんなやりとりをしたのか詳細に尋ねてみると、

一方的に説明や説得をしていたり、
あちらの思いよりこちらの思いを伝える時間と認識していたり、
こちらの提案が正義であり、なぜ正義を受け取れないんだ?みたいなかんじだったり。

それだと残念ながら対話になっていないんですよね(;^_^)
人と人がやりとりをするときって、相手に安心・安全感が感じられなければ成り立たない。
「対話」は、そこを保障した上で成り立っていくものなんですよね。

あなたが話している相手は今安心感を感じているでしょうか?

対話の原理・原則を身につけると相手も自分ももっと楽になりますし、
重要なことを心地よく話していけるようになると思いますよ!

私が参考にしてきた書物はこれです
↓↓↓↓

「忙しい」ということ

「忙しいから無理」
「忙しくてそんなことまでできない」

こういう言葉を聞く機会が多くなかったなあと感じています。
「忙しい」とは、その人がそう感じているということ。
決して「その人の仕事量が途方もなく多い」とイコールとは限らない、とも感じています。

ある日、
職場の隣の席の同僚(正社員)がいつものように
「こんなに忙しいのに、もう無理ですよ!」と上席に主張していました。
でも、彼の1日は私からすればとても優雅に見えます。

私は、その職場では週2日勤務のみの非正規社員
その2日でやり終えられなかったことを次の週に持ち越してしまうと、誰かに代行してもらわなければならなくなったりします。
なので、2日という限られた日数の中で、いかに達成するかに常に挑んで仕事をしているって感じです。
1分も無駄にしたくないので、業務開始からほとんどおしゃべりはしません。
また、時短の工夫や、効率的な仕事の仕方を常に考えています。

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pixabay

でも、彼は朝からよくおしゃべりをして楽しそうにしている時間が結構あります。
その間は手は止まっています。
また、終わらなかった仕事は翌日以降もできるので、持ち越しも日常茶飯事です。
もちろん、彼は正社員で私は非正規なので任されている仕事量の違いはあります。
しかし、横目でチラチラみていると、プレゼン資料作成のためかパワーポイントのイラストカットをどれにしようかと小一時間悩んでいたり、
苦手だと称している計算的なものをいつまでも計算機でやっていたり・・・と、とても非効率です。

結局は、仕事が終わらず山積みになり、積み重なった資料たちが多忙感を演出しています。
その演出によって、彼は自分が「忙しい」のだと錯覚しているんじゃないかな、と最近思うようになりました。

一方で、仕事ができる同僚は「忙しい」とはあまり言いません。
彼女のデスクはいつも端正です。きっと彼女の頭の中と同じなんでしょう。

「忙しい」は、主観。
もちろん、ご本人は多忙さに苦しんでいるので、その状況が良いものとは思いませんが、

「だからこれ以上の仕事はできない」

ということとはちょっと違うかな、って思ったりします。
彼に必要なことは、無駄なおしゃべりを激減させることと、苦手な作業は得意な誰かに頼むなり、もっと効果的なツールを使うなりすること、
そして、自分自身の”仕事の仕方”を検証し、効率化を図ること。

主観と客観を分けて現実をとらえないと、もしかしたら周囲からは
「仕事ができない人」
と、見られちゃってるかもしれない。それは残念だし、もったいないこと。

自分を振り返るのって誰にとっても難しいけれど、立ち止まってみるのも大事ですね。

どんどん夢が叶う

ずいぶん長いことブログを書いていませんでした。

この間、とっても忙しかった・・・!

コロナ禍でも歩みを止めず、自分のやりたい仕事に邁進していったら、いつの間にかいろんなことが叶っていました。

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pixabay

こんな感じで、喜びいっぱいです(笑)。

わたしは小さめのノートをいつも持ち歩いており、
カフェに入るたびにそのノートに叶えたいことを描きます。
できるだけリアルに、イラストで。

振り返ってみると、
今の状況って、ノートに描いたものそのものなんです。

それに気づいてからは、
「きっと叶う」
と思うことができています。

描いたら、叶うことを疑わず、些細なことを不安がらず、
毎日できること、好きなことに邁進するのみ。

そしたらいつの間にか叶っていてビックリします。

皆さんにもオススメです♪

コツは、描いたら疑わないこと。
「叶うかなあ」と思う必要もなく、描いたら委ねる感じかな。

信じて、委ねて、あとは前に進む!です!

「自分のことが一番わからないものだよ」

以前、一年半ほど在籍した会社の部長は見た目はGacktさんのようなイケメンで、穏やかで物静かで、聡明な人だった。

だからあっという間にヘッドハンティングされてどこかへ行かれてしまったが、

その部長がおっしゃったことの中で一番印象に残っているのは、たしか私が何かに四苦八苦したあげくに切り抜けた時、自分の至らなさに呆然としていたら、

「自分のことが一番わからないものだよ」

穏やかな笑みでそとおっしゃった一言だった。
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何もかも手に入れているように見える彼がのに、そんな根源的な言葉をつぶやくとは意外だった。


生まれてから一度も離れることなく付き合い続けている「自分」が、まさか「一番わからない相手」であるなんて、どういうことを言っているんだろう???と、凡人なワタシには意味不明だった。


それから15年。
いろいろな職場を経て、経験も積んで、スキルも磨き、ある程度の自信もついた。

でも、あいかわらずなものがたくさんある。

・なぜワタシは充実感あふれる休日の過ごし方ができないのか?
・わかってるのになぜワタシは毎回同じことを先延ばしするのか?
・ワタシはなぜモノを定位置に置かないのか?

これは、ごくごくある一部に過ぎない。

これがもし、一緒に暮らしている相手だったりすれば、ワタシはきっとイライライライライラしていると思う。

自分だからイライラというよりは残念という気持ちになるだけの話であって、できれば改善したいなあと思っている。

でも、気合とか意思の力だけでは無理なんだよね〜。
それがやっとわかった。

ではどうすればいいのか?

ワタシに合ったワタシの取説が必要だ。
この壮大なテーマに取り組んでみよう。
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「自分の取説??」
って、笑われるだろうなあ。

でも、みんな思っているほど自分を扱えてるんだろうか?
ワタシたちは他人のことではしょっちゅう違和感や怒りを持つけれど、それって自分が根源にあるからなんじゃないだろうか?
そして、生活がもっとスムーズにいき気分よく暮らせるためには自分と上手につきあえることが大事なんじゃないだろうか。


あのときのGackt風部長の一言が思い出される。

一体であるからこそ、やっかい。
一体であるからこそ、未知。

でも一生の相棒なんだよね、自分て(笑)。