深夜徘徊女子きさだ

負女子は続くよどこまでも。ほぼドキュメンタリー。ときどきフィクション。

コンプレックスのかたまり

甥を連れて公園に行ったら、

6人の子供らに囲われ、

およそ2時間に及ぶ鬼役をさせられました、

何の苦行でしょうか

 

で、おなじみ、きさだです。

 

会社の転勤の関係でいろいろな土地に住ませてもらっていたのですが。

転勤するたびに辛いこと、私の中では次の二つ、とにかく毎回二つでした。

①美容院

②歯科医院

を見つけること。

家か会社の近くのところで適当に済ませればいいじゃんとなりそうですが、

コンプレックスの塊である自分にとっては大問題なのです。

 

美容室と言えば、今やホットペッパービューティーの独壇場ですが。

毎回転勤するたびに「アットホーム」、「落ち着ける」などを

サイト内の検索窓に連打連打連打。

そういう雰囲気の特集タイトルを見つけたらすかさずクリック。

探しまくって「ここだ!」と狙いを定めて来店します。

 

しかしですね、たいていが何か違うのですね。

期待しすぎるからかもしれませんが。

何回も失敗を重ねるにつれて、何が気に食わないのか分析してみました。

 

・過度のコミュ障なのであまり話しかけてきてほしくない。

・雑誌や本など読み物をたくさん置いてくれているところがいい。

・頭がでかいので恥ずかしい、かなりのコンプレックスを持っている。

 一般的に美容師さんは美男美女ばかりで、キラキラしてる人たちばかりの

 美容院に入店するだけでもストレス。

→ぽっちゃりor太り気味でナチュラル系の優しそうな、

 それでいて似合わせが得意だったり、割と困難な頭の形の人でも、

 髪質の人でも、ある程度対応してくださる美容師さん(きさだの分際で

 要求項目が多すぎるのはご愛嬌)

・居眠りできる

 

などなど出てまいりました。間が持たないのが嫌なのか、

沈黙を埋めるように質問攻めにされるのがたいそう怖くて怖くて

たまりませんでした。こちらとしては黙って雑誌を見ているだけで

十分なのでもはや苦痛でしかない瞬間も多々あり。

責任者が美容師さんを評価する項目の一つに「お客さんとの会話」

があるのかもしれません。そういう事情ならば美容師さんも気の毒です。

 

上記項目のような美容院あるのかよという感じですが、

あるんですね、見つけました。全項目揃っている美容院。

ホットペッパービューティーを具に見るという

極めて人海戦術的で時間のかかる方法により、です。泣

遠くに転勤してからも2ヶ月〜3ヶ月に1回、

旅行がてら前任県を訪れます。なかなかないので、通います。

 

歯科医院も同様です。歯医者口コミサイトなどいろいろありますけれども。

同じ「よかった」という評価でも、人により様々です。

末期の虫歯治療の腕がいい、子供の予防歯科にいい、先生の人柄がいい、

院内が新しく綺麗でいい、いろいろな「よかった」がごちゃ混ぜで

探すのがつらい。

 

歯並びに自信のない自分にとっては歯茎周りに強く予防が得意な

歯医者さんだけを知りたい、けれどすぐには出てこない。

何度もドブ板検索しまして得られたものは、

歯茎周りに強い歯医者さんは、「県名 歯周病」で検索するとよいということ。

そこからさらに、

歯周病学会認定医かどうか

②院長スタッフ紹介のページで

 先生の経歴をじっくり読む

→歯周関連の実践経験がどれぐらいあるのかなどなど

→個人的には私立出身の先生よりも国立大歯学部出身の先生がおすすめです。

 (調子乗んなよきさだと思われそうですが、

 これは矢沢永吉さんも言っていた。たぶん。)

③歯石取りの手法や歯磨きなどについても詳細な記載がある。

かどうかを確認すれば、ハズレることはなさそうだという結論に至りました。

 

また前置きが長くなりましたが、

普通の人にとってはなんでもないことが、

コンプレックスの塊な人間にとっては

一大事・一苦労ということを訴えたかったのです。

 

そして、一大事・一苦労な分、

本当に気に入ったら、納得したら、信頼したら

何度でも通うし、転勤しても通い続けるのではないかと

妄想しています。やっと、やっとチミを見つけた〜〜!という感じです。

 

普通の人だと、

「同じようなところは他にもあるし、他のところも試してみたい」

などの理由でロイヤリティを保つのは少々難しいのかもしれません。

 

反面、コンプレックスの塊な人は一度信頼したら

多少のミスがあっても離れにくかったり、通い続けてくれる気がします。

もちろん、そうではない方もおられると思いますが。

 

お客さんが来たら、どうして当店を選んでくださったのかを

詳しく聞くのもよいのかもしれません。

「なんとなくホットペッパービューティーで見つけて」

「とりあえず友達に勧められたから」

などのぼんやりした理由のお客様よりは

「パーマなら絶対ここって聞いてきたので。

直毛すぎてどこの美容院にいってもすぐとれちゃってたんです。」

「抜歯しないでできるだけ歯を残したかったんです、ここなら残せるかなと

思って」などなどの具体的な理由で選んできてくれたお客さんにこそ

未来のロイヤリティ高め顧客になりうる種がいっぱい蒔かれてそうです。

当店をどこで見つけましたか?知りましたか?という質問はよくされますけれども。

 

そんなこんなでコンプレックマーケティングなどあったりするのかなあと

思って調べてみましたらば出てきました。

コンプレックス系メディア「ハゲラボ」など複数メディアを運営する

ゴロー株式会社さんです。

www.wantedly.com

 

コンプレックスな塊の人の味方です。

ハゲラボというネーミングに少しばかり恐れおののきます。笑

自分がもしハゲで悩んでいる人だったとしたら、

「ハゲの嗜み」ぐらいのソフトな感じが嬉しいです。

他のメディアも何があるのか気になりましたが、見つけられず、無念。

 

中の人を拝見しました。

コンプレックス系メディアを運営するぐらいだから、、、と

仲間がいるかも!と半ば期待しつつ紹介ページを開きますと

 

みなさん美男美女。

キラキラしていてまぶしかった。

仲間なぞ、いるはずがなかった。

期待を抱いた数秒前の自分のみぞおちにパンチしてやりたい。

 

コンプレックスの辛さや悩み、どうにかしたさなどについては、

当事者だったり自分自身それについて悩んでいる人のほうが

よりリアルに、共感できるものを作れそうと思っていました。

こんなに素敵な方々にコンプレックスなんて

あるのかなあと思ったりもしたけれど。

人間には目に見えるコンプレックスだけではなく、

目には見えないコンプレックスもあるからなあと。

 

ただ、ガチのハゲ・デブ・チビ・顔でか・ブサイク・ブス

などなど目に見えるコンプレックスを持っていそうな

人がいてもいいのかもしれないです。(顔でか・ブス枠での応募を検討中)

そうじゃない人でもある程度の想定はできると思う。

けれど目に見えるコンプレックスの辛さは

その本人にしかわからない部分も多そうだからです。

インタビューや取材では語りたくないことや、

なんとなく語られなかったこともありそうな。

 

余談ですがDAIGOさんが「ビッグフェイスくん」という絵本をだしましたね。

そのニュースを聞いた時は「やめろ、殺す気か」と恨みそうになりましたが、

あらすじなどを読んでみるとほんわかとしたいい絵本そうです。

甥もビッグフェイス君なので

クリスマスプレゼントに贈ってみようかと思います。

 

 

おわり

 

 

 

餅で便秘になる体質

白髪のことを白毛(しらげ)と呼ぶ

甥のことが結構すきです。

 

で、おなじみ、きさだです。

ブログのタイトルにショジョを冠するのが

既に恥ずかしくなってしまい、早速変更してしまいました。

意志薄弱の自意識過剰な人間ですね、いもきです。

 

ある日母と話していましたらば、餅の話になりました。

母は叔母の家へと遠出したときに、

大きなスーパーマーケットに寄ったそうです。

そうしましたらば、餅売場にただの切り餅や丸餅だけでなく

様々な種類の餅があるのを見つけて驚いたとのこと。

 

地方で生まれましたので、餅は家でつくのが当たり前の環境でした。

毎年年末に家族総出でもちをついてこねて食べます。

ですので、社会人になり地元を出てはじめて、

世の中には餅をつかずにスーパーで購入して食べる人たちがいるのだと知り、

軽くカルチャーショックを受けました。

という話を同期にしましたら、どんだけ田舎だよとけなされましたが。

 

このような感じですので、わたしも母の話を聞いておもしろく思い

どのようなお餅があったのか聞いてみました。

知らなかったおもちは

 

レアデザイン「おしりミッキー入り」 餅 切り餅 ツムツム300g/袋(12袋入り)

 

 

つむつむデザインがスタンプされたおもち。

サトウ食品 サトウの切り餅 いっぽん 10本入×2袋

スティックタイプのおもち。の二つです。

 

つむつむスタンプつきのお餅、誰の何を狙って作られたのでしょうか。

全部のお餅にデザインがついているみたいです。

 

振り返ってみると、つむつむフィーバーにあわせて

何年か前につむつむデザインの午後の紅茶が発売されました。

各地問い合わせが殺到するなどの爆売れです。

ゲームがらみのキャンペーンもあったので、その影響のほうが大きそうですが。

 

ペットボトル飲料がもっている機能って

①自分の 喉の乾きを潤すため の独壇場だったところに

 

②自分の(他人の)健康を維持するため

③他人にプレゼントとして与えるため

④自分を表現するツールの一種とするため

の3つが加わったと思います。

 

②については特保商品の躍進が挙げられますし、

 

③についてはコカコーラの名前入りボトルや

メッセージボトルが挙げられます。

これにより、「自分のため」だけだった購入動機・シーンの幅が広がりました。

お菓子の業界では、母の日や受験シーズンなどにあわせて

以前より行われていたものです。

 

④については先述のディズニーつむつむやかわいいキャラクターとの

期間限定コラボパッケージなどが挙げられます。

これは個人的な意見でしかありませんが、その個々人が

「どのようなものを飲んでいるか」って結構アイデンティティ

決める?特定する?一因になるような気がしています。

 

当事者の視点からいけば、

「こんなにかわいい柄の飲み物を飲んでるわたしって、、かわいい」

「これを持ってる=女子力高めのアッピール」

「あの子が持ってたから、わたしも」

「こんなセンスのいいボトルを選ぶわたしの才能に嫉妬するといいわ」

他者の視点からみれば

「意中のあの人、ディズニーとかすきなのかしら」

「年甲斐も無く、あんなデザインのもっちゃって」

などなど。

単にかわいいからなんとなく手に取った。という理由に加えて

このような心理が意識的にでも無意識的にでも

あったりしないですかね、考え過ぎか。

 

①と②だと、水筒などで代替されてしまいますけれど、

③と④だとペットボトルじゃないとできない、ならでは という感じがします。

 

恒例のように大幅に脱線しましたけれども。

このつむつむデザインのおもちは、誰の何を狙って作られたのか考えてみたいです。

おもち という、日常的ではなくある種シーンが限られる商品の場合です。

ペットボトルのように日々買われるものでもありません。

 

ディズニー好きで独身、年末年始は一人で過ごすという方が

楽しく年を越せるように作られたのか。

定番の子供向けなのか、ディズニー好きの人をざっくり狙ったのか。

カントリーマアムみたいなおやつならば日常的にも

配ったり分けやすいけど、かわいいとはいえ餅をもらったら

もらった人はどう思うんだろう。おやつならその場で食べられるけれど、

餅だと家に持って帰ってから食パンとか置いてるスペースに埋もれて

来年の年末大掃除とかで発掘される事態になったりしない??

そんながさつなのはわたしだけだね。でもプレゼントにも使えるのかな。

などなど妄想してもきりがないので、ネットでブログを読みあさったり

アイリスオーヤマのネットショップのレビューコメントを見てみました。

 

購入者としては

①ディズニー好きの女性(20代30代あたり)

②高齢者(おばあちゃん、おじいちゃん)

③ママ(若いママだけかと思いきや40代ぐらいの方も)

 

購入理由や目的としては

①単にかわいいから

②生粋のディズニー好き

③孫のため

④子供のため

⑤ちょうどいいサイズ感

⑥ギフトやプレゼントするため

 

などなどありました。レビューコメントには男性も含まれていたりして、

男性も買うのかと。おじいちゃんやおばあちゃんが

孫の為に送ったりも多いようです。お父さんやお母さんが娘さんや子供さんに。

 

おもしろかったのは、サイズ感が支持されて買われている場合もあるということ。

既存の切り餅だと大きすぎるが、つむつむ切り餅は子供でも食べやすいサイズということで二口サイズになっております。ので、子供のみならず小食の女性の間食用に買われていたり、高齢者の方に買われるシーンもあるようです。キャラクターがついてなくても売れそうです、サイズを小さくするだけでシーンが広がるって夢があります。大きくても自分でカットしたらいいでしょとなりそうですけど、

餅は固いですからね、無理に切ろうとして怪我したら大変ですし。

 

意外だったのはギフト需要があったことです。なかにはお歳暮として送っている人まで?? ちょっとした御礼の気持ちや、かわいいからお裾分けなどで

友達のママさんに配っているようです。軽めの感じならちょうどよさそうですが、

袋入りなのでお歳暮とかには送りづらい気も。

パッケージを、袋入りのものに加えて箱入りのものも用意したら、

ギフトとして使われるシーンが広がりそうです。

軽めの贈り物時には袋パッケージ、

しっかりめの贈り物時には箱パッケージなどなど。

袋と箱だと、どっちがコストがかかるのだろうか。

 

余談ですがパッケージで検索していたら

 

 

などなど出てまいりました。 

 

スティック餅は長くなったのでやめます。

 

おわり

 

 

アンバサダーに憧れて

森山直太朗の特集番組を見て、

森山直太朗がもう既に40歳であることに驚いたし、

森山直太朗に似てるねと言われて反応に困った時のことを

思い出してほろ苦くなりました、

で、おなじみ、どうも、きさだです。

 

母と一緒にNHKの朝のドラマを見ていたら、

蓮佛みさこさんが出ていて、

ふと 「ランランララ〜ララララ〜♪」の音楽とともに

ネスカフェアンバサダー♪のフレーズを思い出しました。


CM ネスカフェ 「踊る大宣伝会議、略 予告」蓮佛美沙子

 


ネスカフェ アンバサダー「アンバサダーになろう。」篇60秒

 

蓮佛さんが担当していたのは少し前だったみたいで、

現在は名も知らぬが短い前髪のとても似合う素敵な女性のCMとなっておりました。

かわいい、、お名前を調べました。

藤井祥子さん、東京都出身の30歳女優の方だそうです。

 

ネスカフェアンバサダー、応募数が累計23万人を超えたとのこと。

①マシン代は無料

ネスレはコーヒーの定期購入分で稼ぐ

③アンバサダー登録者にはマシンを個別で1台プレゼント。

 

いつかの記事で読んだので、また詳しくは忘れましたが

(引用元を保存しておくのをいつも忘れてしまう。)、

このビジネスモデルを浸透させるためにネスレは社内資源を見直し。

新種の営業マンになりうるとして、自社ロイヤリティの高い顧客に注目。

そうした方々にアンバサダーとして活躍してもらい、

じわじわとオフィスでのシーン確立を進めていきました。

 

これだけだと思っていましたが、ネスカフェのコーヒーをきっかけに

社内コミュニケーションの円滑化も狙っているそうです。

人が集う場も提供できますよということですね。

 

そんなこんなで、企業側からアンバサダーを募集して、

又は影響力の大きい人に注目して協力してもらう。

という事例は多いようです。

 

では、一個人から企業側に呼びかけてアンバサダーになることは

できるのでしょうか。もちろん個人のブログなどで、

純粋にこの商品よかったよ〜〜など紹介することはできると思います。

一個人から、日本全国へブワーと広まるような取組みに繋げられるのかなあと。

 

と、いいますのも、きさだは個人的にアンバサダーになりたい、

熱烈に愛している製品があるからです。

先のスクラビングバブル製品と共に愛してやまないのが

REACHのデンタルフロスリステリンの洗口液。

 

REACHもリステリンもメーカー名と思っていたが、

どちらも製品名でしかなく、

どちらの製品もジョンソン・エンド・ジョンソン社のものでしたい。

愛してやまないと言いながら把握していない、恥ずかしい消えたい。

正しくはデンタルフロスのREACHと洗口液のリステリンですね、

これはどうでもいいですね。

 

これら二つを手放せなくなったきっかけは

大学1年時の教養科目の中で受講した健康科学の授業です。

歯学部の先生がやってきて、フロスを使わなかった場合に

菌がどれぐらい残るのかや、歯磨きだけでのカバー力不足などなど

事細かにデータと画像で教えてくださり。

歯磨きで十分と思っていた自分にとっては

もはやホラー映画並みの恐怖感と、リアル感がございました。

ちなみにスクラビングバブル系の製品に興味をもったのもこのCMの

おどろおどろしさに恐怖し、日常の不十分さに気づいてしまったからです。

 


ジャバシリーズTVCM


カビキラー アルコール除菌 食卓用 TVCM 子どもは菌を気にしない篇

もともとは、多少の雑菌??大丈夫です大丈夫ですのタイプだったのに、

ここらへんあたりから潔癖のきらいが開花したのかもしれませぬ。

この時期は手洗いしても雑菌が気になるからとコンタクトも使わなくなってしまったし、家族と同じコップでうがいするのが嫌になりましたし、なりましたしといっても変わったのはこの2つぐらいですね。鍋など普通にかこめます。

とはいえ一つのCMや講義がここまで人の人生に影響を及ぼすとは。

わたしが極端に影響を受けやすいだけなのかもしれませんが。

 

だいぶん話が脱線しましたが。

それからはデンタルナレッジ(こんな言葉は存在しない)に夢中に。

同世代の女のこたちが「@コスメ」によく出現するような化粧品ジプシーに

なり果てていく一方で、わたしはひたすらに歯ブラシジプシーや

フロスジプシー・歯科医院ジプシーになり日々鍛錬を重ねました。

大学時代ののべ3年間で12カ所の歯科医院を試しました。

初診料の無駄、なんたる無駄!しかし試してみずにはいられなかったのです。

 

自分の中だけで満足すればよかったものの、人間とは欲深いもので。

周りの友達に聞かれてもいないのに熱弁するのです。

熱がこもればこもるほど、周りの空気は興ざめです、

わたしが3年かけて積み上げてきた知見は一向に広まりません。

「きさださん、わたしたちね、歯茎がどうとか80歳になったときにはとか、

そんなのどうでもいいの。純粋にね、今を楽しめればいいの」

と言われたときには、頭を鈍器で殴られた時のような失望がありました。

殴られたこと無いけれど。

 

ということで、企業という名の虎の威を借りまして

(いばるつもりはないんですけどね、いばるつもりはないんですけれども、

ちょっとだけ悦に入って威張りたいけど)、

アンバサダーになりたい。フロスと洗口液だけでも広めたい。

オフィスでリステリンの定期購買を行いたい。

ジョンソンエンドジョンソンの威を借りて、

社内のスメルハラスメント問題を極めて平和的に解決したい。

日本の歯茎を元気にして医療費の削減に寄与したい。

 

無名の個が結集してオフィスのデンタル環境を改善しよう!!!

立ち上がれ群衆よ!!!

多量の署名を集めるべく、いざ寒空の彼方へ繰り出すぞ!!!!

 

きもい。気持ち悪い。

思うだけで実行はしない、

口だけの女、きさだ。

 

ちなみにリステリンは洗口液ではなく液体歯磨きらしいのですが、

わしは洗口液として使用しています。

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

スクラビングバブル、トイレスタンプについて調べてみた。

「そういうとこあるよね」という言葉のニュアンスは

やんわりとその人を批判しているということなのだと

理解するまでに5年かかった女 でおなじみ、

どうも、深夜徘徊女子です。

 

 

『ボクたち働く、あなたラクする!』

 

 

 

「スクラビングバブル トイレスタンプ」で検索すると

でてまいりました、企業HP。

片言の外国人を彷彿とさせるキャッチコピーであります。

「シャッチョサン、ボクタチハタラクアルヨ!アナタラクスル!」

 

ふざけすぎました、申し訳ありません。

ジョンソンさんはスクラビングバブルだけだと思っていた、

カビキラーやパイプユニッシュも扱っておられるのですね。

 

www.scrubbingbubbles.jp

 

『いつものお掃除をもっとラクに、もっとカンタンに。

スクラビングバブルは、毎日大忙しなあなたのための製品です。』

と書かれておりました。ありがたいです、ありがたい。

そういった製品に支えられております。マンセー

スクラビングバブル製品のターゲットは一体誰なのでしょうか。

製品HPには主婦っぽい女性の写真が宣材として載せられております。

掃除→家事→女性→主婦 主婦の方のイメージが強いです。

独断と偏見で、もう少し細かく妄想してみようと思います。

 

HP内の「汚れをカンタンに落としたり、汚れを防ぐことができるから、、」

のあたりにヒントがありそうです。

この文章から、ターゲットになりそうな人は3パターンありそうです。

「①汚れをカンタンに落としたり=ずぼらタイプ」

「②汚れを防ぐ=優等生タイプ」

「③ ①と②に当てはまるほど極端ではないけど日々大忙しの人」

 

①のずぼらタイプは、ギリギリまで物事を先延ばしする。

掃除も週に1回したらかなりいいほうで、月に1回や年に1回とかの場合もありうる。大掃除シーズンにやっと事の重大さに気づくも既に手遅れで普通の洗剤では落ちませぬ、、と駆け込み寺的にスクラビングバブルのような強力商品に頼るような人たち、つまりわたしのことです(わたしは少なくとも週に1回は掃除しておりますよ。)。一度痛い思いをして、「二度とこんなことには!」と予防の精神を身につける者もいれば、「まあ、またスクラビングバブル使えばいいっしょ」と製品頼みな生活を続行するずぼら猛者タイプの者とに枝分かれし、、。前者は予防の意味でスクラビングバブル製品を使うようになるような。後者の場合もずぼらというよりは、多少の汚れなら我慢できるから極力手間が減るようにとの合理主義ともいえそうです。

普段から勉強しないけど、テストがあるとなるとテスト前の1週間ぐらいで

やる気出して詰め込んでなんとか乗り切るような人たち。

 

こういうタイプの人たちには、売場との連動が効果的な気がします。

「大掃除 売場」で画像検索してみますと、

がんこな汚れがさらっと取れそうな強力商品がまとめて陳列された

特設売場の画像が多数でてまいりました。

花王さんの製品の写真が多かったような。

「今年の汚れ、今年の内に」や「クリスマスクリーニング」などの

キャンペーンPOPと共に。ドラッグストアやスーパーで迷いやすいばかな自分に

とってはまとめて置いておいてもらうと非常に助かります、、。

 

スーパーとかの棚の取り合いとか、メーカー間で熾烈そうだ。

年末の棚とかほぼ花王にもっていかれるのだろうか。

年末に限らず、四半期に一回とか特設棚つくってもいい気がする。

こういう人たちって「あっ、換気扇汚ねえなあ。窓汚れてきてる??ガステーブルの油汚れがやばいかも。トイレのさぼったリングがだんだん見過ごせなくなってきた、、。」などと実は気づいていながらも、気づかないフリをして毎日を思いすごしている。『無意識の意識化』というのでしょうか。たまたまフラーと入ったドラッグストアで無意識を意識化してくれるような宣材や呼びかけ、POPがあったら、

「そういえば、汚かったな。買っとこかな。」のような、たなぼた的購買に

繋が、、、らないですね。笑 ごめんなさい。「溜まった汚れ、今ならまだ間に合います」のような、、、コピーセンスがクソすぎて、良いのが全く思いつかない。笑

毎月とか毎週とか訴えられてもピンとこないから、本当に汚れが本格化し始める4半期に1回ペースがちょうどよさそうです。

 

長くなりました。

②の優等生タイプですが、前日にちゃんと時間割を見て明日の準備をしてきた人たち。歯科医院とか、別に歯痛がしなくても虫歯がなくても予防目的でちゃんと検診にいっちゃうような人。半年に1回とかのペースで歯石取りなんかもしちゃって、プラークコントロールばっちりよ!みたいな人。家計簿もきちんとつける、子供が生まれた瞬間に学資保険に入るようなしっかり者の人。段取りよく仕事もテキパキ優秀な人。うらやましい、なりたい、なれるものならこんな人になりたかった、、、と思わざるを得ないような素晴らしい人。先読みして、いろんな予防線をはっておける人。

 

こんな人たちには、こんな人たちが好みそうな、掃除とは別のシチュエーションで

宣伝するのもおもしろそうです。といいますのも、この間日通さんを利用して引っ越しをしたのですが、作業確認メールと共にクックパッドのプレミアム会員3ヶ月無料サービスのお知らせが届きました(1ヶ月だけだったかも、間違ってたらごめんなさい)。引っ越しをする理由は人によって様々と思いますが、そこには「一人暮らしを始めましたか??自炊が必要になったなら!結婚しましたか??旦那さんにおいしいお料理を!」などなどの文言が添えてありました。個人的にはこの文言がとても響きまして、無料サービスを享受するため新規会員登録してしまいました。笑

最初は、「なんで日通のメールにクックパッドが??」と違和感しかなかったのですが。これも無意識の意識化の一種なのでしょうか。このメールをみたとき、

ずっと前に見たWEBの記事で多分糸井重里さんが「広告は、場所が大事、どんなタイミングで、どんな場所で出すかがとても大事」的なことを言ってたの思い出しました。だいぶんアバウトですみません、そして糸井重里さんはそんなこと全くいってないかもしれない、ごめんなさい。

 

極端ですが、定期検診で定評のある歯科医院で試供品を渡してもらうなど。

保険屋さんで新生児の学資保険に申し込みにきた人に渡してもらうなど。

でも、ただ渡すだけだと「は?」となるので、添え文が重要なのだろうと思いまする。キーワードは「予防」、「備え」、「事前の」などでしょうか。

 

③の人はCMなどのマス広告で興味をもってくれそうな。

トイレスタンプのCMがこちら。


[伊藤久美子] CM ジョンソン スクラビングバブル トイレスタンプクリーナー

 

スクラビングバブルの中で、トイレスタンプを買ってる人って現状どんな人が

多いんだろう。専業主婦の方とか、主婦の方、ファミリーに浸透しているとすれば、

今度は単身社会人に響くような構成に変えてもよいのかもしれない。

専業主婦の方の大変さはとてもよくわかるけれど、

「毎日大忙しな人」って主婦の方やファミリーなど世帯持ちの人だけではない。

 

なんだかんだと書き連ねました、長くなりすぎてしまうのが難点でござりまする。

ふざけた記事を書いてる最中に気になったことを考えていたらこうなった。

要約術を学んだ方が良い。

 

 

 

さて最後に、スクラビングバブルのHPいきますと

「大掃除はほったらかしこく」や

twitterでの写真投稿キャンペーン」などあります。

前者の特集をざっと見るだけにするつもりが

ついついじっくり読みしてしまいました。

o-soji.com

 

「トイレスタンプがすきだ!」と宣言しながらも、

掃除スキルの低すぎる似非スクラビングバブラーとしてはとても勉強に

なった次第であります。なんだか回し者のような雰囲気になって参りましたが、

わたくしは回し者ではありませぬ。信じてください、信じてください。

 

 

おわり

そうじゃない、トイレスタンプだ

 くしゃみが1回出るといい噂、2回出ると悪い噂

という迷信を信じ続けて26年目。

最近は1回だけのくしゃみが多かったので意気揚々、気分好調な

毎日でありましたが、ここ2日は2回のくしゃみばかり。

誰がわたくしめの悪い噂を?とめぼしい人を想像してみては、

「ああ、きっとあの件で怒っていたのだろうな、ごめんなさい、ごめんなさい。。」

と心の中で謝る日々です。

暇かよ でおなじみ、どうも深夜徘徊女子です。

 

およそ1年前のお話。

とある企業Aに勤めており、片田舎にて生活していたころ、

転勤がきまりいそいそと引っ越しの準備をしておりました。

夜も更けた午後11時頃でしたでしょうか。

同期の男性社員AとOからの電話がなります。

 

どうせ暇でしょ?との断定的決めつけから始まり、

真夜中の空港に忍び込もうよ!とのよくわからぬアクティビティへのいざない。

終日準備でこもりきり、はえてきたヒゲを放置するのもお手の物、

スッピン能面地獄絵図を携えて彼らの到着を待つ。

 

申し訳程度にマスクを装着、スニーカーを履いて

肌寒い玄関で凍えながら彼らの到着を待つ。

あとは出るばかり、早くつけばいいのに。

震えながら彼らの到着を待つ。

 

 

 

 

「おしっこしたいから、トイレ貸して」

入ってきたLINEの文面に恐れ戦く。

家の中にinするつもりなのか、inする想定はしていなかったぞ。

まあでも大丈夫、引っ越し前で小汚いもののそんなに目障りではない。

風呂上がりにふやけたかかとをこすったら

剥げ落ちてくる皮膚片。

リビングに野放しだったのをクイックルし万全の体制で迎え撃つ。

 

入室したAとO 

 

「意外と綺麗にしてるね」

 

 

 

 

そうだろう、そうだろう、

日頃の私の大雑把さからは想像もできぬ部屋のきれいさであろう。

実際にはそこまで綺麗ではない。だけれど

普段からの期待値のとめどない低さ故にこうなるのですね。

向かうところ敵なし、尿意という大義名分を楯に

女性の部屋を抜き打ち訪問するというお前の浅はかな

企ては全てお見通しだ。

どうだ、お前の欲しかった風景は今眼前に存在しうるか。

徘徊女子の完全勝利も目前。 

 

 

急にほくそ笑むような表情を浮かべ、問いかけてくるA

「これ、なに??」

「は??」

「これ、なに??」

 

 

 

Aのお手元には、引っ越しカオスの中でなぜかキッチン上に

鎮座させられていたトイレスタンプが。

スクラビングバブル♪で有名なトイレスタンプとはこちらのことです。

 

 便器内にスタンプするだけで、毎日が

「あれっ??掃除してくれたの??」

「んーー??してないよ」

の無限ループ、これで冷えきった夫婦関係も若干の改善傾向へ!

な優れものです。本当にいつも便器が綺麗。

近年では香り付きのトイレスタンプもあるから芳香剤機能も兼ね備えており

一石二鳥なお買い得商品。

 

「これはね、トイレスタンプだよ」

 

「うん、これなに??」

 

(今トイレスタンプってこたえたよね、聞こえてなかったのかな?

んん??もう一回だけチャンスをあげようか??)

「だからね、トイレスタンプだよ」

 

なおもほくそ笑むA

「うん、これって。なに??どう使うの??笑」

 

ここにきてようやく理解した。

こいつはトイレスタンプのことをオトナのおもちゃと思い込んでいるらしい。

たしかに、言われてみればそう見えなくもない。

 

 そうみえなくもない。全く無知の人からしたら

そのように見えてもしかたないのかもしれぬ。

こんなことを書いたらジョンソンの人からキレられそうだ。

 

一目見て「あっ、これはトイレスタンプですね」と認知できるほどには

一般庶民の間に浸透していないということかもしれませぬ。

マーケティング担当の皆様、広告宣伝部の皆様、

まだまだ潜在的消費者が存在しております。

(そもそもAのような消費者はターゲットではないのかもしれぬな。

トイレスタンプのターゲットって誰なのでしょう。)

さらなる認知の拡大に向け、なお一層の邁進を希求致します!

(そもそもトイレスタンプは意気込むほどの主力商品ではないのかもしれぬな。)

 

偉そうだな、こんなことを言うからすぐに人に嫌われてしまう。

故に26歳までショジョをこじらせているのだ。

ジョンソンの方、わたしはジョンソンの製品がとてもとてもすきです。

Aのことは嫌いになっても、わたしのことは嫌いにならないでください!!!

 

 

そうみえなくもなかったけれども

青年の歪んだ認知癖を解消し、より健全な日本国の繁栄を実現する為に。

最後にAと一緒にスタンプしてきました、便器に。

 

トイレスタンプがだいすき。

 

 

おわり

 

 

 

 

 

 

 

 

負女子は続くよどこまでも

本を読む、映画を見る、そのきっかけは人それぞれ。

場合に応じて様々だけれど、その中の一つに

「こんなにヒドいのって世の中でわたしぐらいじゃないかな」

「ここまでの駄目人間は俺以外にいないはず」と

落ち込んでしまったとき があると思う。

 

そんなとき、何気なくとった本や映画の内容に

励まされる、ハッとさせられる、安心させてもらったこと、

たくさんあるような気がしている。

 

主人公の女がどうしようもなくクソなやつで、

なんだ私以上にヒドい女もいるんじゃん!とちょっとだけ希望がもてる。

 

登場人物の男の中にものすごく不出来な男がいて、

そいつが吐き気がするぐらいに仕事ができない。

そうか、俺より仕事できないやつなんて、まだまだ山ほどいそうかもと思える。

 

落ち込んだ時や苦しいとき、どうしても視野が狭くなる、

気持ちの器が小さくなる、どうしたらいいか考えられなくなる。

そんなとき、おんなじような人が他にもいるということ、

自分よりもっとヤバい人がいるということを知ったら

なんとなく心が少し軽くなる。

たとえそれがフィクションの世界のキャラクターでしかなかったとしても。

実在する人物ではなかったとしても。

 

「たいした失敗じゃなかったかも??」と思えたなら、

きちんと反省して、また前向きに頑張れる。

失敗しても凹まずにただひたすらに邁進できる人ばかりではないこのご時世に。

また前に進めるようになるならば、名も知らぬヒトサマのことを

一瞬だけ下に見て自信を取り戻してもいいと思う。

一瞬だけぐらいなら許せ神様。罰はあたらないはず。

 

元気で頑張っている人は素敵。

そんな人たちが、ちょっと躓いてしまわれたときに。

「コイツよりはまだましだわ、大丈夫大丈夫、また明日からがんばろう」

と思えるような、悲惨な黒歴史を楽しくおかしくこのブログに記していきます。

ほぼドキュメンタリー、ときどきフィクション。

 

浮き世に浮いた、ショジョ26歳。

漢字で書くと仰々しいのでカタカナに逃げるセコさ。

この年まで、意図せずに守り抜けてしまったこのお守り。

捨てると祟りにあいそうなので、

然るべきしきたりにて、然るべき手段で処理するのが夢。

年始の神社で「まとめて焼いてあげるよ!」と宣う

神物ゴミ箱にお守りを投げ入れるときみたいに。