竜巻 意外な事実

竜巻の被害が続いている。
テレビでもだが、家でも「やっぱり異常気象、地球温暖化が原因だね。」
まことしやかに言われている。
で、気象庁を調べたら、年別発生データがあった。
http://www.data.kishou.go.jp/bosai/report/tatsumaki/nenbetsu.html
あら、この30年間どちらかというと発生件数は減っている。

人的被害も、決して増えているわけではないのだ。
報道を含めて、思いこみとは恐ろしい。

出張でニュースを見ていない間に、Firefox 2がリリースされた。
昨夜早速インストール。タブの機能を含めてちょっとアップしたようだ。
タブはこれまで、拡張機能(アドインに名前が変わった)を使っていたのだが、まだ拡張ができていないので、素で使っている。
でも、さほど違和感なくつかえているようだ。


それに対して会社のPC。IE、OE、MS-Officeとがちがちの構成。
まあ、これまでシステム管理者でやりたい放題だったのではあるが。
なんとも使いにくいソフトたちであることよ。
しかも加工しようにも、加工ツールが全くない。
これから管理者と相談して、ぼちぼち入れていくとしよう。


今回の出張先で、フリーのPCにOOoが入っていた。
ちょっとうれしくて、借りて配置図などを作らせてもらった。
帰ったら、Excelにエクスポートして会社へ。
問題なしである。OOoを何とか会社へ持ち込みたいのだが、どうなることか。

そういえば、OOoの2.0.4のリリースもほぼ決定した。
(ほぼ、というのはOSによってはまだテストが終わっていないのだ。)
これもまたちょっと良くなったよ。

Shiragaoyadiでなくなった

 
転職を期に、髪を染めることになった。
命令ではなかったのだが、社長をはじめとして白髪の多い社員は、取引先に若く見せるために(?)髪を染めているらしい。
かなり心配されたのだが、当方は趣味ではなく、単に面倒で白髪のままにしていただけ。
別にかまわないのだ。

早速先週二液式でやってみた。
作業自体は意外と簡単。混ぜた液をくしで髪に塗りつけていくだけ。
さほど臭くないし、作業も容易である。
が、これは塗ったときには色が見えない。まんべんなく塗ったつもりでも、あちこち抜けているのだ。
特に、上の中の方とか根本は塗れていない。
それがわかるのは、2〜30分後に風呂で髪を洗った後である。
う〜〜む。とはいえ、とりあえずぱっと見は髪が黒くなった。
これほど黒いのは大学時代以来である。

もともと、顔はおっさんだがベビーフェース(?)といわれていた。
これまで実年齢より5〜15歳年上に見られていたのだが、さて、どうなるだろうか。
客と会うのが楽しみである。

自宅の接続を光に替えた。といってもUSENのマンションVDSLだ。

はじめは8MだったがMTUを変更したところ、16〜20Mまで伸びた。充分幸せである。
何せ月2980円(初年度は更に1000円引き)だ。ADSLより安い。

ブロードバンドはコワイ物好きで、最初が2003年に少し落ち付きかけたYahoo!
電話局が2局の中間にあるため線路長が遠く、8M契約で400Kbpsしかでなかった。
2〜3ヶ月使ってLeachDSLに変更。これで500Mまで伸びた。
次に使ったのが平成電電。直収電話とセットで。理由はとにかく安い。
基本使用料からADSL、モデム料金を全て含めて3700円。Yahoo!よりも1000円値下がりした。
しかも12Mの基本契約で1Mまで通信が伸びる、というおまけ付き。これは幸せだった。

しかし、同社が倒産したため、見直しを余儀なくされた。
丁度そこへ現れたのがUSENだった。
我が家は家族全員(小一の娘も含め)ネットをする。
繋がっていることが必須で速度も速いに越したことはないが、金はない。

ネットを調べるとUSENについては非難ごうごうだったが、これまでもこんなプロバイダを渡り歩いてきたのだ。
今回も挑戦することにした。
が、一発接続でモデム(VDSLです)に問題もなく、さっくり繋がってしまった。
これでは面白くないのだが、まあ、仕事に専念することにしよう。

とはいえ1M接続では100M程度のファイルまでしかダウンロードする気にならなかったが、
10MあればCD-ROMのダウンロードも苦にならない。
今度はDVD-Rの焼けるドライブに替えたい、と思う今日この頃だ。

スタンダードとは

スタンダードには二つある。

・最初からオープンを目指し情報を共有するオープンスタンダード。
・特定の製品が素晴らしいか市場を占め、結果的に市場全体が使うようになるデファクトスタンダード

いずれにせよ、市場全体が共有し利用できるスタンダードが行き渡ることで、市場は活性化し色々な製品が出来てくる。
かつて日本は、自社規格を積極的に公開し、日本全体で共有することで産業の活性と技術向上を図ってきた。
旧JIS規格にはそのようにして決まったものも多いらしい。(トヨタのネジ規格とか)

フォーマットを囲い込んでの競争から、製品品質とサービスを競争しユーザーの選択できる商品。
それが本当の競争であり、よりよい製品が出来てくることになるはずだ。

OpenDocumentを選んだベルギー政府

昨日に引き続きOOoの話題。
OpenDocumentを選んだベルギー政府
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0607/07/news040.html

e-Japan構想とかで、オープンソースの活用を目指すという日本政府よ。
そのためにはまずフォーマットからだ。

Word、Excel中心の公式文書から直して欲しいものだ。

MS-OfficeがODFに対応

ODFはOpenDocumentFormatというファイルフォーマットで、
国際標準化団体のOASIS(富士通OASYSではない)の採択した、ドキュメントフォーマットだ。
既にISO(International Organization for Standardization)でも認められている。
このフォーマットを提案したOpenOffice.orgはもちろん、一太郎も採用を決めている。

MicroSoft社は、ODFは不十分なフォーマットだ、自社のOpenXMLの方が優れているし、オープンなフォーマットだ、
としてきたが、米国マサチューセッツ州のODF採択や、ベルギーでのODF推進など、各国の動きに対応する模様。
米MS、Office 2007用のODF対応ツールをオープンソースで開発
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20060706/242698/
ただし、あくまで他ベンダーによるアドイン、という姿勢を貫いている。

ODFによって何が変わるか。
これまでユーザーはWordやExcel等の文書を「完全に」開くためには、MS-Officeを購入するしかなかった。
が、ODFが標準になれば、使いやすさ、機能に応じてソフトを選択する権利がユーザーに返ってくる。
ただ使うだけであれば、無償のOpenOffice.orgでも構わないわけだ。
用途やニーズによってソフトを自由に選択できる。
また、そうなるとWindowsにこだわる必要が無くなる。

こうなってくれれば、パソコンの世界も再び面白くなるのだが・・・