縁 LIFE IS THE JOURNEY
皆さん、お久しぶりです。ショーイチです。部活の合宿やなんやでサボってました。すみません。
今日は無一文で中国地方を一周するヒッチハイクでの旅で感じた「縁」から学んだことを書いていこうと思います。またヒッチハイクのことかと思うかもしれませんが、それだけ得るものが大きかったということです。恐らくこれからもいくつか記事を書くと思います。笑 どうかお付き合いください。
縁を感じた瞬間
ドライバーさんの都合と自分の都合が噛み合わず、山口県の山奥で降ろされたことがあります。こればっかりは仕方がありません。
5分に一台、車が通るか通らないかという辺境の地。背の高い木々が僕の周りを360度取り囲み、歩けども歩けども景色は全く変わりません。
その状況で僕はどうしていいか分からず途方に暮れていました。その時、一台の車が僕の前に止まりました。このドライバーさんは神かと思いながら、車に乗せていただきました。
精神的にあまり余裕がなかったのでナンバーまでは見ていませんでしたが、聞く話によると僕の生まれ故郷である大阪府堺市のナンバーだったそうです。そして、よくよく聞いてみると家も自転車で5分という近所で話も合い、乗せていただいたそのご夫婦には大変良くしていただきました。
遠い地で地元の方と会う奇跡。こんなこともあるのかと感動しました。
2つ目のエピソードですが、広島県福山市で乗せていただいたファミリーの話です。お父さんがヒッチハイカーをよく乗せるそうで僕はお父さんの恩恵を受け、乗せていただけることになりました。大雨が降り始めた直後だったので本当に助かりました。
ご両親、中学三年の息子君、小学生の娘さんの4人家族で、息子君が受験期であり話を聞いてやってくれというお父さんのお願いでした。息子君は学校や部活の水泳、塾などたくさんすることがあり、話を聞いていると僕の受験で苦しんだ記憶が蘇りました。
たくさん話をする中で息子君が何か自分に似たような性格を持っているように感じ、親近感を覚えていました。
しばらく乗せていただき、かなり打ち解けました。しかし、悲しいことに出会いがあれば別れもあります。降ろして頂く時にお父さんが食べ物を買ってくれると言ってくれたのでありがたくいただきました。その時、僕は気づかなかったのですが息子君が自分のお小遣いでファミチキを買ってくれていて、別れ際に「頑張ってください」と僕にくれたのです。
熱いものが心に湧き上がってきて、本当に感動しました。こんな嬉しかったことは今までなかったかもしれません。僕はお礼の印として、持っていたサングラスを渡して、その家族が下関出身で僕の行き先も下関ということもあり再会を願ってお別れしたのでした。
また困ったことがあれば連絡してほしいということで連絡先を交換していたのですが、僕の到着はどう頑張っても8月17日。滞在時間は18日までと再会できるとすれば2日間のどちらかということになります。
息子君は2日とも部活と塾で会えないということで、流石に再会は厳しいかと半分諦めていました。
しかし、ここからが奇跡の始まりでした。
偶然にも広島から本州最西端の下関まで一発で行く車に乗せていただけることになったのです。到着は16日の4時。これは会えるかもしれないと思い、急いで息子君に連絡しました。すると、「5時から塾なので4時から4時半の30分間なら会えます。」という連絡が来ました。
半分は諦めていた僕ですが、半分は諦めていなかった。それが功を奏したのか再会することに成功しました。僅かな時間でしたが、また大阪で会うことを約束しお別れをしました。
これも何かの縁。会うべくして会っている。運命とは求めれば、本当にあるものなのだと確信しました。
縁を大事にすると人に優しくなれる
以上、2つのエピソードをご紹介しましたが、他にもまだまだあります。これらのことすべてが偶然に思えるかもしれませんが、僕の中ではこれは偶然ではなく必然。間違いなく運命の上で出会っているのだと感じました。
一度人との縁を感じると考え方がガラリと変わりました。自分の人生があるように、自分が知らないところにたくさんの人の人生がある。それらは自分に大きな学びを与えてくれるし、何より聞いていて面白い。
今まで信じるべきものは自分のみだと信じて生きて来たのですが、初めて人をリスペクトする気持ちが生まれました。人って凄い。縁って凄い。
それからの僕は他人の欠点ではなく、良さを探すようになりました。そして、他人の良さを探している自分を好きになりました。良いスパイラルになっている気がします。ヒッチハイクが終わってから丸くなったと言われることも増え、少し自分の成長を感じます。
本当にヒッチハイクに行ってよかった。
人生は旅である
僕がよく行く本屋さんである本を目にしました。タイトルは「LIFE IS THE JOURNEY」という本で、すぐに購入しました。心が震える一冊で、読んでその名の通り人生は旅であるという趣旨の本です。
旅ではトラブルがつきものです。急な雨や思い通りに行かないヒッチハイク。他にも理不尽な人と会ったりとたくさんのトラブルがあります。
しかしながら、不思議と安全だった日々よりもトラブルのほうが記憶に残っていることが多いのです。なぜなら、人間はトラブルに遭遇したときにいろいろと考えるから。それは良くも悪くも忘れられない思い出になるのです。
旅ではたくさんのトラブルの中からたくさんの学びを得ます。そこが旅に出る最大のメリットですかね。
人生も旅と同じだと思います。思いどおりにいかないことや自分に合わない人などの存在で、心が落ち着かなくなることがあると思います。でも、これは人生の潤いです。人生の救いです。思いどおりにいかないときこそ考えるのです。
人生は長い旅です。うまくいくこともあれば、そうじゃないときもある。どちらの経験も僕たちに成長を与えてくれると考えれば、どんな不幸な人生だって捨てたもんじゃないと考えることができるでしょう。
そして、心を穏やかに保つことは大切です。心を穏やかに保って学ぶ姿勢を忘れなければ、順境でも逆境でも多くの学びが得られます。しかし、そのような心を持てなければ順境はおごりになり、逆境は恨みになります。謙虚にいくことが大事なのです。
最後に
いかがでしたでしょうか。
人生は旅である。その旅路は穏やかな心で進まなければならない。これが人生の核心のような気がします。
今回は旅から学ぶ人生の過ごし方を書いていきました。皆さんもぜひ縁を感じられるような行動をしてみてください。それでは。
究極のプレゼントは物ではない。
こんにちは!突然ですが、誰かにプレゼントをもらうと嬉しいですよね。でも自分があげるとなると何をあげるか迷ってしまう。そんなあなたにぜひ覚えておいてほしいことがあります。今回は良いプレゼントについて書いていきましょう。
相手に何かをあげる
プレゼントする機会はたくさんありますよね。友達の誕生日プレゼントや母の日に送るカーネーション、後輩への自分の名前が入った服をあげることや恋人へのクリスマスプレゼント。
僕が今までもらったプレゼントで一番嬉しかったのは、憧れの先輩からもらったレプリカユニフォームです。
小学校から高校までサッカー漬けの毎日だった僕ですが、高校の時に憧れと呼べる先輩がいました。その先輩は全国大会に行くような高校から来るたくさんのスカウトをすべて蹴って、うちの高校に入学し、一人だけずば抜けたサッカーセンスを持っていました。
それだけでも十分かっこいいのですが、僕が憧れたのはこの人の後ろ姿です。基本的に最低限のことしか言わない優しい性格だったのですが、人のミスは自分が取り返す、仲間が挫けそうなときもプレーでカバーする。その後ろ姿は高校生ながらとても大きいものに見えました。
その先輩が卒業するときに、みんなで寄せ書きを書きました。僕は「ずっと僕の憧れです。」と書きました。すると、それを読んだ先輩は僕に大事にしているというACミランのレプリカユニフォームをくれました。
憧れの先輩からもらった汗が染みついたユニフォームは僕にとっての一生の宝物になりました。
プレゼントをするとは、相手に何かをあげることです。そのときに何をあげると相手が喜んでくれるか。どんなシチュエーションであげるとよいのか。いろいろ考えることはあります。
そのときに何を一番に考えたらよいか。悩みますよね。僕が意識しているのは、相手の思い出に残るものです。当たり前なことのように思えますが、意外とみんなできていない。
例えば、冬だからといって必ずしもマフラーをあげれば良いというわけではないのです。相手がそのマフラーがほしいと言っていたのなら話は変わってきますが、本当に相手にとって思い出に残るものなの?と自分にもう一度聞いてみてください。
相手がもらって感動したり、嬉しくなったりするものが何かをきちんと考えてみるといいかもしれませんね。
最高のプレゼント
では、最高のプレゼントとは何か。ずばり、僕は思い出だと思います。サプライズをすると嬉しい思い出になると思いますし、夜景を観に行っても最高の思い出になると思います。
大切なのは、どれだけ相手のことを考えて、どれだけの時間を費やし、そのときに最適なプレゼントを選べるかどうか。相手の心に残るような思い出を作ってやる。それが相手に響くと大して高価な物をもらっていなくても最高のプレゼントをもらったというふうに思います。
そもそも物はいつか壊れたり、なくなったりします。しかしながら、思い出というのは忘れたくても忘れられないのです。(良い意味でも悪い意味でも…。)さらっと言った些細な冗談や軽い気持ちで買ったペアルックのキーホルダー、一緒に行った旅行先で撮った写真など、すべてが思い出であり、最高のプレゼントだと思うのです。
究極言うと、物質的なもので最高のプレゼントなどないのです。そして、本当に良いプレゼントとは物ではなく良い思い出を作ってやろう気持ちだと思うのです。
最後に
僕もプレゼント選びに悩んだことがあります。そして、たくさん失敗しました。特に恋人に送るものは…。笑 なぜか響かないんですよね。しかし、その中から少しずつ良いプレゼントとは何かを考えたのです。
皆さんも仲の良い友達や家族、また恋人にプレゼントを送るときなどにぜひ参考にしてみてください。それでは。
ヒッチハイク!乗せる側を意識!10分で車を止める方法を徹底大公開!
この記事を書いている途中4,500字近く書いた段階でもうそろそろ記事が出来上がるというときに、なぜかパッとすべての文章が消えてしまうという現象が起こりました。バックアップもとれていなくて書き直し…。本当に絶望感が凄かったです。苦労して書き直したんで最後まで読んで頂けると嬉しいかな…。笑 はー。⤵⤵
どうも先日、無一文ヒッチハイクで中国地方一周してきたショーイチです。ヒッチハイクに興味があり、やりたいけど不安という人がやれる自信を持てるような記事を書いたつもりです。ぜひ読んでみて下さい。
突然ですが、皆さん、ヒッチハイクって難しそうですよね。今までしたことのない人は難しそうとか、危なくないのかとか考えてしまうと思います。しかし、ヒッチハイクをしたことがある人ならわかるのですが、実は日本でのヒッチハイクはあんまり難しくないと言うのが現実です。男性がするのでしたら危険性は全くのゼロだと思います。今回は僕の経験からヒッチハイク旅行を成功させる方法について徹底的に書いていこうと思います。
まず僕の自己紹介をしておくと、僕のヒッチハイク歴?なるものは、大阪から東京まで友達と二人でヒッチハイクで行ってみたのをきっかけに、一人で和歌山一周、そして今回の中国地方一周と回数で言えば、3回のヒッチハイク歴があります。
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無一文ヒッチハイクで中国地方一周の旅!7日目
7日目!お世話になった先輩とも今日でお別れです。休んだ分、またヒッチハイクへの不安が出てきました。でもやるしかない。今日は鳥取砂丘を経由して兵庫県を目指します!
島根の先輩に片道20km以上行ったところにある人が来やすい「道の駅あらエッサ」まで送っていただき、お別れとなりました。楽しい時間をありがとうございました!では、行ってまいります!
駅弁って美味いんだな
道の駅で例のごとくダンボールをもらい、ヒッチハイクをスタートしました。道の駅限定の無料で配布している缶バッチを道の駅で働くおばちゃんからもらいカバンに装備しました。攻撃力が+12くらいアップしました。すると、声をかけ始めてすぐに米子駅までならいいよと言うご夫婦が現れました。缶バッチのおかげですね。ありがたいです。
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無一文ヒッチハイクで中国地方一周の旅!5日目
5日目!とうとう折り返しです。今日は下関を出発し松江まで行きます。午後3時には着いてるだろうと思っていました。しかし、山陰はそれほど甘くありませんでした。
あと、山陰はひたすら山だったのでほとんど写真ないですね。笑
看護師のお母さん
今日のはじめに乗せていただいたのは、たまたま娘さんの忘れ物を届けに行った帰りのお母さんでした。なんという偶然。吉見周辺まで送っていただけることになりました。ありがとうございます。そのお母さんは看護師で、娘さんも看護師学校に通っているらしく親子ともども看護師なんだあと感心しました。
話の中で旦那さんがヒッチハイカーを自宅に連れてきて家に泊めたという経験があるというエピソードを聞きました。凄くないですか?見ず知らずの人を家に招くこの家族の器の大きさを感じました。
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