Shun Fukuda - こころ

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【詩】影

いつの日だっただろうか。

 

暗い夜道を独り歩いていると、国道沿いのコンビニの明るいライトに照らされて、彼は僕の足元から長く伸びて現れた。

 

そして、ふと僕にこう言った。

 

「君は自分自身に不満がある。毎日を心の底から楽しめてはいない。嫌なことばかりに目を向けている」

 

僕のことは全てお見通しだった。そしてこう続けた。

 

「世界が変わるのを待つんじゃない。自分を変えるんだ」

 

そう告げると、交差点の四方からの眩いライトを浴びて、僕の足元から伸びた彼は薄くなり、次第に消えていった。

 

今は知っている。それが僕自身の影だったことを。

 

 

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【詩】君といる時間

2人で話する時間は、互いの勉強の時間

 

喧嘩になりそうな時は、互いの妥協点の探り合い

 

口喧嘩になる時間は、互いにとって最悪な時間

 

喧嘩して離れて黙る時間は、互いにとって辛く涙の時間

 

「話して解決しよう」と思えば、僕から謝るべきタイミング

 

君の元へ行く時は、シャボン玉を触ろうとする繊細さで

 

話して分かってもらえば、互いが最も安心する時間

 

ハグして仲直りすれば、ずっと守るからと思うから

 

お腹がグーっと鳴れば、忘れてたご飯の時間

 

2人で食べるご飯が至福の時間

 

君と笑い合ってる時間が幸せ

 

君といる時間が何よりも幸せ

 

 

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【詩】知ってるからね

アッと、

 

転んでしまって

 

えんえんと泣いてるのね。

 

見てご覧、

 

靴紐がほどけてるわ。

 

 

泣きながらでいいのよ、

 

靴紐結べば

 

ほら、大丈夫。

 

 

涙を拭いて

 

胸を張って前を向けば、ほらね?

 

また、歩き出せるでしょ?

 

 

ママは

 

君が頑張り屋さんなの、

 

ちゃんと知ってるからね。

 

えらいね。

 

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【詩】「好きです」

数週間前、

 

あなたが僕にくれた

 

素敵な紅茶の香りがする

 

8ピースの

 

「ちょっと遅めの

 

バレインタインのチョコ」。

 

枕元に大切に

 

置いているけれど、

 

なんか、

 

もったいなくて

 

最後の1ピースを

 

未だに食べられない。

 

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【必見!】ネガティブな方でも、いつでも変われる。魔法のような、ちょっとした心掛け

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人間、長い人生の中で凹むこともありますし、失敗することだってもちろんあります。完璧な人間など、この世にひとりもありません。

 

凹む癖がついてしまったり、失敗したことに対して、その負の感情をいつまでもずるずると引きずってしまうと憂鬱な気分になってしまうものです。場合によっては、まさに鬱(うつ)になってしまいかねません。

 

そこで、そのネガティブな気持ちを自分自身から排除するためにできるカンタンな気の持ち方を考えてみたいと思います。

 

 

要注意!ネガティブになると、ズルズル底まで蟻地獄のように引き込まれる

 

物事が自分の思うようにいかないと、どんどんマイナス思考になってしまいますね。そうなってしまうと、物事が良くいっても達成感をあまり感じなくなってしまう反面、ちょっと悪いことがあると「やっぱりね・・・」なんていう偏屈な考え方が癖づいてしまいかねません。

 

気が付いたらため息ばかりついてしまうこと、ありませんか?

 

ネガティブな気持ちになっていたり、ため息ばかりついていたら、こころが疲れ始めている要注意サインです。

 

 

人見知りが激しかった私の経験談と"こころ"に起こったこと

 

私は学生時代、小学校の中学年辺りまでは比較的活発な男の子だったと思います。しかし、小学校4年生辺りから思春期を迎えたこともあり、女子の目線も意識するようになりました(笑)。おそらく、女子とはあまり気軽に話をしてはイケナイのだとちょっと格好つけてみたく思った時期だったのかもしれません。

 

そんな変な哲学を持ってから、学年の中でも男女問わず会話する相手も限られてきました。自然と無口な性格になってしまいました。

 

そうすると私のその姿勢に突っ掛かってくるのは仲が良いわけではない男子でした。地元の野球部に入っていたのですが、私自身 野球は大好きでしたが運動は得意ではなく、運動場を30分走ったりするのも毎回周回遅れになっていました。「チンタラ走ってんじゃねえよ!」なんて声をよく飛ばすのはコーチや監督ではなく、同級生からでした。運動音痴な私にも問題はもちろんあったでしょうが、バカ正直で驚くほど真面目な性格の私は、野球をもう楽しめるはずもなくストレスだけを溜めていました。地元の野球部ですから、チームメイトはみな同級生です。学校生活にも嫌気がさすこともありました。

 

私の地元では小学校の同級生は自動的に中学生の同級生にもなります。中学生時代には考え方も卑屈になって口数も減り、仲のいい友人も限られ、周りの人間関係にビクビクする怯えた気持ちが強かったといえるでしょう。そこにつけ込まれて、嫌がらせを受けたこともあります。教室の中で私の机だけ、一番後ろのロッカーに寄せて下げられていた時もありました。目から涙を流しはせずに机をいつもの位置に戻しましたが、正直 こころはわんわんと泣きました。

 

 

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大学2年、決定的な大きなストレスがこころを乱す

 

人付き合いも下手で、いまでいうコミュ障(コミュニケーション障害)になっていました。シャイな性格も抜けず、他の人間と仲良くなって何かあったときに嫌われるのが怖いから仲良くなれない・・・といった負のスパイラルに陥っていたのだと思われます。

 

まさに、超ネガティブ思考です。

 

大学2年生の冬、祖父が亡くなったことで大きなストレスに押しつぶされ、こころが突然SOSを発信し出し悲鳴を上げ始めます。パニック障害の症状が身体に現れ始めたのです。

 

電車に乗っても息が出来なくなる、街中を歩いても吐き気が止まらなくなってくる、体調的に仕事にも就けず自己肯定感も持てません。

 

気分は底を擦るよりももっと落ちてゆきました。気持ちはもはや、マイナスです。

 

 

ちょっとしたことが大きな結果になる。自分を変える、誰にでもできる魔法

 

そんな私でも、いまはポジティブになれるように変わりました。いや、正しくはポジティブになるよう性格を変えました。マイナス思考が癖づいてしまっているこの"アタマ"に、人に優しくしてもらった時に覚える感謝の気持ちを相手に伝えることを習慣付けさせています。小さなことでも幸せを感じられるようにさせ、ちょっとした勇気を振り絞って仕事に就いて人様の役に立てていることを自分で認めて強い自己肯定感を養いました。

 

いまとなっては、こころを落ち着けるための何の薬も服薬もしていませんし、睡眠導入剤も必要なく毎晩 気持ちよく寝れています。パニック障害も気が付けば忙しい日々の中でとっくに完治していました。毎日 楽しいことばかりで、有意義に過ごせています。

 

大切なことは、人へ感謝の気持ちを伝えることです。世の中は支え合い、思いやり、助け合いで成り立っています。そのひとつひとつを当たり前に思わず、感謝してあげてください。コンビニでお会計のときにありがとうございましたと店員さんが言ってくれるのは当然と思わず、あなたも「ありがとうございます」と感謝の気持ちを伝えましょう。些細なことで充分なのです。

 

・休日に友人とお茶したなら、「大切な休日に時間を作ってくれて嬉しいよ!話を聞いてくれてありがとうね」でもいいですし、

 

・仕事で上司の方に教えてもらったことがあったら、「分からないことばかりでしたが教えていただいたおかげで、また新しいことが身につきました。どうもありがとうございました!」でも素晴らしいです。

 

・家族がちょっとした電話をしてくれただけでも、「久しぶりに元気そうな声が聞けてよかったよ!また電話してね!今日はありがとう」でもいいでしょう。

 

感謝することは、思っている以上に相手のこころに響きます。ちゃんとお礼を言える人であればまた助けてあげよう教えてあげよう、とあなたなら思いませんか?感謝すれば、その幸せな気持ちがいつかあなたにも返ってくるものなのです。

 

ポジティブな気持ちを心掛けていても何かをキッカケに腹が立つこともありますし、凹むことも当然あります。そういうときにもう一つ大事なのは、体を休めることです。体が休まれば、こころも落ち着くでしょう。少し寝てみるだけでもかなり違いますよ。ポジティブ思考が癖づいていれば、寝て起きたら晴れて太陽の光が窓からさしているのにもふと気付きますし、そうすると散歩にでも行きたくなるかもしれません。

 

 

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小さな幸せは、どこにでもある。あなたの毎日にももちろんあります

 

ポジティブ思考になるきっかけは、まさしくあなた自身です。いつでも、何処にいても、そのきっかけは転がっています。

 

雑誌の裏の高価なツボを買う必要もないですし、金のネックレスを買う必要もありません。ただ物の考え方を少し変えてあげるだけの簡単なことです。大改造するほどの大きな意識は不要だと思います。ただ少しの、調整で充分だとおもいますよ。少しずつ、少しずつ、ほんの数ミリ程度の無理しない範囲でのこころの変化が大きな結果を生むと思っています。

 

あなたは変われます。いつからでも変われます。必要なのはたったコレだけ、ちょっとした勇気とあなた自身の明るい未来を信じるチカラです。

 

あなたは、あなたが思っているよりはるかに真面目で、優しくて、ステキでスゴイ人ですよ!何事にももっと肩の力を抜いて、ご自分のことを褒めてあげてくださいね。(^^)

 

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【詩】君という親友がいて

わたしのこころについた傷跡。

 

長いもの、短いもの、

 

縦に、横に、斜めに、沢山ある。

 

だって、三十数年も生きているんだもの。

 

 

でも唯一、

 

それを認めて癒してくれるのは

 

傷跡ひとつひとつをルーペで診て、

 

「あなたは悪くないよ」と、

 

わたしを理解して

 

応援してくれる君。

 

 

君のおかげでわたしは、

 

傷ついたことに

 

いつまでもくよくよしなくなって、

 

少しずつ強くなれたんだよ。

 

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【詩】月が綺麗な夜だから

ふわりと夜の空に浮かぶ

 

今宵の綺麗な月を、

 

あなたも見ているでしょうか

 

 

「ほら綺麗だよ」と、

 

指差し見惚れているでしょうか

 


遠く離れたこの場所で、

 

私はあなたの姿を

 

心の中で

 

月の美しさに照らし合わせて、

 

あなたを想いながら

 

いつも空を見上げています

 

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