暖かい時間
穏やかな悲しみがある
泣いても喚いてもどうにもならなければ声を出すこともないのだ
すきなお菓子を食べて横になってテレビを見る
笑ったり怒ったりするふりをする
本当の生活になるまでそれを続ける
人生の本筋があなたと交わらない
社会の中の自分なんて本当にどうでもよくて、地位も名誉もいらないけど、お金を使うことが大好きで、欲しいものなら永遠に思い付く。
自分勝手に怒ったり悲しんだりするのは疲れるからやめた。必要なときだけピカピカの感情を取り出して、あとは穏やかにほほえんでいる
過ぎた高望みをしないせいで、ちょっと努力すれば大体のことが思い通りになる。ぼんやりと憧れていた職に就いたけど、実は好きじゃないってことが苦しくてすぐ辞めてしまった。
期待を持てないことをしてると、私の日常は別にあるって自覚できる
だれかと寄り添っても私はずっと一人で、夢は叶わないのに消えてもくれない
ほんの一瞬だけ魂が通じ合ってまた遠ざかる
互い違いに過ぎていく
運命を信じたいのは責任転移ができるから
自分のせいじゃないって思いたいから
正体不明のものに自分の人生を委ねてる
仕事を辞めて、いま人間関係がほとんどない 社会と切り離された生活を送ってる
だって私は毎日スムージー作ったり、ホットケーキ焼いたりして暮らしてる。もちろん寝起きは機嫌がいいし、お気に入りのボディークリームを塗り込んで、安売りとか全くチェックせずになんとなくスーパーに行く。たまごっちのお世話をする。
しかも、ポッケがくまちゃんのパーカーを着ています。そりゃもうファンタジーだよね
でも私の人生は現実です
ちゃんと働かないとって焦ったりもしてる
世界がちいさいのは苦痛じゃないし、ほんとはお金持ちだったら永遠にこのままでもいいのかもしれない
私は私の生活を愛してるので、だめだって思いたくないけど 他人に対して自分を語るとき、後ろめたい気持ちはあります
どうやって話そう これまでのことを いまなにしてるかを
ロマンスはこわい
たったひとりに入れ込みたい
ほとんど感情論で生きてるからこんな上手くいかないのかも
生に奥行きがない…
子どもっぽいわたしをだれも認めてくれない気がして泣けないんです
いつも他人に求められる通り自分を変えてしまうけど
それでもほんとうは求められているわけじゃないのがつらいです
かなしみや不安感は、正しいとか間違ってるとかをずっと超えていく
心理学者がテレビで言ってた
自立とは依存先を増やすことだって
まあね 大好きなひとがたくさんいてもソンしないよ、でもそんなダサい愛許さない
傷つくこともあるけどちゃんと傷ついてる自分が大好き 大丈夫
全然つよくないけど絶対に汚れない魂