~うつ病が寛解したよ?~

 

 

寛解(ようかい)って?

 

うつ病が治ったよ!って職場復帰する人はいるかと思います。

 

ただ、うつ病寛解したよ!と言われると、どうでしょうか?

 

私はうつ病を実際に経験しているので、寛解と言われても一瞬戸惑うだけですが、たぶんうつ病にかかったことがない方からすると、頭の中には、オバケかなにかが思い浮かぶのでは?

 

 

ちなみに寛解って変換しても漢字が出てきません。使う頻度が少ないからでしょうか?

 

 

 

治る、治らないの議論

 

発達障害ははたして治るのか?

 

治るのでは?という風に思っています。

 

まあ、完全に治るというよりも、寛解という言葉が適切なのかもしれませんが。

 

 

今より確実に症状が減った、身体が元気になった。それを『治る』と表現するのは変ですか?

 

 

分かりやすいじゃんって思うけど……。

 

 

さて、治ったという人を『嘘だ!』という人は苦手ですが、治らない人に関して治すことを強要する人も苦手です。

 

 

あくまで、私は私。

貴方は貴方。

 

 

この子を残してあの世に…… そう思ったとき、親が子の障害を受け入れてくれるのかも? #発達障害 #受容 ~雪解け 母が発達障がい?~ - 凸凹ちゃんす ~ 発達障害10年目の覚悟!~ https://t.co/hjMLhGs7tU

 

 

 

芋づる式に治そう! 発達凸凹の人が今日からできること

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この本がすごくためになる!

 

 

 

 

 

 

~雪解け 母が発達障がい?~

 

 

母からのメールで障害の(がい)がひらがな表記に

 

それまで発達障害という言葉を使うことさえ、嫌っていた母親。

 

そんな母がメールでまさか「発達障がい」という表記にしてきた。

 

なぜ?間違えた?

 

 

驚きすぎて1ヶ月ぶりにTELをすると、「漢字の害はいけないんでしょう?ひらがなで書いてあるよ、今時は」

 

誤変換ではなかったのだということと、いつの間にか母が私が発達障害を持っている、というのをなんとなく受け入れてくれたことを知った瞬間だったのかもしれません。

 

 

長かった親子の確執が発達障害10年目にして、ようやく本当の雪解けを始めたのだと思うと、『ありがたい』なという純粋に嬉しい気持ちになりました。

 

 

 

 

 お母さん、今私は思っています。

 

思い返せばあのときも寝そべって、足を上に上げて聞いたよね?

 

「何か私に隠していることがあるんじゃない?パッと見てわからないけど、実は障害があるとか?」

 

中学2年生の夏、しつこく何度も聞きました。そのときは、本当に何もなかったのですが、3年後『発達障害』が発覚するのです。

 

4歳から16歳まで人とは違う!を感じながら生きてきました。

 

 

障害がわかればわかったで、それはそれは荒れました(笑)

 

 

1年前からようやく確実に受容に向かっていった私への小さな、けれど大きなプレゼントだったように思います。

 


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親の理解ってすごく難しいけど、子どもがそれなりに生きていける力を身につけたとき、受け入れてくれるのかもしれません。

 

 

分かって、分かってと言葉で伝えるよりも、子どもが何か成したげたとき、この子を残していけると思ってくれると、そこが親子関係の分岐点なのかな。

 

 

一番責任がある、子育てという仕事だからこそ、理解したくない。理解してはダメだという葛藤が親にはあるのかもしれませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~大阪コンディショニング講座~

 

 

大阪へ飛んだ!

 

島国のなかの島国から、本州しかも都会に行ってきました。

 

ずっと受けたい講座だったので、思い切って、高速バスに乗りました。

 

日本語は話せるから道に迷ってもなんとかなるという精神のもと、片道5時間半かけて行ってきました。

 

 

個人的には飛行機で行くことをオススメします(笑)SA に寄りたい&時間と体力がある方はバスが一番安いです。

 

 

さて、なぜ私が大阪に行ったかというと、コンディショニング講座に参加する為です。

 

 

2日前から発熱していたので、行けないかなと思っていましたが、なんとか治りました!

 

 

夏に風邪引くことって少なかったけど、今年はダメでした。

 

 

コンディショニング講座って

 

発達障害の身体を整えるということを教えてもらって、実践するという4時間の講座。

 

 

といっても講座を受けると普通疲れるけど、逆に楽になって帰ってこれるという素晴らしい感じでした。

 

 


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あまり書くといけないので、オススメの本を紹介して終わります。

 

 

 

 人間脳の根っこを育てる 進化の過程をたどる発達の近道 |花風社 - 発達障害に関する本の出版

 

 

芋づる式に治そう! 発達凸凹の人が今日からできること |花風社 - 発達障害に関する本の出版

 

 

新刊もオススメです!

 

 

 

~定型のパニック、発達のパニック②~

 

前回、新人ホテル従業員の真っ青になった経緯をお話ししました。

 

前回の記事

 

~定型のパニック、発達のパニック①~ - 凸凹ちゃんす ~ 発達障害10年目の覚悟!~

 

〈一度にいろいろ言われてパニックになる〉

 

皆さん、居酒屋の風景を思い出してください。最初に頼む飲み物はなんでしょう?

 

「とりあえず生」ですよね。お酒やぞの飲み方、食べ物が多様化しているとはいえ、やはり横綱は生ビールです。ところが、どこにでもあるはずの生ビールがない。お客様からすればありえない事態です。

 

 

青ざめていた彼に話を戻しますが、青ざめてばかりもいられません。時刻は午後6時、これから夕食の時間帯に向けドンドン忙しくなってくるころです。

 

 

彼が厨房に来たのは、コース料理のスープとパンを取りにきたため。

 

自分のお客様を待たせてはいけない、生ビールがない、他のお客様もお待たせしている、スタッフからは詰め寄られる……。

 

解決できない上記にパニックになってしまいました。

 

 

見かねたマネージャーは、「生ビールを切らしていることを全スタッフへ伝達しておく、代わりに新入荷の瓶ビールをおすすめして」とその場のスタッフに声掛けします。

 

 

そして彼には「今お前がもっているお客様は別のスタッフを配置する。車で酒屋へ急げ、生樽19リットルを5本買ってこい!」

 

 

おかげでお客様からの苦情もなく、その晩はなんとか事なきを得ました。全ての業務が落ち着いた午後9時頃、マネージャーへ謝罪を伝えました。

 

 

「今日は夏日だったもんな。明日から在庫に余裕を持たせて調整しよう」それだけ告げられ、帰路につきました。

 

 

帰り道は悔しさで頭の中がいっぱいでした。厨房でパニックになっている姿を客観的にみて、どうしようもない情けなさを覚えたのです。

 

 

彼のような経験をされた方は少なくないはず。今回のお話しは同じようにパニックを経験した方にぜひ読んでもらいたいのです。

 

 

 

定型の高度な?パニックでしたが、予期せぬこと、普段と違うことでパニックになるのは、定型も発達もおんなじなんですね。

 

 

 

次回はパニックになる根本的な理由について、書きたいと思います。

 

 

つづく

 

 


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~定型のパニック、発達のパニック①~

 

 

がんばっているからこそパニックに

 

 

〈ホテルの厨房で罵倒される〉

 

定型(普通)の方も発達の方もパニックになるというのは、れっきとした事実です。

 

そこで今回、定型の22歳の男性を例にパニックについて考えてみようと思います。

 

22歳の男性は大学を卒業後、ホテルの従業員として働いています。学生時代のアルバイトは酒屋での配達業務で、接客に関する知識はないまま就職しました。

 

 

 

ホテルの業務はお客様が旅先でくつろいだり、華やかなパーティー、みんなが喜び涙するウエディング、それらのお手伝いをすることが主な仕事です。

 

また、VIPの接待やカフェ、お土産の販売まで、多種多様な業務を行っています。

 

とても華やかなイメージがある一方、ひとたび裏方に顔を出すと怒声が響きます。

 

 

「早く料理持って行けよ冷めちまうだろ!!」

 

「A卓に誰もついていない、飲み物ないから誰かヘルプ入って!」

 

「進行早まった、デザートの準備早く!」

 

「泣いてないで笑顔作って客の前にいろ!!」

 

 

 

控えめに表現しましたが、表と裏のギャップは相当なものです。飲食店でお仕事をされたことがある方なら、頷いてくれるでしょう。

 

 

特に新人さんは理想と現実の理想に悩まされ、すぐ辞めてしまう方も多い業界です。

 

 

さて、まだ経験も浅い入社数ヶ月後、ある事件が発覚しました。

 

5月末、急激に気温が上昇した夏日のことでした。厨房ではこんな声が聞こえてきます。

 

「え?ウソでしょ」「替えの樽は?」

 

「何やってんだよ、お客さん待たせてんだよ」

 

生ビールの在庫がない。お酒の在庫管理を任されていたのは、まだ入社間もないその彼。

 

状況を知らされ真っ青になりました。

 

 

 

つづく……。

 

 

 

~お知らせ~

 

今回、ある方を御紹介したいと思っています。それは【ハルせんせー】という児童養護施設で働いている職員さんです。

 

ナイス生存!生きてるだけで100点!

が口癖のハルせんせーは、現在ご自分で児童養護施設を作ろうと奮闘中です。

 

その方の思いに共感し、応援したいと思っています。

 

ハルせんせーのSNS

 

はてなブログ 記事一覧 - 子どもが僕らを素敵な先生にしてくれる。

 

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ぼくらのたからばこやさん - YouTube

 

もう学生ではない私が「先生~」って飛びつきたくなるような、そんな方なので是非ご覧ください。

 

 

 

 

 

 

 

甚大な被害

 

 

西日本で大雨による、甚大な被害が

 

出ています。

 

私は大丈夫ですが、亡くなったかたもいらっ

 

しゃいます。

 

どうか、気をつけてください。

 

 

~体調が芳しくないため、

数日ブログをお休みします~

 

 


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~過去は変えられないのか?~

 

 

過去と他人は変えられないが、

 

未来と自分は変えられる

 

 

このような言葉をよく聞きますが、果たして本当に過去は変えられないのでしょうか?

 

私はNOだと思っています。

 

正確に言うと

 

『過去の事実は変えられないが、

 

未来の自分次第で過去の見方は変えられる』

 

ではないでしょうか。

 

 

私の黒歴史だと思われる事実は過去から消しようがありません。

 

消そうとも思っていません。

 

だって、過去の出来事のおかげで今の自分がいるから。今の自分でいられるから。

 

 

もっといえば、学生時代から就職するまでの様々な出来事は、『輝かしき黒歴史』と呼びたいと思っています(笑)

 

大人に反抗したこと。

パニックばかり起こしていたこと。

脱走ばかりしていたこと。

 

誰かと離れるというのは、悲しいことなんだと分かったこと。

 

過去の自分と全く違う自分に成長したからこそ、過去の見方も変えられました。

 

『何かやってみたい!』

 

『今の自分を変えたい』

 

ガラッと変わるかはその方次第ではありますが、凸凹ちゃんすプロジェクトに参加して、是非過去の見方を変えてみませんか?

 

まずは、コメント欄にて『変わりたい』

方を募集したいと思います。

 

月に一回以上、千文字以上の自分の体験談を書く→その体験談を集めて発達さんのブログとして、公開出来ればなと思っています。