俺のカメラ遍歴*今後お迎えしたいカメラ達
俺のカメラ遍歴*デジタル時代②からの続きです。
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今後お迎えしたいカメラ達
135フィルム
YASHICA Rapide / YASHINON 28mm F2.8
ほとんど中古カメラ屋でも出回ってない珍品のヤシカ ラピード。Canonのダイヤル35とか京セラのSAMURAIと同様で普通に撮影すると横撮りできるハーフサイズカメラ。この60年代の無国籍風デザインが最高にカッコいいと思うんだよね。勝手なイメージだけどマッハGoGoGoに出てきそうなカメラだわ。
さすがに発売当時の事やCMも知らないけど、ハンドストラップ部を引っ張ってフィルム送りするというのもすごく変わってて魅力的です。状態良いもので3万円前後、元箱とかついてる極上品で5万円くらいするので、ちょっと試しにって購入できる金額じゃないんだよなぁ。
Leitz Leica Ⅲg with Elmar 50mm F3.5
いわゆるバルナックライカの最終型ですね。Leicaのバッタもんはよく買うクセに、正直そんなにLeicaには詳しくないのですが、バルナックライカに沈胴式のエルマー50mmってスタイルがとにかくカッコいい!ボディとレンズ合わせて20万円あれば買えるのかな?まぁ、いつか手に入れたいとは思っている。
127フィルム
Minolta miniflex / Rokkor 60mm F3.5
現在、日本ではかわうそ商店でしか手に入らない歴史から葬られた127フィルム使用のカメラな上に、当時スライド映写による写真観賞が普及していたアメリカ市場でミノルタ(当時、千代田光学精工株式会社)がシェア拡大を目指して投入したにもかかわらず、販売を開始した時にはブームが去っておりアメリカでも日本でもほとんど売れず早々に販売を打ち切られ販売実績5,000台という不遇のカメラ・ミノルタミニフレックス。でもこのグリーンのボディといい、カメラのサイズ感といいBaby Rolleiより可愛くないですか?
実は、このカメラすでにebayにて入手してます。レンズの状態は悪くないんだけど、シャッターの羽根が開かずジャンク品という事で購入しました。 アメリカから到着後すぐに点検・清掃・オーバーホールに出していて、早ければ今年の終わりくらいには実際に使用できる事になると思います。
KOWA KomaFlex-S / Prominar 65mm F2.8
キャベジンコーワとかコルゲンコーワとかQPコーワとか出してる興和株式会社が大昔に出していた127フィルム使用のコマフレックス-S。これもミノルタミニフレックスと同様にアメリカのスーパースライドブームに乗って企画されたもので北米でのみ販売された為、国内ではほとんど見かけられないです。たまにebayに状態の悪いものかジャンク品が$200〜$300くらいで売られてますが、なかなか手が出しづらいのが本音ですね。
ちなみにこれ、KOWAの商品なのになぜKowaflexでなくKomaflexなのか?という疑問が湧くのですが、一説によるとアメリカ人がWとMを間違えたなんて話がある珍品ですね。
120フィルム
KOWA Kowa Six with KOWA 85mm F2.8
上で書いたコマフレックスは正直手に入らないと思うので、同じKOWAのコーワシックスならと密かに狙っています。こっちなら120フィルムだし中古カメラ屋で状態が良いものでも7万円くらいで手に入ります。後期のコーワシックスはハッセルブラッドみたいにフィルムマガジンが着脱式で取り外せるんだけど、絶対一体型の初期型がカッコいいと思うのですよ!やっぱこの黒いボディーにシルバーのレンズという組み合わせが好きだなぁ。
Zenza BRONICA S2 with Nikkor-P 75mm F2.8
ゼンザブロニカ…これ名前をバラすと、まさかの善三郎さんのブローニーフィルムカメラ。なんて素敵なネーミング!まさに日本人の日本人による日本人の為の中判カメラですよ。特に機械式の最終型でもあるS2が欲しすぎる!!しかも5万円も出せばそこそこ良い実用品が手に入るというお得さ。ハッセルブラッドは憧れだけど、ゼンザブロニカの方が魅力を感じる。そしてファインダーにデカデカと入った「Z」マーク。マジンガーZ、ドラゴンボールZ、ウルトラマンZと「Z」のシンボルは問答無用でカッコいいのです!
4X5フィルム
Linhof Press 70 with Planar 80mm F2.8
リンホフのプレス70、これは正直あんま分かりません。ただ色といい、スタイルといい、デカさといい、最高過ぎますね。やっぱ何でもデッカい事はいい事だよ!とにかく滅多にモノが出ないし、出てもかなりお高いらしいので手が出ないと思う。ただ一度は大判やってみたいよねぇ。この間、Twitterで20代の若い女性がプレス70抱えて大事なカメラですって自撮りしてたんだけど、20代でこれ使う?とか思ってびっくりしました。
インスタントフィルム
Polaroid SX-70 1st Model / 116mm F8
ポラロイドといえば、やっぱこの形が最高にいいっ!蛇腹はロマンだよね。FUJIFILMは大好きだけど、インスタントカメラはチェキじゃダメなんだよ。この折り畳み式で変形するギミックとか最高だよね。まぁでも、欲しいは欲しいけどインスタントカメラは使う機会がないのとフィルムの単価が高いから自分では買わないだろうなぁ。
長男がお迎えしたいカメラ達
135フィルム
Kiev 35A / Korsar 35mm F2.8
フィルムをやってない長男が最近フィルムカメラ欲しいと言い出したんだけど、欲しいカメラがキエフ35Aというどんだけマニアックなの選ぶんだよって感じなのです。そもそもミノックス35のソ連製劣化コピーで残念なのに、何故これを選ぶ?実際に新宿の中古カメラ屋で購入を検討したんだけど、1万5千円くらいするのに実物はショボすぎるし、ちょっと触ったらレンズ周り外れそうだし、電池入れても動かないし、まともに動くヤツ現存してるのかさえ怪しいんだよね。じゃあミノックス35買えば?と言ったんだけど、絶対にキエフ35Aがいいと頑固に譲らない。とりあえず状態がいいもの出たら買いたいと言っており、今も探しているところです。でも正直、俺的には1,500円くらいじゃなければ買う価値ないんじゃないかと思ってる。
MMZ-BELOMO AGAT18 / INDUSTAR-104 28mm F2.8
そんな頑固な長男がキエフ35A以外に欲しいと言ったのが、アガット18というハーフサイズカメラ。こんなマニアックなのばかりどこで見つけてくるんだよ?という、これもロシアカメラ。なんかロシア版のオリンパスペンSとか言われてたり、現在も製造されているらしいとかよく分からないカメラだよ。ヤフオクで新品?が1万円〜1万5千円くらいで売られてるし簡単に入手は出来そうなんだけど、このプラスティックボディーといい作りといいトイカメラにしか見えないんだよなぁ。なんだろトイカメラとかロシアンカメラとかが好きなのかな?でもLomoとかHOLGAとかは嫌だって言うんだよね。我が子ながら、基準がよく分かりません!
Minolta TC-1 / G Rokkor 28mm F3.5
長男が唯一まともなカメラで欲しいと言っていたのが、このミノルタのTC-1。やっぱコンパクトカメラが好きなんかな?でもこれが当時の高級コンパクトで、人気商品らしくお値段が今でも10万くらいするし、そう簡単には買えないよ。金属製で小型のボディ、ミノルタの光学技術の粋を集めたレンズ、確かにめっちゃ魅力的なカメラだけどせっかくフィルムカメラやるんなら、やっぱフルマニュアル操作がよくない?って思っちゃうんだよねぇ。まぁ、本当に欲しければバイトして買うと思うし、最終的に何を選ぶのかはちょっと楽しみにしてます。
次男がお迎えしたいカメラ
120フィルム
Zeiss Ikon Super Ikonta 531/2 / Opton Tessar 105mm F3.5
オリンパスのペンDとペンFを持ち、すっかりレンズ沼にもハマってしまった次男ですが実はデジタルカメラでの撮影はiPhone以外でやった事がありません。もうねクラシックフィルムカメラの英才教育だよね😁そんな次男は順調に、蛇腹が欲しい、中判がやりたいと育ってくれてますが、中古カメラ屋で触らせてもらったスーパーイコンタに一目惚れしたっぽいです。俺、この辺のカメラいまいちよく分かってないんだけど5万円も出せば買えるのかな?確かに見た目は派手だし、こんなカメラ持ち歩いて吉祥寺でスナップ撮ってる中学生いたらカッコいいよなぁ。ただ、そうそうこんな高価なものを子供に買い与えるのは教育上良くないと思うので、しばらくは35mmフィルムでお勉強してもらいましょう😏
これからカメラが増えるのか減るのか自分でも分かりませんが、今後もカメラ遍歴は続いていくのだろうなぁ。とりあえず、何回かに分けて書いたカメラのお話はこれでおしまいです!
俺のカメラ遍歴*デジタル時代②
俺のカメラ遍歴*アナログ時代・デジタル時代①からの続きです。
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俺のカメラ遍歴
趣味でも仕事でも
2013年 OLYMPUS OM-D E-M5
ずっと趣味で楽しんでいたカメラだけど、2010年頃からネット通販に絡む仕事をする事になり、カメラが趣味なら撮影できるだろう?と社長から半ば強引に商品撮影をさせられる事になって、しばらくはLEICA Digilux2とLUMIX DMC-L1をメインにインチキカメラマンをしていました。
まぁ失敗も多々あったけど、やっていく内に色々な事を試行錯誤して覚えて、気がついたらアパレル関係の会社で衣装撮影、演歌系歌手のCDジャケットや宣材写真撮影、コンサートステージ撮影まで行うようになっており、流石に撮影機材の貧弱さが露呈してきて、新たなカメラの導入を検討していました。ただ元々が二眼レフカメラ好きだったのでレンズ交換するという概念があまり俺の中には無かったので、一眼カメラを選ぶのは結構難航する事に💦
昔からNikon、Canonは嫌いだったのでまず選択肢から外したけど、そもそも一眼カメラがよく分からん・・・で、結局高校生の頃に使っていたOLYMPUSが新しくマイクロフォーサーズのミラーレス一眼を販売するというので飛び付いたのが、これ!
標準、中望遠、マクロのレンズと予備バッテリー、アクセサリー類と色々購入したけど、確実に写真の出来が良くなって仕事が増えたありがたいカメラです。現在は息子にお下がりしたのですが、同じくお下がりしたLEICAのコンデジのサブカメラという位置に甘んじています😁ちなみに過去記事で適当な事書いています。
【作例】OLYMPUS OM-D E-M5
2014年 LEICA D-LUX Typ 109(Panasonic LUMIX DMC-LX100)
またまた出ました、憧れのLeicaのバッタもん!中身はいつも通りのPanasonic LUMIX DMC-LX100のOEMです。そんなにLeica欲しければ本物買えよと言われてしまいそうですが、そもそも高いのもあるけど、M型ライカとか実はそれほど欲しくないんだよね。バルナックライカは興味あるけど。とりあえず、LEICA Digilux2に変わる普段使いのコンデジが欲しくて購入。フルマニュアルで撮影できて、ズームできて、マクロ機能もあり、ほんとお気に入りでいいカメラです。これは今年2020年春まで使っていましたがそろそろスペック的にキツくなってきたので、先日16歳になる息子にお下がりしました。現在虫探しや爬虫類探しのフィールドワークが好きな息子の愛機として活躍しています。
【作例】LEICA D-LUX Typ 109
2015年 OLYMPUS STYLUS SP100-EE
この頃、とにかく月が撮りたかった…こんなに月を求めるなんて自分は狼男の血脈なのではないかと妄想するくらい月が撮りたかった。ついでに運動会で活躍する息子達も撮りたかった。でもこの頃はまだ望遠レンズを持っておらず諦めかけていたのだが、世の中には超々望遠ズームのコンデジなるものが売られている事を知って、早速ヨドバシカメラへ!今はどうか知らないけど、この時は各メーカーから50倍ズームとか100倍ズームとかたくさんの超望遠特化型コンデジが発売されていた。この辺の詳細は過去記事をご参照ください。
まぁ、このカメラ普段まったく使わない。ホント可哀想なくらい使ってもらえないという酷い扱いです…だって画像あんまよくないんだもん!そんなSP-100EEが輝く晴れ舞台は毎月の満月の夜だけ!完全に月専用カメラとなっています。一応、光学ズーム1200mmのF6.5でフルマニュアル操作が可能だから月に関してはかなりいい感じに撮れるし、先日は一際天高く輝く火星も撮影できました。現在はFUJIFILMの望遠ズームでテレコン使って300mmのレンズが手元にあるので、望遠必要な場面での撮影はほとんどそちらを使ってしまうし、これからも月イチでしか使わないカメラだろうな。
【作例】OLYMPUS STYLUS SP100-EE
2015年 FUJIFILM X-T1
2年ほどOLYMPUS OM-D E-M5をメインに使っていましたが、この頃からお客様からご指名でCDのジャケ写や宣材写真の依頼もいただくようになったり、ちょっと名の知れた演歌歌手の方を撮影したりとボリュームのある仕事をやらせてもらっていました。
それに伴いマイクロフォーサーズでは事足りないなと感じる事もあり、新たな愛機を漠然と考えていた時に遅まきながらFUJIFILMからX-T1が発売されていたのを知り、その色表現に魅力を感じて即購入!
マウント移行にはお金もかかるし一瞬の躊躇もあったけど、絶対的に自分が求める色がここにあると思い、XF16-55mm F2.8とXF50-140mmF2.8のレッドバッジのズームレンズを同時に手に入れました。
お金をいただいて仕事をしてる場合、普通ならフルサイズのデジタル一眼レフを選択すべきなんだろうけど、現状の自分の撮影スタイルや求めるものを突き詰めた結果がAPS-Cのミラーレス一眼なんだけど、やっぱ気に入ったものを使うのが一番いいかなって思う。最終的にお客様に喜んでいただいけるなら、本当機材なんてなんでもいいと思うわ。FUJIFILMは趣味性の高いカメラだけど、俺にとっては使い勝手もレンズの色表現も最高に気に入ってる。
OM-Dの時は感じなかったけど、二眼レフ好きな俺にデジタル一眼の楽しさを教えてくれたのは、このカメラだと思う。
そしてレンズ沼に堕としてくれたのも、このカメラだ😁
【作例】FUJIFILM X-T1
2016年 Zeiss Ikon Contessa 35
たまにはフィルムカメラやりたい!
↓
でもフィルムカメラの時代は終わったと勝手に思い込んでRolleiflex 2.8F Planarを売っちゃった😭
↓
もう相場が高くて買い戻せないし、他の二眼じゃ満足できない身体になっちゃったの
仕方がないから憧れのレンジファインダー!憧れの二重像合致式!憧れの蛇腹!って事で、レンジファインダーのクラシック機、そして蛇腹の伯爵婦人!お分かりですね…コンテッサ35です。蓋を開けると飛び出すCarl Zeiss Tesser 45mm F2.8のレンズ、セレン光式の露出計は今でもビンビンの感度だぜっ!レンズの上に飛び出した連動距離計といい、たまらないぜ伯爵夫人!!
このクラシックでメカメカしい姿を見て、みんな使うの難しそうとか言うんだけど、写真撮影の基本が分かってれば全然使いやすいし、のんびりお散歩する時に連れ出したいカメラです。お値段も手頃だし、見た目もインパクトあるし、これからクラシックカメラ始めたいって人にはオススメなんじゃないかなぁ?
【作例】Zeiss Ikon Contessa 35
そして現在
2020年 FUJIFILM X-T3
FUJIFILM X-T1を5年使ってきたけど、そろそろスペック的にキツいかな?と思いFUJIFILMのホームページを見てみたらすでにX-T4まで進化していた💦
これは時代についていかないとヤバイかもしれないと焦った結果、X-T3を購入!
なぜ最新式じゃないのか?それはボディ内手振れ補正機能が俺には必要ないのと動画は撮影しないからです!
仕事では基本的に三脚使うし、趣味的には手ブレした写真が逆にカッコいいとかもあるから手振れ補正でそれがなくなってしまうのが嫌だったんだよね。
あと今のデジカメはカメラではなく家電だからガジェット的なブログ書いてたりする人じゃなければ最新機種なんて買う必要ないというのが俺の持論です。
どうせ数年で値崩れするし、5年もすればスペック的に交換する時期が来るから、馬鹿みたいに高い価格の時に買いたくないと言うのが本音。
結局はボディよりレンズの方が大事だしね。そのレンズもFUJIFILMのレンズは音がうるさいとかAFが遅いとか言われてるけど、それ撮影するのに何か問題ある?と言うのが俺の考えだな。正直スポーツ写真とかじゃなければそこまでAF速度求めないし、マクロなんかだと結局MF使うし、盗撮する訳じゃないから音なんて関係ないでしょ?
さすがにX-T1と比べるとかなり画質は良くなってるかな。X-T3は基本仕事用なので縦位置バッテリーグリップつけてるんだけど、これつけるととにかくデカくて迫力が出るので「デカいカメラはなんか偉そうでクライアントさんが喜ぶ法則」をたまに発揮して重宝してます。ただし重過ぎて持ち歩きは正直キツいです💦
【作例】FUJIFILM X-T3
2020年 FUJIFILM X-PRO2
仕事用のサブカメラと称して、最強のスナップミラーレスでもあるX-PRO2をX-T3と同時購入しました。ただし、今のところ仕事で使った実績はありません😏
これもすでに発売されていたX-PRO3と迷ったんだけど、最新機種はいらない理論でこちらを選びました。正直、自分の中ではこちらがメインカメラになってますね。
とにかく街中で軽快にサッと写真が撮れるし、カメラを持ち歩くのが楽しくなるカメラです。X-PRO2購入に合わせてX-PROシリーズの為に設計されたと言われるXF23mm F2(35mm換算 35mm)っていうレンズを購入したんだけど、これが俺にはまったく合わなかった😭 なんか可もなく不可もなくという地味なやつだし、そもそも35mmから下の広角寄りの焦点距離があまり好きじゃないんだよなぁ。
で、俺が気に入っている最強の組み合わせが、これ!
Voigtlander Heliar 40mm F2.8というレンズ。
これかなり変わってて、レンズ自体にフォーカシング用のヘリコイドがついていないライカMマウントのレンズなんだよね。なので別途ヘリコイド付マウントアダプターを用意して使うという面倒くさいヤツなのである。
俺は焦点工房さんのマウントアダプターを噛ませて使ってます。
対応機種のところに、『富士フイルムXマウントのミラーレスカメラ※X-Pro2・X-Pro3 は、ボディのレンズ取り外しボタンと干渉するため装着できません。』って書いてあるけど、俺は普通に使えてます。
黒いボディにシルバーのレンズがカッコいいし、このボディとレンズのバランスも好みです。MFでしか撮影できなくなるけど、俺は今写真を撮る事を楽しんでるんだと実感できるのもいい!久しぶりにこれが俺の愛機だと言えるカメラに出会えた気がして、今一番のお気に入りです。
【作例】FUJIFILM X-PRO2
2020年 Rollei Rolleicord Ⅳ
2020年になり、しばらく失っていた写真への情熱と撮影欲が復活して、やっぱり二眼やりたいとなるのは自分的に見えていたのだが、今更以前より相場の上がってしまったRolleiflex F2.8を買うのは予算的に無理で、新宿の中古カメラ屋で指を咥える日々を送っていました。そんな中、ふいに「flexが買えないならcordを買えばいいじゃないっ!」という言葉が降りてきて、目から鱗が落ちた思い!
ありがとう!マリー・アントワネット!!
って事で、買いましたよローライコード。ローライコードも色々発売時期により型が豊富なんだけど、世間で良いと言われている最終型のV、Va、Vb型はライトバリュー方式の露出と玉ボケが六角形になるのが嫌で、俺はあえてⅣ型を購入しました。
まだ試し撮り後に少ししか撮影してないけど、レンズは以前持ってたローライフレックスのプラナーよりキレがある感じかな。正直プラナーの優しい柔らかい感じが自分的に最高すぎたので物足りなさも感じているけど、これはこれでいいレンズだし、楽しいカメラだと思う。あとは単純にそこまで高いものではないからローライフレックスに比べて気軽に持ち出せるのはいいよね。ただ120フィルムはランニングコストが結構かかるから、どうしてもガンガン撮影するというのは躊躇しちゃうし、じっくり楽しんで撮影する時間を楽しみたいね。
【作例】Rollei Rolleicord Ⅳ
まだちょっとだけ続ける予定...to be Continued
俺のカメラ遍歴*デジタル時代①
昨日更新した、俺のカメラ遍歴*アナログ時代からの続きです。
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俺のカメラ遍歴
初デジタルカメラ
1999年 LEICA digilux(FUJIFILM FinePix700)
という事で、20世紀も終わる頃とうとう初めてのデジタルカメラを購入しました。めっちゃーミーハーだけど憧れのLeicaの赤バッジに惹かれてしまった。だが購入してからこれは何かがおかしい・・・そして気づいてしまった!これLeicaじゃないじゃん!!そうFUJIFILM FinePix700のOEM品にLeicaロゴを付けただけのものだと後から気づくという恥ずかしいやつ。まぁ、それでもこの頃まだデジタルカメラなんて持ってない人がほとんどだったし、生まれて初めてデジタルカメラに触れた事は感動だった。そして今見るとスペックがとんでもないんだよね。
撮像素子:150画素・正方画素CCD
レンズ:フジノン単焦点レンズ F3.2/8
撮影モードと撮影枚数(1280×1024モード時):
2MB FINE 2枚 NORMAL 5枚 BASIC 11枚
4MB FINE 5枚 NORMAL 11枚 BASIC 22枚
8MB FINE 11枚 NORMAL 22枚 BASIC 44枚
取り込み画素数:1280×1024pxおよび640×480px
感度:ISO100相当
シャッター速度:1/4~1/1,000(メカシャッター)
ホワイトバランス:5,500K固定
最短撮影距離;9cm
ざっくり書き出すとこんな感じ。150万画素?メモリーカード8M?撮影枚数FINEで11枚?よくこんなの買ったわという感じ( ̄▽ ̄)しかもお値段9万円くらいだったかな?正直、これで撮影した画像も本体もいつの間にか無くなってしまい歴史の狭間に消え去ってしまいました。
2003年 SONY Cyber-shot DSC-F77A
初めてのデジタルカメラから4年後、二代目のデジカメを購入。この頃はだいぶ一般にもデジカメが普及してきていたし、高級なデジタル一眼も発売されていたけどデジタルでは仕事できないみたいな風潮があって、まだまだ一眼レフはアナログが頑張っていた頃だと思う。このカメラは400万画素でレンズ部が回転するので自撮りがしやすいとか、そんなのが気に入って旅行用に購入した気がする。当時アンティークの雑貨等をアメリカで購入してネット販売していたので、海外に行く時は必ず持って行っていたと思う。 でもあまり思い入れもないし記憶にも残ってないんだよなぁ。
2004年 LEICA Digilux2(Panasonic LUMIX DMC-LC1)
出ました、また憧れのLeicaのバッタもん!Leica Digilux2!!中身はPanasonic LUMIX DMC-LC1のOEMです。でも、これはそういうのをすべて理解した上で購入しました。単純に見た目がカッコ良かった!!これに関しては過去記事に詳しく書いています。
500万画素で今では非力なカメラだけど、レンズの描写力がとにかく気に入っている。俺にとっては、写真を撮るのが楽しいという事を思い出させてくれた大事な大事なカメラです。今でもすごく好きなデジカメなんだけど、残念ながら電池がもうダメになってしまった上にすでに同じ型番のバッテリーが手に入らないので棚に飾っているだけの物になってしまいました。これホントどうにかならないものかな?Panasonicさん、DMW-BL14のバッテリー再発してください(>人<;)
【作例】LEICA Digilux2
やっぱり写真が好き
2005年 Rollei Rolleiflex 2.8F Planar
Leica Digilux2で写真を撮るのが楽しいという事を思い出したお陰でやっぱりフィルム写真やりたいと原点回帰。やっぱり見た目も好きだけど撮影してて楽しいのは一眼より二眼!高校時代の衝撃ふたたびと、今回はちゃんと自分で稼いだお金でRolleiflex 2.8F Planarを購入。ヤフオクで買ったんだけど、安かった割に状態はかなり良かったと思う。この時は後からプリズムファインダー、ピストルグリップ、ローライフィックス、ローライナー1、2、3なんかもすべて揃えたりしてとにかくハマった。ちょうど長男が産まれたばかりで元嫁と長男のポートレートを頻繁に撮影してたんだけど、母子の柔らかい雰囲気を撮影するのにPlanarは最適だった。柔らかいのにしっかり解像するっていうのかな?このレンズの表現力が自分の好みにも合っていたし、今でもNo.1のレンズだと思っている。残念ながら2010年頃カメラの仕事を始めた時に、もうフィルムの時代は終わりだな・・・と自分の中で勝手に思ってしまい売却してしまったんだよね。今になって買い戻したいと考えてるんだけど、当時と比べると正直もう手が出ない金額になってしまっている。
【作例】Rolleiflex 2.8F Planar
2005年 SANYO Xacti DMX-C5
これ懐かしい!大阪に出張した時に、どうしても仕事でカメラが必要になり現地のヨドバシだかビックカメラだかで購入したんだよね。コンパクトで写真だけでなくムービーも撮りやすいし、今で言ったらiPhoneみたいな感覚で使えたんだよね。かなり仕事では重宝したけど気づいたら3年くらいで壊れてしまった。ふと思ったけど、サイド面にレンズがついてこういうXactiスタイルで撮影できるスマホがあったら俺欲しいかもしれない。
2007年 Panasonic LUMIX DMC-L1
これはLeica Digilux2が故障してしまった時にどうしてもそれなりに撮影できるカメラが必要で急遽購入したカメラなんだけど、何気に人生初のレンズ交換式デジタル一眼レフカメラだったんだよなぁ。実はLeicaからOEMでDigilux3という名称で同じカメラが発売されていたけど、そちらはぶっちゃけブランド料金の上乗せが高過ぎて手が出なかった。これもゆるい感じで過去記事書いていました。
スペック見て思ったけど、この当時でLUMIXの一番いいカメラがまだ750万画素だったんだなぁ。正直代替品扱いするのは申し訳ないけど、俺の中ではDigilux2の方がいいカメラだった。 実はこのカメラ売るに売れず、今でも自宅で眠りについています。いつか使う時は来るのだろうか?でも、これもDigilux2と同じバッテリー使ってるから、今は電源すら入らないわ。大事な事だから何度も書くけど、PanasonicさんDMW-BL14のバッテリー再発してください(>人<;)
【作例】LUMIX DMC-L1
ここまでデジタルカメラ黎明期-----------------------------
2010年頃から予想外に写真の仕事を依頼されるようになる
これ以降現在に続くデジタル時代--------------------つづく
俺のカメラ遍歴*アナログ時代
今年に入ってからある知り合いのお陰で撮影欲が刺激されており、Twitterやinstagram上で趣味のストリートスナップなどを公開し始めている。
もちろんカメラマンの仕事も継続してやっているが、仕事の時は商品撮影やステージ撮影、演歌系の歌手の宣材写真、ジャケット写真撮影がメインなので、自分の撮りたいテイストとはまったく違うし、自分が撮りたいものを気まぐれに撮るストリートスナップをすごく楽しんでいる。
そんな中、ウチの次男がフィルムカメラに興味を持ち出したので、若い頃を思い出しふと自分のカメラ遍歴を書き出してみたら、ちょっと面白かったのでブログにまとめてみました。
ちなみに、レンズがどうのとか撮った写真がどうのとかそういうウンチクは語りません。だってそういうの分からないから!なので、ただの思い出語りです。
俺のカメラ遍歴
少年期
1980年 Canon Dial 35
物心ついた頃には自宅にあり、家族旅行や家族のイベントの写真は父が全部これで撮影していた。11歳の頃から個人的に使わせてもらえる様になり小学校高学年時に入った写真部の活動の相棒でした。子供の頃に使っていたモノなので絞りとか焦点距離とかスペックには無頓着だったのでよく分からず使っていたし、どんな写真が撮れたかもあまり覚えていないけど本当に思い出の深いカメラ。父が亡くなった時に姉が処分してしまったのだが形見分けでもらっておくのだったと後悔している。
1980年 Kodak Pocket Instamatic 20
親から自分専用のカメラとして誕生日にもらったカメラ。当時コダックのポケットカメラが流行っていた記憶があるが、ちょっと曖昧。110フィルムという変わったフィルムだったので小学校の写真部ではフィルム現像できず「そんな変なの現像出来るわけないじゃん」と友人に言われ、恥ずかしくなり学校では使っていなかった。ストロボがプリントゴッコのランプと同じ様な感じで一つにつき4回発光しての使い捨てだったので、すごく大事に使った思い出。最後は、中学時代に内部機構に興味が湧き分解してよく分からないまま壊してしまった。
高校時代
1985年 Rollei Rolleiflex 3.5F Xenotar
通っていた高校がグラフィック系だったので写真の授業があり初めて二眼レフカメラに触れる。それまで見た事のなかったビジュアルと機械式の機構に衝撃を受けて、授業で二眼レフカメラを用意しないといけないと親に嘘をついてみた。当然すぐにそんな子供騙しの嘘はバレて叱られたのだが、父も興味があったのかある日帰宅すると自宅にローライフレックスがあった。ただし、それなりの金額で買ってきた物なのでたまに持ち出すにも父の監視下でしか使わせてもらえず、いつも自宅の棚に飾られていた。その後は、恐らく90年代半ばに父が売却したと思われる。
1986年 OLYMPUS OM-40
アルバイトして初めて自分で購入したカメラ。一緒に標準ズームと望遠ズームを購入。正直、一眼レフカメラの知識がほとんどなくて写真部の友人に相談して勧められたので、これが欲しかったとかの思い入れはない。後から分かったのだが、その友人が単に一度触ってみたかったから俺に勧めたという酷い話だった。ただ、それまでズームレンズを使った経験がなかったので、すごく便利な事に衝撃を受けて色々な所に写真を撮りに行った思い出。この頃は白黒写真ばかり撮影していたのだが、フィルムに直接鉛筆で修整したり、プリントした写真に筆で染料を塗って修整したり、レタッチを初めてやったのもこの頃。このカメラは、2004年にDigilux2購入の際に下取りに出して、ものすごい安い値段で売ってしまった。
1988年 KYOCERA SAMURAI x3.0
坂本龍一がビデオカメラで動画を撮る様なスタイルでCMをしていたのが衝撃的だった。そして俺史上、初めてのオートフォーカス。これはDial 35に続き家族が気軽に使えるカメラとして父が購入。購入した年の夏にイギリスへホームステイしたのでその時に持って行って写真を撮りまくってきたが、向こうの人達にも物珍しさから大評判で色々聞かれた記憶。正直撮りやすいスタイルだとは思わないけど、この当時は画期的なスタイルのハーフサイズカメラだった。恐らくこれも、父が亡くなった時に姉が処分してしまったと思われる。
1989年 Nikon Nikomat FTn
父の勤めていた会社で使われていた物をお下がりでもらったのだが、軍艦部がNikon表記でなくNikomat表記だったのがバッタもんみたいでカッコ悪いと言ってほとんど使用しなかった。当時ニコマートというマイナーコンビニがあり、そのイメージが強くてお年頃の俺にはどうしても受け入れられなかった。今思えば、本当にもったいない事をしたし、父に失礼だったなと反省している。この後は一人暮らしを始め、しばらくカメラからは距離を置いてしまう事になる。
ここまでフィルムカメラ時代-------------------------------
遊ぶのに忙しくて、もう「写ルンです」でいいんじゃね時代
これ以降デジタルの波が到来-------------------------つづく
針穴から覗く世界は逆像となり、善は悪となり、悪は善となるのだろうか?
穴が好きだ!
誰が何と言おうと穴が好きだ!!
穴の向こうはどうなっているのか?
行き止まりなのか?
それとも、どこかにつながっているのか?
とてもミステリアスな存在である。
そしてエロティシズムさえ感じる。
穴・・・何とも魅惑的な存在である。
「穴があったら入りたい」
恥じらいを表現した素晴らしいことわざだと思う。
「穴があったら入れたい」
思春期の男性の気持ちを表した素晴らしい言葉だと思う。
人間は皆、穴から生まれ出て、最後は墓穴に入るのである。
そして男の大半は愛する女性の穴に吸い込まれたい生き物なのである。
穴・・・とても偉大なものである。
俺自身はというと「穴があったら撮りたい」派である。
カメラ自体も元々はカメラ・オブスクラというピンホールカメラが写真の歴史上とても重要なものである。
穴馬を当てる、穴場を見つける、大穴を狙う、風穴を開ける、お前の目は節穴だ、墓穴を掘る・・・
穴という字が入った言葉もたくさんあるが、どれもちょっと気になる様な言葉である。
穴はなぜそこにあるのか?
未読ではあるが、以前「ドーナツを穴だけ残して食べる方法」という本が話題になった事があるが、俺はドーナツを食べたら穴が拡がるものだと考えている。
世の中すべてが穴だらけになるのだと。
そう、この世の中は穴の開いた欠陥だらけの世界なのだから・・・
あなたは穴があったら覗きますか?覗きませんか?