ピアノ検討中
娘が毎日のように楽しそうに弾いてるので、ピアノ購入を検討中です。
聴いてみにゃ分からんということで、近郊でも有数の展示量があるという市川の楽器屋で現物を見てきました。正直自分が買う価格帯のピアノの音なんてどれもそんなに変わるまいと思ってましたが、そうでもありませんでした。弾いてみるもんですね。
検討の土俵に上がったのは全てヤマハですが、YU11が最も普及版の日本製、b121はインドネシアで組み立てている廉価版、b113はそのさらに「背の低い」版です。お値段はこの順なのですが、自分的にはYU11>b113>b121でした。
<中古と新品>
・80年代、90年代のピアノはモノがいいという噂も聞くので試してみましたが、なんというか新品の方が音が「元気」です。
・「弾きこんだピアノはそれなりの味がある」という人もいますが、個体差も大きいので比較は難しかったです。
・弾き込みすぎたピアノは弦が弱っているとも言いますが、店員さん曰く「普通は50年持つ」とのこと。ん?じゃあ80年代のピアノなんて危ないか。
・しかも安ければ充分検討の対象になるのですが、別に安くはないのです。
<音質>
・まず最も現実的なb121から試しました。少しくぐもったような音で正直気に入りませんでした。良く言えば「まろみ・丸みを帯びた音」ということになりますが、一枚何かを挟んでいる感じの音で好きか嫌いかでいうとあまり好きではありません。
・次にYU11。すごくブリリアント(鮮明)で音の輪郭が鮮やかです。タッチが正直に音に反映されて気持ちが良いです。楽器と指との一体感があると言おうか。
・b113はなぜか上位機種のb121よりブリリアントでした。やはり指の強さが正直に音に反映されます。
・自覚ありませんでしたが、僕は「ブリリアントな音」が好みのようです。そういえば子供の頃からよく天板や響板を外してピアノを弾いてましたが、これはそのためのようです。
<音の深さ・表現力>
・値段の差が正直に出たのはむしろこちらでした。
・YU11とb121は同じ大きさ(高さが121cm)なのですが、この「表現力」においてはその背の高さこそが決め手のようです。YU11を弾いただけだと分かりませんが、少し背の低いb113(高さが113cm)を弾くと音がシンプルというか、よく言うと雑味がなくまっすぐ、悪く言うと「味のない」音です。倍音構造の複雑な音ほど深みのある音になるので、筐体の大きさが素直に倍音構造の複雑さに反映されているのだと思います。
・ピアノ店の人はこの表現力の差について語るとき「16色絵の具と8色絵の具の差」という説明の仕方ををするそうです。なるほど。
・とはいえそこは腐ってもピアノ。電子ピアノと比べると、
YU11>>b113>>>>>>>>>>>>>電子ピアノの上位機種
という感じです。生音に勝る電子音なし。でもb113は電子ピアノの上位機種より安いのです。なんで?
<子どもの教育に与える影響>
・YU11を買えばいいのですが、正直予算オーバーです。
・音の好みで言うとb121はナシです。
・そうなると最も安い(多分ヤマハの新品では最安)b113なのですが、考えどころなのはこの「乏し目の表現力」が音楽教育にとってどうかという点です。
・タッチがダイレクトに音に反映されるということは、それだけ「キレイな音がすぐ出る」という意味です。逆に一枚挟んだような音というのは、少し頑張らないとキレイと感じる音になりません。
・この「頑張る」というのが子ども自身の表現力を育てるという気もします。
・逆に、「いい音がすぐ出る」方が子どものやる気にとってはプラスな気がします。
・そういえば実家にあったピアノもちょっとくぐもったところがあり、頑張らないと迫力ある音が出ませんでした。そう考えるとちょっとくぐもってる方が迫力ある弾き方を育てるのか。
・そういえば発表会なんかはいいグランドピアノだから、「え?タッチも音もこんなにまろやかなの?」と思いながら弾いた記憶がありますが、気のせいではなかったのかもしれません。
・じゃあ「繊細さ」はどちらのピアノから生まれるか。これは正直分かりませんね。
音大を目指す気はあまりしないので、そこまでのことは考えなくていいのかもしれませんが、どうせなら「育つ」ピアノを買いたいのが親心。ううむ。
ちなみに、話を聞いてくれた店員さんが「高いので参考までにですが、お客様のお好みなのはこれですね」と教えてくれたのがドイツのSAUTER製。初めて聞くメーカーですが、確かに繊細かつブリリアント、かつ豊かな響き。でもお値段もb113の3倍以上。
そんなこんなで結局1時間ほどいましたが、やっぱり楽器屋って楽しいです。
音楽や演奏も好きになってほしいですが、「楽器屋が楽しい」って言ってくれる子に育ってくれると嬉しいなあ。
姉弟
最近すっかり一緒に楽しく外遊びが出来るようになって来ました。
弟は少し迷惑そう?
ブランコは基本それほど好まないのですが、姉ちゃんに押してもらって初めてこの笑顔。
ブランコはだっこの姿勢で乗ることが多いですが、今日はこんなかんじ。
これは調子に乗りすぎですね。
縄跳び!
縄跳びがしたいのに出来ないっていうのでやらせてみたら、「いったい何から教えれば出来るようになるのだろう」と思う出来でした。まず縄が長すぎ、両手を頭から振り下ろすように回す、回すタイミングと跳ぶタイミングが合ってない。
そこで、まず縄を短く結んだんですがそれだけで済むはずもなく、「過去にない身体感覚を教える」ことの難しを思い知りました。しかもあんまり出来ないので面白くなくてすぐに投げ出す始末。その姿にちょっと父ちゃん一念発起。ここまでが土曜日。
そして日曜日、まず物理的に「やりやすく」してやろうと、持ち手から数十センチを新聞紙でぐるぐる巻きにしました(写真参照)。これで縄が少し重くなる上、縄の動く自由度が少なくなり、コントロールが効くようになります(何かの受け売りですが)。少し回せるようになると巻いた新聞を少し切って短くします。
続いて、2つ折りにした縄を身体の側面でぐるぐる回します。これで「腰くらいの位置に手を固定して回す」という感覚を身につけさせます。この練習は楽しいのでやらせるとずっとやってます。「脇をしめて」って言っても締まりませんが、親指を外に向けろって言うと自然に少し締まりました。
あとは、縄の一方を固定して大波小波を飛ばさせ、「タイミングよく跳ぶ」という感覚を体験させてみました。これも「練習」と思わせず遊びを思わせるのが肝要です。
ここまでやって跳ばせてみたら、まだまだゴールを遠いものの一応「縄跳びをしてる感じ」にはなる、というところまで来ました。
というわけで、この夏の目標が決定。
「縄跳びを5回跳べるようになる!」
年中で縄跳びなんか出来なきゃいけないの?という疑問はさておき、本人にやる気がある以上、出来るところまでやってみます。経験談ある方、教えてね。
ちなみに、参考にしたページ
http://homepage1.nifty.com/seigo/nawatobi-index.htm
http://okwave.jp/qa/q2882049.html
http://www.roy.hi-ho.ne.jp/noji/taiiku.htm
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1335722368
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1075034705
GW第1レグ目
2レグ形式の今年のGW。
1レグ目は主に公園で遊び倒しました。
遊具に対してかなりアグレッシブなあやさんですが、達成できる遊具も多くなり公園回りが楽しいのです。
恐竜さんの公園。
「ただ走る」のが本当に楽しいらしく、いつもいい顔で走ってくれます。
ターザンを見つけるともうそればかりです。
楽々自分で乗れるようになり、少し大きい子に「あの子じぶんで乗れるんだ」なんて言われるとちょっと鼻が高かったりします(親の)。
この日(初日)は近所の住宅展示場で牛の乳搾り体験。意外と怖がらずにやりました。
2日目はあらかわ遊園へ。2回目です。3,4歳くらいだとここがちょうどいいですね。
おにぎりおいしい。
ママと列車に。
あらかわ遊園に程近い公園にもチャレンジャブルなアスレチック系遊具があり、俄然張り切ります。
網を登るのも大好き。
リョウさんもあちこち歩きまわります。
ここにもターザンがあり、リョウさんは初チャレンジ。泣きはしないまでもまだこわいみたいですね。
このTシャツは父ちゃんが一目惚れして買いました。結構似合う。
こころの成長
身体面・運動能力面の成長もさることながら、年中さんになったこのタイミングであやさんの心の成長を感じることが多くなって来ました。
いつも親にべったりだったのが、例えば1人で階段降りるって言ったり、
1人でトイレに行くって言ったり(昼間のトイレもついてきてっていうのうちだけかもしれませんが)、
引っ込み思案で友達と遊ぶ時も親が近くになきゃダメだったのが、勝手に遊ぶようになってきてるし(これが一番助かる)、
工作とかお絵かきやらせとくと1人で延々をやってるし。
大人ぶりたい気持ちも見え隠れしたりして。
今日なんかバスの座席に、親と離れたところに1人で座りたがるし、
その離れた席で大人を真似て口パクで話をしてみたり、
その他妙に大人ぶった物言いをしてみたりとか。
弟もかわいがります。
特に、唐揚げを欲しがる弟に、ちょっとしかないのに、自分も好きなのに分けてあげたり(これは自分の子供時代にはなかった)、
なにかとお世話してくれるのです。お姉ちゃんですね。
知恵もついてきます。
基本的には弟をかわいがってくれるものの、やはり弟べったりの日なんかはヤキモチが顔を出してきて、「歯医者さんごっこやる」って言い出して患者役として入ってきた母親に、「あ、おチビちゃんは置いてきてくださいねー」なんて言ってみたり。
でもなんといっても嬉しいのは弟とじゃれ合って遊んで、それが心から楽しそうなところ。これからも仲良く成長していってくれたらいいですね。
ごめんなさい
室内遊園地で遊んでた時、4歳になったばかりの娘が唐突に言い出しました。
「パパ、しまじろう読んでもらってごめんなさい」
その日の5時くらいだったか、急に起きだしてせがまれて読んであげたんですが、僕はまあさもありなんと思って読んだものの妻が「こんな時間に言わないの」って怒ったんですね。そのことを言ってるようです。
前日はその室内遊園地の前にプリキュアの映画を観せてた(僕はその間ぶらぶら買い物してた)んですが、どうもそのストーリーの中で、妖精さんの持ってるほんの小さな「悪い心」を、悪の組織が増幅させ化け物に変えてしまう、そしてその「悪い心」が浄化された後、妖精さんがみんなに謝る、という流れがあったようです。妖精さんは、自分が悪い心を持っていたことを、みんなに謝ったんですね。それを娘は自分の行動に置き換えて、朝のことを思い出して僕に謝ってくれたようです。
子供向けの映画は教育的でいいなあというのはさておき、叱られたその時は素直に謝れなかったのに、映画を見て、自分の生活に当てはめて「やっぱり悪かった」と考えて謝る応用力にものすごく成長を感じました。今までは「AだからB」という直線的な心の動きしかなかったと思うんですが、「Aだ、思い返すにBだったからCしよう」と、行動が面になってるということだと思うんですよね。なんかこれ、大きな変化という気がします。
というわけで、今日も娘自慢で「ごめんなさい」。
やりぬいたよ逆上がり
逆上がり、出来ました。
正確には僕の前で初めて出来ました。
数日前から「幼稚園で出来た」と言ってたんですが、何をもって「出来た」か怪しかったので、この目で見るまで喜ぶまいと思ってました。その日が来たわけです。
気合十分。教えたとおり逆手で持って脇を締め、鉄棒の少し前に足を置いて、
えいやっと上に蹴る。
ここから腕の力でぐいっとつま先を手前に引き込んで重心を移し、くるんと回ります。
おそらく逆上がりって本質的には身体の回転運動をいかにうまくやるかってことだと思うので力で引き込むのは若干邪道気味だと思うんですけど(これだと出来てたのに成長に伴って出来なくなる子が多い)、出来なくて、頑張って、何度も泣きながら、それでも根気よく練習して出来るようになったこの子を素直に褒めてあげたいです。親はやれなんて一言も言ってないんですけど、自発的にやると決めたことをやりぬいたのが本当に嬉しいです(大げさだな)。
父ちゃんもいろいろ頑張るよ。
↓ちなみにこちらは12月上旬時点の様子↓
http://skmtr.hatenablog.com/entry/2012/12/09/231445
当時と比べ、持ち手の幅が適切になってるのと回りながら脇を締めた形をキープしているのが分かりますね。