情報コックピット
忘れてはいけない情報がある時、人はどう行動するだろうか。
手帳にメモる?
自分にメールを送る?
机やパソコンに付箋を貼る?
スケジューラやTODOアプリに登録する?
周囲の人に伝えておく?
場合によってやり方は異なるだろうが、共通しているのは、人が忘れたくない情報を保管する場所は、その人にとっての「情報コックピット」であるということだ。
常に記憶力に不安を持ち、それが引き起こす失敗に怯える私達が保険をかける場所。
緊張感を持って、素の自分がすがる場所。
要不要の判断が最も合理的に、バイアスなくなされる場所。
それらのことを、他人の目をあまり考慮せずに行う場所。
マーケティングの刈り取りにおいて押さえるべきは、この情報コックピットでのコミュニケーションではなかろうか。
そしてそれは、漫然と情報を追い、自己演出に心を囚われ、友人知人によりバイアスをかけられるソーシャルメディアではない気がする。
ソーシャルメディアには過剰な期待をかけず、軽いアテンション獲得の場として割り切って使い、適切なタイミングで情報コックピットに受け入れてもらえるようなコミュニケーションを目指したい。
魂を削られながら移動
やめてわたしのえいちぴーはもうぜろよ。
日々の忙しさに取り紛れて
忘れてしまいそうなことを書き留めたい。