生きているだけで、落とし穴にハマってしまうことがある。

至極まともに、当たり前のことをしているつもりが
しっかりとくぼみに足がハマる。
そのことに気づかず、自分ではいつも通り歩いているつもりなのに
足にまとわりついて離れないくぼみ。

目に見える場所、
そのすき間なのか、その奥なのかわからない。
そこには清浄で清潔な奥行きの無い闇がある。

世の中そんなに甘くない。
身を以て知る。

-

リズムがおかしい。
そんな時もある。
だからそれをごまかさずに
やり過ごしていく。

-

畑を耕すように
妥協無く、ひとつひとつ覆していく。

-

つかんだと思えば、すりぬけるよう。
儚きかな。