スマート選挙ブログ

業界初!ゼンリン地図と名簿がリアルタイム連動するクラウド選挙活動ツール【スマート選挙】の公式ブログです。

「桜を見る会」何が問題なのか

 f:id:smartsenkyo:20200205143216p:plain

 

昨年から連日ニュースで報道され、今では安倍内閣の弁慶の泣き所の一つともされる「桜を見る会」。4日の衆院予算委員会でも会を巡る議論が度々紛糾しました。

この「桜を見る会」、何が問題なのかまとめてみます。

 

====================

1、そもそも桜を見る会とは

2、きっかけは共産党からの追求

3、何が問題なのか 

====================  

 

1、そもそも桜を見る会とは

 

f:id:smartsenkyo:20200205135115j:plain f:id:smartsenkyo:20200205135143j:plain

 

―いつから開催?誰が参加している?

桜を見る会の前身は皇室主催の「観桜会」です。この観桜会1881年明治14年)に吹上御所で「観桜御宴」が行われたのが最初で、1883年(明治16年)から1916年(大正5年)までは浜離宮、1917年(大正6年)から1938年(昭和13年)までは新宿御苑に会場を移し、いずれも国際親善を目的として皇室主催で行われていました。

 

政府主催の「桜を見る会」は1952年に吉田茂首相(当時)が開いたのが最初です。東日本大震災などで中止になった年を除き、毎年4月ごろに東京都内の新宿御苑で開催されてきました。旧民主党政権も2010年に鳩山由紀夫首相(同)の下で開催しています。皇族や外国の大使、国会議員のほか、文化・芸能、スポーツなど各界の功労者が招かれています。

 

 

2、きっかけは共産党からの追求

問題が表面化したのは、2019年11月8日に開催された参議院予算委員会でした。この会議共産党の田村智子議員が『首相が後援会関係者を多数招待しているのでは?』と質問したのをきっかけに一気に問題が表面化しました。

 

f:id:smartsenkyo:20200205134224j:plain

https://www.youtube.com/watch?v=usOGh7Ws2Ws

 

 

3、何が問題なのか

桜を見る会」の問題は大きく分けて3つあります。

  

ー問題点①3倍以上に膨らみ続ける予算

f:id:smartsenkyo:20200205134333j:plain

 

安倍晋三首相は1月24日午前の参院本会議の代表質問で、「桜を見る会」の支出が毎年、予算を大幅に上回る形で続いていたことについて、「望ましいものではなかった」と陳謝しました。日本維新の会片山虎之助共同代表が「国会軽視だ。反省はあるのか」とただしたのに対する回答です。

 

国会の審議を経て成立した予算では2019年までの過去6年、同額の1767万円を計上しています。しかし実際に支出された額は14年の3005万円から増え続け、19年は5519万円になり、予算の3倍超となっていました。

 

ちなみに招待客と支出の推移は・・

 

2010年:約10,000人(鳩山政権、支出:??)

2014年:約14,000人(予算1766万、支出:約3000万)

2015年:約15,000人(予算1766万、支出:約3800万)

2017年:約16,500人(予算1766万、支出:約4700万)

2019年:約18,000人(予算1766万、支出:約5518万)

 

参加人数は、鳩山政権(2010年:約1万人)時代と比べると約2倍近くに。予算が1766万円なのに対し、2019年は5518万円ですから、約3倍近くの費用が使われていることになりますね。

 

招待客に振舞われる、食べ物、飲料、お酒、参加費等は基本無料。ちなみに会場までの移動や宿泊にかかる費用は招待客の自己負担となっています。食事や飲料の種類は、焼き鳥、赤飯、茶菓子、茶そば、樽酒(アルコール)等があります。お土産も付いているそうです。

 

f:id:smartsenkyo:20200205134557p:plain

招待客に配られる食事・お土産の一例

出典:『桜を見る会』食べ物・飲み物・お土産は?まとめてみた | 白い旅人ブログ

 

 

安倍首相は「準備、設営、最低限必要となる経費を前提」に予算額が計上されたと説明しています。「予算積算上の見積額を上回ってはいるが、国会で決議された内閣府の共通経費の範囲内で執行された」と語っています。

 

ー問題点②招待客の選定基準の曖昧さ

f:id:smartsenkyo:20200205134837j:plain

2019年新宿御苑で行われた「桜を見る会

https://www.jiji.com/jc/d4?p=skr215&d=d4_ss
 

 

日本の内閣総理大臣が主催する公的行事で、とりまとめているのは主に内閣府

選ばれた招待客には招待状が送られてきます。

 

2010年の約10000人から現在は約18000人と約2倍に。招待客が年々増え続けている理由の一つが「選定基準の曖昧さ」です。

 

桜を見る会」の目的は、各界「文化、芸上、スポーツ、政界など」で功績や功労があった人を総理大臣が招待し、招待客を慰労し懇談するというのが本来の目的とされています。

 

しかし野党は、首相の後援会関係者が多数招待されていたことを問題視しています。桜を見る会は国民の税金で賄われており、「公私混同」だという主張です。公職選挙法が禁じる買収・供応に当たると指摘する声もありますが、政府は「公選法違反には当たらない」という見方を示しています。


安倍首相は当初、「招待者の取りまとめには関与していない」と国会で明言していましたが、その後招待者の推薦に関わっていたことを認めました。首相には昭恵夫人分も含め約1000人の推薦枠があり、安倍事務所が地元で希望者を募り、内閣官房に名簿を提出していました。野党は「うその答弁だった」と反発しています。

 


また、立憲民主や国民民主、共産、社民の野党追及本部は昨年11月、政府事務局側と警察庁に会に反社会的勢力が参加していた疑惑についてヒアリングを行った件に対して、菅義偉官房長官が「把握していなかったが、結果として入っていたのだろう」などと発言したことが波紋を呼んでいます。

  

ー問題点③記録・公文書の破棄

f:id:smartsenkyo:20200205134952j:plain

 

安倍事務所が企画したツアーには、桜を見る会前夜に東京都内のホテルで開いた夕食会も含まれていました。この夕食会は会費制でしたが、主催した首相後援会の政治資金収支報告書に記載がなく、野党は政治資金規正法違反の疑いを指摘しています。野党には、会費5,000円は割安だとして、「首相側が差額を負担したのでは」との疑念もあります。ただ、首相は「費用は全て参加者の自己負担で、報告すべき収支はない」と反論しています。

 

総理は前夜祭の会費は一人5,000 円と回答していましたが、ニューオータニの夕食(立食)料金は約11,000円〜16,000円程度と言われています。足りない分の差額を税金で賄っていた場合、公職選挙法違反となる可能性があるのです。


政府は招待者名簿を「廃棄した」と説明していますが、共産党議員が名簿提出を求めた日にシュレッダーで処分していたことも判明しており、野党は不信感を強めています。夕食会の明細書も出すよう要求しているが、首相側は「存在しない」と主張しています。

  

2020年は中止に

このような野党の批判を受けて、菅義偉官房長官が昨年11月13日、招待基準を見直すため、2020年度の中止を発表しています。もともと皇室主催の国際親善行事だった会が今や国会での与党糾弾の主材料となってしまった、というのが現状です。

 

<出典> 

朝日新聞デジタル

時事ドットコム 

ブログと育つ

 

======================

サポートメール:smsk@peacefactory.co.jp
電話受付:03-6809-5155(受付時間:10〜18時)

 

f:id:smartsenkyo:20190529162217p:plain

 

 

 

 

 

 

 

投票用紙、実はものすごくハイテク!?

 

f:id:smartsenkyo:20200131172204p:plain

f:id:smartsenkyo:20191030142646j:plain

https://jun-style.com/?p=1082

 

開票のスピードアップ、実はこれが理由!?

 

以前に比べ、国政選挙などでの開票作業がスピーディーになったと感じる方も多いのではないでしょうか。選挙のとき、テレビなどで開票速報を見ても、投票数のカウントがかなり速くなっています。それに大きく寄与しているのが、実は「投票用紙」です。

 

f:id:smartsenkyo:20191030142843j:plain


  

何度折りたたんでも元に戻る素材!?

選挙に使う投票用紙。実はあれ、普通の紙ではないんです。ポリプロピレンを主原料にした「ユポ」という素材で、水に強く、破れにくいといった特徴があります。下の記事によると、何重に折りたたんでもすぐに元に戻り「薄いプラスチック製トランプに近い印象」とのこと。この素材に筆記用具で書き込みができるよう加工をしているそうです。この「何重に折りたたんでもすぐに元に戻る」という特徴が、開票後に大きな力を発揮しているのです。

 

ユポ紙は病院の入院患者識別バンドやボトルラベルなど様々な用途に利用されています。

 

f:id:smartsenkyo:20191030143650p:plain

f:id:smartsenkyo:20191030143709j:plain

f:id:smartsenkyo:20191030143731j:plain

 

選挙用投票に使われるユポ紙は、東京都中央区にある会社「ムサシ」と東京都千代田区の「ユポ・コーポレーション」による共同開発。

 

「投票用紙を折った状態で投票箱に入れても、中で自然に開くので開票作業時の手間が省ける点がセールスポイント。「従来は全開票時間のうち、投票用紙を開く作業だけで約3分の1を費やしていました。この作業を何とか効率化できないか、ということで開発がはじまったのです」と担当者は経緯を語ります。なんと、2012年12月の衆議院選挙以降、国政選挙でのシェアは100%だそう。

 

必要は発明の母というところでしょうか…

 

投票の電子化にはまだまだ踏み切れなそうな日本ですが、こうした素材の開発にかける熱意とスピード感に関しては右に出る者はいないかもしれません。

 
<出典>
 

オバマの勝利を支えたSNS戦略と最強のITチーム

f:id:smartsenkyo:20200121162415p:plain



f:id:smartsenkyo:20190820145037j:plain

 

2012年のアメリカ大統領選挙は、バラク・オバマ元大統領の勝利に終わりました。オバマ氏のキャンペーンで話題になったのはIT技術の活用とその効果でした。

オバマはなぜ勝てたのか

 

大統領選挙キャンペーンにおいてソーシャルメディアSNS)を積極的に活用し、大統領就任後もYouTube を通じて毎週恒例の大統領演説を配信するなど、デジタルツールを通じて多数の情報発信を行ってきたオバマ大統領は、歴代の大統領の中でも、特にテクノロジーに精通した大統領の一人として認知されています。

 

SNS有権者とボランティアをがっちり掌握

 

2008年の選挙ではすでにSNSによる有権者との交流は一般化していましたが、2012年の選挙ではFacebookTumblrを中心とした画像や動画の共有、オバマ氏自身のツイートなどがさらに活発に行われました。

 

オバマ陣営の選挙運動でとくに駆使されたのは自ら立ち上げたSNSであるmy.barackobama.com(マイ.バラックオバマ.コム、略称:MyBO)です。

 

f:id:smartsenkyo:20190820134700j:plain

 

ログインするとプロフィールページが現れ、「現在のあなたのレベルは〜」「現在のあなたのポイントは〜」といったステータスが表示されます。これは、自分がオバマを支援するうえで、勧誘のメールを送信したか、勧誘の電話をしたか、戸別訪問をしたか、いくら献金をしたかなどを示すものです。ただし、はじめは目標は低く設定され、クリアとレベルアップを繰り返すことで支持者のモチベーションを維持してくための工夫がなされていました。中には、熱中しすぎて不正をしようとする参加者もでたという、インターネットとソーシャルの力を活用した事例でした。

 

オバマ陣営を支えた4万人ものボランティアの掌握にもSNSが使われました。

活動をサポートするアプリは200種類以上ありましたが、中でも「ダッシュボード(Dashboard)」というアプリは、ボランティア全員のためのプライベートなSNSとしてフル活用されていました。

 

f:id:smartsenkyo:20190820135142p:plain

 

ボランティアはこれを使って遠隔地のボランティアのコーディネーションや、活動のなかでうまくいっていないことなどの情報共有を行います。個々のボランティアからのフィードバックを迅速かつ正確にボランティア間で共有し、その情報をリーダーが把握しオバマ陣営にエスカレーションするためのネットワークでした。

 

f:id:smartsenkyo:20190820135237j:plain

 

オバマSNSが選挙戦に「大きな貢献をした」といい、自らも携帯情報端末ブラックベリーを選挙戦中、活用していました。

 

最強の「チームオバマ

 

SNSやMyBOの立ち上げには、インターネット世代の旗手、クリス・ヒューズが先頭に立って参画しました。ヒューズはFacebookの共同設立者で、オバマと同じハーバード大卒。アフガン進攻やイラク戦争を起こしたブッシュ政権に疑問も持ち、オバマ候補に意義を感じたヒューズは、高給だったFacebookを辞めて、オバマ陣営に加わりました。

 

f:id:smartsenkyo:20190820142735j:plain

 

オバマ氏の地元シカゴに置かれたcaveと呼ばれる選挙対策本部では、効果的な手を打つために各州の有権者のデータを統合、その嗜好や動向を把握、分析していました。その結果、ジョージ・クルーニー氏の影響力が高いと判断して彼による食事会を設けて資金集めに成功したり、スイングステートと呼ばれ、勝敗の鍵を握る激戦州での選挙結果をさまざまなシナリオを想定して毎晩6万6000回もシミュレートする、といったことが行われていたそうです。

 

f:id:smartsenkyo:20190820144525p:plain

 

オバマ氏の選挙戦を支えてきたIT関連の3つのチーム、「ニューメディア」「テクノロジー」「データ」で構成され、さらに50ほどの組織に分岐していました。

 

ニューメディア担当チームは、オンライン上のソーシャルメディア、動画投稿サイト、写真投稿サイトなどのことを指します。オンラインでオバマ氏のブランディングをいかに高め、有権者とのエンゲージメント(深い関係性)を作り上げていくかがミッションでした。

テクノロジー担当チームは、オバマ氏のキャンペーンに必要なシステムやソフトウェアの調達や開発、構築、運用などを担当していました。いわゆる一般的な意味でのIT部門がここに当たります。

データ担当チームは、ビッグデータの収集管理と分析をミッションとしていました。 

 

3つのカテゴリーの下に50ほどのチームが分岐し、過去にはなかった「ビデオディレクター」や「メールライター」など新たな役割が設けられ、コンテンツの質向上に努めていたことがわかります。オバマ氏の選挙を支えたITチームが果たした役割は緻密で、しかも先進的な取り組みでした。

 

若者世代の取り込み 

 

Facebook創業者のヒューズを初めとする選挙本部では、ヒューズと同世代の若者たちを初めとするインターネット世代に選挙のボランティア活動参加を呼びかけ、親にも説得するよう訴えていきました。つまり、ネットを扱い慣れた若い世代を選挙運動のマーケティング要員と化し、効率的に選挙選を展開していったのです。

 

f:id:smartsenkyo:20190820144812j:plain

 

 

過去の失敗から学ぶ

 

2008年の大統領選挙では、オバマ選対本部に正式なITチームは存在しませんでした。Facebook創業者のヒューズなど、多少の専門知識をもつ人材が一部にいましたが全体としては外部ベンダーの製品に大きく依存せざるを得ませんでした。その結果、鳴り物入りで投入された有権者投票促進システムの「フーディニ」も、ネットワークの過負荷で投票日当日に機能しなくなり、各地から伝えられたデータ(登録した有権者のコード)をボランティアが手入力するというトラブルに見舞われました。オバマ陣営はこの失敗を踏まえ、2012年の選挙戦では内部に正式な技術開発・運用チームを発足させて、本格的なシステム構築に乗り出したいう経緯があったようです。

2012年のオバマ陣営のITチームは堅牢なインフラを準備しました。毎秒4Gb、毎秒1万リクエスト、2000のノード、3カ所のデータセンター、180テラバイトのデータ、85億回のリクエストに対処できるシステムの設計、実装。これに撤収に要した日数は583日でした。

 

「枯れたテクノロジー」の活用

 

さまざまなシステムの開発に際して、オバマ陣営のITチームは「実績のないものは極力避ける」ようにしていました。本番は一度しかない選挙。できるだけ枯れた技術を選ぶようにしたのです。この点に関して、オバマ選対本部で最高技術責任者(CTO)を務めたハーパー・リードは、「技術的に何か新しいものを生みだしたわけではない」と謙遜気味に述べています。

 

参考文献 

https://blogos.com/article/179104/

https://www.jetro.go.jp/ext_images/_Reports/02/2016/24d5bdbbd4967afc/rp-ny201612.pdf

https://www.publickey1.jp/blog/12/it_2013.html

https://toyokeizai.net/articles/-/2394

 

======================

資料請求はこちらから!

https://smartsenkyo.com/#contact

サポートメール:smsk@peacefactory.co.jp
電話受付:03-6809-5155(受付時間:10〜18時)

 

f:id:smartsenkyo:20190529162217p:plain

 

 

【スマセンBlog】メルマガでフォロワーを増やそう

f:id:smartsenkyo:20190926162328p:plain

 

国政選挙では2013年の参院選から、インターネットを使った選挙運動が解禁されたことを受け、多くの候補者がメルマガやSNSなどのツールを通して有権者にアプローチを行っています。メールやSNSを使った発信が一般化してきた今、コンテンツをいかに差別化するかが、有権者を振り向かせるポイントとなっています。

 

f:id:smartsenkyo:20190807142750j:plain

 

メールは「捨てられて当たり前」と考える

メールは利用者層も広く、複数の政党をフォローしている有権者も多いため、内容や送り方を工夫しないと読まずに捨てられてしまいます。他のメールに埋もれてしまわないためには、どのような工夫が必要なのでしょうか。

重要なのは「ユニークさ」と「送るタイミング」です 。具体的なポイントを見て行きましょう。

 

①テーマを明確にする

f:id:smartsenkyo:20190807143249j:plain

 

忙しい日々の中でちょっと立ち止まり、メールマガジンを読むというのは、有権者にとっても大変な作業です。それでも「読みたい」と思ってもらうために、「このメールには有益な情報が入っている」と感じてもらうことが重要です。そのため、メールマガジンを通じてテーマに一貫性があると良いでしょう。

テーマを伝えるのに重要なのは1通目。「このメルマガでは●●についてお伝えします」と購読者に伝え、あなたのメールマガジンを「他にはない読む価値」があるコンテンツである事を伝えるのです。

 

「読まれやすいテーマ」を選ぶ

テーマ選びにおいて肝心なのは、候補者本人のアピールのみならず、世間一般に注目度の高い話題を織り交ぜておくことです。

一例をご紹介しましょう。

 

・税政、社会保障の変更・影響を解説

2019年であれば「消費税増税のメリット・デメリット」「年金受給時期の拡大、これからの社会保障制度の可能性」このようなコンテンツがよく読まれています。自身の見解を織り交ぜることで有権者が候補者に投票するメリットを感じる機会となることも。

 

・各政党のマニフェストを比較

選挙前なら、こんなコンテンツも良いでしょう。各政党の比較は有権者にとっても時間がかかります。そんな時にわかりやすくまとめた表などのコンテンツには注目が高まります。2019年7月の参院選では、一般有権者が作成したイラストを使ったマニフェスト解説がSNS上で話題になっていました。

 

f:id:smartsenkyo:20190905153840j:plain f:id:smartsenkyo:20190905153917j:plain

工藤彩音さんのFacebookより

 

 

 シンプルでわかりやすく、より多くの人にとって関心の高いテーマを設定しましょう。

 

③候補者の「人となり」を伝える

政策を伝えることはもちろん重要です。しかしファンになって頂くために、①の主要テーマに加えて、候補者自身がどのようなキャラクターなのかを伝えていくと、より良いでしょう。

 

・趣味の話を織り混ぜる

 「草野球が好きなので、今日も練習してきました!」や「魚釣り(ボードゲーム、スポーツ、歌・・・etc)をしてきました」など、選挙活動以外の明るく活発な面をアピールしても良いでしょう。趣味の発信は、これまでは接点のなかった有権者とコミュニケーションをとるきっかけにもなります。

 

・日常の出来事を紹介する

 「家の近くにこんな良い散歩コースを発見しました」や、「地域のお祭りに参加しました」など、有権者にとって候補者を身近に感じられるような話題を発信するとよいでしょう。選挙では、有権者からの共感や好感を日々積み上げることが重要です。

 

・家族の話題

 特にお子さんがいる候補者の場合は、教育・保育政策の根拠にもなり得ますから

 差し支えないようなら家族の写真なども入れると良いでしょう。

 

もちろん、政策に関する発信は重要ですが、時折カジュアルな話題を提供し、親しみを持ってもらうことはファン獲得の近道です。

 

④「あなたに向けた情報」を伝える

 

メルマガを捨ててしまうのは「自分には関係のない情報だから」です。受け手にそう思わせないためには相手の興味・関心に合った内容を適切なタイミングで送ることが重要です。メルマガ配信ツールの多くは氏名を自動入力することができます。受信した側に「●●様」から始まるメールを受信したという通知が届きますので、これは活用したいですね。

 

少し上級テクニックですが、受信者側の行動によって内容を変えていく手法も有効です。CRM機能のついたメルマガの配信ツールを使い、相手が開封したか、コンテンツの内のリンクをクリックしているかなどの情報を得ることがでいます。 開封頻度やクックしたコンテンツによって内容を変えて配信することで、受信者側からすれば「自分の興味にあった情報が送られてくる」という感覚になり、よりコンテンツを読んでもらいやすくなるでしょう。メルマガの購読者が多い場合などには、実践する価値があります。

 

 

 

======================

資料請求はこちらから!

https://smartsenkyo.com/#contact

サポートメール:smsk@peacefactory.co.jp
電話受付:03-6809-5155(受付時間:10〜18時)

 

f:id:smartsenkyo:20190529162217p:plain

 

 

 

 

 

【スマセンBlog】勝てる名簿・負ける名簿

f:id:smartsenkyo:20190924110147p:plain



選挙活動を目前にした候補者なら誰もが持っている、支援者名簿。この名簿で勝敗が分かれると言っても過言ではないでしょう。名簿管理のコツと選挙活動での効率的な使い方について解説します。 

 

データをどのように活用するかは候補者によって千差万別。

しかし選挙戦で勝てない候補者の名簿にはある共通点がありました。

 

「負ける名簿」の特徴

 

選挙で結果を残せない候補者の名簿には共通した特徴があると言われています。

以下のようなポイントに心当たりはありませんか?

あったら、今すぐ修正していきましょう。

 

・定期的にメンテナンスをしていない

・投票見込みの高い支援者・低い支援者が混在している

・支援者の住所、電話番号、メールアドレス以外の情報がない

 

 

名簿の約3割は「死んでいる」!?

 

f:id:smartsenkyo:20190731131342j:plain

 

膨大な数の名簿はあるが、その大半に何年もアプローチしていない・・・というケースがよくあります。名簿管理は企業にとっても課題ですが、管理のずさんな企業では平均して3割の名簿が「死んでいる」、つまり情報が無効な状態なのだそうです。支援者名簿が無効になってしまう理由として「支援者の引っ越し」「候補者からの情報提供拒否」などがあげられます。いずれにしても、直近にアプローチしていない事が原因で、無効な名簿を持ち続けてしまっているのです。効率的に選挙期間を乗り切るために、まずはこの名簿を整理してみることから始めましょう。

 

鮮度が命!名簿は定期的にメンテナンスを

 

f:id:smartsenkyo:20190730120930j:plain

 

では、古くなってしまった顧客名簿は削除すれば良いのでしょうか?答えはノーです。あなたが関わりを持っていないだけで、現在もその有権者の支援を得ることは可能かもしれません。その有権者が少しでも支援者になってくれる可能性があるならば、名簿に残しておくべきです。

古い顧客名簿を生き返らせるには、まず存在確認をすることが必要です。住所がわかっている有権者にはハガキを一斉送信して、転居先不明で返ってきた分だけ削除します。またメールアドレスがわかっている場合は、メールを一斉配信してみるのも良いでしょう。こうして名簿に残った有権者へのアプローチ可否をスクリーニングという方法が一般的です。

 

有権者の確度によって、アプローチの仕方を変える

 

スクリーニングで残った未アプローチの有権者はどうすれば良いのでしょうか。ここに対してはハガキや電話、メールマガジンなど、事務所内の作業で完結し、自動化できるツールを使えば良いのです。「死んだ」名簿より、より確度の高い有権者に複数回接触した方が成果に繋がります。人的資源も時間も有限な選挙期間、個別訪問はこのような見込み高の有権者に集中した方が良いでしょう。

 

有権者をランクで分ける

 

f:id:smartsenkyo:20190802122522j:plain

 

有権者の見込み度(あなたに投票してくれる可能性がどの程度か)はルールを決めてランク付けすると良いでしょう。例えばある事務所では、以下のような分類を行っていました。

 

Aランク・・1ヶ月以内に直接話ができており、投票見込みが高い

Bランク・・1ヶ月以内に直接話ができているが、投票見込みは不明

Cランク・・3ヶ月以内に何らかの接触履歴があるが直接話をできていない

Dランク・・3ヶ月以上接触がない

 

この事務所では、候補者がA・Bランクの支援者に個別訪問や電話をしていきます。一方事務所スタッフはCランクの有権者に電話をかけ、Dランクの有権者にメルマガを送るというルールで選挙活動を展開していました。ルールを明確にすることで選挙チーム内の意識決定やスピードが向上し、候補者がカバーできないアプローチをスタッフに任せることができます。

 

「スマート選挙」をこう使う!

 

スマート選挙では、名簿情報に見込み度に応じた「ランク」を登録できます。一斉メールやメールマガジンを送る際も、見込み度によっては伝えるメッセージが異なることもあります。そのような場合には、登録しておいたランクごとに連絡先データを検索してダウンロードすれば、作業の時間短縮にもつながります。

 

f:id:smartsenkyo:20190802122033j:plain

 

また誕生日や記念日も登録できるので、当日にお祝いメールを送るなどして有権者との距離を縮めることもできるのです。

 

メルマガ配信機能、近日公開予定!

 

「スマート選挙」には今後、メールマガジン配信機能が追加される予定です。名簿管理からメッセージの配信まで一元管理でき、より便利になります。お楽しみに!

 

 

======================

サポートメール:smsk@peacefactory.co.jp
電話受付:03-6809-5155(受付時間:10〜18時)

 

f:id:smartsenkyo:20190529162217p:plain

 

 

 

【速報】参院選でスマート選挙利用の候補者100%当選

f:id:smartsenkyo:20190724080226p:plain




2019年7月21日(日)に投開票が行われた参院選

スマート選挙を利用された候補者は全員当選

との結果が出ています。おめでとうございます!

 

当選された議員の方々の活用事例をご紹介します。

 

・地図落とし

・ポスター管理

・地図のブックマーク

・地図の印刷機

 

全国比例でも

現地⇆本部の連携に活躍

 スマート選挙の地図は日本全国に対応しているため、全国比例でも活用できます。ある全国比例の候補者はスマート選挙で地図落としした重点地域をブックマークし、Dropboxで地図画像を保存、その情報を本部事務所と共有して利用したそうです。小選挙区のみならず、全国規模で「ドブ板選挙」を展開するのにスマート選挙が役立ったという声を頂きました。

 

スマート選挙、

こう使った!

今回の選挙期間に候補者の皆さまからお寄せ頂いた、スマート選挙の活用事例をご紹介します。

 

移動中の忙しい時にもワンタップで保存!

f:id:smartsenkyo:20190724081251p:plain

モバイルゼンリン住宅地図の中から保存したい場所をタップして保存。長時間歩く挨拶回りもタブレット片手にストレスなく行えたとの声を頂きました。

 

Google map のナビで目的地まで迷わず移動!

目的地から「ナビ」を選択して目的地を設定すると、そのままgoogle mapに飛び、ナビが開始されます。

地図と、スマホを交互に見ながら、有権者宅やポスターを探さなくてOK。この機能、なかなか便利です!

 

面倒なポスター貼り・剥がし作業も一括管理!

f:id:smartsenkyo:20190724081331j:plain

f:id:smartsenkyo:20190724084118p:plain



数百〜数千枚貼るポスターは、どこに貼ってあるのか、まだ剥がしていないのは・・?といった悩みの多いポスター管理。スマート選挙なら貼付け場所からポスターの種類や貼付けに至った経緯まで一括管理出来ます!事務所だけではなく現地からでも作業ができるので、スタッフ間でも分担もしやすくなるそうです。

 

本部と地方で情報を連携!

f:id:smartsenkyo:20190724081356j:plain

全国比例のように地方と本部などの複数拠点が連携し選挙活動する場合も、地方拠点で入力した情報を本部で一括管理、全国の情報が可視化できるという利点があります。ある候補者は地方で収集した地図データをDropboxEvernoteクラウドサービス)に保存し、その情報を国会事務所でリアルタイムに閲覧し、適切な指示を送るという形で連携していたということです。

 

初めてでも使いやすい

「スマート選挙」

シンプルで視覚的に操作できるスマート選挙は、様々な年代の候補者の方やデジタルに不慣れの方でも有効活用できた!との声を頂きました。

 

今後も現職議員の方や候補者の皆さまなど政治に関わる方々のお役に立てるスマート選挙になるべく進化していきます!

 

資料請求はこちらから!

https://smartsenkyo.com/#contact

 

「月刊事業構想 2019年7月号」に掲載されました 〜2019年6月18日〜

f:id:smartsenkyo:20190703124127p:plain

 皆様こんにちは!スマート選挙チームです。

スマート選挙が統一地方選挙での当選率80%超の実績を評価され

月刊事業構想2019年7月号に掲載されました。

開発秘話やこれからのスマート選挙の「戦い方」を取材していただいています!



f:id:smartsenkyo:20190620151608j:plain

 

 

<記事のポイント>

 

・スマート選挙はPeaceFactory社長・堀が「友人の選挙を手伝いアナログな選挙活動に衝撃を受けたことをきっかけに2017年にリリースした。

 

・選挙期間外の支援者とのコンタクトや、街なかでの選挙活動までを支援するツールとして口コミで利用が広がり、国会議員から首長まで所属政党を問わず全国にユーザーがいる。

 

・特に評価が高い、「自動地図落とし機能」。支援者名簿から地図上の位置を自動的に同定する。これにより時間のかかっていた「地図落とし」などが簡単にできるようになり効率的に選挙活動が進められるようになった。

 

続きは下記URLまたは書店へ!

 
https://www.projectdesign.jp/2…/digital-goverment/006551.php