東京からローカルムーブメント!

ローカルというと地方…というイメージがありますが、東京でも東京らしさを表しながらローカルを大切にした動きがあるはず!そんな日々の発見を楽しみながら更新していきます♪

ゴミは初めからゴミだったか

東京って便利だけど、私は無駄が多いなと感じることもあります。


スーパーやコンビニがたくさんあるから買い物に困らない。だけど同時にそんなに商品があっても売れ残っちゃうんじゃないかとも思います。

 

売れ残った物は捨てられて、ゴミとなる。


前にTaste the Wasteという映画を観たのですが、そこででてきた、大量のパンや魚が食べられることもないまま廃棄される映像が思い起こされます。

 

物がたくさん溢れている。

でも、なんで心は満たされないんだろう

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ひたすらに物を作り出して、人にどうにかして買わせて…というサイクルが私には不思議に思えるんです。

結局すぐに廃棄されるなら、会社はゴミを生成しているだけなんじゃないか、とさえ思ってしまいます(物理学者の広瀬立成さんがこのようなことを書いていたと思います)。

 

あるものの生産の過程には様々な労力が投入されているのに、結果的に捨てられるだけだとしたら、その労力が無駄ということになってしまいます。


このことを考えると、過労との関係性も見えてきそうだなあ。もう少し考えてみよう…!

 

おわり🌳

毎日の買い物をもっと楽しく!

青山ファーマーズマーケットに行きました。
表参道駅近くの国連大学前には、賑やかなお店が立ち並びます。


地産地消の食材も手に入る場所。

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ここでは青梅産の蜂蜜を買いました🍯
青梅で養蜂をしているなんて知りませんでした!

 

東京育ちの人が東京産の蜂蜜を食べると花粉症によく効くのだそう💐🐝

蜂蜜は、その土地の花粉を集めたハチによって作られるものだから、その土地の人が食べることで抗体がつくということでしょうか。

この知識を教えていただいたのも、蜂蜜を販売していたお店の方からです✨

 

スーパーだと、それぞれの食材にそれぞれ担当の人がついているわけではないので、こういった知識もなかなか手に入りにくい。
せいぜい広告で知るくらい。

 

けれどもこうしたファーマーズマーケットだと、一対一で接することができて、調理の方法や食材に関する知識を蓄えられる。

これって、なんだかすごく楽しい😳✨

 

買い物が楽しくなるって大きなことだと思うんですよね。
家事のために、ほとんど毎日のように買い物をする人だっているのだから、それが少しでも楽しいが良いはず!


そんな可能性を感じさせる場所でした😊

 

もっといろんな人に広まって、もっといろんな場所に広まってほしいな〜。

おわり🌳

今、ここではないもの、農家さんの視点

農家さんと話して気が付いたこと。

 

農業は長期的な目線が必要であるということ。
作物は一夜にしてならない。1年、2年…そのくらいしてやっと実がなったりする。


もっと美味しくしたい、と考えるなら、土や肥料や育て方によって工夫する。
その効果も一朝一夕で出るものでもないから、粘り強く、長期的に見ていかなければならない。f:id:smlbeat:20190408154440j:image

都市生活のように、短期的な利益を追求する考え方とは異なるなあと感じました。

都市での生活の中では、私たちはとりあえず今、ここのことばかりを考えている気がします。
インスタグラムで写真を挙げるとか、一時的な満足のために食べ物や衣服を消費したりとか。


今、ここの幸せも大切。けれどもそれだけに心を奪われすぎると、幸せを感じることができなくなってしまうこともある。

友人に合わせなきゃいけないプレッシャーを感じたり、自分を取り繕ってストレスを感じたり。

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そんな時にふと今、ここだけでなく、もっと広い視点に立って物事を見ると、良い意味でいろんなことがちっぽけな出来事だとわかると思うんです。

 

その視点は、毎日自然の世界と向き合って入る農家さんが持っているもの。
作物を育てるために、未来のことを考える時の視点。

農家さんは私にそんな気付きを与えてくれました。

おわり🌳

新しい食べ物購入のかたちーポケットマルシェ

農家さんに教えていただいた、ポケットマルシェについて紹介します👩‍🌾


ポケットマルシェのウェブサイトはこちら↓
https://poke-m.com/

 

ポケットマルシェは、生産者と消費者の距離を縮めたい!という思いで始まったそうです。

 

例えば野菜の値段が高い時があると、多くの人は買わなくなると思います。

 

でも農家さんの立場にしてみれば、近年多くなってきた気候変動によって、天候に左右されやすい環境下で値段を上げずに売るのも難しいのです。


この消費者と生産者の考え方には随分と差があり、私はもったいない気もします。

 

消費者は安くて美味しい食べ物が手に入ったら嬉しいし、生産者は自分の収入になって美味しい食べ物を届けられたら嬉しい。

 

そんなお互いのニーズを把握できたら。

普段は対面することもない両者だけれど、簡単に交流できる場があったら。

 

そんな考えからポケットマルシェが誕生。

 

「今年は台風があって綺麗な見た目の作物ができなかったんだ…」
と分かれば、見た目が美しくないいわゆる「ワケあり」の物でも多少安くなってたら喜んで買う人は多いと思います。

 

そうやって生産者の声をネット上で聞けて、実際に食べ物を買うことができるシステムなのです。

 

そして、美味しかったらその声も直接農家さんに届けられる。それは農家さんにとって励みになるのです。

 

消費者も生産者もwin-winになれて、幸せを分かち合える可能性があるのです。

 

生産者と消費者の間で公平で信頼できる関係を築くためには、面白い取り組みかもしれません。

 

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おわり🌳

都市生活での選択肢ーダイベストメント

しあわせの経済オープンミーティングで初めて知った言葉、ダイベストメント。今回はこの言葉を紹介していきます。

 

ダイベストメント(divestment)とは、投資という意味のInvestmentの反対語。


投資撤退という意味になります。

 

非倫理的または道徳的に不確かだと思われる株、債券、投資信託を手放すこと」(NO! 化石燃料

参考:https://gofossilfree.org/ja/what-is-fossil-fuel-divestment/

 

私はボイコットを思い浮かべましたが、倫理的な側面から物を購入しようという動きが広がっているのです。

倫理的にファッションを楽しむ、エシカルファッションも似たようなものでしょうか。

 

街へ行けばたくさんの物が溢れかえっている。その中で、1つの物、例えば白シャツを買うときに対しても選択の余地がたくさんあるわけです。
どこのブランドが良いのか、どんなデザインが良いのか。これは多くの人が気にしていることだろうと思います。
これに加えて、どの会社が良いのか、どこ産が良いのか、という疑問もプラスしてみると選択の仕方も変わります。

 

東京という大きな都市にはたくさんの商品が並んでいるからこそ、たくさんの選択肢があります。一消費者の私は、どんな選択をするべきなのか考えたいと思います。

 

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おわり🌳

ペットボトルよりマイボトル派!マイボトル持参の3つのメリット

ブログのタイトルのように東京限定のお話ではないのですが、私が日頃心がけていることを今回紹介しようと思います😄

私はお出かけするときは、マイボトルを持っていくようにしています!
出先でもペットボトルを買うことはできますが、マイボトルをあえて持っていくメリットをご紹介します👇✨

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①節約になる
毎回ペットボトルの飲み物を買うお金がかからない。一つ150円だとして、1週間で1050円、1ヶ月で4650円もかかります!洋服一つ買えてしまうお金だと思うと、この差は大きいなと思います😳

 

②健康に良い
私は4年前くらいまではペットボトルのジュースをほとんど毎日飲んでいたのですか、マイボトルを持つようになってからお茶か水を飲むようになりました。余分な糖分や添加物を取らなくて済みます。
余談ですが、昔中学校くらいの時にコーラにどのくらいの砂糖が入っているかを家庭科の授業で知ってかなり衝撃を受けました。皆さんご存知ですか…?


500mlに角砂糖15個


この量!とてつもない…!

紅茶にでさえ角砂糖1個入れるかいれないかの私にとってはショッキングでした。

そういう飲み物を飲まずに水・お茶にすると、歯のためにも良いですね〜!

 

③環境に優しい
ペットボトルってリサイクルされるから特に環境に影響がありそうだとは思わなかったのですが、そうでもないらしいことを最近知りました。
使用済みのペットボトルだとどうしてもリサイクルとして使うのも難しいんだそうです。それに、リサイクルのためにも燃料が要ります。

結局リサイクルされるのはごくわずかしかないそうです…残りは燃やされてゴミになるだけ…。

リサイクルだから環境に良いという気になっていたけど、本当にそうなのか確認しなければそれは思い込みに過ぎないということもあるんですね😱

マイボトルは何度でも使えることが素晴らしいなと思います☺️

 


物を大切に使うことって、本当に大事だと最近思うんです。生まれてきた全てのものに価値があるように扱われてほしい
人もそうあるべきだし、物も同じだと思うんですよね。

作り出されたものが、役目も果たすことなく葬られるのが本当に悲しくて。たとえ物だとしても、私にとっては無差別殺人のように人間が人として尊重されることなく殺されたりすることと同じことに思えるんですよね。


もちろん、私は完璧にこの考えに従っているわけではないです。甘いもの飲みたいな〜っていう時もあるし、水筒忘れた!っていう時もあります。

だから100%守る必要はない。


けれども社会のために少しずつ行動を変えていきたいなと思います🌿
「少しずつ」を続けていくことが、長い目で見たときに大きな積み重ねとなるので…😌

 

おわり🌳

3.11に想いを寄せるということ。東京とフクシマの切り離せない関係を見直すこと。

3.11のことは生涯忘れないと思います。

地震の瞬間も、津波の映像も、度重なる余震も、TVの画面も、その時に友達や家族と交わした会話も。

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恥ずかしいことに、東京がフクシマの原発に電力を依存していたことを私が知ったのは3.11後でした。


そして、自分も東京で暮らしてきた中で福島を犠牲にして生きていたと思うようになったのは最近のことです。

 

なぜ東京の電力なのに、東京の人々が被害を受けずに原発の周りに住む人々が被害を受けなければいけないのだろう?

 

ここには明らかに都市から地方への差別構造があると思い、胸が痛くなりました。

都市中心に開発を進めていった結果、日本は確かに経済発展や技術進歩を遂げていったかもしれないけれど、それはどうしても何かを犠牲にしなければならなかったのでしょうか

 

東京で暮らしてきたことは、確かに便利で快適でした。電車も学校もあらゆるサービスが充実していて、お金さえあれば何でも手に入りました。

 

けれどその生活は、フクシマでそうだったように、東京からは見えないところで人々や自然を踏み潰して成り立っているものかもしれなかったのです。

そして、きっと今もそうなのです。

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足元には美しい花々が咲き乱れているのに、私たちはそれをひたすらに踏み潰しているのです。

それによって荒れた地面を見向きもしない。

まるで忘れているのか、そもそも気づいてもいないかのように、私たちは美しいものをどんどん破壊していっているのです。

 

この構造を乗り越えない限りは、私は東京の生活を謳歌していた身として、原発事故に加担した1人であり続けると思います。

 

私がローカルに魅力を感じ、またそれが広まってほしいと考えるのは、3.11であまりにも悲しい事実を知ってしまったことから始まるわけです。

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2011年3月11日、まだまだ寒い時のことでした

 

東北に想いを寄せる、それだけでは足りないと私は思います。


本当に問題を解決するためには、問題を問題として認識し解決のために声を上げ自らが行動することだと思っています。


黙っているだけでは、何も変わらないから問題を問題たらしめてしまう。
声を上げても自分で行動しなければ、特権に浸りながら自己満足を得ているだけのエリート主義に陥ってしまう。

 

震災後の多くの人々の努力の結果、新たな希望がたくさん生まれました。

けれども原発や汚染、避難者、トラウマ…
まだまだ復興とは程遠い状態だと思っています。

 

だから私は忘れないで生きていきたい。

忘れないで生きるということは、東京と地方の差別構造から脱却するということ、先進国から発展途上国の差別構造から脱却するということ。

そのためのローカルです🌱

 

おわり🌸