自転車と自分らしさのカメラって?
お久しぶりでございます。そしてあけましておめでとうございます。
年末、ブログはおろかカメラに対するモチベーションも下がりまともにカメラに触れませんでした。年も明け一息ついたところで「そういえばブログ書いてないな」とふと思い出したので筆を進めようと思います。
1.自転車
さて、ぼく最近自転車にハマっているんですよね、カメラのモチベが消えたのもこのせいです。気が付いたらサドルの上にいるんですよ。
何が楽しいって、語り始めたら止まらないんですけども、簡単にまとめると………
アレ…出てきませんね……
こういうこと説明するの苦手なんです、きれいな景色が見れるとか、走り切った時の達成感とか、そういうことはもちろんあるんですが、違うんですよね、こう、深くにある何かに触れているような、知らない何かを教えてくれるアイテムなんです、自転車って。
とりあえず説明するのは不可能に等しいので乗ってください、ママチャリでも、ロードバイクでも、車種は問いません。
サドルに座り、ペダルを踏み、ハンドルを持ち、進むことができたなら、きっと自転車は貴方が知らない世界を教えてくれます。
今から支度をして、始めましょう。
ぼくは自転車いじくるのも大好物なので普通の人からも自転車乗っている人からも引かれるような自転車乗ってます、そんな変態自転車はまた今度紹介しましょう。
そうそう、自転車に乗るとね、聞こえてくるんですよ、自転車の”声”が。
語りかけてくれるんです、次はこっちだとか、この曲がり角はこの速度で抜けれるとか。。。
自転車と対話するのは自転車の基本のキです。乗る前も世間話を欠かさないようにしましょう、乗った後も自転車を褒めてやることが大切です。
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怪しい宗教勧誘みたいになってきた…
まあ、会話なんてしなくてもいいです、初めて見るいいですよ、自転車。
2.自分らしさのカメラって?
さて、二つ目はカメラのお話。ここの読者はほぼすべてカメラ関係の人でしょうから、カメラの話をしないと始まりません。
今日の議題は「自分らしさのカメラって?」です。タイトル通り。
カメラなんて星の数ほどあるんです、そのなかで一つしか使わないのはあまりにももったいない。一つの星を眺めていても宇宙を知ることはできません。
まずここではカメラを最低一つ所持していることを前提として話します。持っていないのなら何でもいいので買って触ってカメラを知ることから始めてみましょう。
一つ目のカメラに触れているのならおそらく出てくると思います、そのカメラに対する不満、欲求が。
それは自分らしさのカメラでない証拠なのです、当たり前です、一つ目で自分に合うカメラを見つけることなんてまずできませんから。
ぼくは一つ目のカメラを知るカメラ、後悔するカメラだと思っています、その世界に入らないとわからないことは山ほどあり、それを知らなくては自分らしさは追及できません。
ぼくも今でもそれなりに使えるスペックのD5500を最初のカメラとして選びました。
もちろん愛着もあります、お気に入りですし自分の手から離すつもりもありません。
ですが自分の理想とする絵を出してくれるかというと、そうとは言えないですね。
閑話休題。
さあ、ここからが本番です、二つ目、三つ目のカメラで、自分らしさを追求していきましょう。
まず大まかに分けましょう、コンデジ、フィルムやデジイチといったカメラの種類から、NikonやCanonなどのメーカー、予算なんてのもアリだと思います。
自分は小さいほうがいい、大きくてもいいから画質がいいのがいい、このメーカーに愛があるから使いたい、人それぞれでしょう。
自分と見つめ合ってください、そうして決まったジャンルの中から決めるんですよ、”自分らしさのカメラ”を。
色々調べ、人から聞き、店に行くなりして手に入れましょう、そして自分の手に収まったなら撮影を始めましょう。
そこで不満がまた出てきたのならやり直し、三つ目、四つ目と行きましょう。
そうして見つけた「自分らしさのカメラ」をぜひ存分に駆使して、カメラライフを楽しんでください、最初とはまた見える世界も変わってきます。
そうそう、ぼくが最終的に選んだのはD100とD300s。
最初に選んだD5500よりも古いカメラです、画素数はもちろんのこと、今と比べたら見かけ上のスペックは劣るでしょう。
(D300sはD5500より連射速度高いからスペック上回ってる部分あるだろとか言わないでください、その通りで泣いてしまいます。そもそもエントリー機と昔のフラグシップを比べること自体がうんたらかんたら。。。)
でも、ぼくはこのカメラが自分らしさであると思っています、どこか古めかしくて、その中で香る上品な、高潔である証のその風格だったり、そのカッコよさに惚れ、映し出す絵にも一瞬で虜になってしまいました。
選ぶのはイマドキのカメラがすべてではありません、でも昔にとらわれていても見えるものは少ないです、自分と見つめ合って、本当に合うカメラを見つける愉しみを生きてるうちに味わい尽くすべきと思います。
少々お話が長くなってしまいました。最後までご精読ありがとうございました、では、又会いましょう。
ブラックコーヒーとアルフォート
辛い世の中で、一人の人間を全うするのも難しい中、少しでも自分を保つために好きなことをして生きて行きたいもの。人間であることは、思いのほか難易度が高いようで。
風呂を済ませて、あとはゆっくりするだけの時間に、ふと脳内によぎったことに自然と体が突き動かされた。
部屋着のまま、サンダルを履き、自転車のカギを持ち、坂を下り、ついたのはセブンイレブン。
ぼくの好きな時間のうち、たぶん四位くらいに入るのがコンビニで何のおやつを買おうか考える時間。なんか時間が止まっているような感じがして、まあ店員さんからしたら迷惑でしょうけど。
買ったのはアルフォート、速足で自転車に戻り、冷えた足をいたわりながらペダルを踏んで帰路につく。
辛い坂道を超えて、家に入り、家族と世間話をしてわが子のように大切にしたアルフォート二つ三つほどを盗まれ、少し機嫌を落としながらもインスタントのコーヒーを入れた。
大の甘党なもので、コーヒーのブラックは好き好んで飲むものでもないのですが、なぜか気分でブラックを入れてしまいました、まあ、アルフォートは甘いしね。
こうしてこの記事を書いている合間に飲み食いしているけれど、イチゴ味はコーヒーとはミスマッチだったかな。普通のを買えばよかった。
ホワイトは安定の美味しさでぼくの脳内を刺激します、これだけ食べて生きていたいと思う時期があったようななかったような…
たまに飲む分にはブラックコーヒーも乙なものです、ほどよいカフェインがいい集中力の源になります。
この世もブラックコーヒーとアルフォートのように苦みと甘みのバランスがあったほうが心地いいのかもしれない、苦すぎても、甘すぎても、辛いのですから。
ああ、食べ終わっちゃった。コーヒーはまだ残っているのだけれど…
人生は、苦いことのほうが多いようで。
xDピクチャーカードとiPhone14 Pro
最近はどうにも多忙で、落ち着いてカメラを触る時間もないのですが、日課のハードオフ巡回やらをしているうちにいろいろ手に入れましたので少し報告を。
まず、iPhone14 Proを購入しました、256GBでレスポンスも良好、趣味の車のゲームも最高画質で快適に楽しめます。
これを機にブルーアーカイブをはじめました、面白すぎてちょっと危ないですね。
閑話休題。
さすがは最新機種という感じなのですが、カメラが結構面白いんですよね、RAWで撮れたり15xまでズームできたり。
癖もそこそこ強く、本当に一つのカメラとして楽しめるので、おすすめです、詳細な写真などのこともいずれ書きたいと思っています。
次はxDピクチャーカードをようやっと入手しました、これで使えるカメラがかなりの量増えます。やったね。
ハードオフのジャンク箱のカメラの中に入ったまま残されていたので運がよかったです、カメラ本体の動作確認は行わなかったのですが帰宅後確認したところ普通に起動し普通に使えました。そのカメラもなかなか面白いので作例づくりをしながら記事を書き進めています。
日々の通いは大切だと常々感じています、一期一会の出会いを見逃さぬよう日々精進しましょう、お読みいただきありがとうございました。
[技巧の本棚]覚えるべき三つの基本設定
カメラを始めて、とりあえずオートで撮っているけれど、思うように良い写真が撮れない。そういう時は基本のきの字である三つの設定を覚えていきましょう。
その三つの設定とは、「シャッタースピード(SS)」「絞り(F値)」「ISO感度」です。
この三つを覚えれば、自分の想像した絵が出せるはずです、一つずつ見ていきましょう。
・シャッタースピード
シャッタースピードもといSS(長いのでSSで統一)は文字通りシャッターのスピード、シャッターを開ける長さです。
その長さは30秒も開けるのもあれば1/8000などもあります。
シャッターを開ける長さを伸ばせば伸ばすほど撮れる写真は明るくなります。その反対で短くするほど暗くなります。じゃあ長くすればいいじゃん、という訳にもいかずSSが長いと手ブレや被写体ブレが発生してしまう場合があります、他の設定や明るさも考慮しその場にあった数値で撮りましょう。
・絞り(F値)
レンズ内部にある絞りと言われるものを設定します。
F値の値が低ければ低いほど写真は明るくなりボケやすくなります。逆に値が高いほど写真は暗くなりボケにくくクッキリした写りになります。
またF値の1番低い値のことを最大絞りや開放といい、F値が一番高い値は最小絞りと言います。
基本的なズームレンズは開放3.5〜5.6くらいの数値が多いですが、性能の良いズームレンズでは2.8や単焦点となると1.2のレベルまでいけることがあります。
・ISO感度
ISO感度はカメラ内の内部で光をどれだけ明るく捉えるかを決める数値です。
あげればあげるほど明るくなりますがその分ノイズと呼ばれるザラザラしたものが写真に写り画質が低下します。
SSを少しでも増やしたい時はISO感度を上げて対処したり単純に露出が足りない時に使います。
ISOをどこまで上げたらノイズが出るのかというのはカメラの性能や出た年式によってまちまちで、昔のデジタルカメラなら1600や800などで乗る場合もありますし、最新のカメラなら6400などまでいける場合があります。自分のカメラに合わせてどこまで上げて良いかなどを調べておきましょう。
詳しく語れば長くなりますのでとりあえず簡単な基本の知識だけ、もっと細かく解説する記事もいずれ作ります。
おおよそ理解出来ましたでしょうか。被写体をブラしたくない時はSSをあげたり、背景をぼかしたいときはF値を下げたり、逆にぼかしたくない時はあげたり。
場の状況や被写体に合わせてこの三つの設定をうまく使いこなしましょう。
[回るカメラ]不自由さ、を愉しむ。
この頃撮影に行くたびまるで作業をこなしているような感覚を覚えた、AFに頼り、まるでカメラを操作しているのではなくカメラに操作されているような。
良い写真こそ撮れるが楽しさはあまり感じられない。
このマンネリ、負のループから抜け出すべくぼくは散歩へ出かけることにした。
使用するカメラはD40+Zoom-Nikkor auto 43-86mm F3.5のみ。
今回のテーマは「不自由さ」。
家から出てすぐカメラを取り出し、気分だけは旅人で、ワイヤレスイヤホンを繋ぎ、好きな曲を流す。
ゴミ出しのおばちゃんに睨まれつつ、早速目に入った花を撮影する。
寂しいながら力強く咲く一輪の花。孤高とはこういうものなのだろうかと考え歩き進め、夏の終わりも近いことを感じ、進めていない宿題への焦りとどこか胸の中にある嫌いなはずの夏への寂しさを感じる。
近所はわりかし建物の多い住宅街なのだが目を光らしてみてみると意外と多くの花がいくつも咲いている、正直花の知識は齧った程度なので、花の名前なんて解りゃせんが、とりあえず記録に残し、調べながら覚えて行けばいい。
わりかしどこにでも咲いていてよく撮影のお世話になるキバナコスモスに薄いピンクが洒落ているサルスベリ。
天気予報は曇りと言っていたが青空が見えてよく映える、気温も幾分マシになってきていてまさに散歩日和。
元気な子供と錆びたチャリを乗りこなす別の意味で元気な爺とすれ違い、この町の平和さに流される。
さぁ、さらに足を動かそう。
ここにきて日が差してきた、腐れど夏の太陽がぼくに厳しくささってくる。散歩日和は嘘だったかもしれない。
とはいえ太陽を生かさないわけにはいかない。木漏れ日やら手入れがされているのかされていないのかわからないツルやらを撮影。
苦手な虫に行手を憚れ、悪戦苦闘しながらアクエリアスを飲む。洒落てコーヒーでも飲みたかったがそんなことをしていては夏にやられてコーヒーの如くお先真っ暗である。
川沿いを歩いていると珍しく撮影できるような位置にカラスがいた。お世辞にも4386じゃ届かない。遠望を持ってきていれば…と悔やんだがこれこそ今回のテーマ、不自由さの醍醐味なのだ。限られた画素数で、限られた焦点距離で。そういった縛りの中いい写真を撮るにはカメラではなく自分しか頼れない、この4386というレンズは何を撮る時が一番輝いてくれるか?この縛りルールにはそう考えながら撮っていく必要がある。このように4386は鳥を撮ることに特化したレンズではない。
さて。4〜5km歩いたくらいで家に帰ってきた、ここからは感想と自論を述べて行く。
お世辞にも楽な撮影とはいえなかった。MFだしいつものようにライブビューも使えない、自分の実力不足故のものではあるがファインダー越しではピントの位置もいまいち掴みにくい、ピントでボツになった写真もいくつかあった。
ただしかし、この散歩、是非ともまたやりたいと思う。
4386だけじゃなく全てに言えるがズームレンズはどうしてもテレ端やワイド端に偏って撮影してしまう。だが、このレンズしか使えないという縛りにおいては引いたり寄ったりどの距離がベストなのか考えることがかなり増えた。
新たな構図の発見やアングルの発見にも繋がるし、今までとは違う勝手の撮影なので新鮮味もあり問題だったマンネリの解消にもなった。
レンズ一本で勝負するので、そのレンズの持つ魅力や欠点なども学べて次の撮影にもつながる。
次のステージに進む良い一歩だった。
是非暇な時やぼくのようにマンネリ化している人は一度この散歩に出かけてみてほしい、近所でも、ちょっと遠くの場所でも。
次はカメラやレンズを変えて撮影してみようと思う、最近手に入れたD100も使いたいし、35単も使いたいなあ。
不自由さを愉しむ、いつもと違う世界がそこにはある。
最後まで閲覧いただき、ありがとうございました。
[ぼくのレンズ]2冊目 AF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm F3.5-4.5 IF-ED
夏ももう時期終わりを迎え出し、今夏を振り返ると中々忙しかったような気もします。
余談はさておき今回はAF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm F3.5-4.5 IF-EDです。
レンズ構成…13群-15枚
絞り枚数…7枚
最短撮影距離…0.38m
フィルター径…67mm
レンズフード…HB-32
質量…390g
いかにも標準ズームレンズのような見た目。
早速作例といきましょう。使用機材はD5500。
まずはワイド端18mm、APS-C換算で27mmです。
十分広く開放F値も3.5とそこそこ明るくいろんなところで使えます。
続いてテレ端70mm、APS-C換算で105mm。
圧縮しているとまではいえませんが十分詰め寄って撮れる距離であると思います。
総評に入ります。
D70のキットレンズとして発売された本レンズ、使っていてわかるんですが18mmから70mmという範囲は非常に便利で、風景を撮りに行くならこれ一本で大抵の物はまかなえます。
描画に関しては特に癖もなく出してほしい絵をちゃんと吐き出してくれます、AF-Sなので内蔵モーターがなくともAFが使えるのも好評価です。
値段もかなり求めやすく、そこそこ出回っていて手に入りやすいので、実用的に使えるレンズでありながら、広角〜標準レンズの練習としても使えます。
役割としては風景がメインだと思いますが、基本的に何でも撮れると思います。
デメリットは特にこれと言ったものは思いつきませんが、強いていうなら飽きます。
良くも悪くも癖がないので撮る楽しさは他と比べあまりないです。ですが性能的には十分なのでここぞという時にきちんと仕事をこなしてくれて、頼りになるレンズでもあります。
広角と標準の二つの域のぼくのメインレンズとしてこれからもしばいていきます。
というわけでAF-S DX Zoom-Nikkor 18-70mm F3.5-4.5 IF-EDでした。
[ぼくのカメラ]PENTAX Optio S50
重いカメラを握りしめ、今日も撮影に勤しむ。
うーん、なんか違う。
もっと、こう、気軽にカメラを楽しみたいんだ。
というわけで、前々から狙っていたのですがコンパクトデジタルカメラ、コンデジを購入しました。
・簡易スペック表
発売…2004年8月16日
ISO感度…ISO50〜400
有効画素数…500万画素
映像素子…CCD
最短撮影距離…39.9cm
焦点距離…35.6mm〜107mm
F値…F2.6〜F4.8
SS…4〜1/2000秒
光学ズーム…3倍
画像記録形式…JEPG
記録媒体…SDカード
液晶サイズ…1.8インチ
電池タイプ…単三型電池2本
補足…電源をつけたまま3分間放置で自動停止
・購入の経緯
生粋のNikon信者の私、コンデジもNikonを狙っていたのですが、選んだのはPENTAX。
理由はいくつかあります。まずは安さ、ジャンク扱いで値札がなく店員さんに聞いたところ300円だと。
動作品でなくともこの値段は買うべきだろうと思ったのです。
次に見た目の可愛さ。やはり見た目もカメラを語る上、使う上で外せませんから。
あと、というかこれが一番の理由なんですが、電源をつけるためのものが専用のバッテリーなどではなく電池ということ。これに一目惚れし購入しました。
電池であるメリットはいくつもあります。
すぐ思いつくのがバッテリーやチャージャーを買う必要がないということ。専用のバッテリーなどは意外と手に入れるのが手間で、時間もかかるし、意外と値段もするもんですから、せっかくカメラを安く買えたのにバッテリーやチャージャーの方が高かった、なんてことがあったらテンションもモチベーションも低下してしまいます。
その分電池は消耗品ではありますが100均やコンビニでも手に入ります。万が一電池が切れてもすぐ買い足せるので安心。
そのほかにもいくつかありますが長くなってしまってはアレなので今回はこの程度で。電池よりバッテリーの方が絶対いい!とはいえませんが気軽さの観点では優っているし、個人的にコンデジに求めるのは性能より気軽さだと思うのでやはり電池の方がいいのかなと。
少し余談が過ぎたのでカメラの詳細について語るとします。
・本カメラの生い立ち
2004年発売のコンパクトデジタルカメラ。初心者向けのカメラとして登場しエントリーモデルという立ち位置で活躍した。
他のOptioシリーズのS30やS40のいいとこはそのままに画素数を500万画素まで上げコンパクトでありながらも当時の年代を考えれば十分なスペックと言える。(2004年発売のカメラはNikon D70やCanon 20Dなどが有名)
・サイズ
小型を謳うOptioシリーズのS50、サイズは横幅89mm、縦幅58.5mm、奥行き26mm。
このようにかなり小型である、これならばポッケに入れることも難しくないだろう。
一眼レフの中でもまあまあ小型なD40と比べてもかなり小さい。
・使用感
液晶サイズは1.8インチだが使っていて不便と感じたことはあまりなかった。カメラのサイズ相応の液晶画面だ。
ボタン操作等も単純で、初心者向けとしてはこのくらいがちょうどいい。
記録媒体がSDカードであるのも好評価だ。
・作例
さて、使用感やら語ったが写真が撮れなきゃ意味がない。このカメラは一体どんな写りをするのだろうか。
驚愕した、300円で、あのコンパクトさで、こんないい写真が撮れるのか。と。
圧倒的に取り出しやすいサイズ感で撮影する手が止まらない。
もちろんこの写真たちはゴリゴリに編集しているが、ぼくは写真の編集は化粧みたいなものだと思っているのでこれでいいのだ。
それじゃ本当のレビューにならない気もするが、まあ多めに見てほしい。
・オートフォーカスについて
軽く触ってみた時、オートフォーカスがとんでもなく機能しなく心配だったが、どうやら機能にある花撮影モードや風景モード等でピントの合わせ方が違うらしく、それを変えれば無事実用レベルのものになった。
もちろん今のカメラと比較したら遅いのだろうが、このカメラは忙しく撮るというより旅の合間にゆっくり撮るようなカメラだと思うのでさほど気にならなかった。動体でも撮りたいなら一眼レフを使えってんだ。
・デメリットについて
散々褒めちぎってはいるがもちろんデメリットもある。
それは電池の持ちが少々短いこと。撮影してると1〜2時間もしないで電池が切れる。
だが、電池は先ほども話したが100均などで売ってるので買い足せるし、ケースに何本か予備を入れておけばいいし、対策はできる。
まあ、実質ないようなものだろう(暴論)
・総評
いやー何というか、ぼくが求めていたカメラにドンピシャでとても良い。
軽量で小さくて単三2本で動いてSDカードで記録できて。
設定やボタンもすぐ覚えられるくらい簡単だし。
もちろん昔のカメラゆえのデメリットもあるがそんなもの個性として受け取って仕舞えばいい。都合よく解釈するのも時には大切だ。
買いやすい値段のカメラだし、ジャンクカメラの中に紛れてたり、どっかで見つけたりしたら是非お手元に取ってほしい。
(正直今回ぼくが買った値段の300円は破格な気もするが。)
役割をきちんと理解し、そのカメラに合った撮影をすれば、良い写真が君を待っている。
そんなわけで今回紹介したカメラはPENTAX Optio S50でした。