杉並

だか世田谷だかで『8時だョ!全員集合』展をやっているということで、『8時だョ!全員集合』の話。
子どものころ、一度だけ『8時だョ!全員集合』の公開生放送を見に行ったことがある。小学校の低学年だったか、小学校に上がる前か、それすらも覚えていないが。
ゲスト歌手も覚えていないが、一つだけ記憶に残っているのは前説。
(当時は前説なんていう言葉も知らなかった)
いかりや長介氏本人が本番前にステージに出てきて、いろいろと注意事項を説明してくれた。
8時だョ!全員集合』のオープニングは、長介氏が「8時だよ」と言って観客が「全員集合」と返すもの。
長介「みなさん、僕が8時だよ、と言ったら、全員集合と返してください。試しにやってみましょう。8時だよ」
観客「全員集合」
長介「声が小さい、もう一度。8時だよ」
観客「全員集合!」
と返すと、それがもう前説ではなく本番だった。
子どもが多い観客に対して今から本番やりますと教えると緊張して失敗するかもしれないと考えてのことだろう。
うまいことやるもんだ。
ちなみに、本番に入って最初のコントでは、
長介「オッス」
観客「オッス」
長介「声が小さい、もう一度」
というのが定番のやり取りだが、ここで観客から小さな笑いが起こっている回は、長介氏がこのパターンで前説をしたのだろうと思う。

二年前だったか三年前だったか

何年か前に、同僚がネクタイはやめたと言って、そこまで進んでいるのかと驚いたものだが、今年は、まだ五月で暑くもないというのに東京界隈の電車の中を見るとネクタイを着けているサラリーマンの方が少数派だ。
日本人はそこまでネクタイが嫌いだったのか。
通年でノーネクタイになる日も近いのだろうか。
しかし、省エネルックとか、市長の発案で職員が夏はアロハシャツとかのネタはここ何十年とあったが、それが広まらなかったのは何故だろう。
奇をてらいすぎたんだろうか。
今はワイシャツにスーツの上下でノーネクタイというだけだし。

正月三が日に

新年の予想を立てる。
図書館で借りて読んだと言われて作家が拒否反応を示すのは、割とよくある光景だ。
多くの読者には、作家が何故図書館で借りて読んだと言われて嫌な気分になるかが分からない。
電子書籍の場合、作家の取り分は多分率で入ることになっているだろう。
半額キャンペーンや無料キャンペーンの場合、作家の収入は半分やゼロではないかと思う。契約にもよるだろうが。
電子書籍を半額キャンペーンや無料キャンペーンで買ったと言われて作家が拒否反応を示し炎上する事件が、今年中には発生するのではないだろうか。