キャンドル作りに参加して

あー私って何かを作るのが好きだったんだ…

と思い出した。

小さい頃は、粘土で。折り紙で。

図工の時間も好きだったな…

塗り絵も好きだった。

絵はうまくかけなくて、かんしゃくおこしてたけど(笑)

ちぎり絵も好きだった。

大人になってからは、ケーキを作るの面白かったな…材料混ぜて焼くと、膨らんだりして、しかも美味しくなってたし。

写真も好きだった。目で見て素敵だと思った、その時間が切り取れることが。

大人になってかも、絵は苦手で(笑)

でも、絵から受ける感触は好きだった。

作るって、幸せな時間。

日用品のちょっとしたものでも。

だって、必ず目の前には幸せが広がるから。

 

無防備

君は、瞬間、無防備な言葉を発する。

不意をつかれてこぼれ落ちる宝石。

当たり前に降り注ぐ水しぶきの中の虹。

そこに吸い込まれるわたしは、何処へ向かう。

その時の君の言葉は、あまりにもほんとうで、わたしは、たじろいてしまう。

なぜならわたしは、

君のように言葉を、

発することを、

とうの昔に、失ってしまったから。

今の私の口から発する言葉は、全て作り物、ありきたりのもの、借り物。

 

だから君の生きた言葉に、私が覚えるのはいつも、恐怖、憧れ、引力。

私もいつか喋れるだろうか、君のように…

 

 

だからこそ

私たちは、不完全な存在だ。

愛を求めて、そこになくて、さまよって、見つけて…

ほんとうに確かな愛は、心の平和とともにある。

自分の心の中に…

 

ごめんね。あなたにそれを求めてしまって、いっぱい迷惑かけたね。

 

君の欠乏感と、私の欠乏感はよく似ていた。

まるで自分のことのように君の苦しさを思いなんとかしたかった。

私はでも不器用で、うまく君と関われたかわからない。

でも、精一杯のメッセージは、送ったと思う。君への一瞬の神の恩寵のような時間に対して、感謝の思いとともに。

 

私は心の平和を自分に見つけるね。愛と感謝の思いも、ホントはいま、ここにあるのだと、わかったから。

 

君にもどうか、幸せな時間が訪れるように祈っている。

大変な毎日だろうけど、そこで自分を見失うことなく…君の悲しみも癒えますように…。

 

いつか、ほんとうに幸せな元気な平和な私たちであれたら、その時は笑顔で会おうね。

きっとそのとき世界は素晴らしいはずだから。