千葉県のフォンテーヌの森キャンプ場に行ってきた。
目的は、秋のまだそこまで寒くない間に、本格的な冬キャンプに対する不足分をあぶり出すこと。
いつもは車で行くが、久々にバイク。しかも準レーサータイプのNINJA400R。
全くアウトドア向きではない。荷物は2人乗り用のシートに載せるが、かまぼこタイプ
のシートなので、安定しない。実に不安である。無事到着できるのかも含め。
持ち物は最小限。
・テンマクデザインのサーカスTC DX(サンドカラー)
・テンマクデザインのウッドストーブL
・ヘリノックスのコット
・モンベルの寝袋(バロウバッグ #3)
・岩鋳のスキレット
・モンベルのヘッドライト
・一酸化炭素センサー
出発時に初めて搭載可能か考え出したのが馬鹿だったが、かなり積載に無理がある。
なんとかまとめたが、法律的にいけるのか不安。一応不安定ながら積載はできたので
良しとする。いつもの100倍、安全運転で出発。
(写真はイメージで、実際は全部郵便でキャンプ場に送ったと思ってくれ。)
都内から1時間程度で到着できるキャンプ場。フォンテーヌの森。
キャンプブームのせいか、満員である。予約も2ヶ月前にとるべし。
15時に到着し、1時間でテント・コット・薪ストーブの設置終了。
近所(バイクで10分程度)のスーパーKASUMIにて食料調達。
白ごはん(サトウのごはん)を食べたいが、お湯を沸かす鍋を持ってきてない。
以前のキャンプで、サトウのごはんと水をスキレット上で炒めると結構ちゃんと
したご飯ができたなぁと思い出し一応購入(結局使わず)。
ヒロシちゃんねるを見て以来、「キャンプに来たからといって、キャンプっぽいご飯を
作る必要はなし、自由を楽しみに来てるのだから好きなものを食べるべし。コンビニ飯
や冷食でも良いじゃないか。」という言葉に感動し、かなり影響を受けている。
キャンプ場に戻ると結構真っ暗。フォンテーヌの森の場内営業所は21時まで
空いているので、安心感はある。薪を6束購入。ネットだと、4束で十分とか
書いてるブログがあったのだが、念の為。
結論から言うと、1時間に薪3~4本消費するペース。ちゃんと温まりたいなら、
2倍くらい必要。後述するが、あまり薪ストーブを稼働させる気分にならなかったので
必要最低限しか使わなかった。
ここまでなら、普通のキャンプと同じ。ブログを見ている人も、NINJA400Rで
薪ストーブ(Lサイズ)を運べるんだ!と思うくらいだと思う。ただ、今回は事件
が起こった。薪ストーブの熱でテントが燃えたのである。状況や原因についても
書くので、薪ストーブをテントに導入しようと考えている人は要チェックである。
薪ストーブのテントへの導入は、一部下記サイトを参考にした。
サイトには下記の手順が記されていた。
1. 薪ストの煙突に耐熱バンドを巻く。
2. さらに煙突プロテクターを装着する。
3. 煙突プロテクターには防火布(スパッタシート)を巻く。
耐熱バンドを巻くのがめんどくさかったので、2と3のみ行った。
フォンテーヌの森キャンプ場の薪は長さがマチマチである。すんなり薪ストーブに入る
サイズもあれば、5cm程度はみ出す場合もある。長い場合は、とりあえず半分くらい
薪ストーブに突っ込んで、先端が焼けてきたら奥に突っ込むという操作をしていた。
数時間、運用していると、プチプチと変な音がテント上部から聞こえる。何かと思い
見上げると、煙突プロテクターの付近が燃えている。防火布で巻いた部分は燃えては
いないが、テントが溶け出している。まずは、薪ストーブの火力を下げようと思うが、
薪がストーブからはみ出しているため、空気流入量MAXである。焦って煙突部分の
排出口を絞ってみるが、案の定、煙と炎がテント内に逆流してきた。急いで排出口を
再度開く。火力MAX!一瞬悩んだが、薪をストーブから取り出し、ストーブを閉じる。
空気流入口や排出口を閉じる。一瞬で幕内が煙まみれに。はっと、一酸化炭素センサー
に目をやると、数値が上がっている。このままだと、爆音が鳴り出し、注目を浴び、
めんどくさくなりそうなので、センサーを持ってテントから脱出する。
収まってくれると思ったが、防火布付近から火が見える。このままだとテントに引火し
ニュースになってしまう。急いで以前間違えて買った高級グローブを装着し、煙突を
薪ストーブから外す。この時点で