初めて中国へ旅行に行くなら北京がおすすめ!
中国へ訪れたことがない方には北京へ最初に足を運ぶことをお勧めします。実際上海は在中日本人の一番多い大都市ですが、個人的には北京の方が「中国」を感じさせるという意味で旅行におすすめです。台湾、香港、マカオは含みません。それらは厳密には「中国」ではないのでここでは中国に限った話をします。
北京は中国の首都で2014年当時で2150万人の人口を誇る食、文化、政治、学問、経済と、ありとあらゆるものの中心です。
東京成田からは飛行機で約4時間のフライトです(意外にも上海より遠い)。
北京国際空港から市内へは電車で移動することをお勧めします。タクシーは日本ほど高くなく4000円以内で済むと思いますが回り道をされるリスクを考えると電車が一番無難です。電車は唯一空港から市内への路線が500円程と一番高く、それ以外は大体片道100円以内で乗車できます。北京の地下鉄もここ10年で急速に発展し複雑な路線図となりました。
ホテルも日本ほど高くはなく1部屋5000円ほどで普通のビジネスホテルが取れると思います。注目して頂きたいのは値段が1部屋ごとな事です。日本みたいに一人ごとの料金ではないので二人で1部屋に泊まれば半額で済みます。なので宿泊費はさほど負担になりません。
食事は意外と日本人にとって一番の問題となるかもしれません。日本では中華は一般的で好きな方も多くいると思いますが、それらは局地化されている事を忘れてはなりません。本場の中華料理は日本人の口に必ずしも合うとは限りません。よって外装と内装が良さそうな店を選んで入る事をオススメします。ガイドブックなどで評価が高くても衛生面で不安を感じさせる店には入らない方が身のためです。お腹を壊したらせっかくの旅行も台無しになってしまいます。写真は北京ダックで一番有名な「全聚德」です。
次に日本人におすすめな観光地を2つ紹介したいと思います。あえて超有名どころではない場所を選びました。
個人的に一番おすすめなのは「798芸術区」です。至る所でクリエイティブな芸術作品を見かけることができ、見ていてとても楽しい場所です。入場料もないので気軽に行けます。
「三里屯(サンリートン)」は北京でいう日本の六本木みたいなところです。地域一帯の建造物は現代を感じさせ散歩するだけでも新鮮さを与えてくれます。ショッピングモールが中にありますが日本と比べると相当高いので買い物はおすすめしません。
最後に、北京に行く上で忘れてはならないのがマスクです。空気汚染は深刻なので外出するにはマスクは必須です。空気のことを除けば北京は素晴らしい街だと思います。
あと、基本的に漢字は日本と共通する部分は多少なりともあるので街の標識が読める場合もあると思います。
ポケモンGOの爆発的人気
今日は今話題沸騰中のポケモンGOを取り上げてみたいと思います。
ご存知の方も多いと思いますがポケモンGOは現実の地図を利用してポケモンを捕まえるスマホゲームで日本ではまだ配信されていませんがアメリカでは爆発的人気を誇っています。
私が住む町は決して人口密度の多い場所ではありませんが一番ポケモンが出現するといわれている公園では夜にもかかわらず人ごみで溢れかえっています。
キャンパス内では歩きスマホをしている人は大体ポケモンGOをやっていて一目で見分けがつきます。
私も当初は少し試してみましたがサーバーが不安定でなかなかログインできなかったり、ポケモンに近づいても反応しなかったりと不具合が多々見られました。
しかし、その人気は計り知れず、任天堂の株価が2倍に跳ね上がったと聞きます。日本で配信が遅れているのはそれだけ慎重になっている証拠で、バグを修正してからの配信を目論んでいるのではないでしょうか。ポケモン発祥の国だけあってそこで人々を失望させたくないのが伺えます。
爆発的人気がある一方で、アメリカでは多数のポケモンGOにまつわる珍事件も発生しています。
アメリカワイオミング州では少女が川でポケモンGOをしていたところ、男性の死体を発見したという事件が起きました。
ポケモンを捕まえたいを理由に男が高速のど真ん中で突然停止し、交通事故を起こしたケースもあります。
遅かれ早かれポケモンGOのせいで死者が出てもおかしくなく、社会問題になるのではないかと思われます。
中国の淘宝(タオバオ)は社会現象と化している
今日は日本人には馴染みのない中国のECサイトの巨頭、淘宝網(タオバオ)について話します。
日本のECサイト(ネットショッピング)といえばアマゾンと楽天が有名どころですが中国では間違いなくタオバオが一番有名です。タオバオはアリババグループのサービスの一つに過ぎず、他にもTモールやアリペイなどが有名です。サイトはこんな感じです。
中国のビジネスにはよくある話ですが、中国ではよく言えば「タイムマシン経営」、悪く言えばただの「パクリ」が主流です。タオバオも例外ではありません。タオバオはアメリカのeBayをモデルにしていると言われています。eBayもタオバオも日本では馴染みがないですが日本のECサイトとの大きな違いはC to Cビジネス形態です。つまり、個人が個人に対して商売でき、タオバオはその仲介プラットフォームとして少量の手数料を取ることで成り立っています。
タイバオが成功した大きな理由として少ない資金でもビジネスを始められるところにあると思います。従来のビジネスでは店舗を持つのが一般的ですがECサイトなら店舗を運営する必要はありません。何なら主婦でも副業でも始められます。工場などに行き卸値で商品を仕入れれば簡単にビジネルを始められます。
ECサイトが成功したもう一つ理由として輸送費が安いがあると思います。人件費が安い中国ではタオバオと輸送会社が協力することでカスタマーが輸送費を気にせずショッピンングにお金を費やすことができます。
アメリカのサイバーマンデーを真似した双11もタオバオの売り上げを大きく伸ばしている理由の一つにあります。昨年の11月11日の一日の取引額だけで1兆5000億円を記録しました。市場規模が大きい中国ならではの破壊的数字です。
日本人が英語が苦手な理由
①英語が必要ない
②カタカナ英語による発音の違い
③教育システムの不十分
④日本人の海外に対する意欲の低さ
中国の教育システムはいかに苛酷か
今日は私が知る範囲で中国の教育システムについて話したいと思います。
まず初めに、私は小学校から大学まで日本で教育を受けましたがその機会を与えてくれた両親にとても感謝しています。
というのももし中国で教育を受けていたら文字通り朝から晩まで勉強せざるを得ず、スポーツを楽しむ余裕はなかったでしょう。
私はゆとり世代の教育体制のもとで育ったため、ご存知の通り小中はもちろんの事、高校でも午後が4時には下校できました。日本では放課後の時間を何に費やすか自分で決めらます。部活に打ち込んだり、受験の場合は受験勉強に励んだりできます。
それに対して中国ではそのような選択肢は与えられません。日本も立派な学歴社会ですが中国の親は多分世界で一番子供の教育を重視するのではないでしょうか。学歴が人生を左右する社会体制になっているのは事実としてあり、子供は幼少期から英才教育を受けさせられます。小学校から宿題の量は日本人の想像を超え、それに加えて週末には習い事や塾に行かせる親も少なくありません。そんなのなら日本でもいるじゃないかと思うかもしれませんが日本と違って中国ではそれが主流です。
そして中国の学生にとって人生で一番苛酷であると共に大事なのはなのは高校生活です。高3では朝7時から自習が始まり、夜の10時まで缶詰状態です。日本の高校受験が容易いとは言いませんが比べ物にならないほど勉強に時間を費やしています。日本みたいに私立ならたくさんチャンスがあるのと違って、中国は基本的に国立しかないので本当にチャンスは一回しかありません。
しかし、一旦大学に合格してしまえば日本と同様、卒業するのは簡単だと言われています。アメリカではテストだけでなく成績や課外活動などその人の総合力で判断していますが年間800万人もいる中国の受験生をさばききれない事情も理解できます。
アメリカ人の肥満の原因?
今日はアメリカ人に肥満が多い理由について分析して見たいと思います。
私の意見では一言でまとめると「効率化を求めすぎるあまり怠惰になっている」です。どういうことか例をあげながら説明していきます。
まず初めにアメリカは日本と比べると極端にドライブスルーが多いです。
チェーンレストランはもちろんのこと、郵便局、銀行のATMだって車から降りずに済ませられます。
下の写真は銀行のドライブスルーによるATMです。カプセルのようなものに自分の口座カードとIDを入れて従業員に送るとお金を引き出すことができます。そこまで車を降りたくないかと呆れてしまします。
次に食べ物の量です。アメリカはとにかくレストランでもスーパーでも提供する量が日本の2倍はあります。牛乳は1ガロンか1/2ガロンで買うのが一般的で1週間は持ちます。お肉なども売っている量が多い為1人暮らしには少し多く、1週間同じようなものを食べないと食べきれません。量が多く価格が安い為、ついつい食べ過ぎてしまうのかもしれません。
最後に家事の効率化がアメリカ人を怠惰にしていると思います。
アメリカに来て一番驚いたことは外に洗濯物を干してはいけないということです。洗濯物は乾燥機を回して乾かします。乾燥機がない私みたいな人は部屋干しをしないといけません。そもそもベランダがある家をあまり見かけません。
そして食器洗い機を使う家庭が多いため食器も自分で洗いません。
食事もオーブンで調理する人が多いため仕込みに手間暇かけません。
以上の3つの理由がアメリカ人に肥満が多い原因ではないかと考えます。でもアメリカ人はジムに行く習慣がある人も多いため極端に太っているかシェイプアップされているかの人が多いのも事実です。
なぜ中国人は日本で爆買いするのか
日本政府観光局によると昨年2015年の外国人観光客数は1973万人にまで達し、政府が目標に掲げていた2千万人まで目前と迫っています。
2013年が1千万人ほどであったことを考えるとものすごい伸び率です。
国別の内訳をみると以下のようになっています。
- 中国:4,993,689
- 韓国:4,002,095
- 台湾:3,677,075
- 香港:1,524,292
- アメリカ:1,033,258
ビザ所得の緩和政策などのおかげもあり、中国が初めて韓国と台湾を抜き、最多観光客数を記録したした。
しかし、中国の人口を考えると韓国、台湾、香港の数字は立派です。
さて、今日はなぜ近年中国人観光客が日本で爆買いするのか分析してみたいと思います。主な理由に以下の4つがあると思います。
- 中国へ輸出される日本製品の関税が高い
- 近年の円安元高
- 富裕層の増加
- ビザの緩和
1.中国では国内産業を保護するために関税が高く設定されています。基本的に外国産の商品は2倍の値段が主流です。製品の品質では中国産が劣るので、そうすることでお金に余裕のない人たちは中国国内産を買わざるを得ません。
2.2011年頃は100円8元まで円高が進んでいましたがここ数年は100円5元台にまで円安が進んだこともありました。単純に同じ人民元でより多くの日本円に換算できるので日本へ旅行する動機になるのではないでしょうか。
3.年々中国では富裕層が増加しており近場の先進国である日本への旅行が人気であるようです。特に日本は何でも緻密に製造されているのでお土産に日本製品を爆買いする人たちが多いようです。
4.日本政府も訪日外客数を増やしたい意図があり、中国人に対してのビザ申請手続きの簡易化が行われました。それまでは日本円にして数百万円の資産が銀行にないと申請できませんでしたが今では数十万円でも申請できるみたいです。それに今では旅行代理店に頼めばお手頃な値段でビザを申請してくれるのでビザ申請がボトルネックになることも少なくなっていると思われます。