ガールズアンドパンツァー最終章第4話を観た

ガールズアンドパンツァー最終章第4話を観た!!!!!!!!

ガールズ&パンツァー最終章 公式サイト

 

本当は公開日に観るつもりだったんですが仕事になってしまい観れず、フレックスを最大活用して平日の朝イチで観ることにしました。第3話観た時の記事見たらおんなじようなこと言ってた。あれからもう2年ですか?月日が経つのは早いですね

見る前の気持ちは継続には大洗が勝つだろう、世代交代することになるだろう、サメさんチームの活躍もうちょっと観たい、

聖グロと黒森峰はどっちが勝つんだ!?!?

といったところで、

というのも私は聖グロ対大洗の公式戦が観たくてそこが気になっていたわけですが、しかし逸見に頑張って欲しい気持ちもあり、第4話は特に注目の回でありました。

※以下ネタバレです

 

 

 

 

 

【大洗対継続戦】

あんこうチームが離脱した時点で次代のことを考える必要がある、というのは分かっており、1年生の面々を見たら澤さんしかいないので澤梓が頑張るんだろうとは思っていたんですが、そこへのバトンパスが大変理想的だったので心の安寧が保たれた。仕事でありがちなろくに引き継ぎもなく仕事だけ降ってくる感じではなく、あんこうチーム離脱!→会長が一旦とりまとめ→みんなの意見を確認→澤さんへ、という流れで、雑音的なしんどさがなくてとても安心して観れました。

・ダムのところ、大洗らしくてよかった

・ていうか大洗みんな意見が言えて話し合って作戦立てられて素晴らしいね……

・ヨウコが基本的に司令塔狙ってるのはめちゃくちゃいいと思いました

・継続がフラッグ車を囮にして崖に誘導したところは地の利〜〜ッ!と思ったしやっぱり経験の差出ていてよかったです。その後ソリつけて出てきたのは笑ってしまった。あとここのウォータースライダーマジでミニカーが滑り台から落ちていくみたいだったしどの戦車がどこにいて何やってるのか全然分からず砂嵐の中のルクリリさんみたいな顔になりました。ここでやっぱ継続か……!?とちょっと思った。

・雪崩、サメさんチームが戦車で波乗りしていくのをちょっと期待したけどさすがになかった

・ポルシェティーガーいつもマークされてるのすき

・カバさんチームのハリボテ、毎度のボケなのは分かるんだけどそろそろさすがに……という気持ち……

ガルパンの好きなところのひとつなんですけど今回も試合が終わった後の相手校との交流会がよかったです。まあ実際の女子高生は別にこんなふうに交流しないんですが……。理想でリアルではまあない表現でも終わった後ギスギスしないで仲良くできるのは素晴らしいことだしそうありたいよなとおもうので。

・カチューシャは簡単に戦車をかけて試合をするな

・ルミあれだけ……?

・雪崩は普通に怖かったです。「二次元だから」で距離とって見るのが難しかった。戦略の一つで片付けるにはあまりに命の危険が近過ぎるように感じました。

 

【聖グロ対黒森峰戦】

・兎にも角にもまずこれを言いたい、

ありすはずるじゃん!!!!!!!!!

・いやいいんですよ、劇場版DVDのあの話がただの学校見学ってわけじゃなくてちゃんと意味があったのは熱いしどこに入るんだろうとは思ってましたのでいいんですけど、それはジョーカーじゃん……。これは私が「後出しされた!」と勝手に感じているだけだし元々の手札そのままに1年過ごすわけないよね、と言われればそれまでなのですが。そうなんですけど!

・それはそれとして今までよりもダー様に意見を言う(ように見えた)ペコはとてもよかったです。ありがとうオレンジペコ。ルクリリさんも大洗でバカめ2度も騙されるか!と笑ってた時とは様相が違って、これからダー様なしでやっていくことを意識したような感じで最高でした。ローズヒップは相変わらずで安心した。

・逸見はこれまで鬱屈した感じがありましたがトンネル抜けたみたいな明るさが出ていて、本人の本領が発揮できたように感じました。終わった後も素直に悔しがってて、普通に戦車道楽しめているようでよかった。隊員とも小梅ちゃんとも仲良くやってて安心したし逸見なりの隊長をやってる感じで嬉しかったです。まほ姉に囚われない逸見なりの答えが出たことが見て取れてよかったと思います。

・ありすは……いやありすのことはすきだが……ありす……

・ルクリリさんが砂嵐の中目を細めてるシーン、だいすき。このためにまた見に行ってもいい

 

おおむね満足しました。

次回はたくさん秋山が出てくると嬉しいです。

THE FIRST SLAM DUNKを観た

諸々あって観るか悩んでいたが、会社の先輩に観てよかったと聞いたので観てきた。

 

slamdunk-movie.jp

 

見る前はいつまでも出てこない映画本体の情報(スタッフのインタビューは更新されてた)、声優変更の告知タイミングなどなどで、発表時の「絶対観るぜ!」という気持ちはだいぶ薄まっていたのが正直なところだった。初めてティザーが出たときも「これだけ?」だったし……夏にやるって言ったじゃんって思ったし……。

 

全体的な感想としては「概ね満足だけどもう一回観るにはエネルギーが要る」って感じだった。

「バスケットの試合」の映画としてはとてもよかった。
山王戦をバスケットボールの試合という競技として観るなら最高の映画だったんじゃないかと思った。スピード感、スポーツのリアルな肉体の動き、ゴールネットの揺れとか、リアリティを追求したという感じ。漫画やアニメで試合を描こうとすると説明が多くなってどうしても冗長になってしまうので、そういう部分を可能な限り削いでスピード感を持ったまま再構成している分リアルの試合に近づいていたと思う。バスケットボールの跳ねる音もよかった。

個人的にイマイチだったのは「母親像」とリョータの過去の部分で、
これは個人的な感情のせいなんだけどそもそも母親という存在について苦手意識があるのでリョータの母親にどうしてもフォーカスするタイミングで気持ちがしんどくなってしまった。
個人的には原作内でリョータの掘り下げがあんまりなく、普通の男子高校生なところがいいなと思っていたので、今回めちゃ重い過去を手渡されてアア〜〜……となってしまった。制作インタビューで出てきた「青春おバカ」こそが「少年に刺さる」のではないかと思った。
成人してしばらく経っているのでそういう人間ドラマの部分を厚くしたいのはわかるしそれこそ新しくスラムダンクを作る上でのキモではあると理解はできるが、スラムダンクを待っていたのは幼い私なのでもっとカラッとした、男子高校生の部活を観たかった。
これはもう個人的な問題なんですけど、試合はもう1回観たいけどこの母親像とリョータの過去が重たいので二の足を踏んでいる感じがある。

人によって評価が分かれているのはいくつか理由があると思う。
まず全体の構成が山王戦とリョータの過去が入れ替わりながら進んでいく形だったので、個人的にはそこまで気にならなかったけど人によってはいちいち水をさされるように感じるかもしれないと思った。
制作側のインタビューであった「青春おバカな感じ」こそを求めている人には、スタイリッシュに作り直したスラムダンクはなんか違うになってしまうと思った。
声優変更問題で意見が分かれるのは仕方ないと思います

 

スラムダンクの漫画を一度通して読んだことがある人は観ると楽しめると思う。
アニメを観ていてそれこそが自分の中のスラムダンクだと思っている人はちょっとつらいかもしれない。
原作ファンで山王戦が好きでアニメ化を待っていた人はハマる人にはハマりそうだけど合わない人はとことん合わなそう。
二次元オタクとしてではなくスラムダンク読んだな〜〜くらいの一般人の気持ちで見に行くのが良さそうと思いました。

 

グッズ人気すぎてどこ行っても売ってないし通販も売り切れててびっくりした。ジャージとTシャツとタオルだけとりあえず予約した……

試合のとこだけもう一回観たいな〜〜〜〜

【ネタバレ有】『儚い羊たちの祝宴』を読んだ

冬季限定はまだか!!!?!?!!???!(大声)

 

米澤穂信著 『儚い羊たちの祝宴』を読んだ。

 

www.shinchosha.co.jp

 

実のところこの本は購入してからしばらく読めていなかった。ブックカバーからして引っ越す前に購入しているので多分2年くらい読んでいないと思う。
子供の頃は結構毎日本を読んでいたんだけどもうだいぶ本自体に触れていなくて、ちょっとやばいな〜〜と思っていたので本をちらほら購入していた。購入してなんとなく読み始められなくてそのままになっていた。そのうちの1冊であった。
色々あって時間ができたのでようやっと読んだ。

ものすごく面白かった。
私が米澤穂信作品に期待しているのは読者に対する裏切りといつまでも残る読後のしこりなんだけど、もう期待通りで間違いねえなって感じだった。
小市民シリーズはハッピーエンドで収まるといいなと思っているけど、それ以外の著者の作品を読むときは無慈悲さを感じさせてほしいと思っているので、これは大正解だった。

 

短編5作からなる本で、それぞれが少しずつ繋がっている。

 

身内に不幸がありまして

名家の娘・吹子とそのお付きの少女・夕日の話で、夕日の手記から始まる一遍。
普通に読んでもめちゃくちゃおもしろかったしちゃんと作中で説明があるんだけど、有名な著作のタイトルや作者名がたくさん出てくるので読んだことがあるともっと楽しいんだと思う。ちゃんと登場する作品にも意味があるし、それを知っている状態で読むと話の中の説得力と解像度が違うんだろうな〜〜と思う。私は読んだことないものばかりだったのでこれから読む。
最初は夕日から見た吹子が描かれていくので、途中でフィルターがかかっていたと気付かされて沸いた。夕日の手記ではあるが結局のところこの話は吹子の話なのである。持っていた吹子のイメージがあくまで夕日から見た吹子であることを全然感じさせなくて気持ちよく裏切られた。

 

北の館の罪人

母をなくした少女・あまりが、母の遺言に従って名家の六綱家を訪ね、そこで生活していく話。
あまりの語りはシンプルで感情が見えづらく、冷静で冷たい印象を受けた。対してあまりが世話をすることになった六綱家の長男(世間的には死んだことになっている)早太郎はあまりにも弟で当主の光次にも好意的に接しているように見える。早太郎がやせ細っていく表現から食事の中に毒が入っているだろうことは予想がついたが、それを入れていたのは光次だと思っていたので驚いた。あまりの静かな語り口で激情を表すのは衝撃だった。
早太郎は本当のあまりのことに途中で気づいたのだろう。

「殺人者は赤い手をしている。しかし彼らは手袋をしている。こいつは光次が言ったことだがね。(後略)」

上記のセリフを考えると気づいてからあまりの絵を描いたと思われる。わかっていながら毒のはいった食事を続けていたわけだ。
あまりの名前が「あまり」であることも非情だなあと思った。早太郎、光次、詠子で1、2、4だから間違いなくあまりが3人目なんだろうけど、でも「余り」なのである。

 

山荘秘聞

雇われていた名家が没落したため別の家に雇われた使用人・守子が、別荘の管理を任される話。
この話がこの本の中で2番めに嫌な感じになった。一人雪山で黙々と別荘を守り続け、いつでも誰が来てもいいように準備していた守子が、自分と別荘のために暴走していく様はえも言われぬ不快感が胸にあってとても良かった。
山で滑落した山岳部の大学生を助け、大学生を探しに来た集団を受け入れたときに救助済みと伝えなかった時点でこのひとの本当の目的が見えてしまって、その後はずっと嬉しくない答え合わせをしている気分だった。最高の不快感である……。

 

玉野五十鈴の誉れ

家から開放されようともがく名家の一人娘・純香と、お付きの少女・五十鈴の話。
私はこの話が一番好きだ。いい終わりかどうかはなんとも言えないが、あの日々は嘘じゃなかったと感じられるのがとてもよかった。
五十鈴は純香の祖母に命じられた「純香の使用人」、純香の父から頼まれた「純香の本当の意味での味方」、純香から言われた「仲良くしてくださいね」を忠実に守っていく。家に雇われているので、家の命令に忠実だ。家から追放された人の命令を守ることはない。飼い殺される純香の命令を聞くことはできない。
五十鈴の本当のところはわからない。本当は何があったのか推測でしか語られない。それでも純香が救われ、嫌な奴として描かれ続けた純香の祖母が最後まで間違いなく嫌な奴だったのがとてもよかった(これは個人的な話なんだけど、悪役に実はこんなかわいそうな過去があってそれが原因でこんなふうになってしまったのだ的な話が苦手である。悪役にはとことん悪であってほしいし、主人公にも後ろ暗いことがある方がすき)。

 

儚い羊たちの晩餐

4編の短編に登場していた「バベルの会」について、バベルの会から除名された鞠絵の日記を通して語られる話。
鞠絵は成金の家の娘で、父は祖父の遺産で金持ちになったせいで使い方があんまり上手でなく、祖父の代から料理を頼んでいた人をクビにして新しく厨娘を雇う。厨娘の料理にとても金がかかること、そしてそれは素材の本当によい部分だけを調理してほかを捨ててしまうためだということが後々わかる。
プライドの高い成金の父にめちゃくちゃいらいらするし、娘の鞠絵が特に意見したり上手に父を促したりしないのもげんなりする。鞠絵がバベルの会に入れないのも、成金であることが遠因だと思う。すでにここでだいぶ「おいおい」って感じなのに、最後に厨娘に依頼した食材がまた悪趣味だし、まあ最終的にはそうなるよなと思ったら本当に良い部分が明かされた瞬間に最悪の気分になった。本当に最悪。脱力してしまった。
私はこの話が一番げんなりした。そしてこの話が一番最後の話なのがまた更に最悪を極めていて最高だなと思った。後味が悪いまま、この日記もとい物語が名もない主人公によって読まれることでバベルの会が復活して、復活したところでこの『物語』が終わっているのが居心地が悪くてすごくよかった。

 

冬季限定を待ちながら作中に出た他作品を読もうと思います。

 

 

 

『LIVE TOUR V6 groove』 のDVDが発売された

ファンクラブ運営から連絡があった日に、色々なファンの気持ちを見た上での意見になる前に自分の気持ちを残しておきたくて下記のブログを書いた。

space-acqua.hateblo.jp

 

解散が発表されたとき、どういうふうに終わりを迎えるのか全く想像がつかなかった。なんとなくぼんやりとあとどのくらいV6に会えるんだろうと思った。
コロナ禍でコンサートをやるのが難しい中、彼らからもらえるいくつかのチャンスでどうやって折り合いをつけていくのかがファンに与えられた試練のような気がした。

正直なところ私はまだ全く現実にはついていけておらず、音楽系の特番にV6が出ないことや特捜9の主題歌がトニセンであることにあんまり現実感を持てていない。
まだ音楽番組に出て和やかにコメントして最高のパフォーマンスを見せてくれるような気がしていて、音楽番組があるとつい探してしまう。もうV6のファンクラブページは開けないのに、タブが残されたままになっている。

 

そういうわけで、ツアーが始まっても私はふわふわしていた。アルバムも買ったし、コンサートも行く気で(最初の応募は外れてしまったので、復活当選することを信じていた*1)、いつもどおりと言えばいつもどおりだったが、最後なのにどこか他人事だった。

ふわふわしたまま11月1日を迎え、11月1日を超えてしまった。

今月DVDが発売になって、フラゲ日に購入した。写真展のグッズも買った。でもふわふわしている。11月1日に立ち止まりつづけている。

 

いつになったら先に進めるのだろうか。いつまでもここにいてはいけないよなあと思う。V6もそれを良しとはしないだろうし、そのためにネックレスも写真展もあとに残してくれていたと思う。でも、終わってしまったことを受け止められていない。

時が解決してくれるだろうか。丁寧に最後をくれたV6に、胸を張れるようになりたい。

 

*1:結局復活当選したのでありがたいことに入ることができた。

ガールズアンドパンツァー最終章第3話を観た

ガールズアンドパンツァー最終章第3話を観た!!!!!!!!!(大声)

シン・エヴァンゲリオンを観ようと思った時に調べ物があってガルパンについて調べたらもうすぐ公開ということに気付き、本当は公開日に行きたかったが用があって行けなかったので今日行った。というか仕事が早めに終われたので、もしかしてこれ行けるんじゃね!?的な勢いだった。

映画館には1時間前に着いた。チケットを先に買って店を見て回り、30分前にロビーに戻ったらガルパンおじさんがいっぱいいた。スーツの人が多くて、「お互いお疲れ様です(敬礼)」という気持ちになった。

席は後ろの方の真ん中辺りを取ったが、しばらく同じ列に誰も座らなかったのでビビった。途中でちゃんと人が来て安心した。

※以下多分にネタバレを含みます

 

 

 

 

知波単戦は、個人的にはかなり知波単が活躍してあんこうチームが早めに離脱し、河嶋が活躍(AOで行くんだから河嶋の活躍による勝利は必要だと思った。大活躍でなくても片鱗みたいなものが出ればいいと思った)して勝つ、みたいなのを予想していた。結果は西住無双だったんですが

2話の終盤で最終的にフラッグ車を撃つ勝ち方になるだろうなとは思ったし実際そうだったけど、そう分かってても結構楽しめた。福田がアヒルさんチームを撃破したのも良かった。遊びにきてねってバレーボール渡したくだりで泣いた。

あんこうチームが車内でポジションを入れ替わるのはめちゃくちゃ熱かった。ドラマCDまで回収してくれるんですか?ありがとうございます。操縦で楽しそうな秋山、とても良かった。今日も推しが元気。冷泉の目の良さは何度も出ているので、いつかそれを逆手に取られる時が来るんじゃないかとヒヤヒヤしている。来たら来たでどう対策するのかは興味があるけども。

澤がすごく成長していてよかった。観戦中はいつも通りだったので、ギャップもあってさらに良かった。うさぎさんチームで見ていた映画が次にどう活きるのか楽しみ。

個人的にカバさんチームがこっそり活躍していたり、アヒルさんチームがこうしたい!という意見を進言したりしていて、西住がもちろん要ではあるけども、それぞれが考えて動いている感じがとてもよかった。

ベスト4については、どう出るかは分からなかったけどのこり2試合聖グロと黒森峰かなと思った(聖グロと1対1の公式試合をしてないのと、決勝で逸見対西住はやるかなと思ったので)ら継続だったのでちょっと驚いた。継続無双からのナオミ最高。プラウダが各車両に動物の名前をつけてるのがかわいかった。逸見は自分の戦車道を探して車両を変わる芸当をしてて、この逸見と戦わなかったら嘘じゃん……と思った。アンツィオは劇場版を経て豆戦車なりの戦い方をしていて良かった。まあクルセイダーを正直に追いかけちゃったのでそれは……。ローズヒップは逃げる意味みたいなのをちゃんと分かってたのでよかった。

まあ後で考えたら継続の戦車道は確かに見れてないので次に当たるのも順当である。伝家の宝刀はもちろん、すごい狙撃手が出てきたのは面白いなと思った。大洗には五十鈴がいるが、あんこうチームがノンナやナオミみたいなポジションになるのは難しいと思うので、どうしていくのか気になる。そうは言っても五十鈴殿、一撃で2両仕留めてさすがであった。

雪のある試合で、プラウダ戦では寒さや時間制限の無さがかなり厳しかったが、今度は長距離射撃有りの上に雪で違った感じでやりづらそうだなと思った。あんこうチームなしでどうするか楽しみ。卒業する先輩の話があったし、自動車部の活躍を見たいところ。あとアリクイさんチーム、フラッグ車としてどう動いていくのか気になる。

最後のカットが炎上するⅣ号だったせいでその後のエンターエンターミッションに「全然そんな気分になれねえよ……」と虚ろな目で映画館を出るハメになった。

 

最終章第1話が2017年、第2話が2019年、第3話が2021年なので次は2023年か。この続きを2年待つシステムはV6のコンサートと同じで結構気持ちがしんどいので、早くきてくれたら嬉しいなあ……。

シン・エヴァンゲリオンを観た

シン・エヴァンゲリオンが公開されることになって、新世紀エヴァンゲリオンという大きな流れみたいなものが終わりを迎えるということで見に行った。

Qが公開されていた時、結構気軽な感じで先輩と後輩と見に行って全然訳が分からなくて帰ってきて虚無になってしまったので、これに決着をつけないといけないという気持ちがあった。ツイッターやネット記事で何か見てしまう前にまっさらな気持ちで見たほうがいい気がしたので、慌ててチケットをとった。

※以下ネタバレを多分に含みます

 

 

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V6が解散する

いつか来るとは思っていたけど、今日だとは思わなかった。

 

V6の解散が発表された。
たまたまテレワーク中だった私にジャニーズからのメールが届いて、また舞台のリマインドかななど思いながらメールを開いた。大切なお知らせだった。

大切なお知らせという、曖昧な表現ほど恐ろしいものはない。何か期待を持たせるような良い知らせとは全く違う冷たさがある。

見たとき、脱退かな、とちらりと思った。でもすぐにシリアルナンバー*1がついに動き出したのかなと思い直した。個人的にはこちらが本命だった。

怖かったのですぐにアクセスしたが、16時になっていなかったので何も掲出されていなかった。

16時を過ぎたのを確認して、ページを更新した。動画が貼ってあった。さすがに動画を見るわけにはいかないのでスクロールして本文を読んだ。淡々と書かれた文章はだんだんと雲行きの怪しさをにおわせた。はっきりと、白い画面に黒い文字で「解散」と書かれていた。

一人の部屋で床に仰向けになった。自分の体がとても重く感じた。深く息を吐いた。仕事に戻らなければならなかった。

 

ツイッターで色んな人の反応を見るのが怖かったので、仕事にとりかかった。でも集中力は散漫なので全然進まなかった。誰かに大丈夫?とか生きてる?とか言われるのは嫌だった。悲しかったけれど、大丈夫だった。このさみしさに浸っていたかった。SNSには大丈夫ですと自己申告だけしておいた。

 

私はV6が好きだった。V6というグループが好きだった。
6人で作るV6というグループが好きだった。もちろんメンバーそれぞれも好きだけど、何よりV6というグループが好きだったんだと思う。それはV6というグループで作ってきた音楽やダンスやパフォーマンスやライブが好きだったということだと思う。20th Centuryは存続するけれど、森田さん以外はジャニーズに残るけれど、V6というグループがなくなってしまったのが悲しかった。

トニセンが作るものもカミセンが作るものも好きだった。でもやっぱり、V6が好きだ。

 

もう歌って踊る森田さんは見られないこと、もう6人でやるコンサートはあと1ツアーしかないこと、もうカウントダウンコンサートに立つV6は見られないことなどを思って泣いた。テレワークでよかった。

動画を後で見た。詳しくは書かないけれど、V6らしい報告動画だと思った。

いつか終わりがくるということは、嵐が活動休止を発表してから考えていたことだった。そしてちょうどエヴァンゲリオンが終わりを迎えて、始めた何かを終わらせるということについて考えていたときだった。だから大丈夫だったのかもしれない。
本人たちが決めたことならそうしてほしいと思っている。だから解散は悲しいけれど、解散しないでなんて言うつもりは全然ない。6人のことだから6人で決めてくれたらいいと思う。本人たちがそう決めたなら、それでいいと思う。

解散は悲しい。さみしいなと思う。ステージで笑う森田さんを見れなくなるのはさみしい。V6の歌ばかりの、V6しかいないステージのコンサートが見れないのは悲しい。でもいずれはやってくる。どんなグループでも終わりはある。

 

こんなことなら毎年コンサートをやってくれとか、愛なんだもいいけどステージに立ってくれとか、私はコンサートが好きだったので思ってしまうが、もうそれもどうにもならないことだ。歌って踊るV6が見られるのは2021年11月1日まで。最後の日を思うと涙が出る。それでも最後の日はやってくる。

最後の日までちゃんと生きて見届けないといけないと思う。

*1:ここ何枚か、V6が出したシングルにはシリアルナンバーがついていた。20周年で何かする予定だったようだが新コロナウイルスの蔓延などから発表は延期になっていた