今年はほとんど何も書けていなかった
です。久しぶりに文章書いてます。
仕事忙しかったり色々とあったのですが言い訳はさておき、一旦今年の状況を。何か文章に残す気力こそなかったものの、音楽はずっと聴いています。なんなら、昨年よりもたくさん開拓しているのではないかというくらいには。去年知った人たちを継続して聴きつつ、関連で新たに知ったグループも聴くといった感じ。いいなと思ったものはとりあえずTwitterでYouTubeのリンク付きでつぶやいて、Spotifyの「2021年よかった曲」プレイリストに入れていっている。もうだいぶ溜まってきた。
去年に続いて、2021年間ベストは投稿しようと思っています。自分の備忘のためにもね。
ところで、2021年に知ったものの2020年以前のリリースだったのでベストには含まれないであろう系良かった曲、アーティストをいくつか紹介して終わりにしたいと思います。
・竹内アンナ
もっと早く知っておけばよかった!がしかしまだ間に合うはず、な京都出身シンガーソングライター。オシャレかつポップ、本人のギタープレイも巧い。弾き語りライブに行ってきたのですが、ギター一本でここまでやれんのか、と驚いたものです。いいタイアップついて人気出るといいな。
・君島大空
こちらもシンガーソングライター。このイントロの爆発感だけでもう一気に引き込まれてしまった。気になっていた矢先、RYUTistにも楽曲提供するという出来事もあり、今後も追っていきたい人。
バンド系もいろいろ開拓したけど、今年もいい曲出してる人たちだったので年間ベストに入ってくるかもしれない。そのあたりはまた年末ごろにでも。
アイドルソング開拓の旅 2021年もよろしくお願いします
2021年最初の投稿です。昨年のアイドル楽曲対象がどうのこうの以来ですね。相変わらずアイドルは色々聴いてるので、まずはその関連から。
第9回アイドル楽曲大賞2020
— アイドル楽曲大賞スタッフ (@ima_staff) 2020年12月29日
メジャーアイドル楽曲部門
インディーズ/地方アイドル楽曲部門
アルバム部門
推し箱部門
順位まとめです。
詳しい順位は、後日発表される結果をご覧ください。#アイドル楽曲大賞 pic.twitter.com/ntstakd4yO
2020年はいろいろ学習したので、知っているグループが多くランクインしていました。でもまだまだ知らないけれど人気があるらしい曲も知ることができたので、年明けからはそのあたりをいろいろ聴いていたのでした。記録しておく。
・開歌 -かいか-
開歌-かいか- ミニアルバム「花歌-はなうた-」収録曲 「ポプラ」 Music Video
あまり全面に出すぎないふんわりとしたオケに、コーラスグループ然とした歌声の重ね方。あんまりこういうのありそうでなかった気がする。「グループで歌う」ということの意味、良さをちょっと考え直すきっかけになったかも。良いです。
・サンダルテレフォン
サンダルテレフォン "SYSTEMATIC" Official Music Video
「曲が良い!」と評価するのはあまりにも月並みなのだけれど、この人達はほんとうに曲が良い。いわゆるハロプロっぽいものもあればシティポップ風味だったり、色々やっている。年末に出た新曲SYSTEMATICはニュー・ジャック・スウィング系。女子流ちゃんの「運命」を思い出した。これも良い。
・NELN
ここからはかなり地下寄り。とうとう深いところまで来てしまった感。「目を閉じて、夢は自由。」4人組アイドルグループ、NELN。だそうで。たぶん小さい事務所のグループだと思うんだけど、MVの雰囲気作り込んでる感じだけ見るともっと有名なグループともわたりあえるんじゃないかというくらい。デビューからまだ1年経ってないらしいので、個人的には歌唱力がついてきてくれるとなお良い。
・RAY
RAY - バタフライエフェクト/Butterfly Effect (Official Music Video)
以前紹介した「ヤなことそっとミュート」にも見られたシューゲイザー要素がたっぷり盛り込まれたグループ。ヤナミューはシューゲ以外にもグランジとかオルタナ全般的な要素があったけど、もっとシューゲに寄ってるイメージ。アイドルにギターの轟音はね、合うのよ・・・
・Sway Emotions Slightly
ファインダー / Sway Emotions Slightly (Official Music Video)
まだMV3000回再生しかいってないようなかなりの地下グループだけど(今のうちに見つけた宣言しておきたい!) これも、音が良い。音だけ聴いてたらロックバンドだ。
アイドルこれくらい。他にもちょろちょろ聴いてます。また見つけたら書こう。
あと直近は、TRICERAROPSのトリビュート聴きましたね。良かった。トライセラのライブに行きたさが増す一方。
また気が向いたら書きます。
2020年ベストソングを決める -Expansion-
気が付けば色々あった2020年ももう終わり・・・ということで、昔からやろうやろうと思ってはやらずじまいだった「年間ベストソングを決めよう」をやってみたいと思います。
レギュレーションは以下の通り
- 期間は2019年末くらい~2020年12月頭くらい(去年やってないから大体で)
- 楽曲部門は既発曲の再収録、リアレンジなどは含めない
- ランキングに多様性を持たせるため、1アーティストあたり1作品のみ
- あくまで主観。知らないだけで他にもいい曲いっぱいあると思います
ランキング形式で紹介するのはTwitterのほうでやってるので、こちらはシンプルに1位から羅列します。
楽曲部門
- ナイスポーズ / RYUTist
- 青春病 / 藤井風
- 水生 / CYNHN
- 猫ちぐら / スピッツ
- フィラメント / ヤなことそっとミュート
- あまい夢 / 上田麗奈
- ハミダシモノ / 楠木ともり
- turn over? / Mr.Children
- I LOVE... / Official髭男dism
- お勉強しといてよ / ずっと真夜中でいいのに。
1位:ナイスポーズ / RYUTist
今年に入ってから本格的に聴き始め、すっかりハマってしまった新潟発のアイドルグループRYUTistによる、個人的年間MVP曲。シンガーソングライター柴田聡子さん提供。妙な譜割り、聞いてるだけでどんどん情景が目に浮かんでくる歌詞、ストンプやクラップを随所に散りばめたコミカルなサウンド、曲の終盤に向けて次第に盛り上がりを見せていく展開、そして最後の「ナイスポーズ!」どれをとっても今年はこの曲が一番おもしろかったです。コロナ禍でほとんど人前で披露されていないのが本当に残念。いい曲です。
2位:青春病 / 藤井風
藤井 風(Fujii Kaze) - "青春病(Seishun Sick)" Official Video
今年出てきた、改めて説明するまでもないくらいのすごい新人。といってもYouTube界隈では以前から有名なピアニストだったそうですが… いきなり10月に単独武道館公演までたどり着き、そこで披露された新曲がこれ。今年最も聴いたのは「何なんw」だったと思うのですがリリース的には昨年だったので、今年の曲ということで。良さをうまく表現する語彙が出てこなくてアレなんですがとにかくセンスがありまくりです。楽曲の構成もAメロBメロに留まらず、なんとFメロまであるという展開の豊かさ。来年も注目の一人です。
3位:水生 / CYNHN
今年はアイドルばっかり聴いてたんで恥じずに差し込んでいきますよ。「青」をコンセプトにして、衣装やライブ演出、歌詞など随所に青要素が盛り込まれている5人組グループ。コンセプトがはっきりしてるのでどの楽曲も統一性が高くてとても良いのですが、そんなCYNHNを代表するといってもいい曲になったのがこれ。アニソン界隈ではいろいろ楽曲提供されている渡辺翔さんがプロデュースしていて、サウンドとしてはジャキジャキ鳴りまくるギターとスラップたっぷりのベースで聴きごたえたっぷり。全編通して色々な青を感じられるMVにも注目。月雲ねるちゃんがかわいいです。
【LIVEWIRE】スピッツ| 猫ちぐら ver.【SPECIAL MOVIE】
いろいろ暗い一年だったけど、スピッツの新曲があるだけで救われる。外出自粛期間中に、各メンバーが顔を合わせずにそれぞれの環境で録音したものをミックスして作成した・・・というバックグラウンドを感じさせないくらいには、スピッツ特有の安心感を味わえる曲です。来年からもそんなゆったりしたスピードでスピッツには活動していってほしいものです。
5位:フィラメント / ヤなことそっとミュート
まだあるアイドル枠。グランジ・シューゲイザーなどオルタナサウンドにアイドルのボーカルを乗せるというコンセプトなグループ。過去の曲はいくつか聴いて知ってたのですが、10月にSpotifyのニューリリースのプレイリストを再生してたら流れてきて、イントロからいきなり引き込まれちゃいました。こういう音作り大好きなんです・・・。MVでもギターやドラムが演奏されているカットが随所に入っており、サウンドに力入ってる感が伝わってきたのも良かった。メンバーの歌唱力も初期よりだいぶ上がってきてるようなのでこれからも期待です。
6位:あまい夢 / 上田麗奈
「RefRain」が出たときからずっと推している女性声優シンガー上田麗奈さん。声質もあってしっとり系の曲が多いのですが、満を持して出るというフルアルバムのリード曲として発表されたこの曲は、ORESAMA(こっちも大好き)が楽曲提供するポップで華やかな曲。この後に出たシングルもしっとり路線だったので、あくまでメインはそっち系なのかなというのはあるとは思いますが、上田麗奈さんの幅を広げた曲なのではないかなと。
7位:ハミダシモノ / 楠木ともり
楠木ともり「ハミダシモノ」Music Video -Short ver.-
ほんとにこれデビュー曲なの??となるくらいにはいきなり歌唱力もパフォーマンス力も仕上がり具合がすごい楠木ともりさん。ラブライブのニジガクのメンバーだなーくらいの認識だったのでガツンとやられました(そのラブライブでも、第一話でいきなりステージパフォーマンスを披露するような優秀キャラでした)。もともと作詞、作曲などもできるらしく、EP収録の残り3曲は作詞だけでなく作曲もして先行でYouTubeにLyric Videoが上がってたりしました。これでまだ21歳になったばかり。先日また新曲も出ましたがよかったです。
8位:turn over? / Mr.Children
今年はアルバムが出たこともあり新たな名曲も数々誕生したMr.Childrenですが、あえて自分はこれを推したい。アルバムに先駆けた先行配信的な位置づけなものの、ドラマの主題歌にもなってます。ミスチルのシングルといえばがっつりタイアップがついて、5分6分かかってこいなことも多いのですが、これは3:25という短さ、曲調も軽快で音の数も比較的シンプル。わかる人にはわかると思うのですが、「大型タイアップ曲のc/wに入ってるやつ」みたいな感じなんですよね。そんな曲がシングルで出てきた。「こういうのでもやっていけますよ」と言っているような気がして、「そうそう、そういうのもっとちょうだい!」と思わず言いたくなってしまったのでした。
9位:I LOVE... / Official髭男dism
Official髭男dism - I LOVE...[Official Video]
昨年「Pretender」で紅白出場にまでこぎつけたOfficial髭男dismが、年明け早々に出してきた新曲。もともとノーダウトのあたりからなんとなく知ってはいたので当初からの人気はわかっていたものの、Pretenderで終わらないグループなんだなというのを思い知らされました。「ピアノポップ」とか形容されるのでなんとなく軽そうなイメージがあるものの、ブラックミュージックの要素が根底にある独特のリズム感とか、単なる「流行りもの」の域は抜け出してるなぁと。手拍子入れたくなっちゃいますね。
10位:お勉強しといてよ / ずっと真夜中でいいのに。
ずっと真夜中でいいのに。『お勉強しといてよ』MV(ZUTOMAYO - STUDY ME)
今年いろいろと新規開拓したなかで、いわゆる「ボカロ転生型」の音楽とも出会えたのは大きかった。有名どころでは「夜に駆ける」で一躍有名になったYOASOBIであったり、ヨルシカであったり。なかでも、「ずとまよ」は良かった。この系統のグループ特有のアニメーションMVの見ごたえがありまくる(よく動く&内容に考察のしがいがある)点に加えて、月並みな表現だけれど、サウンドは中毒性がある。聴き終えたあとにまたもう一周聴きたくなっちゃうような魅力があった。
さてそのままアルバムのほうもいきますよ。楽曲部門と重複する話も多々ありますが、なるべくアルバム全体を通した話をしていけたらなと。
アルバム部門
- ファルセット / RYUTist
- HELP EVER HURT NEVER / 藤井風
- SOUNDTRACKS / Mr.Children
- CEREMONY / King Gnu
- おいしいパスタがあると聞いて / あいみょん
- Patrick Vegee / UNISON SQUARE GARDEN
- Empathy / 上田麗奈
- STRAY SHEEP / 米津玄師
- 朗らかな皮膚とて不服 / ずっと真夜中でいいのに。
- 今の私は変わり続けてあの頃の私でいられてる。 / Kaede (Negicco)
1位:ファルセット / RYUTist
RYUTist - ALIVE【Official Video】
アイドルファンでない人にも勧めたい素晴らしいアルバムでした。「限られた時間/青春」あたりをテーマとして制作したらしく、先述のナイスポーズ以外にも傑作揃い。リード曲である「ALIVE」はアイドルソングにしては異例の約7分にも及ぶ大曲。でもこれが、多彩な展開と華やかな編曲であっという間に聴けてしまうのです。アルバム全体を通した流れもバッチリでした。是非ともいろんな方に聴いていただきたい一枚。
2位:HELP EVER HURT NEVER / 藤井風
藤井風(Fujii Kaze) - “何なんw”(Nan-Nan) Official Video
はい、楽曲部門もアルバム部門もRYUTistと藤井風でワンツーフィニッシュになっちゃいました。でもまぁ感じたまま並べたら自然とこうなっちゃいましたね。藤井風は昨年秋に出たこの「何なんw」をこのアルバムが出たタイミングで聴いてからハマりました。早速他の収録曲も聴いて、結局出た感想は「(センスありすぎて)何なん・・・」でした。アルバム最後に収録されてる「帰ろう」も良かったですね。歌もピアノも上手いしビジュアルがこの仕上がりなので何やってもかっこいい。
3位:SOUNDTRACKS / Mr.Children
Mr.Children 「Documentary film」 from “MINE”
待ってましたよ、名盤。2015年の「REFLECTION」、2018年の「重力と呼吸」と良作続きでしたが、そこからの期待を裏切らない良いアルバムでした。先述したturn over?の「軽さ」はもちろん良かったのですが、この「Documentary film」みたいないい意味でMr.Childrenだな~って感じのじっくり聴かせる曲もちゃんと入りつつ、10曲45分というコンパクトさもまた良し。全編通していえるのは、「バンドの音が聞こえる」ということ。ピアノやストリングスがメインだった時期が長かったので、ギターやドラムの音がしっかり聴こえてくる音作りは嬉しい。今作はドラムの音がとても好みでした。
4位:CEREMONY / King Gnu
惜しくも楽曲10位以内に入れることができなかったけど、「Teenager Forever」良かったですね。この人たちもまた「『白日』の人」では終わってないと思います。このアルバムは白日を含めタイアップ曲だらけだったのだけど、意外にも一周聴いてて流れもしっくりくる。CMやドラマのために作った曲でも、根底にあるKing Gnuらしさみたいなものは揺るがないのかな…などと思いました。前半がボーカルから始まる曲、後半がイントロがある曲と分けられてるのも関係あるのだろうか?
5位:おいしいパスタがあると聞いて / あいみょん
あいみょん - 朝陽【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
も~~~これも泣く泣くベスト10に入れられなかった!!「朝陽」良かったです。ヒゲダンとKing Gnuと全く同じこと書いて語彙力の無さは否定できませんが、あいみょんもマリーゴールド止まりじゃないし、なんならずっと高水準な曲が出続けてるとすら思える。シングル曲では「ハルノヒ」なんてマリーゴールド以上に聴いたんじゃないかな… あと、今年の紅白でも歌うことが決まった「裸の心」は今年ずっとSpotifyの再生数上位キープでした。
6位:Patrick Vegee / UNISON SQUARE GARDEN
UNISON SQUARE GARDEN「夏影テールライト」MV
アルバムの趣旨とは外れますが、ユニゾンはコロナ禍で無観客ライブ配信が続いていたなか、かなり早い段階で感染対策を講じつつの有観客ライブを推し進めた立役者でした。彼らの活動が後の他グループへも少なからず影響を与えたはずです。感謝です。そしてそんな中出たこのアルバムですが、もうユニゾンに関してはいちいち細かく語る必要もなく?良い作品でした。「夏影テールライト」良かったですね。今年の夏はロクな思い出も残せず寂しかったですが、その寂しさをすこし埋めてくれたような気がします。
7位:Empathy / 上田麗奈
(RefRainが良すぎたという背景もあり)前作のほうが好きだった~なんて声も少なからず聞こえた、上田麗奈さん初のフルアルバム。とはいえ今作は取り組んだ姿勢やコンセプトに関心したのもありまして。Empathy、すなわち「共感」なのですが、上田麗奈さんがアニメのキャラクターを声優として演じていくなかで感じた、キャラクターとの「共感」から着想を得て制作していったという経緯があるそうです。この考え方は数ある歌手の中でも、役者を経験している人ならでは、というところがあって非常に面白かった。声優が歌うということの意義というか、ただ単に歌わせてみただけじゃないですよ、という考えに「共感」できた作品だったかなと。
8位:STRAY SHEEP / 米津玄師
いやなんかもう改めてこの人のここがスゴい!!とか別にいいですよね…この時代にアルバムが初週でミリオンいってる時点でどうかしてますよ。「感電」はイントロのインパクトが最高で最高でした。
9位:朗らかな皮膚とて不服 / ずっと真夜中でいいのに。
ずっと真夜中でいいのに。『MILABO』MV(ZUTOMAYO - MILABO)
ずとまよは先述の「お勉強しといてよ」で知ったわけですが、このアルバム収録曲の先行配信第1弾だったんですよね。そのあとも、「MILABO」「低血ボルト」「Ham」のMVと配信が間隔を空けつつ続き、そのあとアルバム発売と。6曲入りのミニアルバムなんですが、この方式で1曲ずつ配信されていっていちいちどの曲もクオリティ高くて驚きました。でもMV作られてない「マリンブルーの庭園」がまた好きだったり。
10位:今の私は変わり続けてあの頃の私でいられてる。 / Kaede (Negicco)
Kaede(Negicco) 「ただいまの魔法」作詞・作曲・編曲 和田唱(TRICERATOPS)
NegiccoのKaede(通称かえぽ)のソロアルバム。Negiccoとしてはアイドルグループらしい楽しく踊れる曲も多いですが、ソロはかえぽの優しげな歌声を生かしたしっとりとした曲が多く、やってることが明確に違うので楽しめる。2020年にTRICERATOPSの2020のカバーが聴けたのは嬉しかったですね。しかも正月リリースという。既発曲ではリンクを載せた「ただいまの魔法」がこれまたTRICERATOPSの和田唱さん提供で、これがまた合うんですわ。かえぽは取り立てて歌唱力がすごい!とかではないと思うんですが、空気公団だったりスカートだったりの楽曲提供を歌いこなせてしまう、何だか不思議な力を持ってますよね。あと、ご結婚おめでとうございます!
以上、楽曲とアルバムのベスト10でした。ここに入れられなかった曲でも良いのありすぎてたので全部説明できなくてもどかしい、というかキリがない。とりあえず今年聴いて気に入った曲たちをプレイリストでまとめているので、これにて供養(?)ということにしたいと思います。上から10曲はランク順、そこから後ろは特に上位下位などなく順不同です。
2021年もよい音楽にたくさん巡り会えますように。
第9回アイドル楽曲大賞2020に投票しました
投票しますと宣言したので、投票したことをここに宣言します。
アイドル楽曲大賞、投票受付終了しました。たくさんの投票ありがとうございました!
— アイドル楽曲大賞スタッフ (@ima_staff) December 15, 2020
結果発表は、12/29(火)21:00よりTwitterにて! 副音声YouTube配信も同時開催!https://t.co/yjM4Ldpdsp #アイドル楽曲大賞 pic.twitter.com/7zJrvJcehI
とりあえず羅列して簡単にコメント。
メジャーアイドル楽曲部門
- 水生 / CYNHN
- フィラメント / ヤなことそっとミュート
- 最高傑作 / MELLOW MELLOW
- 清濁あわせていただくにゃー / わーすた
- シングルTONEでお願い / 私立恵比寿中学
CYNHN、ヤなことそっとミュート、MELLOW MELLOWは興味持った結果かなりハマって、他の楽曲もがっつり聴いた。どれも良かった。わーすた、エビ中は正直あんまり曲は詳しくないけど、単曲レベルでハマったものがランクイン。勝手に出口調査(エゴサ)した感じ、水生はもしかして1位取れるんじゃ??というくらいの得票数だったように思う。いい曲だった。
インディーズ/地方アイドル楽曲部門
- ナイスポーズ / RYUTist
- もうわたしを好きになってる君へ / リルネード
- Sneakers!! / Negicco
- Follow You Follow Me / サンダルテレフォン
- 恋、いちばんめ / ukka
RYUTistから1曲しか選べないのが悩ましかった。ALIVEもなかなか票が集まっていたように思う。リルネードやukkaもそんなに曲は詳しくないものの単曲でハマった部類。どっちもヤマモトショウさんだ。Negiccoは表題曲以上にc/wのほうが気に入ってしまったので正直にこっちにした。サンダルテレフォンも曲悩んだね。どの曲も高水準だったけど、歌詞の特徴的だったFollow You Follow Meから選んだ。
アルバム部門
ファルセットに入れるしかない、と思っての結果。これも勝手に出口調査した感じファルセットはほぼ確実に上位に入りそう。競合としてはエビ中のPlaylistがきている。こっちも確かに良いアルバム。エビ中に対してRYUTist、ファン数の母数は全然違うと思うのに善戦しててすごい。
推し箱部門
アイドル離れ気味だった期間もずっと聴き続けていたNegiccoを推し箱から外すことになったことはなんだか申し訳なさも感じつつ、やはり今年はRYUTistと共にあった一年だった。サブスク導入したこともあり、良質な音楽にたくさん出会うことができた。
とまあこんな感じ。もう投票先変えられないので今年は潔くこれで。他にもいい曲いっぱいあったけどね。結果が出るまでは気持ちを切り替えて来年に向けていい曲をまとめていこうかなと思っております。取り急ぎ、CYNHNの#0F4C81、ヤなことそっとミュートのBeyond The Blueがもうリリース目前。あと、ゆっふぃーの「あたらしいわたし」がいい感じ。我ながら気が早い。
アイドル楽曲以外も含めた個人的年間ベストはまたまとめます。
猫ちぐらの夕べ セットリストを予想した
11月26日、待ちわびていたスピッツ久しぶりの有観客ライブ「猫ちぐらの夕べ」が東京ガーデンシアターで開催されました。まあ私は行けなかったのですが。
元々スピッツのファン人口に対して1日限り、キャパも通常の半分という狭き門ということでチケット取れなかったことは致し方なしといったところなのですが、せっかくならもう少し楽しみたいなと。ということで今回はいろいろ考えながらセットリスト予想をやりました。
事前にわかっていた情報は以下の通り
- 東京ガーデンシアターというキャパ8000人(感染対策で間引きで4000人)の箱
- 発声禁止
- 「ゆったりした曲を中心としたセットリスト」←ここが肝
- タイトル的に「猫ちぐら」は100%やる
答えが見えてくるような、よくわからんような。「ゆったり」って難しいんですよね。ギター歪んでドラムの手数が多くてもBPMが低い曲もあるし、何ならライブ用にアレンジを変えてゆったりにしてしまうこともできる。そしてスピッツの特性上、曲調は強めでもマサムネさんの優しく包み込むようなボーカルがそれを中和していたり…などと考えていくとキリがない。なのでもう難しく考えすぎずフィーリングで行くしかないです。
先日、友人がの猫ちぐらキャンペーンの時のプレイリストを参照して傾向が見えてこないか調査していたりしました。内容もそうだけど統計ってこんな感じなんだ~っていうところで関心してしまった笑
で本題です。とりあえずプレイリスト作ってみました。一応曲順も意識。レギュレーションは、 ゆったりした曲寄り/合計1時間くらい/あくまで自分が聴きたい曲/客観的な期待度の高低は二の次
個人的な好みが詰まったプレイリストと相成りました。個人的にスーパー草野くん置きたかったのは2曲目の「ありふれた人生」で。シングルだと水色の街、夢じゃないあたりに期待したいところでした。直近だと優しいあの子、みなとは固いかな?という感じ。
そして回答編。終演後に公式プレイリストが投稿されていたので載せます。
どうですかこの結果。100%約束されていた「猫ちぐら」を除くと、「魚」「みなと」しか当たりませんでした・・・ でも、魚!?魚マジでやったの!?って感じで予想に入れてたの自分なのに驚いちゃいました。これは配信が楽しみだ。結果的に予想は全然当たらなかったのですが、セットリストとしては期待以上の流れだったと思います。
友人とも事前にセットリスト予想はしていて、スーベニアから候補を出しているところまではよかったものの、挙がっていたのが「ありふれた人生」「会いに行くよ」あたり。ゆったりという意味では「優しくなりたいな」も当てはまるか。というところでまさかの「恋のはじまり」。そこきたかーって感じ。やらないと思って除外してたけど普通に好きな曲です。うれしい誤算でした。あと全体的にシングル多いですね。みんな待っていたことでしょう。最後の「ハネモノ」はなんで!?と思ったものの、これドラムのパターンが手拍子で盛り上がりやすいんですよね。なるほどなーと思いました。
ほんとはもう少しがっつりあれがどうこれがどうって書きたかったんですが、いつものようにこの深夜1時半に酒飲みながら書いてるので例によってきちんと文章がまとまるわけもなく。でも時間経つとどんどん書く気力も消えていくので備忘も兼ねて書き残しておくことにします。
スピッツってやっぱりいいな。過去の記事を見返せばわかる通りすっかり女性声優やアイドルにハマっている昨今ですが、やっぱり私の帰ってくる場所はスピッツです。またライブも行きたいな。まずは来月の猫ちぐらの夕べ配信を楽しみに待つことにします。時間決まってるからきちんと調整できるか不安ですが。。
このブログ今のところTwitterにリンク載せるでもなくひっそりとやってるけど、いつ公開記事書こう。今年は年末に年間ベストまとめたいと思ってるので、そのへんにしようかな。がんばります。
第9回アイドル楽曲大賞2020に参戦します
アイドルの話題専門ブログじゃないはずが、すっかり記事書くたびに最近ハマってるアイドルの話をする場所になってしまった。まあいいんですけど。
第9回アイドル楽曲大賞2020、告知サイト公開しました。今年もよろしくお願いします! https://t.co/NpExlghVKP#アイドル楽曲大賞
— アイドル楽曲大賞スタッフ (@ima_staff) 2020年11月16日
で、掲題の件です。今年はいっぱいアイドルソング聴いたので、久しぶりにアイドル楽曲大賞2020に投票しようと思います。さかのぼってみたら、第1回の2012年ぶりでした。まぁ2013年下半期にはもうアイドル熱結構冷めちゃってたのでね… 再燃したので8年ぶりに参加です。ちなみに当時の投票内容を見てみたらこんな感じでした。
楽曲部門
- Sparkle / 東京女子流
- 涙目のアリス / ももいろクローバーZ [玉井詩織]
- Z女戦争 / ももいろクローバーZ
- Liar (RE:NDZ Remix) / 東京女子流
- イーアル! キョンシー feat. 好好! キョンシーガール / 9nine
アルバム部門
- Limited addiction / 東京女子流
- ぱみゅぱみゅレボリューション / きゃりーぱみゅぱみゅ
- テトラッド / タルトタタン
推し箱部門
・・・はるか彼方の記憶すぎて何に投票してたかすっかり忘れてました。この頃はまだももクロ結構聴いてた時期だったんですね。たしかに涙目のアリスはいい曲です。東京女子流はLimited Addiction収録のシングル曲たちが軒並み2011年だったからこんな感じだったのかなと、うっすら記憶が蘇ってきました。ぱみゅぱみゅはともかくタルトタタンは完全に忘れてました。女子流どっぷりだったたけでそんなに他は聴いてなかったのかも。推し箱が女子流だったのは言わずもがな。
ということで2012年を振り返ったところで今年の話です。投票まで2週間というところなので、ここから新規で投票候補が出てくるかは微妙なのでとりあえず今年開拓したアーティスト単位でリストアップをしてみます。
メジャーアイドル
- MELLOW MELLOW
- フィロソフィーのダンス
- sora tob sakana
- 私立恵比寿中学
- CYNHN
- 寺嶋由芙
- ヤなことそっとミュート
インディーズ・地方アイドル
このへんから選ぶ予定です。今年から1アーティスト1曲らしいので悩みますね。RYUTistはALIVEとナイスポーズでいこうと思ってました。他もどうしましょって感じです。2週間かけてかんがえます。アルバムはファルセット1位でほぼ確定。今年はRYUTistいっぱい推したのでがんばってほしいです。対抗馬としてはエビ中とかBiSHがアルバム出してたので結構強そうな気がします。オサカナも最後のアルバムが強力。
などとワイワイやってたら結構楽しい年末なのではないでしょうか。また気が向いたら書きます。
追記
よくよく調べてみたら2013年も投票してました。せっかくなので載せときます。インディーズ部門はなぜか全曲Especiaしか入れてなかったので割愛。この時点でかなり聴く幅狭まってたんだろうな…
- 恋するフォーチュンクッキー / AKB48
- Partition Love / 東京女子流
- イジメ、ダメ、ゼッタイ / BABYMETAL
- 運命 / 東京女子流
- アイドルばかり聴かないで / Negicco
アルバム部門
推し箱部門
アイドルソング開拓の旅 2020年秋 -どこまでも続く広い広い・・・沼編-
三か月ぶりくらいに書きます。まずは近況
UNISON SQUARE GARDEN LIVE TOUR USG2020 ”LIVE (on the) SEAT” に参加してきました。まず、久しぶりのライブだったのでもうライブが目の前で行われている事実にまず感動。少しずつ、今までのような日常が戻ってきていてうれしい限りです。セットリストとしてはまず1曲目から泣かせに来ていた。一応曲名は伏せておきます。やっぱりライブって良い。ずっと行けなかったからこそ、良さがわかったかな。
スピッツも一日限りの有観客ライブを発表しましたが、残念ながら落選。嫁は当たった。うらやましい・・・。しかし少しずつライブが開催されるようになりつつある。行けそうなやつには行ってみたい。
さて、タイトルからお察しの通り、アイドルソング開拓はまだ続いています。正直数か月くらいで終わると思ってたんだけどね・・・Spotifyはほんとに沼です、ほんと。個人的に特に沼ポイントなのは、今までツタヤがメインだったためにツタヤに置かれないアーティストは正直ハードル高かったんです。そうなるとCDを買うかiTunesで買うかという感じだったのだけど、アルバム一枚配信なら2000円、CDなら3000円。そんなにポンポンお金出せない。iTunes単曲なら250円だし複数買ってもまぁ・・・みたいな感じ。が、Spotifyは、あるんですよ、ツタヤに置かれてないような曲たちが。以前長々と語ったRYUtistやフィロのスもインディーズレーベル所属なのでそもそも全国のツタヤ廻っても置いてないんですわ。あ、フィロのスはこのたびメジャーデビューしましたね、おめでとうございます。すなわち、「出会えるハードル」がかなり低くなった。まぁYouTubeで探索する手もありますけどね、曲だけでいえばSpotifyの使い勝手の良さがそこをまた加速させていくという。
という感じでどんどん「推し増し」してます。この頃にこれハマったのか~みたいなのが後でわかるように、新たに聴き始めた子たちを載せていきます。
・ukka (旧名:桜エビ~ず)
ukka / 恋、いちばんめ [Official Music Video]
桜エビ~ずとして、私立恵比寿中学の妹分的な感じでデビューしたそうですが、後からukkaという名称に変わったのだとか。2019年のアイドル楽曲対象インディーズ部門で1位を取った「それは月曜日の9時のように」をはじめとした楽曲のポップさ、かつ盛り上がる感じ、とにかく良い。クセの強い路線が好きになりがちな自分の中では結構ストレートにアイドルソングの道を進んでるタイプだと思う。まだ聴き始めたばっかりなのでどんどん開拓したい。
・CYNHN (スウィーニー)
「青」をテーマとして、クールな楽曲を多くリリースしているスウィーニーさん。コンセプトがはっきりしているのもあって、全体的な統一性の高さが良い。ディアステージ所属ということもあってか、初期は結構かわいい曲もあった。(これもこれで、良い) ちなみにあんまりはっきり推しがどうこう言わない時分ですが、CYNHNでは月雲ねるちゃんが推しof推し。かわいい。
・Task have Fun
Task have Fun "インダ ビュリフォデイ" (MV)
こちらは2017年のアイドル楽曲対象インディーズ部門で1位を取った「3WD」を持つ、タスクさん。この「インダ ビュリフォデイ」もそうだけど、ホーンセクションで盛り上げる感じの曲が多い印象。ライブ楽しそうですね。実はスピッツのライブの数日前にZeppでライブやるらしいので、行こうかなぁ・・・とか考えてます。
・ヤなことそっとミュート
バンドサウンドを取り入れたアイドルグループはいろいろいます。メタルを取り入れ今やワールドクラスのBABYMETAL、WACK発で今やすっかり有名なBiSHは楽器を持たないパンクバンド。そしてこのヤなことそっとミュートは、いわゆるグランジやシューゲイザーのようなオルタナサウンドを取り入れたグループ。轟音のギターに切ない女性ボーカルが乗るという組み合わせで化学反応が起きています。きっとそういうグループあるんだろうとなと思って調べてみたら案の定いて、しかも良かった。今、過去作をお勉強しているところです。
次点で、先日解散してしまったsora tob sakanaとか、TIFのあとに指原さんがハマってたらしい寺嶋由芙ちゃんとかいろいろ聴いております。はあ・・・TIFオンラインじゃなくて現場だったら今年は絶対行ってたなあ・・・来年こそは。
という感じでまだまだ推し増ししてます。Spotify沼なのでこの調子が当分続きそう。ちなみに明日はRYUtistさんの生バンド付きオンラインライブです。北川さんと沖井さんが同じステージで演奏する機会ってめちゃくちゃレアなのでは・・・?楽しみ。
今年はハマってる曲を随時プレイリストに入れていってるので、2020年ベストソングまとめみたいなやつやりたいです。もう今年もあと2か月なので、時間があれば。それではまた。