まこちむのブログ

シムレーシングや日常の出来事について書いています

F1 24のGame Readyドライバがリリース。リリース時点でDLSS3対応の模様

みなさんこんにちわ!

今日はNVIDIAより今月末発売予定のEA F1 24に先立ち、GeForceのGame Radyドライバがリリースされたので紹介します。

www.nvidia.com

筆者はF1 24を予約しており、ドライバをインストールして、来たる5/28の先行プレイにスタンバイしておりますw

Game Ready For EA SPORTSTM F1Ⓡ 24, Featuring DLSS 3, DLAA, Reflex & Ray Tracing

何より喜ばしいのはF1 24はリリース時点でDLSS3のフレーム生成機能が使えるようです。4000番台のグラボかつ、4Kやスーパーウルトラワイドなど高解像度のモニターをお使いの方にとっては嬉しいニュースではないでしょうか(またVRや3モニター環境でも有用)。

以前こちらの記事でF1 23のDLSS3の事にふれ、当時のアナウンスではローンチ後に対応、との事でしたが、こちらシーズンが終了した今もってしても対応されておらず(といってもローンチ後に対応とのことなのでいずれ対応すればアナウンスとしては嘘にはなりませんが)、筆者のプレイ環境であるG9(5120x1440)の解像度だとグラフィックのウルトラ設定でレイトレーシング品質を高にした場合、FPS40-60弱となり、60FPSが確保できていなかったため、DLSS3導入には大いに期待したいところです(ちなみにグラボはRTX4070Ti)。

更に裏どりのため調査をしたところ興味深い記事も見つけたので、こちらも紹介させて頂きます。

wccftech.com

こちらの記事は著者がF1 24のデベロッパーのコードマスター社のシニアディレクター、シニアプロデューサーの方とQAした内容について記載されているものです。

What we have enabled in F1 24, which was not previously available in F1 23, is NVIDIA's Frame Generation performance solution. We hope that players with 40-series enjoy this upgrade for F1 24.

ここでもF1 24についてはDLSS3のフレーム生成機能を有効にしたと明言しているようなので、これは大いに期待です!

(しかし、F1 23で有効でなかった、といっているのですが、対応アナウンスしてたよね?(・∀・; ))

また、興味深い点として、F1 23の時にパフォーマンス向上の施策として取り組んだ内容が期待する効果を得れなかったため、後で削除していたようです。

When SER support was introduced in F1 23 at launch, we discovered that the technology did not provide enough benefit on the whole as EGO is already heavily optimized for the Ray Tracing workloads that SER was designed to improve in other engines. As there was no benefit for players, we removed the option from the UI. It remains off for F1 24.

どうやらこの、SER(Shader Execution Reordering)というレイトレーシング関連の性能改善の機能がNVIDIAから提供されているようなのですが、F1シリーズのゲームエンジンEGOでは、期待する効果がえられなかったので、後で削除となったようです(理由としては、EGOでもレイトレーシングの性能改善を独自に実装しており、既にSERの恩恵は少なかった模様、恐らく他のエンジンでは効果が見込める)。

この点についてはF1 24も引き続きEGOでの実装となっており、前作同様SERの導入はしていないようです(しても効果が薄い)。

また、このEGOエンジンについて、興味深い内容が後述されていたので、こちらも紹介しておきます。

You've mentioned that F1 24 is still powered by EGO Engine, which is bespoke and currently best for the game. However, your fellow Codemasters team from EA WRC switched to Unreal Engine. Do you see yourselves considering the same option for next year?

このEGOというエンジンですが、コードマスターのお手製のエンジンのようで、昨年リリースされたEA WRCについては、アンリアルエンジンに実装を移行したため、F1シリーズも同じように移行しないのかといったやり取りがされています。確かにお手製のエンジンであるがためにSERのようなNVIDIAから提供されている標準の機能の導入が困難になっているので、将来的な標準機能との互換性や実装コストを考えるとエンジン乗り換えも視野に入ってくる可能性が伺えます。

こちらについて、コードマスターの回答は、F1シリーズについては、まだエンジン移行の予定はないとのことです。

EA WRCの時のエンジン移行の目的として、長距離コースへの対応、としていたので、確かに1週概ね2分以内で完結するトラックのレースでは、SSのような段階的に地形/路面や景色などの変化に富んだコースとは違うので要件が違ってきます。そのため、そこまでエンジン移行の必然性は高くないように伺えます。

(個人的にはUEがOpenXRのI/Fも備えているのでVR対応も目的だったように思います)

そして、EGOについては、ユーザーに高品質な体験をもたらすためのハードウェアとの親和性も今もってして高く、継続的に改善もしているとの事で、しばらくはこのエンジンの改善で対応するような印象です。

お時間頂ありがとうございます。

本日はこれにて、みなさま、よいシムライフを!!

ClubSport DD(+)、DD Extremeユーザーに朗報か?FanaLabアップデートと今後期待できる機能について

みなさん、こんにちわ!

先日FanatecのFanaLabのベータリリース(2.01.32ベータ)があったようなのですが、こちらの公式アナウンスを確認していたところ、今後期待できる機能についてのコメントがあったので紹介します。

公式アナウンス - Fanalab 2.0.32ベータ

forum.fanatec.com

今回の変更点については、ステアリングウィールのLEDの明るさ調整が可能になったのとiRacingにおいて一部車リストの追加、及びEA WRCの車リストの追加とのことでそれほど多きなアップデートではなかったようです。

※ 車リストとは車種毎にハンコン設定のプロファイルを切り替える機能の対応車種一覧

今後期待するアップデートについて

では本題の今後期待の追加機能についてですが、最近発売され話題となっているDD Extremeにも搭載されているフルフォースの機能に関連するものです。

Fanalabアップデートのアナウンスに対して、ユーザーからコメント(提案?)で、フルフォースのエミューレーションをFanalabに追加できないか、といったものがあり、これに対して公式から計画中との返答があります。

フルフォースのエミュレーションができるようになると何がよいかというと、フルフォースに対応していないゲームでもエミュレートによりフルフォース相当のFFBが体験できるようになります。

既にフルフォースの実装が予定されているグランツーリスモ7などに加え、過去にリリースされたフルフォース非対応のゲームについてもフルフォースの体験ができるとなるとClubSport DD(+)、DD Extremeの価値もあがるのではないでしょうか。

未だ確定していない事ではありますが、フルフォースのエミュレートはClubSprt DD(+)、DD Extremeユーザーの方々にはうれしい内容かと思います。

確かに考えてみれば、ハンコンとゲームの橋渡しをしているインターフェースのFanalabがあればフルフォースのエミュレーションも実現できそうな感じがしますし、実装箇所としてもうってつけですね。

こういったことを積極的に提案している賢いユーザーさんもいれば、先を見越して検討しているメーカーと最近経営状況などで色々と言われてはいますが、期待の持てる明るいニュースではないでしょうか。

ちなみに筆者はフルフォース対応のダイレクトドライブを所有していないのですが、この情報を知った後にフルフォースについて興味が湧いてきたので、少し調べたのですが、残念ながらPodium Racing Wheel F1のホイールベース(DD1、DD2も同様)ではフルフォースの実装は技術的な制限により不可能なようです。

すぐにフルフォース対応のDDを購入をしようとは考えていませんが、Fanatec日本リージョンを確認したところDD Extremeについては、現在(2024/05/01時点)在庫切れで購入できないようです(ClubSport DD、DD+は在庫有り)。

USA/カナダのリージョンではDD Extremeの在庫があるようで4~7日の間に発送(といってもリージョン圏内への発送なので日本に届けようとするとかなり時間がかかりますが)となっているようです。

DD Extremeについてはコイル鳴きの報告などもあり、USA/カナダのリージョンで購入しようとする方は少ないとは思いますが、興味がありましたら筆者が過去にUS/カナダリージョンから購入した時の輸送方法などの記事がありますので、よかったらご覧ください。

なお、日本リージョンで購入するのと違い輸送費用など含めると割高になり、輸送トラブルや初期不良、修理など様々な面(コイル鳴きも)でリスクが高くなるので、自己責任にてお願いします。

srmakochim.hatenablog.com

今回は以上となります。

それではみなさん良いシムライフを!

EA Sports WRCがバージョン1.8.0でVRに対応

みなさん、こんにちわ。

いよいよ、EA Sports WRCVRに対応(4/30リリース)するということで、こちらの概要についてオフィシャルのアナウンスをかいつまんで紹介したいと思います。

VR BETA DETAILS & FAQ

www.ea.com

BETAリリースについて

まず、今回なぜベータリリースになっているのかという点について、ふれていきたいと思います。前作にあたるDR2.0で既にVR機能は実装しているので、開発経験がありそうなのですが、DR2.0のVR実装時は協力会社の支援を受けての開発で、今回がコードマスターズ(EA WRC開発会社)としての初の社内開発となるからというのが理由のようです。

また、VRヘッドセットやPC環境も多岐にわたるため、テストがまだ十分にできていないというのも理由としてあるようです。

PCだけでも色々スペックがありテストに時間がかかりそうですが、これにVRヘッドセットの組み合わせも考えると確かにVR対応のテストは更に時間がかかりそうですね。

利用期限やベータ参加登録など

今回のベータはバージョン1.8.0に同梱される形で配布となり、基本的には、利用期限はないとのことです(ゲーム自体をアンインストールしたら当然つかえなくなりますが)。

また、1.8.0に同梱されているので、特に参加登録や別途ダウンロードなどの必要はなく、ゲーム自体を1.8.0にバージョンアップすればヘッドセット等の対応環境を持っている方はVR機能が利用できるようになります。

サポート対象のVRヘッドセットについて

サポート/テスト確認済デバイス
  • Meta Quest 3
  • Meta Quest 2
  • Meta Quest Pro
  • Valve Index
  • Oculus Rift S
  • Oculus CV1
  • HTC Vive
一部サポートデバイス
  • HTC Vive Cosmos
  • HTC Vive Pro 2

上記以外のデバイスでもOpenXRに対応しているデバイス(以下の非対応デバイスを除く)であれば、おそらく動作するだろうとのことです(PICOやHPシリーズなど)。

また、一部サポートというのがどういうことなのか詳しく書かれていなかったので詳細は不明ですが、一部のゲームモードやドライブ以外の画面が非対応などが考えられます(アセコルのVRmodみたいな感じ?)。

また、各デバイスのコントローラーについては、正式サポートはしていないので、メニューやオプション画面などの操作はハンコンやキーボードなどでの操作推奨とのことです(F1シリーズと同じ仕様)。

非対応デバイス

残念ながら上記のデバイスには対応していないとの事です。

コンソールの対応について

PSVRは非対応デバイスにも載っていましたが、コンソールでのVR対応の予定はないとのことです。

システム要件

VR動作にひつような最低スペックは通常ゲームプレイの推奨スペックと同一とのことなので、当然ながら通常ゲームプレイよりも高スペックが要求されます。

最低
推奨(試験済み最適パフォーマンスの構成)

構成1: 90+ fps

  • ヘッドセット: Meta Quest 2
  • CPU: Intel i9 13900K
  • GPU: NVIDIA GeForce RTX 4080 (4090 also tested)
  • モリー: 32 GB
  • ゲームのアップスケーリング設定: DLSS Quality
  • ゲームのグラフィックプリセット: Ultra

構成2: 90+ fps 

  • ヘッドセット: Meta Quest 2
  • CPU: AMD Ryzen R9 7900x
  • GPU: AMD RX 7900XT
  • モリー: 32 GB
  • ゲームのアップスケーリング設定: FidelityFX Quality<
  • ゲームのグラフィックプリセット: High

構成3: 80+ fps

  • ヘッドセット: Meta Quest 2
  • CPU: Intel i9 10900K
  • GPU: NVIDIA GeForce RTX 3080
  • モリー: 32 GB
  • ゲームのアップルケーリング設定: DLSS Quality
  • ゲームのグラフィックプリセット: High

90FPSの構成だとRTX4080系とのことで、結構高いスペックが要求されています。通常ゲームプレイの時点で前作DR2.0に比べて処理が重く高いスペックのマシンが要求されているので、VRになってもこの流れは引き継いでいるようなので、今後の最適化に期待したいところです。

www.youtube.com

今回は以上となります。

では、みなさま良いシムライフを!

F1 24のゲームプレイDeep Dive動画のインプレッション

みなさん、こんにちは。

本日は5月31日に発売されるF1 24に先立ち公式からゲームプレイのディープダイブ動画が公開されましたので、こちらの紹介です。

F1 24 ゲームプレイディープダイブ

youtu.be

今作はダイナミックハンドリングと称し、マシンの乗り味について、再定義を行っているようです。こちらの開発にはマックスフェルスタッペンも協力しているので、より実車にちかいリアルな挙動が盛り込まれているのかもしれません。

F1 22→23の時に乗り心地について、改善された印象があったので、はたして今回の再定義によりどうなるのか。更に良くなっていることを期待したいです。

次にタイヤモデルに改善がはいり、温度変化とマシンの挙動への影響に変更があるようです。ダーティーエアーで走るとタイヤの消耗が早くなったりするようなので、敢えて距離をとったりラインを外して走行するなど、より現実にちかいタイヤマネジメントが必要になるような印象をうけました。

続いて、エアロモデルも変更され、ダーティエアーで走行時のグリップ低下など、より現実にちかい挙動となるようです。

個人的には、相互に関係するハンドリング、エアロモデル、タイヤモデルの3つの変更要素がどのようにまとめられているのか気になります。ダーティーエアー内での走行は基本的にはハンドリング、タイヤの両方に悪影響を及ぼす事が考えられますが、ゲーム的にはこれらをどのように調整して相乗効果を発揮させるのか楽しみなところです。

また、過去作にあったERSモードの変更が復活したようです。再びエネルギーデプロイメントの戦略にプレイヤーが介入できるようになりました。ステアリングコントローラーのボタンにMDFショートカットのキーを再び割り当てる事になりそうです。

今回の動画については以上です。

今後も公式からキャリアモードのディープダイブ、ゲームプレイのお披露目などいくつか動画公開が予定されているようなので引き続き情報を追っていきたいと思います。

youtu.be

それではまた。

FanalabアップデートでF1 23に対応

みなさん、こんにちわ!

Fanalabがアップデート(ver.1.99)になりF1 23に対応したので、お知らせします。

forum.fanatec.com

ダウンロードへの直リンクはこちら。
ダウンロード

今回のアップデートでF1 23に対応しました。その他にもUIの外観の変更やプロファイルの保存方法の内部的な改善、また、今回のバージョンからLEDの設定をギア毎に分けて行う事ができるなったようです。

まだ、beta版のため、アップデート後に不具合などのトラブルが発生する可能性があるのでご注意ください。

今回は以上となります。

www.youtube.com

それでは、みなさま良いシムライフを!

 

F1 23 Fanatecの推奨設定

みなさん、こんにちわ!

Fanatecの公式サイトよりF1 23のハンコンの推奨設定が公開されているので、共有します。

プレイステーション

forum.fanatec.com

XBOX

forum.fanatec.com

■PC

forum.fanatec.com

筆者はPC版でプレイしていますが、F1 22の頃の推奨設定と比べるとゲーム内のフィードバックの強さが60 -> 45と小さくなっているためか、少しフィードバックが弱く感じたのでゲーム内のフィードバック設定を50にしてプレイしています。

本日は以上です。

それではよいシムライフを!

Next Level Racingのモーションシム Motion Platform V3がF1 23に対応

皆さん、こんにちわ!

6/15にNext Level Racing Platform Managerの最新バージョンがリリースされ、F1 23に対応しました。

Next Level Racingはこちらのサイトでも公言している通り、新しくリリースされたゲームの対応が非常に早く、私がMotion Platform V3を安心して購入した要因の1つでもあります。

F1 23でモーションプラットフォームV3を動作させている動画をYouTubeにアップロードしていますので、興味がありましたらご覧ください。

youtu.be

今回は以上です。

では、よいシムライフを!