『LA LA LAND』ロケ地探訪本を発行しました
LA LA LAND Filming Location Book: Chasing Stars
本の内容
・『LA LA LAND』を巡る
写真と小ネタ入りのテキストで聖地を紹介。ロケ地以外のオススメスポットも。
・『LA LA LAND』を解く
ラストシーン、音楽、ダメな所、小ネタなど様々な方の様々な視点の考察を掲載。
・『LA LA LAND』の土地に住む日本人
現地で暮らす方にL.A.での作品の盛り上がりや、住もうと思ったきっかけ、働き方などを伺いました。
仕様および頒布について
仕様:B5サイズ/フルカラー印刷/46P
頒布価格:1400円
★数量限定でポストカードをお付けしています。
頒布方法
Booth通販
通販希望の方でBoothの利用が難しいという方は、
お手数ですがTwitterのDMにて通販希望の旨をご連絡ください。
発行者より: 本について
てんです。
色んな想いが詰まりすぎて自分の中で消化不良を起こしたので、私なりの表現として『ラ・ラ・ランド』について同人誌の形でまとめることにしました。
かっこよく言うとZine(キリッ)。
そして、あなたにとってこの映画はどんなものだったでしょうか?
「互いを高めあった素敵な男女の恋愛映画」
「マジこんなのミュージカルじゃない…」
「こじらせてるヤツが好きな映画でしょw」
…など、様々な人の様々な角度の意見を集めて『ラ・ラ・ランド』を読み解くことで、また新たな姿が見えてくると思い多くの方にご寄稿をお願いしました。
私が気づけない、知りえない作品の姿を知りたいというわがままからこの本は出来上がりました。
ご参加頂きました皆様に五体投地して感謝いたします。
また今回、全部のロケ地を巡れず掲載できなかったので、行ける限りのスポットを攻略してゆきたい!
掲載できなかった分のインタビューや写真も当ブログに載せていく予定ですので、引き続きお付き合い頂けますと幸いです。
[追伸]
マジで入稿締め切りがヤバくて誤植等がマジヤバイけどほんとマジ許して欲しい
『500ページの夢の束』は、「好き」が力になることを信じさせてくれるお話。
映画『500ページの夢の束』2つの視点レビュー
真面目視点とにわかスター・トレックファン視点の2つの目線でレビューします!
★ほんのりネタバレあり
日本版公式サイト
『500ページの夢の束』の刺さったところ!
1.願いが自分を変えてゆく
主人公・ウェンディは自分を表現することが上手ではありません。
ですが彼女の大好きな『スター・トレック』が願いを叶えるきっかけを与え、さらには人とつながるツールになり、好きなものが自分の力になるという心強さが描かれます。
毎日のスケジュールをこなし日々を暮らす彼女が習慣のループから自らの意思で抜け出す、願いが自分を変えていく姿は力強く、観ていてとても誇らしく思えました。
▼習慣化されたウェンディの毎日
2. ウェンディは旅の道中、悪い人と良い人に出会う
こ れ ぞ ロ ー ド ム ー ビ ー ! !
と言いたいところですが、自閉症の彼女にとって日々とまったく違うことを行うことは想像以上に苦痛を伴うようです。
様々な場所、そして人に出会ってゆく様子はかなりハラハラ。子を見守るお母さんの気分で観てました。どうか、無事にパラマウントに着いてくれと……。
ただ、多くの辛さに耐えながらも「どうしてもこの脚本を届けなければいけない」と意思の揺るがないウェンディの姿勢は相当かっこいいです。イケメンです。
3. 愛犬ピートがかわいい
この映画は犬要素が大いに含まれています。
ウェンディの愛犬・ピート(たぶんチワワ?)の名役者っぷりも見所です。
彼女の旅の相棒で、1人と1匹で支えあいながらLAを目指す姿にほっこりします。
犬好きには正直たまらん映画です。猫派もぜひ……
そして最後は
にわかトレッキー視点で『500ページの夢の束』を推せるポイント
1.『スター・トレック』へのリスペクトと小ネタの挟みようが半端ない
主人公ウェンディもですが、作品自体もスタトレ愛があってトレッキーが嬉しくなる映画でした。
ファン同士のやりとり、同志だからこそ分かち合える「あの感覚」やファンコミュニティの素敵な部分も描かれていたり、アメリカでのスタートレックの扱いがどんな感じなのかが垣間見える部分が非常に好きです。
そして、1度観ただけじゃ見つけきれないほどふんだんに散りばめられてるネタを探しに映画館に足を何度も運んでしまいそうです。いやほんとたくさんあるみたいですよ。
▼マニアックすぎるスタトレクイズ(賭けw)
ウェンディの働くシナボンとのタイアップ企画もやってるみたい。
2.キャストも半端ない
私の大好きな『スター・トレック イントゥ・ダークネス』に出演するアリス・イヴがウェンディのお姉ちゃん役で出演しているのアツい!アツいよ!!
正直に申し上げると、ウェンディを支えるソーシャルワーカー・スコッティ(名前がトレッキー的におっ、って思いますよね)を演じるトニ・コレットを見たとき
「トリプルX(:再起動)やん…」って声出そうになりましたわ。一心同体じゃん?
ダコタ・ファニングちゃんは『オーシャンズ8』のカメオで出てきたのが素敵でしたね。
3.エンタメの聖地ロサンゼルス、パラマウント・スタジオがアツい
滅茶苦茶に私事なんですけど、娯楽の殿堂LA・ハリウッドエリアが大好きです。
人生で初めて行ったスタジオが偶然にもパラマウントで(ドラマ『glee』の聖地)、その翌年はスタトレにハマり再度パラマウントスタジオツアーに参加する熱心なギーク野郎だったので、ウェンディが目指す場所がここだったことに胸をときめかせまくっていました。
著者近影(笑)
次にパラマウントスタジオに行くときは本作の聖地巡礼もできちゃいますね!!
そしてウェンディはスタジオ内のレナード・ニモイ ウェイの存在に気づいたんだろうか。とか勝手にウフフ、って楽しんでました。彼女はスポック推しだよね?
また、脚本を書くのも好きなので「他人事とは思えないわ(キュン)」という思いで映画を観ていました。ちなみに私はカーク船長がすきです。
大切で、大好きな1本になりました。『500ページの夢の束』ついに本日公開です!