転職先ってどうやって見つければいいの?
自分のキャリアを考える上で大切なのは
「どこで何をするか」もそうだが
「どこから、どうやって入るか」も忘れてはいけない。
つまり、入社方法だ。
企業と出会い、選考を受け、採用されないと、
どれだけ自分が最も成長できる方法を頭で思い描いたところで絵に描いた餅だ。
という訳で今回は、企業に入社をするにあたっての流入チャネルについて触れたいと思います。
現在、世の中に存在する企業への入社方法は大きく分けて3種類。
①転職サイトの利用
②紹介会社の利用
③リファラルでの紹介
分類的に①なの?②なの?みたいなサービスはよくありますが、ビジネスモデル的にはこの2つのどちらかに当てはまります。
このどれを利用するべきか、
ビジネスモデル的な観点と、採用する側の観点からご説明したいと思います。
①転職サイトの利用
こちらは、企業側が固定費で月額10万円~100万円程の月額費用を払いながら利用するサービスだ。仕組みとしては、「枠」と「オプション」で構成されている。
画像が多かったり、大きかったり、説明量が多い企業はそれだけ大きな「枠」を購入している。
「ダイレクトメッセージ」や「スカウトメール」を送ってきたり
「優先的に上の方に表示される」のはオプションである可能性が高い。
ちなみにここだけの話だけれども、
「あなたの経歴を見て是非選考を受けてもらいたいと思いました」
と書かれて送られてくるスカウトメールについてなんですが、基本的に経歴は見ていないと思ってください。
というか厳密に言うとそんなに細かく見れない。
スカウト側の画面には職歴は表示されるが、数十~数百人に送らないといけないので、そんなに細かく見ず、条件で絞ってまとめて送ってしまっている事が多い。
なので、スカウトが送られてきたからと言って、この企業が自分に興味を持ってくれてる!と思うのは勘違いなので気を付けてください。
さて、こちらの転職サイト。
企業側の気持ちとしては、「月額で費用が掛かっているから、応募してきた人を出来れば採用したい」と思っています。
僕自身求人サイトに出稿していて思いますが、もし採用出来なかったらこの数十万円なんだったの?と思ってしまいます。
なので、応募してきた人に対しては出来る限り採用に持っていきたいと考えます。
ただ、出稿する側としてはそのため、専門的でスキルが高い人を厳選して採用するにはリスクが大きいため、スキルが低くても構わないので大量に採用したい企業が多く利用する傾向にあります。
未経験の業界に移る時等には、こちらの転職サイトを利用するのが、内定率アップにはお勧めですね。
ちなみに、転職サイトには大きく分けて「総合型」と「専門型」があります。
業界ごとに大きく特化しているのが専門型で、幅広く取り扱っているのが総合型ですね。
専門型に関しては、別途業界・業種に関しての記事を書いたときに触れたいと思うので、今回は総合型で主要な物をお伝えします。
とりあえず4つ並べましたが、率直に言うと特性が全て同じなので、ぶっちゃけ大体同じです。
業界問わず、広い領域かつ多くの企業が集められているので、どの転職サイトから応募したらいいかわからない方に関しては、大体この辺りを使っておけば間違いは無いです。
ただ、転職サイトに関しては複数使うと管理が面倒でメールボックスが荒れるので、一つに絞った方が良いです。その中でも、この四社は求人被りが多いので、求人数が最も多いリクナビNEXTに登録するのが最も賢く効率的です。
②人材紹介会社の利用
紹介会社のビジネスモデルは成果報酬型です。
市場の相場観としては、就職が決定した方の年収の35%が企業から支払われるものと考えてください。
例えば、年収400万円の人の紹介が決定したら、企業は紹介会社に140万円を支払います。
ここからわかる通り、面談までは費用が掛からないので企業側も気軽に受け付けてくれますが、採用をするとなるとそれで140万円~掛かりますので、企業側は内定を出すのに慎重になりますので、転職サイトを利用するより内定率は下がります。
ですが、上で触れたように、ある程度の専門性を持ち、スキルを持っている人に関しては、厳選したいという思いがあるため、好条件での求人はこちら側にある事が多いです。
今より良い条件での転職を考えている方に関しては、転職サイトよりも紹介会社経由での入社をオススメします。
では、紹介会社を選ぶときには何を見ればよいか
「求人数」と「担当者のスキル」と「担当との相性」です。
紹介会社の特性上、担当者は「早く」「決まりやすく」「単価が高い所に」内定を取りに行きたいと考えています。そのため、親身に相談に乗ってくれない方も多く居ます。
ただ同時に「人の役に立ちたい」という気持ちを強く持ってこの業界に入る方も居るので、当たり外れが比較的大きいです。
その分当たりの方は凄く親身に相談にも乗ってくれるので、転職サイトと反対に、紹介会社はメイン所を複数登録し、担当者が気に入った所をメインで活用する事をお勧めします。
【総合型】
リクルートエージェント 求人数も多く、やはり安定。登録して損はない。
doda 幅広い年齢層やキャリアに対応可能。リクルート同様安定。
マイナビエージェント リクルート同様大手。30代くらいまでなら幅広く提案可能
type転職エージェント 同様大手。求人数が豊富でかつキャリアが浅い方にも積極的に紹介可能。
パソナキャリア 大手でかつ幅広い年齢に対して紹介可能で、50歳未満までならいける。
ワークポート IT特化型だった所から総合型に。IT系にはいまだに強いので、そちらのキャリアを考えている方にもおすすめ。
【若手向け】
第二新卒エージェントneo 10時間以上の手厚いサポートが売り。ターゲットは18歳~28歳で、比較的若い方向け求人を多く取り扱っている。
マイナビジョブ20's 20代特化型。20代に特化している為、サポートも手厚い。
【ハイキャリア型】
ランスタッド 年収1000万以上が目指せる。今年収400万無い人は登録しても無駄かも
CAREERCARVER 年収600万以上が豊富。ハイキャリアが対象なので、既に年収600万無いと紹介してもらえない可能性あり
転職エージェントに関してはこんな感じです。
自分の市場価値が分からない方に関しては、転職すると決める前に、一旦エージェントさんとお話してみるのがいいでしょう。
市場価値が低いまま転職するよりは、現在の仕事の中で「ここまでやり切れば紹介先は増えます」という具体的なアドバイスももらえたりするので、前向きなキャリア形成が可能です。
ちなみに、ビジネスモデル上紹介会社はある程度自社の利益になるように動きます。
なので、気が付いたら向こうが望む方向に誘導される可能性もあるので気を付けてください。
もし心配でしたら、第三者的なポジションで相談に乗りますので、気軽に頼ってください。僕は紹介会社では無いので特に利益が発生しないため、フラットに相談に乗れます。
僕のメリットは相談してもらえることで繋がりが増える事ですね。
僕自身のキャリアのためにも、次の項のリファラルによる選択肢の拡大や、繋がりが増える事による知見の広がり。というか単純に友達が増えると嬉しい(これが一番大きい笑)ので、特に何も気にせず頼ってください
こっちでも触れているとおり、繋がりが増えるのはとっても大事な事なのです。
勿論、僕の繋がりは独占せず、皆さんにどんどんシェアしていきますので、こういう人紹介してほしい~等あったら気軽にお声掛けくださいね!
お問合せはこちらからお願いしますー!
メール:sss.ya0522@gmail.com
③リファラルでの紹介
最後にかならず押さえておきたいのがこの「リファラル」です。
近年人事領域でかなり注目を浴びているもので、簡単に言うと社員からの紹介です。
企業からすると、紹介会社を利用すると発生するコストも掛からなければ、既に働いている人からの紹介なのでミスマッチも少なく、ある程度の信頼もある状態からスタートするので、紹介会社経由以上に好条件を得やすいです。
長期的なキャリア形成を考える場合は、自分をリファラルで紹介してくれる人を常に3人くらい用意していくぐらいが、今の時代のキャリアを安定させるための戦略としての定石ですね。
ただ、そもそも働きたいと思える企業の人と繋がるのが難しいという大きな壁があったりします。この辺は、上で触れた通り自分で積極的に繋がりを増やすしかないので、今からしっかりと繋がりを増やしていきましょう。
「そういうの向いてないっすわー!」という方はご相談ください。
僕もまだまだ繋がりが少ないですが、最近徐々に増えてきたのと、繋がりが広い人との繋がりも出てきたので、もしできたら何らかの形で探し出してきてお繋ぎできるかもしれません。
まとめ
という訳でいかがだったでしょうか。
まだまだ自身のキャリアが浅く、未経験の領域に飛び込みたいという方は転職サイト。
多少キャリアを積んできたので、もっと良い条件の会社に行って自分を試したいという方は紹介会社。
自信のネットワークを駆使して、より自分に合った場所を求めるのがリファラル。
いざ転職活動をしようと思っても、よくわからないから二の足を踏んでいる方に関しては、これらを参考に活動してみてくださいね!
自分は黒字社員?赤字社員?
皆さんは考えたことがありますか?
自分が赤字社員なのか、黒字社員なのかを。
それを知るためには、まず大前提としてPL(損益計算書)を読めるようになる必要があります。
社会人として仕事をし、自分の仕事の価値を理解するためには、実務で使う事が無いとしても、簿記3級くらいはもしかしたら取得した方が良いかもしれませんね。
とはいえ取得していなくてもわかるように、簡単にお話します。
大雑把に重要なものとして、
「売上」「原価」「売上総利益」「販売費及び一般管理費」「営業利益」
この辺りを理解しましょう。
でもまだ難しいですよね。
「売上」…物が売れた時にもらった代金
「原価」…その商品を作るのにかかった費用、原材料費等
「売上総利益」…売上から原価を引いた物
「販売費および一般管理費」…人件費とか、それ以外にかかる費用
「営業利益」…売上総利益から、販売費及び一般管理費を引いた、手元に残った利益
こんな感じです。
もっと雑に言うと
「売上」から諸々かかった費用を差し引くと「営業利益」が残るので、この営業利益がどれだけ残ったかが、そのビジネスがどれだけ上手く行っているかを表すよ。
という事だけ覚えておけば一旦大丈夫です。
自分の所属する会社のビジネスモデル
皆さんは理解できていますか?
自分の会社において、お客さんは誰で、一人いくらぐらい支払っていて、月何人ぐらいのお客様が利用してくれて、原価はいくらぐらいかかっているのか。
例えばコンビニの場合、原価率が50%~70%と想定して、一人のお客さんが500円分の商品を購入するとしたら、一人のお客様から得られる利益は250円~150円。
100人捌いて25,000円~15,000円と考えられます。
そこから土地代とか光熱費とか人件費を差し引いて営業利益が残ります。
500人~1,000人くらい捌かないとちょっとやっていられないかもしれませんね。
それ以外にも、月額費用を請求する業態。
販売数に応じてインセンティブを貰う代理店モデル。
色々な形はありますが、基本的にはモノやサービスを作って売り、費用を差し引いた物を利益として積み上げるのが全ての基本となります。
自分が担当する業務の付加価値
では、自分が担当する業務領域の付加価値はいくらぐらいでしょうか?
細かく計算する事は非常に難しいため、自分が関わるクライアントへの請求額と、関わる人数から逆算するのが良いかもしれません。
上で触れた原価についても忘れちゃいけませんね。
「自分が居ないと成り立たない」比率も本当は重要です。内勤アルバイトの人は、実はその人でなくてもいいかもしれませんが、営業担当が居ないとその売り上げは発生しない。製品開発の人が居ないと営業がそもそも売り上げを持ってこれない。など、重要度は色々な考え方があります。
自分の付加価値と給与の関係
仕事のやりがいや評価は給与が全てではありませんが、自分の市場価値を考えた時、自分の生み出した付加価値と給与はきちんと理解をしておく必要があります。
特に、上で触れたPL的考え方はきちんと持っておくべきでしょう。
とはいえ、業績が上がったからすぐさま企業が給与を上げるかというと、そう簡単ではありません。業績の上下には市場要因やムラもありますし、利益の全てを個人に還元するわけではなく、投資に回す分も勿論あるからです。
それらも理解した上で、自身の生み出した付加価値を理解しましょう。
自分がずっと関わってきた仕事の中であれば、転職するかもしれない知らない領域よりも、ずっと理解しやすいですよね?
この時もし赤字だと感じたのであれば、 少し焦った方がいいかもしれません。
日本企業において、赤字だから即クビというのはあまりないかもしれませんが、自身のスキル以上の待遇を得られている状態は、キャリアとして成長が非常にし難く、転職は更にし難い状態にあります。
それを理解出来た上で自分のキャリアについて改めて考えてみましょう。
転職する時に自分が求められるのか、求められないのか
自分の付加価値を理解した上で、 転職が出来るかどうかを考えましょう。
PL的な考え方を理解できていて、転職候補の企業のビジネスモデルを理解できているのであれば、自分がその企業に行った時にどれだけの利益を生み出せるか、もちろん推測にはなってしまいますが概算は出来ます。
それらも踏まえて相手の企業に貢献し、利益をもたらすことが出来ますと自信を持って言えないのであれば、転職したとしても給与額は原則下がると思った方が良いでしょう。
自分が生み出す付加価値を相手に委ねてしまっている状態で、更に条件まで改善を望むのはちょっとばかり都合が良すぎます。
ちなみに、そんな状態でも条件改善も含めて交渉する方法があったりしますが、それは「繋がり」を使う事です。
とはいえ自分のキャリアの本質は常に、自分がどれだけの価値を生み出せるか。です。
良い条件の所に行く事はすごく大切な事ですが、その条件を引き寄せられるような価値を生み出せる人間になる事を常に考えて、自身の成長を常に考えていきましょう。
残酷だけどシビアな年齢とキャリアについて
学びに早いも遅いも無い。
今この瞬間が勉強を始める一番のタイミングなのだ。
という考えは、全面的に正しいと思いますし、いつでも学ぶべきだと思っています。
しかし、企業の様々な思惑が絡む「転職」となると、なかなかそうもいきません。
こういう時は、企業が何を求めて採用をしているか、
その上で個人はどういう風に戦略を立てるべきか、
それぞれ分離して考えてみましょう。
企業側が考える事
黒字になるかどうか
シンプルに、その社員を採用する事が利益につながるか。
が最重要項目です。
例えば年収が300万円の人を採用したとして、企業は社会保険に加入させる義務があります。この費用は、個人と企業が同じ額を折半して支払うので、企業側も負担します。
その他交通費、教育費、備品費。
オフィスの占有する面積分のコスト~等細かい事考えると、なんだかんだ年間400万円~は掛かってしまいます。
という事は、400万円の利益を稼いで初めてトントン。
採用してもしなくても同じ。
という判断になりますので、それ以上の利益を稼げなくてはいけません。
では年収400万では?500万では?
自信が望む額面も大事ですが、それ以上に、その企業に入社する事によって、それ以上の額を自分が稼ぐことが出来るか、きちんと考える必要があります。
ビジネスモデルまで理解して「この部分で私は利益を出せます」という方と、
企業の事を何も理解せず「教えてくれたことを頑張ります!」という方。
人手不足の世の中なので、後者でも採用してくれる企業は多くありますが、企業として本当に望んでいるのはどちらなのか、真剣に考える必要があります。
その点に関しては、簡単にこちらで触れているので興味があったらご覧ください。
立場としてどうか
近頃は年功序列の考え方も薄まってきたとはいえ、やはり年上の部下は扱いにくかったりするもの。そのため、年齢が高めの方は、出来れば現場より管理職側に置きたいものです。しかし、管理職は結果責任を問われるため、スキルと実績が無ければ採用がほぼ無理。そのため、そのような判断をされる年代になるまでに、スキルと実績を身に着ける必要があります。
働く側の状況・必要条件
例えば実家暮らしの20代の方と、子供が2人居る40代の方。
生活の事を考えたら同じ条件は難しいですよね。
でも、上で触れた通り、その分の利益を稼げない人はそちら側の理由で難しくなります。企業側は本人の生活も判断した上で、提示できる条件で長期的に働いてもらうのは難しいと考え、不採用にすることが多くあります。
35歳転職限界説
このような言葉があります。
そして同時に、35歳転職限界説はもう終わった~等と諸説ありますが、この年齢には意味は特にありません。上記の理由で不採用になる事が多く、大体それが35歳くらいから如実に出てくるというだけです。
厳密に言うと何歳~という物に意味はなく、大体これぐらいの時期までに、きちんと自分を求めてもらえるようなキャリアを身に着ける必要があります。
じゃあどうすればいいの?
企業側の採用の検討項目に年齢が大きく関係するからには、働く側もそれを強く意識したキャリア形成を考えなくてはいけません。
細かい話をしすぎると非常に長くなってしまうので、今回はシンプルにまとめますが
①広く求められるスキルを持つ事(ベーススキル)
②高い専門性を身に着ける事(専門スキル)
この順番を意識しましょう。
このスタンスが一番選択肢を増やし、転職含めキャリアの幅を広げていきます。
例えば、接客・営業・事務スキルは、どの企業でもある程度は求められるスキルです。
これはどこでも使えるスキルなのでベーススキルです。
しかし、このスキルだけでは具体的な業務に取組むことが出来ません。ここに、業界や職務内容等が加わって専門スキルになります。
実際の事例で考えて見ましょう。
例えば美容師。ビジネスモデル上、ファンを作り、リピート客をどれだけ生み出せるかが重要なので、髪を切る技術だけではなく、高い接客スキルも求められます。
この接客スキルは、転職をしたとしても他の接客の仕事で十分に生かすことが出来ます。だからこれはベーススキル。
しかし、髪を切る技術を活かせる企業は、同業界内にしか存在しません。だからこれは専門スキル。
これがヒントです。
もし年齢が高くなっても「専門性が高いスキルを持っていれば、そのスキルを活かせる範囲内であれば求められる人材になれる」
という事
そしてそれは同時に「その専門性が求められない領域では、ベーススキルの方”だけ”が評価される」
という事です。
これらを踏まえて、自身のキャリアを考えてみるとこうなります
14歳~20代前半
あえて14歳から書きましたが、例えば工業高校に行く子たちは、この時点ですでに専門スキルを身に着けるために動いていますよね。本来キャリアはこのくらいの年代から考え始めるべきものなのです。
しかし考えておいてほしいのは「最初に就いた仕事を一生やるわけではない」
という事です。
20代前半までであれば、ベーススキルさえしっかりしていれば、他業界への転職も十分に可能なので、仕事で成果を出すために専門スキルも重要ですが、何よりも優先してベーススキルを身に着ける事に注力しましょう。
20代後半~30代前半
そろそろ自身のキャリアの棚卸をして、次のステップを真剣に考えるべき時期です。
この年代なら、ベーススキルがしっかりとしているのであれば、まだ十分に他業界に移れる可能性があります。
とりわけ専門スキルについては、今後自身の転職をする上で最も重要な物となりますので、ここから自身の数十年先まで左右すると言って過言ではない、重要なものとなります。
今の仕事でその専門性が身に付かないと感じているのなら、この時期に真剣に転職を考えたほうが良いです。
転職の仕方に関してはまた別記事で載せますね
30代後半~
ここからは、ベーススキルを用いた転職は諦めたほうが無難です。
とはいえ、諦めろという訳ではありません。
今自分が居る業界内、もしくは会社の中でのキャリアを工夫する必要があります。
この点も非常に難しい立ち回りとなりますので、具体的な戦略についてはまた別記事で書かせていただきますね。
ちなみに、ベーススキルだけでも転職する方法は実はあります。
こちらでも触れましたが、「繋がり」の力を使う事です。
出来ればこの年齢になる前から、そしてなった後も「繋がり」を作る事を意識しましょう。
ちなみに僕も色々な人と繋がりたいと思っているので、もしご興味あったらお気軽にご連絡下さいね!
メール:sss.ya0522@gmail.com
「ブログ見たよ!」だけでも喜びます笑
大分長くなりましたが、本日は一旦ここまで。
どの年齢の方も「ベーススキル」と「専門スキル」について、定期的に棚卸をしてみてくださいね。
キャリアを考える上で絶対に作らないといけないたった1つのもの
「キャリア」というのは厄介だ。
びっくりするぐらい正解が無い。
キャリア論という考え方はいくつかあるが、それすらどれが良いのかはっきりしない。
そんなキャリアについて色々と考えていきたい。
例えば「計画された偶発性理論」という物がある。
もう名前が長くて難しいけれど、凄く簡単に言うなら
「未来の事って偶然の積み重ねが多いから、予想しようとしても無理だよね!でも、チャンスが来やすくなる方法とか、チャンスが来たら掴みやすくする方法はあるよね!」
というような感じの物です。
そして反対に、個人には適職という物があり、天職に就く事が一番大事だよね。という考え方もある。
凄く率直に、どっちやねん。と思う
なので、一つ一つ確からしい事を集めていきたいと思う。
まず予想されることとして、20歳前後で働き始めたとして、定年まで働くとしたら、60歳~80歳まで働く事になる。
健康寿命が延びたため、働く期間が延びる可能性はもしかしたらありますね。
少子高齢化もあるので、いま若い世代は長く働く可能性が高いかと思います。
ただ、ベーシックインカムの普及でそもそも誰も働かなくても生活できる世の中が生まれる可能性もあります。
変動要因としてはこの辺として、働かなくて済む未来もあるかもしれないけれど、とりあえず40年~60年くらいは働く可能性が高そうだぞ。と。
次に、世の中の変化です。
どれぐらいの周期で世の中が変動するのか。
今2020年。60年くらい遡ると1980年代。
1985年にプラザ合意が行われ、バブルが到来したのがその頃だと考えると、
バブルで働き始めた人が、今と当時比べるとどう違いますかね?というぐらいの違いですね。
ちょっとわかりにくいので、もうすこし直近のお話。
WindowsXPとかフレッツADSLが出て、パソコンが普及したのが2000年くらい。
なので、逆に言うとそれまでパソコンは一般的にはそれ程使われていなかった。
これが20年前。
iPhoneが発売したのが2008年。日本でスマホがそこから使われ始めたと考えると、
これが10年前。
20年経って、パソコンが社会にほとんどなかった所から、今の世の中スマホ普通じゃね?みたいになっている。
これ結構びっくりしました。
紙だけでどうやって仕事するんだ。。。
たった20年でこれくらい変わるというのに、変わらないお仕事ってあるだろうか?
という所を考える必要がありますね。
単純に『無い』という回答で間違いないでしょう。
総務省は世の中の49%の仕事はAIに取って代われるという話をしている。
じゃあ、どの仕事が無くなるの?とかに関しては、一旦脇に置いておきましょう。
パソコンだとかスマホだとかは、どの業界に居るとか関係なく、全員に影響する内容ですよね。という事は、仕事が増える無くなるとか関係なく、環境は絶対に変わります。
考えないといけないのは、仕事も増えたり無くなったりするし、環境も変わる。
じゃあ、どうすんの?
という問いです。
そしたら、具体的な回答は置いておいて、シンプルな回答をするなら
無くなる仕事から離れ、変動する環境に適応する。
が出来たら良いという事ですよね。
まず。
変に49%が無くなるという話題が出るから、じゃあ残る仕事は何なんだ?って考えてしまいますが、もういっそ、全部無くなるよね!って思ってしまいましょう。
直近10年で無くなるのがそれだとしても、30年40年となると、もう何%残るかわからないです。
だから、無くなる前に「気づけるか」と「動けるか」が大切です。
環境変動に関しても同様です。
世間の変化に敏感になり、世の中がどのように変わるかに気づく事。
変化に合わせて、自身のスキルやポジションを変動させる事。
これが出来たらいいですね。
とか言って、そう簡単にできたら苦労しないんですけどね。
さて、じゃあどうしましょうか。
そのために一番大切なのは、ネットワークを作る事。
自分の仕事以外の領域に対してアンテナを立てるのは、結構難しいです。
最初からその領域に詳しい知り合いを一人立てて、その人にちょこちょこ話を聞く方が、整理して理解しやすいし、深い話を聞きやすいです。
自身の過去知り合った人たちを洗い出して、改めて繋がり直すと、意外とその領域の人居たんだ。みたいな事があったりします。
また同時に、自分と全然繋がりが無い領域の人が見えたりするので、その領域の人を探して会いに行くのも良いですね。
僕自身も、社会人になって5年間くらいは、ネットワークの大切さをあまり理解していませんでした。ただ、改めて繋がりを作り始めると、自分の関わってきた狭い領域に意固地になっているなと思う事が何度かありました。
でも、他業界の人の話や、別の立場の人の話を聞いてみると、その固定概念が外れる感覚を得られたり、単純に視野が広がったりしました。
また同時に、自分の井の中の蛙感も実感して、この人と仲良くなるにはまだまだ自分のレベルが全然足りないな。と思う事も多々あり、仕事頑張ろうというモチベーションになったりもしました。
そして何よりも、30代を過ぎてからの転職は自身の繋がりを使ってのものにするのが、
最もリスクが低く、条件が良く、力を発揮する事が出来やすいです。
これに関してはいつか別の記事で書こうと思いますが、これは間違いないです。
僕は、今でも積極的に会ったことが無い人と会ったり話したいなと思っているので、もし僕にご興味持って頂けたらお気軽にご連絡下さい。
メール:sss.ya0522@gmail.com
単純に「ブログ記事読みましたー!」とかで構わないので、気軽にメッセージ貰えると嬉しいです。
LINE@の方も、基本的には自動メッセージじゃなくて、直接お返事させて頂いています。気軽にお声掛けください。
単純に僕が色々な人とお話をしたいというのもありますが笑
今までお会いした人を繋ぐ活動も積極的にやっているので、もし興味があったらそちらもご相談くださいね!