すたんどダイアリー

いわゆる日記ブログとして再開させました。どうぞよろしくお願いいたします。

3月度に読んだ本(読書メーターまとめ)

3月の読書メーター
読んだ本の数:8
読んだページ数:898
ナイス数:224

やまなしやまなし感想
【1回目】以前教科書で読んだと思うが、「自覚的に」読んだのはこれが最初のことだと思う。蟹の親子、カワセミ、魚と、固有名詞は出てこない。セリフを語るのは蟹の親子のみ。そして、「クラムボン」というのが何なのかという謎。結びは賢治らしいと思った。
読了日:03月06日 著者:宮沢 賢治


100分de災害を考える 2021年3月 (NHK100分de名著)100分de災害を考える 2021年3月 (NHK100分de名著)感想
【1回目】寺田寅彦(自然とのつながり)、柳田國男(死者とのつながり)、セネカ(時とのつながり)、池田晶子(自分とのつながり)の4人の著書を、「つながり」を共通項として取り上げていた。しかし、いかに若松さんとは言え、この4人の著書を、各25分で紹介するのはいささか無理があるように思う。放送では一か月ずつを使ってほしかった。垣間見えたのは、生命(いのち)ないし、魂の不滅であるということだろうか。
読了日:03月09日 著者:若松 英輔


心を病んだらいけないの?: うつ病社会の処方箋 (新潮選書)心を病んだらいけないの?: うつ病社会の処方箋 (新潮選書)感想
【1回目】人間教はともかく、「人間主義」の使い方を、違った文化圏(?)で生きてきた私としては、パズルのピースをはめ込むのに時間がかかった。誤読との指摘を恐れずに言えば、人間「である」ことにのみ依拠して、他者との差異を塗りつぶしてしまうのが「人間主義」ということなのであろうか? 諸賢のお教えを請いたいところである。それはともかく、書名のつけ方は、何とかならんもんだったか。
読了日:03月13日 著者:斎藤 環,與那覇 潤


鼻感想
【1回目】大きな鼻をぶら下げた高僧が抱いているコンプレックスが話題の中心となる作品。なぜか主人公が武士であって痛い目にあうというものと勘違いしていた。その僧は、鼻で悩んでいるというよりも、悩んでいるというそのこと自体が知られることを危惧していた。ある時、その鼻を普通の大きさにすることができたのだが、それでかえって人の嘲笑を誘うこととなってしまう。これならば、元のままの方がよかったと願うようになるのだが・・・。ニヤリとさせる一作。読書会に参加されている方が、自前で開催された会で採用されていたもの。
読了日:03月20日 著者:芥川 竜之介


罪の声罪の声感想
【1回目】グリコ・森永事件を丹念に取材した作品である。何を書いても「ネタバレ」になりそうなので控えたいが、犯罪が周囲の人間を巻き込んでしまうことは否定しようがない。「再会」のシーンでは、目頭が熱くなった。映画化を期に、Kindle端末で眠っていたものをほじくり返して読んだが、読んでおいてよかったのだと思う。
読了日:03月23日 著者:塩田 武士


『罪の声』試し読み小冊子『罪の声』試し読み小冊子感想
【1回目】『罪の声』本編読了後に読んだ。本編の「プロローグ」、塩田氏へのインタビュー、編集担当者からのメッセージを収めたもの。
読了日:03月23日 著者: 

 


堕落論堕落論感想
【2回目】制度や思想の「虚構」性を暴こうとしたものだろうと思う。「続~」と前後して読んだので、区別がつかなくなってしまった。
読了日:03月29日 著者:坂口 安吾

 


続堕落論続堕落論感想
【1回目】天皇制とともに、日本=農村文化という見方を徹底的に批判した。この時代に、権威としての天皇は、利用されていたものだとする論を展開するのには、困難は伴わなかったのだろうか。
読了日:03月29日 著者:坂口 安吾

読書メーター

マゼール×ベルリン・フィル ラフマニノフ/交響曲全集

 
 
著者 :
ポリドール
発売日 : 1995-07-25
全く期待していなかったのだが、特に2番はたいへん素晴らしい名演だった。マゼールベルリン・フィルって、相性いいんだな。
 
図書館に手配したものだが、何で聴く気になったのかは忘れてしまった。
ラフマニノフは、交響曲もピアノ協奏曲も第2番がよい。
マゼール盤は入手できるんだけど、¥3000台。オラモ盤かプレヴィン盤なら¥1300で買える。何を買うか迷う。
 

今日の読書ツイートから(3月29日分)

 

 

 

 

今日の読書ツイート(3月28日分)

おはようございます。

自分のツイートのうち、読書に関連するものをピックアップしました。何とか3日めです。

 

 

 

 

 

 

 

以上です。

今日の読書ツイート(3月27日分)

こんにちは。

今回も読書に関連するツイートをまとめて公開いたします。

 

 

 

 

 

 

今日の読書ツイート(3月26日分)

こんばんは。

折に触れて、読んでいる本の内容をツイートしていることがあります。それを、ブログとしてまとめてみたいと思い立ちました。ツイート貼りつけ機能を実装してくれているはてなブログさんに感謝です。

 

 

 

 

 

今日3月26日(20時現在)は以上となります。明日も続けられますように。ではまた。

 

 

塩田武士『罪の声』(ブクログレビューから)

【1回目】グリコ・森永事件を丹念に取材した作品である。何を書いても「ネタバレ」になりそうなので控えたいが、犯罪が周囲の人間を巻き込んでしまうことは否定しようがない。「再会」のシーンでは、目頭が熱くなった。映画化を期に、Kindle端末で眠っていたものをほじくり返して読んだが、読んでおいてよかったのだと思う。
 
上出のように、小栗旬(新聞記者役)と星野源テーラーの主人)の主演で映画化されたのを期に読み始めたもの。400ページを超える大作。複雑な人間関係を解きほぐすのにやや難儀したが、母子の再会シーンは涙ぐみそうになった。