トーナメント
ポーカーを初めて1ヶ月ルールや役を覚えた頃、店員からトーナメントに誘われた
ルールはリングゲームと一緒で違うのはブラインドが上昇していくこと、アンティが発生すること、持ち点がなくなったらゲーム終了となること、と簡単に説明を受けて友人と参加した
その時感じたのはリングゲームよりもテーブルの空気が緊迫していることプレイヤーの参加率が少ないこと
これが初めに感じた印象だった
この空気に釣られ自然とハンドも絞りプレーをしたのを覚えている
結果は6位と中途半端な成績
何が良くて悪いのかわからなかった
優勝した人は運がよかっただけではとも思っていた
ただリングゲームでは味わえない緊張感の中ゲームするのは楽しかった
しかしどのトーナメントに出ていいのかもわからないしそれからはしばらくリングゲームをプレーしていくこととなる
pokerとの出会い
「絶対、ハマると思うんだけどなぁ!」
友人からのこの一言からpoker人生が始った
学生時代に麻雀に明け暮れてた
そのゲーム性(スキルと運のバランス)、スリル感がとても気持ちよかった
勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。どのゲームでもそうだが、麻雀で味わうそれは格別だった
時を経て麻雀をやらなくなった
麻雀イコールギャンブルというイメージが社会人となった自分には足枷になると感じていたからだ
しかし友人はそのまま続けプロになった
プロになってからも麻雀に誘ってくれたが、当時の情熱は蘇らなかった
そんな時友人からポーカーの話を聞いた
ポーカーの中でもテキサスホールデムというゲームがあるということ
ゲーム性が麻雀によく似ていること
詳しいルールは友人もわかっていなかったが、なんとなく魅力は感じた
それで今度2人でアミューズメントカジノへ行ってみようという話になった
秋葉原にメイド喫茶とアミューズメントカジノを融合した店があると聞き、足を運んだ
そこでリングゲームをルールを教えてもらいながら初めてやった
2枚のカードでなんでチップをかけられるのかもわからず、ただただ頭を悩ませながらハンドをこなした
結局チップは全てなくなり、その日の帰りに食事をしている時にどのカードが強い、弱いやトップヒットは強い等ポーカー談義をよくした
時には朝まで
もしかすると後にも先にもこの頃が一番楽しかったのかもしれない
純粋にゲームを楽しんでた