買い替えた物とか2023
暇なのに何もしてなさすぎるので、雑に平凡な記事を書いた
Galaxy Z Fold5
9月にGalaxy Z Fold3からの買い替え、またお得だったのでドコモ版。まだあと1-2年ぐらいは使える性能ではあるが、購入プラン上の都合と、折り畳みスマホ(タブレット)は普通のスマホと違って、まだカメラ以外の進化や、重量・サイズによるバッテリー持続時間のトレードオフなど、普通のスマホではすでに解消されたような妥協が残っているので、それなりに買い替える理由はある。
とはいえ本質的な良し悪しはFold3からほとんど変わっていない。
買い替え以外の前回記事からの運用の違いとしては、iPhoneがマスク顔認証に対応した&安かったので、2022/02にiPhone 13 miniをサブ機として追加した。優位点としては小型な事とApple Payの優秀さが挙げられるが、サブ機と使い分けたほうが便利かというと微妙なところ。
Fold3比の評価
20gぐらい軽くなったのが一番良かった、 軽さ厨なので中華勢のようにまだ軽くしてほしい
OLEDの最大輝度が上がって炎天下の屋外でも使いやすくなった、けっこうな差がある
バッテリー持ちが良くなり、負荷をかけても発熱が少なくなった、Snapdragon 8 Gen2は当たり世代っぽい
閉じた状態について、厚さが薄く・ヒンジが小さく・カバー画面が少し広くなり、持ちやすさの犠牲なしに使いやすくなった
国内版でも普通にデュアルSIM・eSIM対応したので、適宜povo無制限プランを使うような運用ができる
縦に微妙に短くなったが、とくにそれが嬉しいことはないので、長くしてほしい (退化点はこれぐらいしかない)
今後としては、完全にこのぐらいのサイズの折り畳みしか買う気にならなくなったので、他メーカーも保証付きで日本市場で出してほしい。
現行Pixel Foldはほぼ同価格で(AI以外が)劣ったSoC、横長(縦短)の画面サイズが合わない、素のAndroidの折り畳み向け機能不足、などで選択肢に入らなかった。
Kensington Pro Fit Ergo TB550
Logicool MX ERGOが、表面のゴムがベタベタになってホイールクリックの反応が悪くなった状態で、騙し騙し使っていた状態から12月に買い替え。MX ERGOは機能的には今でも気に入っている製品だが、ゴムが最悪すぎるのとMicroUSBなのが欠点で、今更買い直す気にならないので、早くモデルチェンジしてほしかった。
TB550は前から目を付けていたモデルではあったが、展示機がなく相性が確認できなかったので購入に踏み切らなかった。たまたま店舗でセールで安くなっていたのでうっかり買ってみたところ、とくに問題なく良い感じだった。
感想
表面素材が普通にサラサラのプラスチックでいい
玉の滑り(静止摩擦力の低さ)はMX ERGOの玉に入れ替えたほうが優れているが、標準の玉でも油がついてくればまあよい
玉を取り出すためのボタンがある。MX ERGOのように細い穴にペンか箸を突き刺さなくてよくなったが、別に指が入る穴でもいいんじゃないという気はする
できればもう少しボタンが欲しいが、チルトホイールに割り当てたりしてカバーしている
Technics EAH-AZ80
11月にSony WF-1000XM3から買い替え。バッテリーがかなり劣化して1時間も持たない状態になっていたが、それ以外の性能にはとくに問題はなかったので、分解してバッテリーを自分で交換しようかとも考えていた。
しかし暇なときに2-5万円のノイズキャンセリング・完全無線イヤホンを色々しつこく試聴していたところ、明らかにAZ80が飛び抜けて中高音の解像感・音の分離が良くて好みであり、調べても他の欠点もほぼ無さそうなので買ってしまった。
他の最新機種との比較としては、Sony XM5は性能のバランスが取れていて音も順当に好みではあったが、音に顕著な差もないのでXM3から買い替えるぐらいならバッテリー交換するかなと思ってしまったのと、滑る素材なのは良くなかった。Bose UltraはNCは最強だけど、さすがに低音がBoseすぎて好きじゃない(スピーカーならいいと思う)。
JBL・Final・Audio-Technica・DENON・Sennheiserあたりも試したが、あまり音質に感銘は受けなかったか、騒がしい店の環境でNCに不満を感じた。
下位のTechnics製品もNC・音質共にコスパ考えると良かったが、コスパ考えたらバッテリー交換すればいいので、音が一段と良い最上位のAZ80を買った。
まともな比較は測定サイトというかRtingsを見に行ってくださいという所だが、RtingsにまだAZ80のレビューが来てない。
感想
良いものを買ったばかりなので、使いたくなって音楽聴く時間が増えてる
耳へのフィット形状がちょっと特殊らしく、初めのうちは外れそうな感覚がずっとあったが、実際には頭を振っても全然外れないので、こういう感覚のイヤホンということで慣れた
一般的な話ではあるが、耳の奥にちゃんと突っ込むことでNC性能・低音の量がまともになる傾向がより強い
ノイズキャンセリングの効きはさすがに最新のBose, Sony, Appleあたりの最高性能には匹敵していないが、数年前ならトップクラスぐらいで、音が好みのイヤホンのNC性能としては満足度は高い。効き以外の評価としては、風切り音が入ることもなく、NC特有の耳への違和感も少ない。外音取り込みもわりと自然で実用性が高い
無線の安定性、アプリの動作、タッチセンサーの誤反応、装着センサーの精度などまったく問題ない
接続時などの音声アナウンスがデフォルト日本語で、英語など他言語に変更もできる。英語でも日本語でもいいけど、日本語だとBTヘッドホンにありがちな CONNected!! みたいなうるさいアナウンスじゃないのが良い。英語にしたらわりとうるさかった。あと効果音のセンスも良いと思う
LE Audio非対応は今後を考えると数少ない欠点といえる。コーデックはAAC以上に対応していれば音質の差があまりわからず、低遅延が必要な用途にはあまりイヤホンを使わないので、まあいいかと思った
XM3のケースがあまりにもデカすぎて不便だったが、買い替えて普通のサイズになってよかった
マルチポイント対応機器は初めて使うが、完全に期待通りに機能して便利。まあそこまで絶対必須だとも感じてもいない
NCをオフにすると明らかに低音の量が増え、質も良くなるというか繋がりが良くなる感じがする。量も増えすぎるわけでもないので良い変化だと感じるが、NCでバックグラウンドノイズ消すほうが大事なので、完全に静かな環境以外では必要ならNCオンでイコライザを効かせている
このイヤーチップとの組み合わせの評判がいいので、そのうちやりたい
掃除をしたりこの記事を書きながら、5時間連続で使ってみたが、耳が痛くならなかったので、たしかに形状が優れているらしい
Alternate A2DP Driver
Windowsの標準A2DPドライバ (Bluetoothオーディオのドライバ)の代替実装というニッチな製品。主に標準で対応していないLDAC・aptX HDコーデックに対応するためのドライバとして知られている(?)が、AAC/SBCにしか対応しない機器であっても、他のメリットもある。
自分のPC環境では、標準ドライバではPCの負荷や謎の要因で音切れが発生することがあったが、このドライバを導入したところほぼ解消した。また細かいコーデックの設定を確認・変更できるので面白い。
Meta Quest 3
10月にQuest 2から買い替え。正直言うと部屋片づけたりするのが面倒であんまり使えてなかったが、このジャンルのデバイスは手元に持っておきたいし、まあ今は脳死で買い替えとくもんだろと思っている。Quest 2も発売当初から値上がりしていたのもあり、中古で入手時と遜色ない値段で売れた。それにApple Vision Proの1/7の値段だし実質タダだと思う、知らんけど。
たまに起動して結局Beat Saverをやりがち。音ゲー以外だともはやPCVRのワイヤレスプレイでいいが、ちょっと起動までの手間も増えるのでプレーが遠のくという副作用はある。
パススルー状態で、文字を読む以外の室内行動はほぼ支障なく出来た。この値段でもここまで出来るということでパススルー方式のMRに未来は感じられた。
パススルーが使えると汚部屋対応力(障害物回避力)が高まるのは地味に良いと思う。汚部屋を適当に美化して表示する機能があるとよさそう。
MR機能を除いても、ピントの合う範囲、ハンドジェスチャー操作、重量バランスによる快適性など、全体的に順当に良くなっている。このぐらいの解像度ならImmersedアプリを使ってPCモニタの代用としても実用性があるとは感じるが、まあ既に大きいモニタがある場所では被る理由はない。
Apple Music
買い替えというか乗り換えだが、YouTube Premiumのおまけに付いてくるYouTube Musicをずっと使っていて、ずっと思っていたけどやっぱり色々ゴミじゃねえか?と思って12月に乗り換えてみた。
手持ち曲をアップロードするロッカーサービスも使いたいので、そうなるとあまり選択肢がない。
YTMの悪い点を列挙していく
iPhoneアプリが頻繁に落ちるし、落ちると再生中の内容が吹っ飛ぶ (これは最近の問題で、乗り換える最後の一押しになった)
Web版で実用可能な音量調節の値がミュート+1~+2しかなく、事実上使えない
自動プレイリストにセンスが感じられない、同じ曲を無限に薦めてくるか、好みから外れたものが来ることが多い
シャッフル再生の挙動もおかしいというか、よく同じ曲が流れてくる気がする
全体的に人間が自分で使って作っていると思えず、ロボットが作ってんのかなと思っている
逆に唯一無二の良い点としては、音楽サブスク外のYouTube動画も混ぜて再生できるという機能がある。
またブランドアカウントという複数アカウントの仕組みがあり、Premium機能は共通で使えるため、まったく違うジャンルは別アカウントで聴きたいなどの使い分けに1契約で対応している。
Apple Musicに乗り換えた感想
アプリのUIセンスが全体的に良い。iOSでは最近のiOS 17.2でUIがけっこう変わったらしく、それ以前では必要なボタンが隠されていたりしてあまり良くなかったが、最新のUIでは良くなっている。Androidアプリもちゃんとしており、なんとタブレットUIにも対応している。
自動プレイリストがマシ
ストリーミングでロスレス&ハイレゾが選べるようになったので、違いはわからんけど無駄にそれにしている。ロスレスは知らんけどハイレゾと称してマスタリングがマシになってると嬉しい
AirPods Maxを使っているので空間オーディオが楽しめるが、マスタリングでちゃんと対応した曲はまだ少ない
最後に2023年にYouTube Musicが無限に薦めてきて、好きなので結局毎回聴いてた曲を貼って終わります。
music.apple.com買ったもの2021
物不足・インフレ感が高まっていた年なのでわりと買い物を積極的にした。
買ったもの
NEC UNIVERGE IX2215
自宅フレッツ光回線のルータとしてRTX1200を使っており、最高に安定はしていたが、さすがに古くて限界性能が低いのと、MAP-Eに対応してないので買い替えた。
必要なだけの性能はあるし最高に安定してるのでよい。NetMeisterというWebからファームウェア更新とか管理が色々できるサービスがなぜか保守なし・無料で使える。
ヤマハのRTX 830/1210はテレワーク需要なのか中古でも高いが、IX2215はヤフオクで1万円切るぐらいなので、家庭用無線ルータで悩むよりはこれを買ったらいいと思う。家庭用としての難点はUPnP/NAT-PMP非対応ぐらいか。
無印良品 サーキュレーター(低騒音ファン・大風量タイプ)
アイリスオーヤマの1,800円ぐらいの小型サーキュレーターを使っていたが、性能(音量に対する風量)が良いわけではないので買い替えた。自作PCのオタクなので、結局ファン径がデカいファンを低速で回すのが良いんだろということでデカいサーキュレーターを探したが、デカいモデルはあまり選択肢がなかった。アイリスオーヤマが従来モデルと同じ風量で小型化しました!などと書いており、それ回転数増えて騒音増えてるだろと突っ込みたくなった。無印のサーキュレーターがデカいモデルの中では安く、メルコエアテックのOEMということで、さすがに性能・信頼性が高いだろうということで選択した。
音量に対する風量は良く、品質も高く完全に満足しているが、唯一の弱点としては風量調整が3段階しかないことが挙げられる。弱は事実上無音なので何も考えずにオンにできて良いが、中にするとまあ明らかに知覚はできるという音量なので、弱と中の間も欲しかった。とはいえ中/強であっても、騒音の質としては一定の低音であるため、他の家電のファン音と比べるとかなり心理的な静音性は高い。
スイッチが物理なので基本的には直接操作する必要があるが、風量調節をしないのであればスマートプラグと組み合わせがしやすいとも言える。
Panasonic NA-VX800B
使っていた縦型がまだ壊れてはなかったが、予防的にドラム式洗濯機に買い替えた。まともに使える乾燥機能があるのは完全に便利。
温水洗浄機能が欲しいので高いフラグシップモデルになってしまった。本質的には電熱でお湯沸かすだけなんだから、ミドルレンジモデルにも付けてほしい。冬場に役立つ15℃の洗浄は常に設定し、40℃の温水洗浄はたまに使う感じ。
洗剤自動投入機能は別にいらないと思いきやけっこう便利だった。
2020年モデルを4月頃に購入したが、ほぼ同じ中身のマイナーチェンジが数年続いていたので、今年あたりに大型モデルチェンジが来るのではとも思い悩んでいたが本当に来てしまった。しかしモデルチェンジ後はパナソニックが価格を完全に指定する仕組みとなったようで、値引きがされなくなってしまったので、結果的にはわりと正解だった(と思おう)。
購入後の6月にパナソニックの工場が燃えて洗濯機の供給が滞るというニュースもあり、2021年は買えるうちに物を買おうという意識が高まった。
不満としては、予約で設定可能な時間が、設定したコースによるが最短7時間後などになる。洗濯物の量が多く乾きにくい場合を想定して長くしているのは理解できるが、しかし不満である。
色々調べて考えたこと
- 乾燥方式はヒートポンプが明らかに優秀
- 日立はヒートポンプを採用せず、また温水洗浄も中途半端なので完全に候補から外れた
- シャープの高額家電をあまり信用しておらず、また扉が巨大で邪魔そうで、とくに良さそうな点もなさそうなので外れた
- 東芝とパナソニックが残り、この2社は機能的にはほぼ同じで東芝のほうが安いが、パナソニックのほうはヒートポンプの位置が本体上部にありメンテナンスがしやすい(乾燥経路が明らかに短いため埃が自分で取れる、自分でフィンの掃除は容易・分解すればユニットの交換も可能)こと、パナソニックのほうが乾燥時間が明らかに短く予定通りに終わるというレビューがあったことで、パナソニックに決まった
- 未だ故障率が高いらしく、最も保証が重要な家電のようなので、保証が充実した実店舗で買った
低温調理の棒
よくある低温調理の棒がAmazonで処分価格1500円だったので買ってみた。普通に使えて便利。調理容器としてはダイソーで丁度いいゴミ箱を買った。
(商品ページはもうない)
AirPods Max
自分がPCはWindows、スマホはAndroid(古いiPhone 7は持ってる)、タブレットだけはiPad Pro 10.5 (ただし12月に売ってしまった)という布陣なのに、定価6.7万円でAppleファン向け製品とみなされがちなAirPods Maxを買った。
選んだ理由としては、高性能ノイズキャンセリング・Bluetooth対応で、メッシュ/ファブリック素材のヘッドホンがこれしか存在しないため。ノイズキャンセリングを諦めたとしても、ほとんどの製品は革素材のためごくわずかな製品しか残っていない。
購入時(7月)には現金問屋みたいな店の価格が5万円ぐらいに下がっており、楽天の還元を入れて実質4.2万円程度で購入できた。加えてAppleCareに加入した。AirPods向けApple Careは全モデル同価格なので相対的にお得(?)
使った結果、ノイズキャンセリングと外音取り込みは最高。音質は良いけど定価6.7万と言われると難しい。他社ヘッドホンでよくあるタッチ操作は使いにくくて嫌いなので、Digital Crownは完全に便利、音量調整が気持ち良い。
設定はiPhone/iPadでする必要はあるが、一度ボタンの設定などをしてしまえば、あとはWindows/Androidメインでもほぼ支障はない。バッテリーの残量表示がBluetooth標準のプロトコルではないらしくWindowsでは表示できないため、MagicPodsというアプリを入れて表示している。
重さが384gもあるのは欠点で、これが一番の懸念であったが、ヘッドバンドのメッシュ素材のおかげもあってか、装着感はなかなかよい。首への負担は重量分はあるはずだがそこまで差はない。側圧は広げたら和らいだ。
ステレオミニ接続のために4,000円の専用ケーブルが必要なことはまあ許すとして、そのケーブルがあまりにも細い。そのうちうっかり千切ると思う。まともなケーブルを売ってくれ。
購入時に何も考えずシルバーを選んでしまい、メッシュ/ファブリック素材が白であることの意味を忘れていた。そのため半年でイヤーパッドの黄ばみが見えてきたが、誰かに見せるものでもないのでまあいい、そのうち洗おう。破けたりしたらイヤーパッドだけ別の色に交換もできる。
報告されていた結露問題を懸念していたが、今のところ発生していない。外に持ち出さなければ関係ないか。
あまりにもひどくて今まで存在を忘れていたが、付属品のSmart Caseはあまりにもひどい。信者寄りのレビューを見ても誰も褒めてない。自宅でしか使わないので自分は気にしてない。
GeForce RTX 3060Ti (LHR)
RTX 3000番台が昨年末出たときには国内ご祝儀価格が終わったら買うか~と思っていたが、マイニングブームで大暴騰して、完全に買い替えるタイミングを失っていた。
9月末に新店舗オープンに伴うセールがあり、非LHRだったらおいしいなと思いセール品に応募してみたら当選した。実物を見てみたらLHR版だったが、まあこのタイミング逃したらあと2年は買い替えできないと思って買った。購入金額は63,000円ぐらいで当時のネット最安値より12,000円ぐらいは安く、割高感が非常に強い中で買う理由ができてよかった。
適当に積んでたゲームをやっているが、レイトレーシングは特に活用していない。
Galaxy Z Fold3
ポケットに入る折り畳みタブレットという最高のジャンルの製品を買った。完全に年間ベストバイでもう普通の大きめのスマホに戻る気がない。詳細はこの前に書いた記事を読んでほしい。
この記事を書いた後にOPPO Find Nが中国で登場した。このジャンルへの新規参入は良いニュースであり、色々な人向けのデバイスが出るのは喜ばしい。
個人的な感想としては、縦が短いことや閉じたときの横が少し長いこと等にはネガティブで、Fold3の外寸・ディスプレイのアスペクト比のほうが明らかにいいと思っている。画面折り目が見えにくいらしいのはうらやましい。折ったときの隙間がないことのメリットはよく分からないがやたらとアピールされている。
今のところ中国以外での販売予定は見当たらないが、なぜか各国のレビュアーに中国版を配ってたので、ちゃんと中国以外でも売ってほしい。
象印 EE-RM50
例の象印の加湿器。電気ポットを加湿器にしたというだけという説明通りに機能する*1。ポットにしては新品価格が高いので、夏に旧モデルを中古で買った。
わりと象印信者なので、象印製品が存在するジャンルは基本的に象印を買うことにしている。前回はこの掟に逆らって山善の加湿器を買ったところ色々と駄目で、やはり象印を信仰しなければいけないなと改心した。基本的にブランドの信仰というものはしていないが、象印だけは信用している。
電気代については、スチーム式加湿器は基本的には不利ではあるが、実際には表示されている電気使用量で比較したよりは若干マシである。なぜなら加湿器を利用するのは冬に暖房をつけた部屋であり、気化式等の他の方法の場合は気化熱によって気温が下がる事、逆にスチーム式で発生する粗熱は暖房になるため*2。ほとんどの比較ではこれが考慮されていないが、この記事はちゃんと比較されていて良かった。ただ1日1Lだとこの記事の人のいい家ならともかく、自分の部屋だと全然足りてないので、そんなに差額は低くなさそう。
Dreame Z10 Pro
Xiaomi系ブランドのロボット掃除機。ボケンミホドボが販売するコデマクロシのカヒシオから買い替えた。
フラグシップモデルとして、自動ゴミ捨て/LiDARマッピング/ToFオブジェクト回避/水量可変モップ等の一通りの機能を備えているにもかかわらず、セールで47,000円という価格で販売されていた。競合他社のほぼ同等製品と比べると、セール時でもECOVACS N8 Pro+は7万円、ルンバi7(水拭き/ToFはない)は11万円程度はするので明らかに安いが、5chのロボット掃除機スレぐらいでしか話題になってない。
ECOVACSはインフルエンサーに大量に製品を配って動画・記事を出させていたり、ルンバは家電量販店に大量にコーナーや店員を設置しているのを見ると、Xiaomi系ブランド*3の製品が販路をAmazonに限定してここまで安くできるのは納得感はある。
家に置いて使ってみても、何も問題はなく運用できている。埃が舞う可能性があるゴミ捨てがとにかく嫌なので、ステーションの紙パックにゴミを吸ってくれるのは完全に便利。コードを隠したりしなくても勝手に避けてくれるので、タイマーで掃除を設定しておけば、ロボット掃除機に最適化する気があまりない部屋でも本当に全自動で掃除ができる。
中華製品ではあるが有象無象のアプリではなくMi Homeアプリで操作できるのは良い。
難点としては現時点消耗品がAmazon.co.jpで売られておらず、AliExpressから買う必要があるが、海外通販おじにとっては難点ではない。
来年ほしい物
4K/120Hz+のモニター
同じモニターを5年/9年ぐらい使ってるのでそろそろ買い替えたい。
今のところ本命はASUS PG32UQだが、割高だし在庫はないので躊躇している。
5K2Kモニタ(Dell U4021QW)の120Hz版が出れば理想だが、出そうな気配はない。
何らかのApple Silicon Mac
RAM32GB以上の何かを買いたい。Air 16GBをスワップさせながら使うのもそれはそれでいい気はする。
iPad
性能的にそろそろ寿命だろうとPro 10.5を売ってしまったので、適当に買い替えたいが、120Hzを求めるとProになるので価格が高くて困る。リセールバリューが高いので中古も高くて良し悪し。Fold3があるので買うなら12.9インチかなと思っている。
Meta Project Cambria
何が出るのか知らんけど、$499ならとりあえずQuest 2から買い替えると思う。
11axのアクセスポイント
Tagged VLAN対応で高くないやつが出ない。
Galaxy Z Fold3 2か月使ったレビュー
Galaxy Z Fold3 を予約して発売日(2021/10/6)から使っている。これだけスマホの買い替えで進化するのは久々だし、定価237,600円もするのでレビュー記事でも書くかという所で書いているがやたらと長くなった。メインのスマホ・タブレットとして運用している。
これは何か
折り畳めることによって、スマホのように常にポケットに入れて携帯できる8インチ級タブレット。外側にも画面があるのでスマホも兼ねている。画面サイズは基本的にはiPad mini 2021より若干縦が小さいぐらいのサイズと考えてよい。ペン手書き機能もあるらしい。
高くない?
高いので気絶して買った。とはいえ使用時間が長くなることもあり、最近のカメラ以外あんまり進化のない普通のフラグシップスマホに高い金出すよりは価値があると思っている。
スマホと8インチタブレットを別で買ったほうが安いというのは全く違う話で、後述する。
国内版高くない?
高い。韓国版の輸入であれば17万円弱で購入できるが、国内キャリア版を買った理由としては、折り畳み画面などの決して枯れてはいない部品・機構を採用したスマホを、保険なしで買う勇気はなかったという点が大きい。キャリア以外の補償プログラムも最近はあるが、技適なし輸入端末では恐らく受けられないだろう。
ドコモの場合は月1,100円で自損対応・良品即先出しのケータイ補償サービスに加入できるので、加入することで気兼ねなく濡れた手で触ったり、ケースを付けずに使ったりすることができる。おまけに電池交換が割安になる、必然的に普通のスマホよりも使用時間が長くなるデバイスであり、かつ1年ごとに買い換えるのも厳しい金額なので、電池交換については少し考えておく価値があるかもしれない。
また購入時に2年後の買取残価を設定するいつでもカエドキプログラムが存在するため、実質142,560円で2年間レンタルすることができる。auにも同様のプログラムが存在するが条件が悪い。2年後には買い換えるつもりで買ったので、ちゃんと国内でも2年後に後継機が出るぐらいには売れてほしい。
この他の国内キャリア版の擁護としては、5Gミリ波対応(多分アメリカと日本版だけ、別にいらない)と、Felica対応(1台持ちなら重要)と、買ったときは実施していた購入者プレゼント(Galaxy Buds ProとFlip Cover with Pen、買うと2.8万円ぐらい)があるが、とはいえやや高いと思う。今やSamsungは唯一日本でキャリア販路のみで販売するメーカーとなったが、SIMフリー市場への参入はしないのだろうか。
折り畳みタブレット(スマホ)の何が良いのか
タブレットサイズの画面を常にポケットに入れて持ち運んで使えること。スマホも兼ねているので、スマホで進めていた状態を転送する必要がないこと。
Galaxy Zシリーズ兄弟機ではあるもののFlip3の魅力は自分には分からない。機構が同じというだけで、完全に別物として扱うべきだと思う。
画面サイズ
現代の人類の多くは常にスマートフォンを持ち運び日常的に利用していると思われるが、スマホの永遠の課題としては画面サイズ、主に横幅の制約がある。
スマホは近年でもスペック上では大画面化してタブレットに近づいているように見えるが、スペック上の画面サイズというのは対角線のインチ数で示されるものであり、画面が縦長化することで、実際の増えた体積以上にスペックが良く見えるようになっている。また実際に多くの用途で重要となるのは、画面比率が16:9以上であれば横幅であることが多い。
自分がなぜ画面サイズを重視するのかというと、何かを読むときの思考能力は、ある程度画面サイズ(主に横幅)に比例するという体感があるため。スマホで何かを読むと考えが短絡的になりやすい気がする。あらゆる物は基本的になるべく大きな画面(といってもシングルタスクなら縦横25cmぐらいあれば十分)で読みたい。
各種デバイスの画面サイズを縦横のmmで比較する。古いものは特記する価値がありそうなもの。
名称 | インチ数 | 縦mm | 横mm | 面積mm2 | 重量g |
---|---|---|---|---|---|
Galaxy Z Fold3 (メイン画面) | 7.6 | 150.7 | 115.7 | 17436 | 272 |
iPhone 13 Pro Max | 6.7 | 154.5 | 71.4 | 11031 | 238 |
iPhone 13 | 6.1 | 140.6 | 65.0 | 9141 | 173 |
Pixel 6 Pro | 6.7 | 154.52 | 71.3 | 11017 | 210 |
Galaxy S21 Ultra | 6.8 | 157.5 | 70.9 | 11167 | 228 |
Galaxy Note 20 Ultra | 6.9 | 158.8 | 74 | 11751 | 208 |
iPad mini 2019 Wi-Fi | 7.9 | 160.5 | 120.3 | 19308 | 301 |
iPad mini 2021 Wi-Fi | 8.3 | 176.2 | 115.7 | 20386 | 293 |
Xperia Z Ultra (2013)/Mi Max (2016) | 6.44 | 142.6 | 80.2 | 11437 | 212/203 |
Mate 20X (2019) | 7.2 | 164.8 | 79.3 | 13069 | 232 |
Nexus 7 (2013) | 7.02 | 155.4 | 87.4 | 13582 | 290 |
AQUOS PAD SH-05G (2015) | 7.0 | 150.8 | 94.2 | 14205 | 216 |
巨大Phablet界の最近の動向としては、いわゆるズルトラ級の横幅80mm前後のスマホは、2019年のMate 20Xをほぼ最後に後継機種が途絶えている。
なぜ普通のスマホの横幅があまり大きくならず縦だけ長くなるのかというと、横幅を伸ばすと片手で持ちにくく、ポケットに入れて携帯しにくくなるためだろう。
この問題の解決策としては、将来的にはxR技術によるスマホ以外のディスプレイも巻き込んだ根本的な解決が期待されるが、今のところはフレキシブルOLEDを用いた折り畳みスマホや伸縮するスマホが唯一の解決策とみられる。
スマホとタブレットを兼ねていること
この端末は変形によってスマホにもタブレットにもなる。スマホとタブレットを別々に持つ事との大きな違いは、スイッチングコストが限りなく低いことである。
例えば、スマホで開いたWeb記事を読み進めるときに、余程長い記事でもない限り、2台持ちの場合はわざわざタブレットを取り出し、なおかつリンクをスマホからタブレットに転送してまで、デバイスを切り替えるという気にはなりにくい。iPhone/iPad間のHandoffぐらいなら手間は少ないものの、スクロール位置まで同期はしてくれないし、持ち替える手間は残る。Webブラウザ以外のアプリによっては対応していない場合もある。そもそもその場にタブレットがない場合も多い。可変レイアウトのWebならまだよいが、固定レイアウトのPDFファイル等の場合は明らかにタブレットで読みたい。
折り畳みスマホ/タブレットの場合、開くだけで大きい画面でWebを読み続けることができる。他のアプリでも同様。…と言いたいところだが、ここでAndroidタブレットのつらみが出てくる場合がある。後述する。
向かない人
タブレット/大きい画面をとくに使いたくない人にはあまり必要ないと思う。
スマホとしては重くて高いし、外側のカバーディスプレイは比較的小さいので、開いた状態のメインディスプレイをよく使う人向けの物だと思っているが、案外カバーディスプレイを主に活用している人も居るらしい。
値段だけで躊躇しているなら、無理がなければ買ったほうがいい。
耐久性の不安
耐久性の不安はもちろんあったので、海外レビューを色々参考にした。
この辺りの動画を見るとかなり頑丈そうで、自分で使っている感想としても、ヒンジは強固だし画面もフレキシブルOLEDとは思えないほど硬いので、もはや何も気にせず普通に扱っている。しかし突然折り目部分が表示されなくなったりする事例はtwitterやredditで十数件見られたので、普通のスマホほど枯れてもなさそうで、やはり補償は欲しい。
良いところ(主に)
画面
散々画面サイズの話はしたが、ここでは2か月使った感想の話をする。
基本的には、アプリのレイアウトがスマホ向けで微妙な場合以外は最高である。微妙な場合は後述する。
Web閲覧は完全に快適。スマホ向けページの場合は表示要素が大きすぎる場合はあり、そのようなサイトはPCサイト表示にすればよい。
リフロー型電子書籍は快適に読める。それはそう。
漫画を単ページで読む用途には、Fold3メイン画面のサイズは本当に最適な大きさ・アスペクト比である。横持ちで見開きで読むこともできるがやや小さい。見開きより単ページ派なので、このサイズは本当に良い。
固定レイアウト型書籍はサイズにもよるがまあ読める。雑誌サイズになると、拡大なしで読めなくはないが積極的に読みたくはない。横持ちで幅に合わせて拡大して、スクロールしながら読むならまあいい。
16:9の動画を見る場合、縦持ちでは当然かなりの領域が余るが、マルチタスクで別アプリを使えるぐらいの領域が余るので、この使い方はなかなかよい。横持ちでも画面比率が正方形に近いので領域がそこそこ余るが、これはマルチタスクには使いにくい。メイン画面はもう少し縦長になると両方で嬉しい気はする。
マルチタスクはスマホでは実装されていてもほとんど使わなかったが、この画面サイズだとたまに便利。 上の動画再生や普通にWebとSNSを同時に開くような利用のほか、 ツルハドラッグと楽天ポイントとLINE(クーポン)とPayPayアプリをまとめて開くようなひどい活用をしている。レジで1画面で全部出せるので会計中に焦る必要がなく便利だが、完全に気持ち悪いオタク。
ストリートビューが妙に快適なサイズ。
画面サイズ以外の話としては、OLEDの画質が本当に良い。
今までもSamsungとSharp製OLEDのスマホは使っていたものの、とくに画質に感銘を受けることはなく、別にLCDでもどうでもいいと思っていた (OLEDのほうが軽いのはいいが)。所詮スマホサイズの画面であり、いくら綺麗でも小さいし、スマホは屋外などの悪い環境でも使うものなので画質はあまり気にしていなかった。太陽の照る屋外メインの場合は、焼き付きを気にせず輝度を上げられるLCDのメリットもあると思う。
Fold3の場合は単なるスマホよりもコンテンツ鑑賞に使う頻度が大幅に増える画面サイズであり、OLEDの評価を見直す機会となった。OLEDのタブレットやディスプレイも少し欲しくなってくるが、スマホより買い替え頻度が低いので焼き付きがまだ厳しそう。
今時当たり前のスペックであるが、120Hz駆動は良い。よく勘違いされているが、高リフレッシュレートはゲームや動画視聴のための性能ではまったくなく、スクロールしながら文字を読むという、スマホで多用されるユースケースに対応した性能である。ここを勘違いしないでほしい。
完成度
Foldシリーズの3作目なので、折り畳みというシステムのために必要となる、SasmsungによるOSのカスタマイズも成熟してきている。とはいえまだソフトウェアは道半ばではある。
ハードウェアとしては、Samsung DisplayはフレキシブルOLEDのサプライヤーであり安心感はある。防水対応も良い。ヒンジが任意の角度で固定できるのも、地味に持ちやすさや多様な使い方に貢献している。分解動画でヒンジの完成度を見て、これは金かかってるわと思った。
カスタマイズ性
SafetyNet等様々な情勢により、もはやAndroidスマホのroot権限を取ったりして使う時代でもないと思っているので、必要なときにカスタマイズが可能であるとよい。標準でもそれなりに変更できるが、Samsung純正のOne Hand Operation +やGoodLock系アプリを導入するとさらにカスタマイズが可能。One Hand Operation +は片手での使い勝手が飛躍的に向上するので、絶対に入れたほうがよい。
指紋センサー
Fold3の生体認証は、側面の電源ボタン兼指紋センサーという構成である。(加えてAndroid標準機能として安全性の低い顔認証はある)
とにかく認証通過率が良くすばらしい。Fold3の良い所として画面の次に挙げたいぐらい良い。側面指紋センサーにはいい印象がなかったが、Fold3の反応の素早さは今まで経験したあらゆる指紋センサーの中で最も早く、乾燥した手でも水を軽く拭いた手でも反応する。
まあ生体認証の常として、false positiveが多いかどうかは専門家が攻撃しないとわからないので、単にザルで早いという事でも素人には分からないが。
画面内ではない独立指紋センサーの良いところとして、取り出して顔の前に持ってくる間にロックが解除できるという快適さがあるが、この機種は設定でボタンを押さなくても指紋センサーに触れるだけでロック解除という設定が可能のため、本当にほぼ取り出すだけでロック解除ができる。
スマホ同期
Windowsのスマホ同期という、あまり知られていないAndroidスマホと連携ができる機能がある。
Galaxyの場合は通常の機能に加えて、さらにスマホ上のアプリをPC画面で操作できるという機能がある。PCで利用できないサービスのAndroidアプリがある場合などになかなか便利。ただし遅延は感じる。
S Pen対応?
Fold3から対応したペン対応は完成度が高いらしいが、自分は(日本語の)手書きがわりと嫌いで絵も下手すぎるので、Galaxy Note 8を持っていたころもほとんどペンを使っていなかった経験があり、キャンペーンで貰ったFlip cover with Penは一度も使わず売ったので日常利用は評価できない。店の展示機は触ったけど普通によかったと思う。個人的にはデジタイザなくして本体軽くしてほしい。
バッテリーの保護
Galaxy Z Fold3/Flip3より、「バッテリーを保護」という名前で最大充電量を85%に制限する設定が実装されている。このおかげで、バッテリーの劣化を気にせずずっとケーブルを繋いだままにできる。普通の日は85%制限で十分なので有効にして、たまに使いそうな日だけ解除して100%充電するような運用をしているが、設定が奥深くの画面にあり面倒なので、クイック設定やBixby Routineに対応してほしい。
前書いた関連記事 sudoovi.hatenablog.com
フラッシュライト
電源ボタンをダブルクリックしたときの操作に設定できるフラッシュライト機能が、常に反応が早くて安定しており信頼性が高い。輝度も明るくて便利。
折り畳みでヒンジが任意の角度で固定できることの思わぬメリットとして、任意の角度で設置ができるフラッシュライトとなるので、意外と役に立つ。
カメラ
カメラは画質を気にする用途でろくに使わないので、一定以上良ければ言うことはない。フラッシュライトと同様に任意の角度で設置ができるのが稀に便利。
改善してほしいこと・今後望むこと
表面素材の改善
背面素材がとにかく滑る。粘着にも向かない素材なのでリング等もつけにくい。重い端末なので見た目の高級感だけではなく使い勝手も考えてほしいが、AliExpressで買った適当な保護フィルムを貼ってみたらどちらも改善したのでまあよい。ケース付けるなら関係ない。
ヒンジ部分以外の側面素材もわりと滑る。普通のスマホやタブレットなら気にしない程度だが、Foldは開くために側面を掴んで開く必要があるため、滑らない素材にしてほしい。余っていた保護フィルムを適当に貼ってみたものの改善されず、なんとかしたい。ケース付けるなら関係ない。
メイン画面の反射
メイン画面には標準で保護フィルムが貼られており、なおかつこの保護フィルムは保証上は剥がしてはいけないことになっている。それはまあよい。ディスプレイ本体なのかフィルムのせいなのか分からないが、明るい場所で黒めの画面を表示していると、顔などが鮮明に反射して良くない。最高の表示品質のためにはアンチグレア加工が望ましくないことは理解できるが、それでもオプションがほしい。
AliExpressで適当に買った反射防止フィルムを元のフィルムの上に貼ったところ、反射はなくなり副作用のギラつきも少なかったのでまあ良いが、サムスン純正でやるならもっと高品質なものが出来ると信じている。
折り目
表示している内容や見る角度にもよるが、メイン画面の折り目はまだたまに気にはなるので改善されるとよい。とはいえ折り畳めることによるメリットがあまりにも大きいので、折り畳みの弱点として挙げるような事ではない。Mate X2のほうはこれよりも折り目が目立たないようなので、まだ改善はできそう。
廉価版
個人的にはS Penなし、程々のカメラ、程々のSoC、等で安いモデルが出たらいい。恐らく次モデルではカメラが他のフラグシップに見劣りしないように相当強化されるだろうが、全く求めていないので、それでコストが上がったりカメラバンプがさらに邪魔になることがないとよい。折り畳みタブレットというカテゴリの振興のためにも廉価版は必須なので頑張ってほしい。
メイン画面の縦幅の大型化
メイン画面で縦向きで固定レイアウトのファイルを読む場合や、横持ちで動画を見る場合は縦幅が制約となる場合が多いので、もう少し縦に長いと嬉しいような気はする。その場合でも、カバーディスプレイは操作しにくくなるので縦長化せずに単に額縁にしてほしい。ポケットからのはみ出しを考えると縦を大きく伸ばすのは厳しそうだが、Note 20 UltraはFold3より7mm長いので、あと少し伸ばすことはできそう。
さらなる急速充電への対応
PD PPSによる25W急速充電に対応しているが、タブレットとスマホを兼ねている関係上どうしても使用時間は長くなり電池が減るため、0-70%までの対応等でもよいので45W等のさらに高出力の急速充電に対応してほしい。ここは他社のスマホに普通に負けているので弱い所。
デュアルSIM/eSIM対応・バンド対応
docomo/au版はデュアルSIM/eSIM対応と他社バンド対応がわざわざ削除されている。高額出させておいて余計なことをしないでほしい。対応してたら海外旅行で最高に便利そうな端末だけど、まあいつ行けるんでしょうね。
メイン画面内カメラの位置
メイン画面内カメラは概ね気にならず良いが、コンテンツに被っている場合は完全に気にならないというほどでもないので、今の位置ではなく、横持ちで16:9の動画を再生させてる時に動画の領域に被らないぐらいの位置にあったほうがよいと思う。ある意味で全てのカメラがインカメラといえる端末なので、画面内カメラの画質に文句が出るのはよくわからない。
軽量化
Fold3の重量(272g)はスマホとしては重いものの、7-8インチ級タブレットとしては軽いという微妙な立ち位置にある。自分はスマホ・タブレットの重量を非常に重視する派であり、近頃の大して大きくないのに重量が200gを超えるスマホばかりの市場にはうんざりしているが、可能な限りタブレットを常に使いたい派でもあり、Fold3は基本タブレットを常に使っているという意識なのでこの重さを許容している。折り畳んだ状態では明らかに重いスマホと感じるが、開いた状態では片手でも比較的軽いタブレットであると感じる。持ち方の違いが大きい。
とはいえ日常的に片手で使ったりポケットに入れるデバイスとしては絶対的に重いので、どんどん軽くしてほしい。重量インパクトのありそうな機能としては、個人的にはS PenとQiが不要なので、これらをなくしたモデルがあるとうれしい。表面素材も高級感とかいらないから樹脂で軽くしてほしい。
Androidアプリのタブレット対応
Androidタブレットという市場はここ数年荒野であった。よってタブレット対応があまり優れていないアプリが、大手アプリでもそれなりにある。具体的にはこのように、単に横幅にフィットするように設計されたレイアウトの場合、画像がやたらと拡大されることになる。メディア一覧を見ているならまあいいが、普通の文字のみの投稿とメディア投稿が混じっているとバランスが悪い。
画面幅まで拡大しないような設定も可能ではあるが、もったいないので、どうしても嫌な場合はマルチタスクで分割にして幅を縮小している。
アプリによっては、起動中のレイアウト変更に対応しておらず、メイン画面で起動していた場合は、閉じてカバー画面で表示しようとするとアプリの再起動が必要になったり、逆の場合は再起動しないとレイアウトが変わらずに余白が表示されたりする。
電子書籍アプリ(これはkobo)は実際にはメイン画面でしかほぼ使わないのでまあよいが、ショッピングサイトのアプリなどもそのような物があり、再起動すると状態が飛ぶので面倒。
ゲームはマイノリティ画角の辛さが露骨に出てくる。この記事が詳しい。というかこのブログが全体的に詳しい。 【解説】Galaxy Z Fold3 ゲームのアスペクト比問題の解決法 - Curiositas
今後望まないこと
たまに望まれているのを見るが、自分は望まないこと。
カバー画面の横幅の大型化
厚みがあるのであまり横幅を大きくされると握りにくく・片手で操作しにくくなる。大画面が欲しければ開けばいいので、カバー画面が今以上に大型化する必要性は感じていない。部分的にはフリック入力のおかげではあると思う。薄くしたりヒンジを小型化できるのであれば、その分画面の横幅を少し広げるのは許容できる。
メイン画面の横幅の大型化
縦持ちで少し折った状態だと文庫本と同じような持ち心地になるので、漫画を見開きで読みたいという要求がたまに見られるが、今のコンセプトで漫画が縦持ちで快適に読めるまで大きくするのは無理がある。Surface Duoのフォームファクターで切れ目のない折り畳みディスプレイという製品もあると良さそうだが、別コンセプトになるのでFoldシリーズ後継機ではやらないでほしい。
バッテリーの増量
画面が大きい以上どう考えても電池持ちは良くはないので、バッテリー増量を求める意見もわかるが、個人的には重量のほうを重視してほしい。もちろん体積・重量を増やさず容量を増やす電池技術の進化には期待している(やりすぎて燃えないように)。電池持ちが足りないユースケースをカバーするためには、前述の急速充電の強化が行われてほしい。電池容量重視で画面の大きい別シリーズの機種もあっていいと思う。
また電力効率に優れたTSMC fabのSnapdragon 888後継チップが出て使われてほしいが、残念ながら次期Snapdragon 8 Gen 1もSamsung fabという発表があった。MediaTek Dimensity 9000搭載ハイエンドに期待したい。
その他
ケース
スマホを買うと同時にAliExpressで激安ケースを適当に買ってみる癖があるので、今回もそのようにした。普通の樹脂の軽いケース、スタンド付きケース、リング付きケースなどをいくつか購入した。自分がケースに求める効能は以下が挙げられる。
- 衝撃からの保護
- 背面・側面の滑りにくさ
- リング類による片手での持ちやすさ
- 邪魔なカメラバンプを隠す
主にリング付きケースをつけて運用していたが、ケースがあることによる幅と重量の増加と、カバー画面の端の操作しにくさが気になったので、現在は背面が滑りにくくなるように保護シートと、持ちやすいようにリングだけ付けて裸で運用している。ケータイ補償という最強の(金銭的)保護もあるので。カメラバンプは妥協する。
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リングをつけることで、開いた状態でも問題なく安定して片手で操作ができている。Webや電子書籍を読むぶんには限定された領域がタッチできれば十分なので、問題なく片手で読むことができる。
操作カスタマイズ
重要なカスタマイズとして、ナビゲーションバーのカスタマイズがある。標準ではボタン・スワイプジェスチャーのいずれかが選択できるものの、両方メイン画面・カバー画面で良し悪しがある。ボタンのデメリットとしては、画面下の領域を占有すること、メイン画面の場合は常に片手で届きやすい位置ではないことが挙げられる。スワイプジェスチャーのデメリットとしては、アプリの左端からのジェスチャー操作(ハンバーガーメニューを開く)を潰してしまうこと、メイン画面の場合は戻る操作は良いがタスク切替が片手で行いにくいことが挙げられる。ここでは両者の良いところ取りをする設定を紹介する。
まず、ナビゲーションバーはボタンに設定する。そしてOne Hand Operation+を導入すると、ボタンモードであっても端からのスワイプジェスチャーを設定できる。左右端やスワイプの方向ごとに別の操作を割当できる。反応する範囲を限定することもできるので、左端の範囲を限定することで、前述の左端からのアプリのジェスチャー操作と競合しない領域を設定できる。
さらに、NavStarを導入する。これはナビゲーションバーのカスタマイズが可能になるアプリで、ナビゲーションバーの左にナビゲーションバーの表示有無を切り替えるボタンを追加できる。ナビゲーションバーを完全に隠すことができるので、スワイプジェスチャーの場合よりも縦領域を長く使うことができる。また、メイン画面のナビゲーションバーの空き領域にタスク一覧を表示できる。
ソフトウェアキーボード
折り畳み2画面スマホの特殊な点としては、メイン画面とカバー画面で、明らかに求める文字入力UIのサイズ等が異なることである。使い分けができる必要がある。
デフォルトのSamsungキーボードは使い分けに完全に対応している。これで良いと思っていたが、想像以上に変換の頭が悪いのと、同じ画面の英語入力でフリックとQwertyを両方利用できないのが微妙で諦めた。
結局Gboardを使っている。2画面対応があるわけではないが、メイン画面では片手ならフローティングで主にフリック、両手なら普通のQwerty、カバー画面は普通のフリックで使っている。フローティングをワンボタンで切替できるのでまあよい。
Pixel Foldが出ることで、Googleアプリやその他アプリの折り畳み2画面対応が進むことが期待されるので、諦めずに出してほしい。
ブラウザ
ブラウザは普通にChromeを使おうと思っていたが、タブレットUIになるとタブのグリッド表示ができず、PCのようなタブバー表示のみとなるのが案外不便で、Samsung Browserを使うことにした。こちらはグリッド表示とタブバー表示が両立できる。またコンテンツブロッカーの拡張機能に対応しているのが良い。
2台持ち
買う前はさすがに重いしサブ機と2台持ちしようかな、組み合わせるならiOSがいいのでiPhone 13 miniに指紋認証がついたらいいな等と考えていたが、公衆衛生的に残念なモデルしか出なかったので結局買えなかった。他に組み合わせたい端末も思いつかないので結局ほぼ1台で運用している。結局可能な限りメイン画面を使いたくなるので、購入前に思っていたほどはサブ機が欲しくはなってはいない。スマートウォッチで補完したほうがいいかもしれない。
まとめ
カメラ以外のスマホの進化が停滞する中、この便利なカテゴリと完成度の高い端末が誕生したことに概ね満足しているが、これからの進化にも期待している。
利用者が増えることでアプリ等の対応が進んでほしい。皆も一度値段は見ずに店で触ってみてほしい。
*1:画面の縦横実寸については通常公表されていないため、公表の画面の解像度と対角インチ数から計算している。エッジが丸まっている等で正確な値ではない可能性がある。
バッテリーをいたわる(100%満充電しない)方法
まずはこちらの良い記事を読みましょう。 www.itmedia.co.jp
満充電しない
記事中のP.3で触れられている、満充電*1を避けてバッテリーの劣化を遅らせることについて、各種デバイスの利用者として昔から考えていたことを適当にまとめてみます。
効果
最大80%程度の充電状態(SOC: State of Charge)で運用すると、満充電の運用と比べてリチウムイオン電池の寿命が1.5-2倍(条件によっては4倍?)ぐらいになるとされています。
80%充電で寿命は1.5倍:8割充電で寿命は1.5倍 正しいバッテリーの使い方|NIKKEI STYLE
Degradation of Commercial Lithium-Ion Cells Beyond 80% Capacity. (Conference) | OSTI.GOV
https://accubattery.zendesk.com/hc/en-us/articles/210224685-Getting-started-guide
Chargie - limit phone's nighttime charging to extend battery lifespan
BU-808: How to Prolong Lithium-based Batteries - Battery University
ほとんどの場合に最大80%程度の残量で十分な運用のデバイスや、ACに接続したまま運用するデバイスでは、簡単に運用が可能で、なおかつ必要時には満充電にできるのであれば、満充電を避けることのメリットは大きく、デメリットは少ないと言えるでしょう。
また、満充電状態の時間が長いことも寿命に悪影響があるとされているため、最終的に満充電にするとしても、その時間を短くする(電源が外されるタイミングを学習し、その直前を狙って満充電にする)、発熱による劣化を避けるために温度によって急速充電を避けるという制御を自動で行うデバイスもみられます。
満充電を避けるほどの劣化を遅らせる効果は見込めないかもしれませんが、学習がうまくいけばバッテリー持続時間への影響を最小限に、バッテリーの劣化を遅らせることができるという意図でしょう。
各種デバイスの対応
本体価格・バッテリー交換のコストが高めの各種デバイスについて主に検討します。
WindowsノートPC(とくにビジネス向け)
ThinkPadやLet's noteなどのビジネス向けノートPCでは、昔からアプリかBIOS画面で充電制御の設定ができるようになっており、AC電源接続時の最大充電状態%等が設定できます。
設定した充電上限に達すると、それ以上バッテリーに充電を行わず、AC電源からはPCに給電のみがされるようになります。
その他にも充電開始%を指定して、AC接続時にはそれ未満の場合のみ充電、それ以上の場合は給電のような設定ができるものもあります。
最近は家庭用ノートPCでも導入されてきているようです。適当に調べると、FMV, dynabookは対応しており、Razer Bladeは対応していないようです。
エコノミーモード(ECO)切り替えユーティリティ | PC Cafe サービス・サポート編 | パナソニック パソコンサポート
ノートPCについては、AC接続しながら長時間利用することが多いので、制御が全くできず常時満充電となるか、少なくとも満充電未満で給電状態にできるかの差は大きいと考えています。
MacBook (最近まで)
MacBookでは最近までバッテリー関係の制御をソフトウェア的にする方法がなく、常に100%まで満充電されていました。
ハックとしては、MagSafe*2時代のMacBookでは、MagSafeの中央のピンが接続されていない場合はバッテリーに充電されずに給電のみがされるという仕様であるため、給電だけをしたい場合のみ何らかの方法で中央のピンを塞ぐことで、手動で給電と充電を切り替えることができました。
具体的な方法としては、ピンをテープで塞ぐ方法が有名だったようです。単に塞いでしまうと切り替えができないのでどうするかというと、紙でテープをMagSafeのプラグに着脱できるようにした物を作った人が居ました。
簡単に脱着できるMacBook Proの給電用MagSafeキャップの作り方 | くねおの電脳リサーチ
このほかにもMagSafe2のMacであれば、MagSafe1のACアダプタ+MagSafe2への変換アダプタの組み合わせを用いることができるので、無加工の充電用の変換アダプタと、加工した給電用の変換アダプタを使い分けることが考えられます。*3
MacBook (最近)
新しめの(TB3対応Intel or Apple Silicon)のMacBookであれば、2020年にリリースされたmacOS Catalina 10.15.5以降では「バッテリー状態管理」、macOS Big Sur 10.11以降では「バッテリー充電の最適化」と呼ばれる機能が利用できるようになりました。
この機能を有効にすると、利用状況を分析して自動で充電レベル・満充電のタイミング等を制御するようです。
ほとんどの場合に常時ACに接続しているような運用の場合は、学習が進むとACを接続していても80%で充電が止まり給電状態になるようです。ますますApple Silicon MacBookが欲しくなりましたね。
Mac ノートブックのバッテリーの状態管理について - Apple サポート
Mac でバッテリーの充電が一時停止または保留されている場合 - Apple サポート
Androidスマホ
メーカー独自実装
Androidスマホは無限にあるので、何もない機種や何かがある機種がありますね。
記事中にあるXperiaの「いたわり充電」は、自動学習のほかにも、充電時間帯、最大充電%の設定ができるようで、かなり設定が柔軟にできる部類に見えます。
自分が利用しているAQUOS zero2では「インテリジェントチャージ」というオフにできない機能があり、よくわかりませんが多少はうまく制御してくれるようです。満充電にしないような制御はなさそうです。
適当に調べると、Galaxy、OPPOにはそのような機能はなさそうでした。機能として記載していなくても、多少の制御はしているかもしれませんが。
学習による自動制御が必ずしも最適とは限らず、例えばとにかく急速で充電したいような場合があっても急速で充電されない事もありえるので、難しいですね。
いたわり充電 | 基本操作 | Xperia(エクスペリア)公式サイト
電池の減りが早くなったら使いたい、バッテリー長持ち機能|AQUOS:シャープ
サードパーティアプリ
AccuBatteryというアプリは、まさにバッテリーの寿命を気にする人向けのアプリです。
充電の上限としたい%を設定すると、充電中にそこに達したときにバイブ等で通知してくれます。ただのアプリなので自動で充電停止まではできません。
その他バッテリーの劣化度合いを推測して記録するなどの機能も豊富です。
自分は現在はこのアプリを活用しています。最近のスマホは急速充電で充電が早く、またバッテリー容量が大きくスリープ中の消費%が少ないため、夜寝る前までに75%ぐらいまで充電しておいて、寝ている間の充電はやめて、翌日の外出前にはスマホをまた充電するような運用にしています。
サードパーティアプリ for rooted
Advanced Charging Controller というrootedデバイス用アプリでは、充電レベルによって実際に充電を止めるなど、メーカー独自実装のような制御が可能なようです。ハードウェアに近い分野なので、機種によってはまともに動くとは限らないしちょっと怖いですね。
Decent dress: Advanced Charging Controller (ACC) を使う(Androidアプリ)
GitHub - Magisk-Modules-Repo/acc: Advanced Charging Controller
特殊な充電器+アプリ
ChargieというUSB充電器+アプリを組み合わせた製品があります。
アプリで設定した充電状態%に達すると、アプリが充電器と通信して給電を停止するという仕組みで、あらゆるiOS/Androidデバイスでの充電状態の制御を実現しています。
また、指定したタイミングに合わせて満充電にするような制御も可能となっています。
要求に応えてくれるマニアックな製品で、見つけた瞬間に買おうと思ったのですが、USB Type-CではなくType-Aなのと、1個だけ買うと送料が割高に感じたので結局まだ買ってません。
その他
スマホをノートPCと比較した場合の特徴を挙げます。
- 普通はACに常時接続することはなくバッテリー駆動で運用する(満充電のままで維持はされない)
- 買い替えサイクルが早め
- Androidスマホは数年でアップデートが止まる
- バッテリー交換費用も機種によるがそこまで高くない*4
- ケータイ保障サービス等で本体ごと交換できる
- バッテリー容量の多い(劣化しても十分多い)機種を選ぶことができる(Androidであれば特に)
- 劣化してもモバイルバッテリーによるカバーが容易に可能
よってノートPCと比べると、充電制御などを気にせず普通に使うという選択肢も普通にありだとは思います。充電制御が優れた機種を買うというのも微妙ですからね。ただしiPhoneの件で話題になったように、バッテリー容量が多かったとしても、劣化すると最大クロックが落ちるか電源が勝手に落ちるようになる可能性もあるので、多ければ劣化してもいいという話でもなさそうです。
自分はAQUOS zero2という、極端に軽量な代わりにバッテリー容量やカメラや放熱を犠牲にした機種を気に入って使っているので、充電制御の事をわりと気にしています。絶対にZERO3を出してほしい。
iPhone
iOS機能
iOS13から「最適化充電」機能が導入され、利用パターンを学習して80%以上の充電を遅らせることができるようになりました。*5
iPhone の「最適化されたバッテリー充電」について - Apple サポート
また、POS端末のように常時給電で運用を続けた場合は、表示上は満充電として100%となるものの、実は内部的な充電状態は100%未満になるように制御されているようです。
iPad や iPhone の充電管理機能について - Apple サポート
特殊な充電器+アプリ
上記のChargieがiPhoneにも対応しています。
iPad
iPadOSにはiOSの「最適化充電」機能はないようですが、常時給電の制御はあるようです。さすがにPOS等に大量に導入されているだけのことはありますね。しかしiOS 11.3 (2018)で対応というのは遅くない?
最近はiPad ProがノートPCを置き換えるような宣伝をしている事を考えると、MacBookの「バッテリー充電の最適化」に相当する機能が欲しいとは思います。
ワイヤレスイヤホン・ヘッドホン
Apple AirPods Proについては、利用パターンを学習して80%以上の充電を遅らせる制御が導入されているようです。
他のイヤホン・ヘッドホンについてはあまりそのような話を見かけません。
人間の生活パターンを学習するとなると、イヤホンだとしても時計(曜日・時刻)が欲しいでしょうから、独自通信でiPhoneと連携できるApple AirPodsは実装しやすそうですね。位置情報と連携して、家を出ている時にだけケースからイヤホンに満充電みたいな制御もやれそうですね。
AirPods の充電方法とバッテリーの駆動時間について - Apple サポート
自分が使っているヘッドホンのBeoplay H9iは、珍しくユーザーのバッテリー交換に公式に対応しており、昔のガラケーみたいなバッテリーが入っています。ヘッドホンはバッテリー持続時間が長いため、劣化して使えなくなる前に買い替えそうなので、その点で選んだわけではないのですが。
イヤホンについては、バッテリー寿命が製品寿命に直結する事が多いので、なんとか各社対応してもらいたい所です。TWSイヤホンはとくにバッテリー容量が少なく、劣化による影響が大きいのでなおさらです。充電ケースに80%充電モードに切り替えるスイッチを付けるとか?
AirPodsのバッテリー劣化が激しいという事例はよく出てきます。
【AirPods寿命問題】バッテリー劣化が早いのでAppleCare加入は必須です | はたのブログ
AirPods のバッテリーは2年で劣化し寿命になるかもしれない
電気自動車(BEV)
Disclaimer: EV持ってません
運用
電気自動車については高価な製品であり、バッテリー寿命が製品寿命に直結し、上記のようなガジェットとは桁が違う耐用年数が求められるため、どのメーカーも標準で車側での最大充電状態の制限(表示上満充電であっても、実際のバッテリーは満充電にしない)や高度な充電制御を入れているはずです。
とはいえ充電状態をさらに制限したほうが少しは劣化が抑えられるするでしょうし、高価な製品の寿命やリセールバリューにも直結するので、不便がないのであれば、充電状態は利用者がさらに制限できたほうがよいと考えます。
超小型モビリティ等ではない一般的なBEVについては、遠出に対応するため、急速充電に対応するため、加速時の最大出力を稼ぐため 等の理由から大量のバッテリーが積まれているものの、自家用車としての利用パターンを考えると、それによってもたらされる数百kmの航続距離が毎日必要な人は少なく、多くは平日は通勤のために数km~数十kmの利用か、または平日は利用されない事になるでしょう。休日の遠出も毎週あるわけではないでしょう。
そのような利用パターンの場合、車としての利用だけを考えれば日常的には50%程度の充電状態でも十分で、必要時だけ満充電にする運用でもほぼ不便はないと考えられます。*6
自宅にV2H設備があるのであれば、災害備蓄のために満充電にする、太陽光発電の余剰分を蓄電して後で利用する、等の活用も考えられるので、そのように蓄電池としてもEVを活用する場合は、少し長持ちさせるメリットをデメリットが上回りそうですが、サイクルも増えそうなので最大80%ぐらいには設定したい気はします。
各車
初代リーフには充電状態を最大80%に制限する設定が存在したようですが、現行リーフでは満充電による影響が少なくなったため無くなったとのことです。
Teslaでは細かく設定できて便利そうです。
MX-30も説明書によると10%-100%で設定できるようです。
「80%充電の意義 その2」kana2312のブログ | かなそにっくの自動車工房 - みんカラ
*1:電気自動車のように、デバイス上の100%=リチウムイオン電池の設計上の100%とは限らない(デバイスの設計側でも余裕をもたせている)という場合もありますが、ここではとりあえずデバイスから利用者が見ることができる一般的な充電状態%の話をします
*3:自分が以前使用していたMagSafe2のMacBookについて、このような対処をしようかなと考えていましたが、電源関係の端子を加工する危険性(ずれた時など)や追加で購入するコストなどを考えて、面倒なのでそのままAC接続の満充電で使っていたところ、無事バッテリーが劣化して交換修理が必要な状態になりました
*4:スマホのバッテリー交換は実店舗にアクセスできれば手軽ですが、アクセスできない場合は代替機を調達しデータを移行し帰ってきた本体に再度データを移行するという手間がかかるので、正規部品による交換ができる(非公式を含む)ショップが全国各所に増えることが望ましいと思います
*5:例の訴訟のおかげかもしれない
*6:とはいえ電池切れのリスクがある場合(積雪が予想される時期等)は満充電のほうが良いでしょう
左右分離キーボード Kinesis Freestyle Edge 使用1ヶ月レビュー
Kinesis Freestyle Edgeという左右分離キーボードを使用し始めて1ヶ月ぐらい経ったので、経緯や感想など。
Kinesis Freestyle Edge MX Red[KB950-red] 【キネシス フリースタイルエッジ・赤軸】
- 出版社/メーカー: Kinesis
- メディア: エレクトロニクス
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購入前
Realforce 91UDK-Gや中古で買ったLibertouchなどを使っている。昔は茶軸のMajestouchを使っていた。
基本的にずっとJIS配列。
使用環境はWindows 10と仮想環境上のArch Linux。
ポインティングデバイスは親指トラックボール(MX ERGO)。
富士通コンポーネント Libertouch Black USBキーボード 日本語108キー 入力荷重調整可能 ブラック FKB8540-052/B
- 出版社/メーカー: 富士通コンポーネント
- 発売日: 2010/01/14
- メディア: Personal Computers
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Logicool ロジクール MXTB1s bluetooth ワイヤレス トラックボール MX ERGO Windows,Mac対応 筋緊張20% 軽減 8ボタン 高速充電式 2年間無償保証
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2017/09/22
- メディア: Personal Computers
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好みなど
- キースイッチの打鍵感についてはLibertouchが一番好みで、Realforceも好み。茶軸もまあ良かった気がする。
- スペースキーの左右の変換無変換キーをIME ON/OFFにマップするので、JIS配列が良い
- 矢印キーは欲しい
- F1-12キーはまあ使う、本体サイズも縦に多少大きい分には別に気にならないので独立キーが欲しい
- PgUp,Home等はまあまあ使うが、キー組み合わせでもまあよい
- テンキーは本体サイズが横長になるので邪魔、必要なら外部テンキーを左側に置いたほうがいい
- 多少重いほうが安定するのでよい
購入まで
肩を開いてタイピングをしたい、キーボードの間にトラックボールを置けるという理由で、左右分離キーボードには前々から興味があった。
購入製品の候補
自作キーボード
近頃は自作キーボードも活発で、数々の設計やキットが出ているが、
- そこそこ程度には耐久性のある製品が欲しいが、自分の組み立て精度を信用できない
- キーの数だけ半田付けをしたくない
- 最近は半田付け不要でスイッチの交換ができる製品が出てきているので、自作の場合も改善されていく?
- それでも欲しくなるような、完成品が販売されていない左右分離キーボードの設計は見つからなかった
という理由から選択しなかった。
邪推であるが、小型のものを作りたいという理由の他に、自分で半田付けするので楽なように、また左右の基板を共通化したいという理由でキーの数が少ない設計になっている側面があるのではと勝手に思っている。
同じキーボードを2台
また、同じキーボードを2台買って並べるという選択肢もあり、
- 静電容量式などの好みのキースイッチを選択できる
- JIS配列を選びやすい
- 分割の場合は左右に分割されたキーが、必ずしも自分が打鍵したい側の手に配置されているとは限らないが、2台の場合は当然どちらの手でも打鍵が可能
というメリットがあるが、
- 場所を取る
- そのため間にトラックボールを置きにくい
- 今更、今持っている旧モデルのRealforceをあまり買いたくない
- 新モデルで買うとなると、狭額縁のRealforce R2のテンキーレスモデルとなり、2台買うとそこそこ高額となる
などのデメリットがあり、今回はやめた。
左右分離を買ってみたかったのもある。
東プレ REALFORCE SA R2 テンキーレス 静音/APC機能付き 日本語 静電容量無接点方式 USB 荷重30g 昇華印刷(墨) かな表記なし ブラック R2TLSA-JP3-BK
- 出版社/メーカー: 東プレ
- 発売日: 2018/03/14
- メディア: Personal Computers
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左右分離型ではないエルゴノミクスキーボード
Microsoft等が出す手を出しやすいモデルから、Kinesis Advantage2等まであるが、
手を出しやすいモデルは薄めのメンブレンであまり好みではないしあまり肩を開けない、本格的なモデルは場所を取り高価という理由で今回はやめた。
マイクロソフト キーボード ワイヤレス/人間工学デザイン Sculpt Ergonomic Keyboard for Business USB Port 5KV-00006
- 出版社/メーカー: マイクロソフト
- 発売日: 2013/09/27
- メディア: Personal Computers
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Kinesis Advantage2[KB600]【キネシス アドバンテージ2・黒】
- 出版社/メーカー: Kinesis
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
市販品の左右分割キーボード
市販品の左右分割キーボードから選定した。
このスプレッドシートの製品リストが充実しており便利だった。
https://www.reddit.com/r/MechanicalKeyboards/comments/8eflpm/4_mechanical_ergonomic_split_keyboards_you_can/dxv1am4/
- Kinesis社製品
- Kinesis Freestyle2
- Kinesis Freestyle Edge
- Kinesis Freestyle Pro
- 配列はFreestyle2と基本的に同様
- 最近出た製品
- 製品仕様とマニュアルを見た感じでは、物自体はEdgeとほとんど同じで、ゲーミング向けピカピカ等を無くした感じに見えた
- その分定価が安い
- アクセサリのLift KitもEdgeと共通となっていた
- Cherry MX 茶軸のみ
- それ以外
- MiSTEL BAROCCO MD600
- 珍しくJIS配列がラインナップされている
- F1-12,矢印,PgDn,Escなどがないコンパクトな配列
- キーボード単体の操作によって、キーマップやマクロの設定が可能
- PCからの設定は不可
- Cherry MX 各種軸が選べる
- 日本での入手性がよい
- MiSTEL MD650L
- MD600と同メーカーの新製品で、まだ発売されていない
- MD600と比べ、矢印,PgDn,Esc等のキーが増えた
- Cherry MXより背が低いスイッチを採用しているが、最近新しく出たCherry MX LowProfileスイッチではなく、昔からあるCherry MLスイッチを採用している
- MLスイッチの評価はあまり高くなさそう
- 日本代理店の取扱と、JIS配列の登場が期待される
- Matias Ergo Pro
- ErgoDox EZ
- 凝った配列のやつ
- 格子型配列
- 親指で押せるキーが多い
- 元々は自作キーボードであるが、ErgoDox EZなどでは組み立て済の製品を販売している
- 標準から外れた配列系の中ではキー数が多いほうか
- Cherry MX 各種軸が選べる
- オプションにより、キーボードの横方向へのリフトが可能
- 凝った配列のやつ
- Ultimate Hacking Keyboard
- ポインティングデバイスが付けられる
- そこそこ高い
- その他
- 上のスプレッドシートにあるType=Assembled and Separated=Yes の製品は見たが、買えなかったり高かったりキー数が少なかったりした\
- MiSTEL BAROCCO MD600
MiSTEL BAROCCO MD600 分離式 メカニカルキーボード 日本語配列 66キー CHERRY 静音赤軸 PBTキーキャップ ブラック MD600-PJPPSGAA1
- 出版社/メーカー: MiSTEL
- 発売日: 2017/10/19
- メディア: Personal Computers
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選定
考えていた事を適当に並べると、
- MiSTEL BAROCCO
- 店で触ってみた感じ、製品として品質は良さそう、左右がきれいに結合できるのも良い
- 小さいことの良さはわかった
- 今まで使ってきたJIS配列のため良さそうとは思った
- しかしキーが少なく色々なキー組み合わせは必要となるので、従来との差異がそこまで少ないわけでもない
- MiSTEL MD650L
- BAOCCOよりキーが増えたのは良いがスイッチが不安
- 薄いのは別に構わない
- JIS版が出るまで待つとけっこうかかりそう
- Kinesis Freestyle Edge/Pro
- 一般的なキーボード配列との近さという意味で希有な製品
- カスタマイズがしやすくてよさそう
- Esc/F1キーの位置が意味不明
- Matias Ergo Pro
- 一応店で触った気がする
- Kinesis Freestyle Edge/Proと比べて選ぶ理由が見つからず、レビューもあまり良くなかったのであまり見ていない
- ErgoDox
- 親指周りにキーが多くて便利そうだが、自分の手に合うかはよくわからない、たぶんいくつかは届かなさそう
- F1-12キーなどがないのはマイナス
- 余談だが、キーボードについて語るときに、F1-12キー(Fキー)をFnキーとうっかり呼ぶと、違うキーを指してしまうのが面倒くさい
- 格子配列の良さには関心がある
- 高機能なファームウェアに入れ替えられるのはよさそう
- 最初に手を出すには標準から逸脱しすぎなような気もした
- 価格も手は出せる範囲ではあるし、組み立て代行製品としては高くなさそうだが、まあ高め
- その他
- メカニカルより静電容量式のほうが良いが、販売終了かつお高いμTRONキーボードぐらいしかなく現実的ではないので諦めた
- RealforceかLibertouchが割れてほしい
- 最近は東プレ以外の静電容量式キーボードが出始めているのでそのうち出るかなー
- Cherry MXの中では、茶軸は以前使っており不満があるわけではなかったが、赤軸のほうがRealforceに近いと聞くし、音も茶軸より静かなので、赤軸を選んでみたい
- メカニカルより静電容量式のほうが良いが、販売終了かつお高いμTRONキーボードぐらいしかなく現実的ではないので諦めた
などを考えており、Kinesis Freestyle Edge 赤軸が欲しいと漠然と思っていたところに、 Massdropによるセールが発生したので買った。
購入
Massdropより購入した。
以下のオプションを選択した、
Switch Option: Cherry MX Red Add-On Option #1: Lift Kit (Tenting with palm supports) (+$20.00) Add-On Option #2: Palm Pads (+$10.00) Add-On Option #3: No, thanks.
この選択で総額$199.99、それに加えてDHLの送料が$9.41、Massdrop初回購入のため割引が$10で、 合計$199.40、最終的にクレジットカードの7/31の為替レートで22,569円を支払った。
機能的にはKinesis Freestyle Proでも良かったが、本体価格・オプション価格ともにMassdropのEdgeが安かったため、Edgeを購入した。
8/29が出荷予定日のところ、実際には8/16に出荷されたので早かった。
購入後
設定など
- パームレストとリフトキットは取り付けたが、パームパッドは買ってみたものの使ってない
- 左右のスペースキーをそれぞれリマップできるため、右のスペースキーをFnシフトキー(押している間Fnレイヤーになる)にした
- Fn+A/D/JでIME OFF、Fn+F/KでIME ONになるようにした
- 実際には、他で使われないようなキーの組み合わせを送信するようにし、IMEの設定でもそのキーでON/OFFするようにしている
- EscをF1キーに(右に)リマップ、以後もずらしてScrLkキーを潰すというリマップを試している
- Fキーと数字キーの横位置が揃うのもよい
- ペースト用にShift+Insボタンとか適当に作った
良いところ
- 肩が広がった(当初の目的)
- 今のところ製品の品質にまったく問題は見当たらない
- キーボード単体でリマップやマクロの設定が出来る
- 突然左側にJキーが欲しくなった場合などにすぐに作れる
- Vimのマクロのような感覚でキーマクロを設定することができる
- GUIでも楽にカスタマイズできる
- 間にトラックボールを置ける
- 間にiPad Pro 10.5を置ける
- Home等のキーが近いのは思ったよりも良い、間違えて押すこともほぼない
- ケーブルの長さが調整可能
微妙なところ
- IME ON/OFFの切り替えが面倒
- ここはUSキーボード購入の最大の懸念点であり、対策のため設定に挙げたようなリマップが可能であることを条件としていた
- 実際運用してみると、2キーの組み合わせですら、日本語配列の1キーによる組み合わせと比べると、明らかに面倒であると感じている
- 対処としては1キーになんとか割り当てたいが、押しやすいキーが残っていない
- 左右スペースキーをそれぞれ割り当てられたらよいが、スペースも多用するキーのため難しい
- スペースキーをSandSにして、左右のShiftキーをON/OFFにするとか?
- 対処としては1キーになんとか割り当てたいが、押しやすいキーが残っていない
- 赤軸が重い
- メカニカルスイッチは底打ちをしなくても反応するため、一般的な入力中は重いと感じることはないが、ゲームなどでキーを押したままにする場合や、複数キーの組み合わせを押す場合は、どうしても底打ちしたほうが安定しているため、底打ちが必要となり重く感じる
- 茶軸の方が底打ちは軽くてよかった気がする
- それ以外の打鍵感は良い
- 赤軸を少し触るぐらいのことは何度もしているが、こういうのはしばらく使わないとわからん
- 右手側にBキーが欲しかった
- MiSTEL BAROCCOのように綺麗に左右を結合できるわけではないので、両側にあるキーがあってもいいと思う
- たまに片手で適当に数文字程度入力したい時に、分割されているため手の移動距離が長くて不便
- ケーブルは丈夫そうだが硬い
その他
- US配列の記号やEnterのレイアウトは慣れてきたし、JISと併用しても問題なさそうだった
- 変なキーボードに手を出すにあたって、USが使えないと選択肢が狭そうなのでまあ良かった
- JISよりもUS配列のほうが記号配置が優れているかというと、完全に優れているというほどでもない気がする
- 角度はどのぐらいがいいのかよくわからん
という感じで、しばらく使っていく。
次はRealforceが割れてほしい!
Kinesis Freestyle Edge MX Red[KB950-red] 【キネシス フリースタイルエッジ・赤軸】
- 出版社/メーカー: Kinesis
- メディア: エレクトロニクス
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2017買ってよかったもの
Amaoznリンクを貼っていくやつです
良かったもの
コードレス掃除機
マキタ 充電式クリーナ 10.8V バッテリー・充電器付 CL107FDSHW
- 出版社/メーカー: マキタ
- メディア: Tools & Hardware
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パワーはそこそこで、紙パックを最後まで使おうとすると吸引力の低下はある。バッテリー充電時間は22分ですばらしい。
どうせバッテリーは使用回数で劣化するので、最終的にはランニングコストは変わらないと考えて、
2個買って交互に使うことで、充電が切れることが一切なくなるという運用をしている。
マキタ リチウムイオンバッテリー BL1015 10.8V 1.5Ah A-59841
- 出版社/メーカー: マキタ
- メディア: Tools & Hardware
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makita 充電式クリーナー ラウンドブラシ A-37471 /棚ブラシ A-37552 /フレキシブルホース A-37568 3点セット
- 出版社/メーカー: マキタ(makita)
- メディア:
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電気ケトル
象印 電気ケトル 800ml 1時間90℃保温機能つき CK-AW08-TM
- 出版社/メーカー: 象印(ZOJIRUSHI)
- 発売日: 2014/08/01
- メディア: ホーム&キッチン
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普通の電気ケトルだが、とくに欠点が無くてよかった。
入っている水量が分からないのが微妙かなと思っていたが、だいたい重さでわかる。
タブレット
Apple iPad Pro 10.5インチ Wi-Fi 256GB MPF02J/A [シルバー]
- 出版社/メーカー: アップル
- メディア: エレクトロニクス
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Androidタブレット市場はだいぶ死んでおり、欲しくなるようなハイエンドモデルが出ない。メーカーもHuaweiかSamsungぐらいか。
そうしてiPad Pro 10.5が漠然と欲しいなと思っていたところに、値上げの報道が出たので勢いで買った。
大正義である性能が良いので快適だし、120Hz液晶でiOSのUIが動くのもいい感じ。True Toneディスプレイも案外良い。
- 出版社/メーカー: JEDirect
- メディア: Personal Computers
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モニタアーム
HP(ヒューレット・パッカード) HP(ヒューレット・パッカード) シングルモニターアーム BT861AA
- 出版社/メーカー: ヒューレット・パッカード
- メディア: オフィス用品
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アームなんて必要なのか疑問があったが、縦にしたり横にしたりできるのが便利なので、サブモニタを回転させる頻度が上がってよかった。
回転させない場合でも必要かどうかは疑問があるが、メインモニタのDELLのスタンドの品質がけっこういいので満足しているというのがありそう。
アイマスク
[コンサイス] フェイスアイマスク(ツイル)ブラック 9cm kg 516613 BK ブラック
- 出版社/メーカー: CONCISE
- メディア: ウェア&シューズ
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とくに鼻周りの装着感や遮光性に不満があり、顔全体を覆ったほうがシンプルに鼻から入る光を遮ることができて良いのではと思い、この商品に行き当たった。
使ってみたところ、安っぽい感じではあるが装着感も遮光性も良く不満がない。
USB DAC
エレコム ハイレゾ DAC for Android microUSB オーディオアダプター シルバー EHP-AHR192SV
- 出版社/メーカー: エレコム
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本来はAndroidデバイス用だが、USB-OTGアダプタを使ってWindows 10の勝手に入るドライバで問題なく使えている。
音質はよくわからないが、安いマザーボードの蟹サウンドよりは明らかに良い気がする。
何か適当なUSB DACが欲しいときには良いと思う。
ちなみにイヤホン付きのモデルもあり、実際にはそちらを購入しているが、イヤホンは何も良くなかったので買わなくていい。
机
item.rakuten.co.jp
前々から漠然とL字/ブーメランデスクが欲しい気がしており、ちょうどいい角度の、いい中古品があったので買った。
店から送られてきた組み立て説明書がだいぶつらい感じではあったが、無事完成し便利に使っている。
椅子もオカムラなので中古オフィス家具信者みたいな感じになってきた。
キーボード
富士通コンポーネント Libertouch Black USBキーボード 日本語108キー 入力荷重調整可能 ブラック FKB8540-052/B
- 出版社/メーカー: 富士通コンポーネント
- 発売日: 2010/01/14
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この記事はLibertouchで書かれている。
Realforceと比較したときの良い点は、打ち心地がクリック感が少しありそこそこ楽しい、異様に重くて安定している、などがある。
悪い点は掃除のしにくさ、キートップの品質(テカる、掃除したら割れた)、キー同時押し少なすぎ、テンキーレスモデルがない、などがある。
もっと売れてテンキーレス&高品質キートップ版が出ることに期待したいので、買っていきましょう。
はかり
s.click.aliexpress.com 普通に便利。
その他買ったもの
財布
[エムピウ]m+ straccio ストラッチョ choco
- メディア: ウェア&シューズ
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この財布自体は全体的にとても良い材質、内容量、使い勝手であるが、カードの収納枚数が5枚であるため、それほど使わないカード用にカードケースも持っている。
カードケースは適当に買ってみているが、良いカードケースがまだ見つかっておらず、運用の完成に至っていない。
Kindle
- 出版社/メーカー: Amazon
- 発売日: 2015/06/30
- メディア: エレクトロニクス
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7月ごろのセール時に、寝る前にLCD見るよりeInkを見たほうがいいだろうという考えで、再び買ってみた。
結局あまり使っておらず微妙な感じ。人類はヌルヌル動くUIに慣れてしまった。本の中に図とか出てきたりするとだるい。
twitterが使えないという機能が一番優れていると思うが、読書中に単語でWeb検索ぐらいしたい気持ちもある。
スマホケース
s.click.aliexpress.com
Phabletのケースにリングが付いていると、リング以外に出っ張りがなくて便利。
数ヶ月でリングの付け根が壊れるのでちょっと怖いが、壊れたら毎回予備に交換している。
マットレス
アンネルベッド/Aスタイルシルバー P650/シングルマットレス/ピアノ線ポケットコイル/交互配列/H型3ゾーン/正規販売店/日本製(広島)送料無料 |
使っていたマットレスが寿命を迎えたので、色々と試してから買い換えた。ここから8,000円ぐらいは安い。
感想としてはもう少し柔らかい製品にしてもよかったなと思った。
店で試すときはだいたいベッドパットやシーツがなく、あっても枕は家と違うので、結局家で揃えて寝ないとわからない。難しい。
買ってから1週間ぐらいで慣れて、よく寝られるのでまあいい。枕を柔らかくて低いものにしたほうがいいような気がする。
歯磨き粉
第一三共ヘルスケア クリーンデンタル 50g 【医薬部外品】
- 出版社/メーカー: 第一三共ヘルスケア
- 発売日: 2013/09/05
- メディア: ヘルスケア&ケア用品
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味は割とまずいが、確かに綺麗に磨かれるようになった。
他の歯磨き粉も適当に試していきたいのでミニサイズを購入。
2018年
などを考えていくのでリンクから買っていってくれよな。
dポイントが使える店の一覧を出すやつ
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