双子の母による綺麗事育児

子供嫌いが授かったのは一卵性の双子。子供めっちゃ可愛いやん!育児めっちゃ楽しいやん! な everyday everynight を弾き語っていく(弾きはしない)ブログ

夜泣きが辛い、何をしても泣いている理由とは

こんにちはすのこです(^^)/

昨夜は、夜泣きがありました。
いつもなら腕枕をしてトントンとしてあげると寝るのですがそうはいかず、
何をしても泣き狂っていたのは久々でした。

原因はよくわかりません。

夜はこうしてたまにありますが、日中はどうして泣いているのかわからない
といった泣き方はほとんどしなくなりました。

ですが、我が家の双子もどうして泣いているのかわからない
そんな時期ももちろんあったのです。

どうして泣きやまないのだろうと頭を抱えているお母さん。
少しだけ手を止めて、コーヒーでも飲みながら
ゆっくり読んでいただけたらと思います。

何をしても泣く時期

赤ちゃんが泣く原因は検索すると沢山でてきますよね。

お腹が空いている
オムツが不快
温度が高い、低い etc...

ですが、全部当てはまらないのに泣いていることなんて
多々あるのではないでしょうか?

双子が生後2ヶ月ぐらいの時期、
何をしてもずっと泣いている毎日が
1、2ヶ月程続きました。
出産した病院の看護師さんにお手上げだと電話をしたところ、
看護師さんが言うのです。

「そういう時期があるんだよね。何しても泣く時期があるの。
でも、もう少し大きくなったら収まってくるから。」

そう言われた時の絶望感ったらもう(:_;)

『そうじゃない!そうじゃない!
そういう時期はいつまで続くの!
どうしたら泣き止んでくれるの!
そんな言葉じゃなくて答えを教えれくれ!! 』

と、心の中で叫びながら大泣きしていました。

きっと、あのお母さんこのお母さん。
この何をしても泣く時期を経験しているお母さんは
少なくないはずです。

なぜ赤ちゃんは泣き続けるのか

何をしても泣き続ける我が子を抱っこしながら考えました。

どうしてこんなに泣いているのだろう?
こんなに泣いて何を訴えているのだろう?
こんなに泣くことに何の意味があるのだろう?

どんな育児書を読んでも、納得いくような
答えは書いていません。

自分なりに答えを見つけようと...

昔、母が話してくれた私の幼少期を思い出しました。
私も良く泣く子で、手がかかったそうです。
そうか、私もそうだったのかと。

そして、物心ついた時から今までの、
母との歩みを 思い返しました。

何でもお見通しの母

私の母は物心がついた時の記憶から、いつだって
私のことを全部わかっていました。

玄関先からのただいま
電話口からのもしもし

姿が見えなくても、表情が見えなくても、
悟られたくない感情を必死に隠していたとしても、

たったの一言だけで

母には全てお見通しだったのです。

どうしてこんなに母にはばれてしまうのだろうと。
もしかして母はエスパーなんじゃないかと(笑)

でも違うんですよね。

母はエスパーじゃない

今の私たちが泣き続ける我が子を抱き

『どうしたの?』
『何で泣いてるの?』

と思っているのと同じように、自分達の母も
そうやって育ててくれたのです。

私の記憶のない赤ちゃんの時から、

表情 しぐさ 泣き方 そして 

見えるもの、見えない心まで色んなことを
一生懸命探ってきたのです。

今の私達と同じようにです。

だから。今。

何も話さなくても、私が今どういった感情なのか
わかってしまうんだと、
わかってくれるんだと思います。

泣く時期は大事な時期

毎日毎日、昼夜問わず泣き声を聞いて気が滅入る日も
沢山沢山あると思います。

でも、この今の毎日がこれからの親子の形を作る
大事な時期なんだと思います。

『どうしてたの?』
『何を考えているの?

そうやって我が子の心を一生懸命覗いて、
感じて、探っているからこそ、

声色一つで、目に見えないを理解できる
唯一無二のお母さんになれるのだと思います。

腕の中で泣く我が子は今だけ

怪我をして痛くても泣けなくなったのはいつですか?

わんわん声をあげて泣きたいのに泣けないなんて時ないですか?

私たちがそうなったように、子供たちもそうなる日がきます。

あと、何年ママの腕で泣いてくれるのでしょうか?
ママがどれだけ

頭を撫でてあげても、

抱いてあげても、

手を握ってあげても、

それだけじゃ満たされない日がくるのです。

ママに隠れて泣く日があるかもしれません。
泣きたくても泣けない時があるかもしれません。

それならせめて、今はとことん泣いておきなさいと。
今だけはとことん気のすむまで付き合わせて。

と、そう思うのです。

メンタルが崩壊しそうになった時、
そう考えては、今だけだ。と冷静になるようにしています。

私を救ってくれた、ある言葉

これは、保健士さんが言ってくれた言葉です。

「この子達は欲張りな子だね~
こんなにママの愛情もらってるのに。

きっとこの子達の方がママを大好きな気持ちが大きいんだね。」

ハッとしました。

『どうしてママを困らせるの。』
『何が気に食わないの。』
『どうしろっていうの。』

思いつめたときに出てくる感情です。
慰めの言葉は沢山もらえますが 、
そんな捉え方があったんだと 私の心を軽くしてくれた凄く凄く温かい言葉でした。

もう限界だと子供に手がでそうになった時は

もし子供を床に叩きつけたくなるぐらい
精神がすり減ってしまった時は、
子供をスッとベッドに起き、家を飛び出してください。
(鍵は...鍵だけはしめてください)

一瞬でいいんです。
泣きながらでも、叫びながらでも、走っても、歩いても
周りなんて気にせず外の空気を一度吸ってください。

最悪なことになるぐらいなら
家の中で一瞬だけ目を離してしまいましょう。

大丈夫です。死にません。

自分を責める必要もありません。

家に戻った時は、お茶なりコーヒーなり。
急いで飲まず、ゆっくりと飲んで

また優しいお母さんで抱っこしてあげましょう。

子供の明日の笑顔を想像してください。

唯一無二のお母さんになる最中のあなた

出口の見えない長いトンネルを歩いている最中のお母さん。
怖いですよね。真っ暗なトンネルでした。
私も怖くて怖くて毎日泣いていました。

ですが間違いなく、出口はあるのです。
その道を通ったからこそ得られるものがあるんです。

泣いてどうしようもない時期は
赤ちゃんにとっても、お母さんにとっても、
決して、悪い時期ではないのです。
無駄な時期ではないのです。

今、我が子が一生懸命泣いているのは、

絶対的な信頼のおけるお母さんになる為の

そんなお母さんになれるのか、

試しているのです。

一生懸命泣かせてあげてください。
悩んでください。
考えてあげてください。
一緒に泣いてください。

ゴールの見えない道はとってもとっても疲れます。
たまにではなく、しっかりしっかり休んでください。
子供の心がしっかり見れるように必要なことです。

そして、唯一無二のエスパーお母さんになって
今日という大変だった日のことを、
大人になり、なかなか泣けなくなった子供にお話ししてあげましょう(^^)/

子供のイタズラ対処法はある? 部屋の乱れは心の乱れ?

こんにちはすのこです(^^)/

先ほど次女の方がカーペットに豆乳をぶちまけました。
すのこ絶句。そしてフリーズ。からの大絶叫です。

もう感情的にこらーーーー!!!と。反省です。

キャップ付き紙パックの豆乳なんですけど、 f:id:sukonono:20180206165742j:plain

ちなみにこれめちゃくちゃはまっています(どうでもいい) 豆乳効果でおっぱい大きくならないかなあと淡い期待を抱きながら飲んでいます。

まあ、豆乳の話はよしとして、このキャップを自分で外しなすったんですね。
ドボドボドボと嫌な音がしたと思ったら地獄絵図が広がっていました。

これ、昨日まで自分で開けられなかったんですよ。
私が手にしているものは何でも欲しがるので渡していたんですね。
そうです。どう考えても私が悪いのです。

そんなことは百も承知で怒り散らしました。反省しています。

不可抗力という大きな武器を持って双子は部屋をめちゃくちゃに荒らします。

私は元々少し潔癖が入るぐらいの綺麗好きでした。
そんな私には汚い部屋がどうしても許せない!

悪気もないし、これが成長過程なのだとわかっていながらも
イライラしてしまう。

部屋の乱れは心の乱れとはよく言ったものです。

ただでさえ育児で心を乱されまくっているのに部屋まで散らかり、
もう乱れまくりです。

同じようなお母さんも結構いるのではないでしょうか?
子供を産んでから綺麗好きになったという方もいると思います。

妥協ができないから苦しい。余裕がなくなる。

どうしたらいいのだろうかと悩んでいるお母さん、
一緒に考えてみましょう。

イタズラの対処法はあるのか?

ハッキリ言います。ありません!!!

子供の手の届くところに物を置かないだの、
子供がイタズラしにくい家具に変えるだの、
そんなことは一時的な対処にしかすぎません。

イタズラの対象でなかったものが今日はめちゃくちゃにされるものなんです。

だって子供は日々成長していますから。

今日だってそうです。
常に予想して生活なんて心休まりませんよ。
というか、可愛いんですよ。 あまり手に取らないもの(危険でないもの)を持った時の子供の反応って(これはどう考えても私が悪い)
だからって今日はハイリターン過ぎましたが...

知恵もついてきますし、お母さんが見ている見ていないということも
わかってきます。

24時間目を離さずに見ておくということもできません。

お気づきかと思いますが、完璧な対処法なんてものはありません。

では、どうしたらいいのか。

『どうすることもできない。』

まず、そう諦めることです。

『どうしたらいいのだろう?』

そんなことを考えるだけ無駄だと気づいたのです。

私たち母親もそうやってわけもわからずイタズラして
母親を困らせて成長してきたのです。

みんな当たり前に通る成長の道なのです。

部屋が乱れても乱さない心を持つこと

根本的に考え方を変えれば少しでも気持ちが楽になるのではないかと思いました。

最初にも言った通り、すのこは元々自他共に認める綺麗好きです。
散らかっている部屋を誰かに見られたこともなければ、自分で見たこともありません。

1人暮らしをしている頃は、

生活感のない自分の部屋が、
好きな色で好きなデザインでまとめられた自分の部屋が大好きでした。 旅行で家を空けて帰ってきた時、綺麗な部屋で思い出に更ける時間が大好きでした。

誰も汚さない、常に綺麗な部屋。

今、

綺麗にして寝た部屋は、朝起きてものの10分もたたず散らかります。
シンプルな部屋にカラフルなおもちゃがあちこちにあります。
片付けても片付けても散らかります。

私はなんの為に片付けているのだろうと。

どうしてこんなにあちこちに持ってい行くのだろうと。笑
腹を立てながら片付けをしているときに目に入ってくる、

お気に入りのぬいぐるみ。必ず手押し車に入っているんです。

噛んでぼこぼこになったおもちゃ。
こんなボコボコになるほど噛む力がついたんだなあと。

たまに突拍子もないところからでてくるおもちゃ。

気付くとおもちゃ一つ一つ、子供たちが遊ぶ姿を想像しながら手に取っているんです。 それは今日あった1日を振り返っているんです。

おもちゃの数だけ、幸せをまき散らしてくれているんだなと思った時、
無性に汚い部屋が愛おしく思えてきました。

汚い部屋を許せた時、(限度はありますが)心が軽くなった気がしました。

というのも、もういちいち片付けなくていいやと、
日中どれだけ部屋が散らかっていようと、 一日の最後にまとめて片付ければいいやと妥協することができました。

どうするか?と改善策を考えることも大事ですが、
目の前のことを受け入れるというのも大事なのではないかと思います。

完璧でない自分を許す

子育てはいかに諦めることができるか
そして、 完璧でない自分を許してあげることができるのか。

たったこれだけで全然気持ちの余裕が違ってくるんだなと思いました。
たったこれだけのことなんですけど、難しいんですよね。

気持ちはコントロールできません。
嫌なものを好きになれと言われたところですぐにできるわけがありません。

ですが、少しずつ。少しずつでいいんです。

なんだってそうじゃないですか。
すぐにできることってそうそうないじゃないですか。

少しずつそんな自分を受け入れていければいいんだと思います。

あなたの困っている原因は、

昨日できていなかったことができるようになったからなんです。

昨日届かなかったところに手が届くようになったからなんです。

子供たちが成長してくれているからなんです。

今日みたいにカーペットに豆乳をぶちまけられる日があっても、
来年には笑って話しているでしょうし、
10年、20年後にはもう武勇伝かのように子供たちに語り継いでいるでしょうし、

こんな今日だって愛おしいと思える思い出になる日がすぐに来るんですよね。

怒ってばかりの日だって沢山あります。
だけど、一つ一つ思い出しながらいつも思うのは、

今日も元気だったなあと。
今日も生きていてくれた。ありがとうと。

そう思います。
こんなことを思うのは、大切な人をなくしているからかもしれません。
ですが、みんな共通して言えるのは、
明日も元気に生きられるなんて誰も保証されてないんですよ。

今日元気でいてくれて、可愛い寝顔が横にあるのは奇跡なんです。

子供の成長、子供の存在。

感謝だけは忘れずにこれからも日々笑顔で育児をしていきたいと思います(^^♪

育児が辛い、もうやめたい ? 頑張る育児から楽しむ育児へ

こんにちはすのこです。

今日は遠くに住んでいる友人から無事出産したとの報告がありました。

新しい命の誕生というのは、たとえ立ち会えなくても感動します。
そして自分のことのように嬉しく、まるで自分がその子の母親になったかのような
母性が溢れ出てきます。(笑)

ですが、そんな幸せでいっぱいになるこの今の瞬間を忘れてしまうぐらい
大変な育児に追われていくんですよね。
幸せの横にある孤独感。そして蓄積されていく疲労。
一つも笑うことなく終える一日。

『あれ?育児ってつらいものだったかな...』

と。思ってしまう日があるのです。

あなたもその一人ではないでしょうか?

大なり小なり、誰もが通る道だと思います。
皆、初めは手探りなんです。
手探りで先の見えないトンネルを歩んでいくのです。

私も同じくその道を通り、そして振り返っている今、
なんと偉そうにと思うかもしれませんが、あなたの灯りになればと思っているのです。( ´∀` )

今、あなたは何をされているのでしょうか?
少しだけ手を止めて、コーヒー片手にでも見ていただけたらと思います。

赤ちゃんが見ているものとは

新生児の赤ちゃんの視力は0.01~0.02程だそうです。
お母さんの表情も色別もわかっていません。

そして目が見えてくるようになっても言葉は通じません。
そんな赤ちゃんは生まれたときから何を見ているのか、何を感じ取っているのか。

私はだと思うのです。

親子が繋がり合っているものはだと思うのです。

ほんの少しの不安や、ほんの少しのイライラはすぐに赤ちゃんに伝わっているのです。

そんなを見てしまうと泣き止むものも泣き止みません。
当たり前です。大人も同じではないですか?

イライラしている人を見ると移ってしまいませんか?
自分もイライラする...とまではいかなくてもいい気持ちにはなりませんよね。

目の前にいる子供も私たちと同じように、私たちよりも、
感情を受け取り、その感情に左右されるのです。

最初は全て私たち親から望んだこと

思い出してみてください。

早く出てきてくれと1番最初に願ったのは誰ですか?

泣いてくれと1番最初に願ったのは誰ですか?

ふにゃふにゃと泣く我が子が愛おしいと抱き上げたのは誰ですか?

元気ならばそれでいいと、

五体満足に生まれてきてくれた子供を抱きよかったと

涙を流したのは間違いなく親の私たちなんです。

それを、今さら耳に響くから泣かないでなんて都合のいい話なんです。

全て最初は私たち親から望んだことなのです。

子供を泣かせる育児

あなたは自分の中で泣かせてはいけないルールを勝手に作っていませんか?
いかに早く泣き止ませるかという戦いをしていませんか?

泣くのが正常なのです。泣くのがお仕事なのです。

そうわかっていても泣き声を聞くと反射的に反応してしまいますよね。
しょうがないです。だって親だもの。

ですが、あなたが少しだけ泣かせることに慣れてください。

区切りをつけて諦めることに慣れてください。

赤ちゃんを泣かせる自分を許してあげてください。

あなたがイライラしてしまう前に、あなたのイライラを赤ちゃんに伝えない為に。

あなたと赤ちゃんの為に。

泣かせることに慣れてください。

お母さんを休憩する時間

子供が産まれてからというもの、四六時中付きっきりで自分一人の時間という
ものが全くと言っていい程なくなりますよね。

ただでさえ疲弊しきっている中、自分の中の限界の止めを刺すのは
だいたい子供の泣き声だと思います。
(上のお子さんがおられる方なら、イタズラやほかの原因も相まってしまうかもしれませんね。)

そんな時は、一旦何もかも止めてください。

部屋がどれだけ散らばっていようと、子供がどれだけ泣いていようと
頭の思考を停止させてください。

そして、自分一人の空間を作ってゆっくりコーヒーでも飲んでみてください。
後で落ち着いたら食べようかななんて思って残してあったデザートを食べてください。
後でゆっくり返そうかなと思っていた友人からの連絡に
「子供が全然泣きやまないんだけどマジ卍」なんて返事してみてください。

一旦育児を中断しましょう。

一日とは言っていません。
一旦です。

いいじゃないですか。
そんな事で子供は死にません。

少し自分を休めてあげてください。
その間、自分だけの為に時間を使ってあげてください。
自分の為の時間に集中してください。

そして少し休めたなと思ったらまた再開すればいいのです。

頑張ることには限界がある

出産前には想像もできなかった怒涛の育児。

『頑張らなくちゃ!!!』
そう思っていませんか?

頑張って育児をしていませんか?

頑張ることには限界があります。

じゃあ、どうやって育児をすればいいのか?

楽しめばいいのです。
楽しむことに限界はありません。

『そんなん言ったって楽しめないから辛いんだろ!!』
そう思った方。

楽しむ為には、楽しい時間を作ればいいのです。
楽しむ為の時間の作り方は書いてきたとおりです。

いかに、諦めれる自分になれるかです。
諦める自分を許せるかです。

限界だと、もう辛いと、あなたの心が泣いてしまう前に。

あなたの心の余裕が

“育児は楽しい“に繋がるのです。

頑張って育児をするのか、育児を楽しむのか。

あなたの気持ち一つなのです。

目の前にいる奇跡が重なった我が子

検診の時、当たり前のようにエコーで子供の姿が見えました。
鼓動が確認できました。

でも違うんです。

どれぐらい大きくなったかなといる前提で行っていますが
大きくなっていること自体がもう奇跡なのです。

沢山の奇跡を繋げて私たちの腕の中に来てくれたのです。

それは今も変わらないのです。
それは私たち親も変わらないのです。

無数の奇跡によって私たちが親子で、今、ここにいられるのです。

私は大事な人の明日がくるのか毎日考えていた人間です。

明日のお昼ご飯は目を覚ましてくれるだろうか。
明日は温かな肌に触れられるのだろうか。
そんな心細く、悲しく、辛い夜を、何か月も過ごしました。

だからわかるんです。

目の前の我が子の体温が、 ミルクが口から飲めていることが、
目を開け私を見てくれることが、
耳で私の声を聴いていることが、
手が、足が、動いていることが、
笑っていることが、

そして泣いていることがどれだけ愛おしく、尊く、奇跡であることか。

あなたが、私が、子供たちが、当たり前のように送っている毎日は
奇跡でできた毎日なのです。

未来のあなたが想う今日

今日は一生続きません。

もう来なくていい今日かもしれません。
まだ終わってほしくない今日かもしれません。

どちらにせよ、今日という日は未来のあなたが
何度も何度も思い返し、大切に想う記憶になるのは確かです。

そんな今日だということを忘れないでください。

その未来が来た時、目の前にいる我が子に今日という日の思い出を
沢山話してあげましょう。

忙しい時に限って泣く子供。怒ることへの罪悪感意味ある?

こんにちはすのこちゃんです( ˘ω˘ )

先日は友人と双子を連れて紅葉を見に行ってきました。
昨年の今頃はもう散っていたと思うのですが、
今年は見事な紅葉が見れました。もちろん親バカなので
この美しい背景はこの子達の為にあったのかと感動しています(-_-)♥

そんな美しい紅葉を見るに至るまで、正確に言えば自宅をでるまでに、
戦いがあるのです。

1人なら1時間で済む準備は、今では3時間は見なければいけません。
それに加えて私の準備をしている最中のイタズラ...
そして、準備で忙しくしている日に限ってすんごい泣くんですよね。
いつもなら私が構うよりも二人で遊んでいるほうが楽しそうなのにですよ。

家をでる頃には、一仕事終えたような疲労感です。

世のお母さんたちも同じ経験をされているのではないでしょうか?

“こんな時”“どうして今に限って” という場合の子供の愚図りにイライラする
↓ 感情的に怒ってしまう ↓ そして自己嫌悪 ↓ 反省

どのお母さんもしてしまう一連の流れだと思います。(笑)

ですが、落ち込むことは子供の為になるのだろうかと。
何を考え、どうしてあげるのが一番子供の為になるのだろうと考えました。
自己嫌悪しながら、自分を責めてしまうあなたに
ぜひ読んでほしいと思います。

どうして子供は忙しい時に泣くのか

すのこ考えました。どうしてなんだろうと。

“構ってあげれないから”

これもあると思います。
ですが四六時中構っているわけではないんですよね。
大人しく1人遊びしているときもあれば、6ヶ月過ぎたあたりからは
2人が仲良く遊ぶようになりましたし。

家事や準備をするときはバタバタしはじめます。
その時、子供たちは何を感じ取っているのだろう。

きっとその時は家事のことで頭がいっぱいになっているはずなんです。
準備をしている時は時間に追われ、やることで頭がいっぱいなんです。

子供たちの存在を忘れているわけではないんです。
ただ、心が100%子供に向いていないのです。

その気持ちを子供たちは感じ取っているのではないかと思いました。

可愛いね。と抱きしめるとき、心は子供たちにしか向いてません。

赤ちゃんは喋れません。会話ができません。
だからその分私たち親の心を必死で見ています。
だいたい見透かされています。

忙しくしている時の母親の心が一部自分に向いてないことを感じ取っています。
だから必死にこっちだけを見てと訴えて泣いているのではないかと思いました。
決して邪魔をしたいわけではないんですよね。わかってます。わかってますよ。

でも、やっぱり... んもうっっっっっ!!怒 ってなっちゃいます。

どうして今泣くの? の時は泣いていてもらう。

きっとこの時、おもちゃを渡してもおやつをあげても大人しくなるのは束の間なんです。
だって理由はお母さんにこっちを見てほしいからです。

そんなときはどうしたらいいか。

遠慮なく泣かせましょう!!

時間に追われている時はどうしょうもないです。
中途半端に構ったところで期待をさせてしまい、余計に泣かれます(うちの場合)

なので、とりあえず
「ごめんね。後で沢山遊ぼうね。ちょっとママ準備しなきゃいけないの!」 そう言って全力で家事(準備)をしてください。

子供が求めるものは何か

子供を産んでから私は自分の幼少期をよく振ります。

その時、私の母はどうしていたのかじっくり思い返してみるのです。

お出かけの日、出発前の母はいつも不機嫌でした。
きっちりした人だったので、出かける前の家の状態は必ず綺麗にしておかなければ
気が済まない人なのです。(私も母に似てしまいました)
きっと掃除や準備で忙しくしている中、私の「まだ?」という催促や
母が片付けても片付けても散らかしてしまう私にイライラしていたんだと思います。

その当時はせっかくのお出かけなのにと、出かける前から悲しい気持ちになっていました。

そんな母はというと毎回悪びれた様子もなく
「ごめんね。」と謝られたことは一度もありません。

ですが、親子なんでしょうね。
出かける前あんなに険悪だった空気は母の笑顔がでるだけで一瞬にして終わるんです。

どうしてか?

「ごめんね。」が欲しいわけではないのです。
罪悪感で悲しい顔を見たいわけではないのです。

ただその時に、もらえなかった愛情と笑顔が欲しいのです。

罪悪感はいらない

育児をしていると度々自分の不甲斐なさに反省しては罪悪感を感じてしまいますよね。

反省はもっとこうしたら、ああしたら。
ここはよかったな、あれはだめだったな。 次はこうしよう、ああしよう。

と自分を見つめ直すこともできますし、次につながると思うのです。

ですが、罪悪感は誰の為になるのかと考えたのです。
自分自身を責めて誰の為になるのかと。

子供はそんな親の姿を求めているのかと。

違うと思うのです。
罪悪感なんかよりも、そんなことよりもっと、先に、 愛情を渡すべきなのではないかと。

親になった今、幼少期を振り返りそう思うのです。

愛情の穴埋め

勿論母親の私たちからすれば四六時中子供のことを考えていますし
愛しているんです。

それでも、子供は受け取れなかったのです。

私たちが忙しくしている間の愛を。

100%自分に向いている愛を。

だからってイライラしちゃいけないのは違うと思うのです。
イライラしていいじゃないですか!!
その感情までも押し込まなくていいじゃないですか!!

ただその分、何倍にもして愛情で穴埋めしてあげればいいのではないでしょうか。

私たち母親がすべきことは愛情の穴埋めなのではないでしょうか?

楽に楽しく暮らす

これは私が勝手に考えて、勝手に解釈したものです。

子供を一番に想い、子供の幸せを考える、一母親の考えです。

いかに親子で笑顔に生活できるか、そう考えたときに自分自身も楽しみたいなと。
そして楽にしてあげたいなと思いました。

楽に楽しく

それがすのこの育児のモットーです(^^♪

明日も世のお母さんと可愛い子供たちが笑顔いっぱいで過ごせますように。

育児を楽しんでいきましょう!!

後追いはいつからいつまで? 後追いはカウントダウン

こんにちはすのこちゃんです。

先日同級生ママの友達と久々に会ったのですが、その子供の後追いが始まっていました。
友達の子供と双子達とは半年差があります。
うちの子はというと、もうほぼ後追いをしなくなっていることに気付きました。

少し寂しい気がして...そして、友達が羨ましく思いました。

私の双子の後追いが始まったのは、生後8ヶ月頃です。
私の姿が見えなくなり、初めて泣いて追いかけてきてくれたあの日のことは
一生忘れられない記憶です。

そんな後追いがなくなってきたことに気付いた今日。
どうだったのかと聞かれると、心の底から!!声を大にして!!言いたいです!!

「やっぱり後追い最高ー!!最後まで可愛かった!!!」

世のお母さんたちは後追いに嫌気がさし、悩まれたり、大変な思いをされている方も
沢山いるのではないかと思います。
私も大変じゃなかったと言えば嘘になります。
人並みに大変でしたし、何も手につかない日も沢山ありました。

少し記憶が綺麗に加工されている部分もあるかと思いますが、
それでも毎日、後追いをして泣きじゃくる双子を見て幸せだなと感じていたことは確かです。

どうして私がこんな呑気に後追いの時期を過ごすことができたのか、
今現在、後追いで悩まされている方。これから後追いが始まる子供を持つママたちへ
少しでもお役に立てればと思って書いていきたいと思います( ˘ω˘ )

後追いをする理由

後追いをする理由は、

目が見えるようになってきて他のもの、他の人との区別がつくようになった。
母親が特別な存在だと認識できるようになり知能の発達や成長の証。

この理由だけ聞くとすんごく愛おしいと思いませんか?
ですが、毎日四六時中離れては泣かれてを繰り返していると
愛おしい~なんて言ってられないのが現実だと思います。

私も含め、きっとっみんなが思っているでしょう。
人間もキャパというものがあるのでそれを超えると余裕もなくなってくるのが当然です。

まだ我が家の双子は完璧に後追いが終わったわけではありませんが、
終盤にさしかかっている後追いを振り返ってみると本当に可愛くて特別な時間でした。

なかなか自分の時間が取れず、イライラしてしまうことも度々ありましたが...

後追いをする期間

だいたいハイハイが活発になる8、9ヶ月頃からだと言われています。
早い子で、6ヶ月頃かか人見知りと同時に後追いが始まる子もいるそうです。
(私の友人の子供は6ヶ月から後追いが始まりました。)

1歳を過ぎたあたりから落ち着いてきて1歳半頃には終わるそうです。

どうですか? 『長すぎ!!まだ続くの( ;∀;)』と落胆しましたか?
それとも、『案外短いじゃん!!』と思われましたか?

その気持ち次第で、これからの後追いを楽しく過ごせるか、
イライラしながら最後まで過ごしてしまうのか、変わってくると思うのです。

後追いで変化する生活

産後から1ヶ月ろくに外に出ることもできず、天気がよくても家にいなければならない日。
深夜、誰とも喋ることなく薄暗い部屋の中で授乳をする時は、
世間に置いて行かれたような孤独感で理由もなく涙が出たことがありました。

いつも幸せの隣に孤独感があるのです。
そして初めて私の後を追いかけ、足元にしがみつき見上げてきた泣き顔を見た日。

“母親” “特別な人”

初めて子供が私をそう認識してくれたのだと思いました。

初めて子供が自分の意思で私の元に来てくれました。

「母親認定」
を初めて貰えた日なのです。

その時に気付いたのです。
得体のしれない孤独感は『子供の為の生活』だったからなのだと。

『子供の為にする生活』
から
『子供と共にする生活』

に変わったのです。

後追いで得るもの

後追いは後にも先にも今しかありません。
それは、唯一子供が母の背中を追いかけている瞬間なのです。

後追いが終わった後は、子供たちは私たちの前を歩き始めます。
勿論、長い人生ですから危険を回避しようと少し先回りすることや、
子供たちの道しるべになるべく先を歩く瞬間はあると思います。

ですが後追いが終わってから子供たちが成人するまでの十何年という時間は
子供たちの後ろを歩くのです。
見守りながら時には、その背中を押してあげながら。

子供たちは今、母である私たちのことを信じてついていこうといています。
特別なんだよ。と
どこにもいかないでね。と

安心させてあげてください。
充分に追いかけさせてあげてください。

今、築こうとしている信頼関係は子供たちが、私たち親の前を歩くようになった時
子供たちの、そして私たち親の味方になってくれると思うのです。

次に後ろを追いかけていくのは私たちです。

後追いはカウントダウン

今までお話したことは自分にも言い聞かせていることです。
それでも毎日四六時中の後追いは、可愛いと思っていた1時間後には憎たらしくなっていたりします。

『もう後追いなんてうんざりだ!』

そんな気持ちがすのこの心を占領しようとしている時、冷静になって思い出すことがあります。

初めて寝返りをした時の嬉しさ、そして寂しい気持ち。
成長を感じる度に、嬉しくも寂しいのが親だと思います。

あっという間に成長したなと。
これから先も長いように見える道のりはあっという間なんだろうなと。

『いつになったら後追いは終わるのだろう。』

余裕のない時の気持ち。 でも違うんです。
後追いが終わるカウントダウンは始まっているんです。

子供たちが自分の足で歩けるようになり、私たちの手を離し1人で
前を歩くようになるまで、もうすぐなのです。

そのことを思い出し、今しかない、今日しかない、明日にはないかもしれない瞬間を
愛おしい後追いをしっかり心に記憶に焼き付けておこうと思うのです。

後追い期の家事

少し離れるだけで泣きます。後を追ってきます。
四六時中構っていると何もできません。
私も後追いが始まったばかりの頃はそうでした。

家事をしたいのにできない。
泣き声(正確には泣き叫ぶ)を聞きながらしても落ち着かない。

そんなときは

しないのです!!!

家事も全て投げて構ってあげてください!!
中途半端に構いながら家事をすると全く進みませんし、次にしたいことが
気になって、心の一部が子供にないことを子供も見透かしています。

なので、そんなときは全てを諦めて子供と全力で遊んでください。

そしてあなたが

『もう!!充分に遊んだぞ!!』

と思ったら今度は子供の後追い眺めながら全力で家事をしましょう。
そのうち泣き声にも慣れてきます。

いいんです。沢山構って沢山泣かせましょう!!

後追いを楽しく過ごせるためには

結論から言うと気持ち次第です。

『はい?もっと具体的で実践的なことを教えろーーー!!』

と思った方、ごめんなさい...
本当に気持ち一つだと思うのです。

検索をすれば後追いの対処法は沢山でてきます。
だからと言って楽になるわけでもなく、実践法を『やらなければいけない !』
と思う気持ちがまた自分自身を縛り付け、苦しくなってきます。(私がそのタイプです)

なので根本的な気持ちを変えることで楽に、楽しく過ごせるのではないかと思うのです。

苦戦してうんざりきているかもしれない後追い真っただ中にいる“今”は、
未来のあなたが愛おしかったなと思う“今”なんです。

子供から初めて母だと認めてもらえたのです。

沢山後追いしてもらいましょう!! 沢山抱きしめてあげましょう!! 家事は投げて諦めましょう!!

そして全力で今日も楽しみましょう!!

怒ると叱るの違いとは? 怒ることは悪くない

こんにちはすのこちゃんです。

最近の娘たちはハロウィンに関係なく、お菓子をあげてもあげなくても いたずら三昧でイキイキとしておりますが、
母のすのこちゃんは終わらない片付けに余裕をなくしイライラばばあになっております。
「こらー!」「だめー!」「やめてー!」
の言葉だけで一日を終えようとしています。

世界で一番愛おしい寝顔を見て、 明日の可愛い我が子の笑顔の為に一日を反省しているところです。

同じく怒って(叱って)ばかりいる世のお母さん達。
今日もお疲れさまでした。
怒る(叱る)ことにもエネルギーと精神を削らされますよね。

最近では叱らない育児というのがありますが、
十人十色、お母さんも人間です。様々な育児の仕方があります。
私は叱らない育児も、叱る育児も両方あっていいと思うのです。
私は後者で、叱る育児派です。

子供たちが寝た後「沢山怒ってごめんね。」
と謝っていませんか? 罪悪感を感じていませんか? 自分自身を責めていませんか?

子供はそんな私たちの姿を求めているのでしょうか?
明日の子供たちの笑顔と、私たち母親の笑顔の為に、
少しでもお役に立てればと思いますのでゆっくり読んでみてください。

  • 怒ると叱るの違い
  • どうして怒ってしまうのか
  • 怒ることは悪くない
  • 怒ると同時に褒めてあげる
  • 怒る(叱る)うえで大事なこと。
    • 1.怒る(叱る)加減
    • 2.怒る(叱る)時間はできるだけ短く
    • 3.怒る(叱る)ときの目線は子供に合わせる
  • まとめ
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産む?産まない? 妊娠に悩めるあなたへ

こんにちは~すのこです。

1歳を過ぎ、とうとう我が家の双子も小さな足で大きな一歩を(:_;)涙
クラ〇が立った!シーンでは涙一つ流すことはありませんでしたが(当時小学生)
我が子となるとどこから出てくるのかわからない声と涙がでてきました。

そんな私ですが、双子達が産まれてくる数分前まで母性のぼの字もわからない
子供好きとはかけ離れた人間でした。

なので妊娠発覚した時はもちろん戸惑いましたし、一度は産まないという選択を考えていました。
正直嬉しかったかと聞かれるとそうではないです。
ですが母親なったことに今、後悔のかけらもありません。

この記事にたどりついたあなたはどんな気持ちでしょうか?
ただ私にわかるのは、あの当時の自分と同じように悩んでいるということです。
世の中には悩みもせず、悲しい選択をする方も沢山いますね。
あなたはそうではない。もうお腹の子供とはきちんと向き合えているということです。
そんな妊娠で悩まれているあなたの一つの道として
私が考えを見つめなおすきっかけとなった母の言葉と一緒に 読んでいただけたらと思います。

妊娠発覚

妊娠が分かった瞬間の感情は
『どうしよう産めない。』 でした。
その理由として、産むにはまだ早すぎる。遊びたい。というなんとも自分勝手な理由でした。
産婦人科へ行き小さな袋にしかみえないものを先生は『赤ちゃん』というのです。
どこか他人事のようで現実として受け入れたくないという気持ちが強かったように思います。

わからないですよ。そんないきなり「子供です」だなて言われたって。
でも涙がとまらないんですよ。
今から自分がしようとしていることを考えると罪悪感で眠れませんでした。

双子と発覚した日

ほぼ意思は固めて同意書をもらいに行った日、術前の確認ということで診察。
“最後になるであろう子供の姿を見なくちゃいけない”という気持ちと
“できればこれ以上の罪悪感を感じたくない” “見たくない” という気持ちで複雑でした。
そしてこの時に初めて心拍を確認。2つありました。
私が双子を知った日。そして母親になると決意した日です。

迷う私へ母からの言葉

私は両親には黙って手術を受けるつもりでした。
なぜなのか。母は必ず産みなさいと言うからです。
ですが、双子とわかり抱えきれなくなった私は母に伝えてしまいました。
案の定母からは「産んでほしい」と。
それでも「育てられる自信がない。子供が可愛いと思えるかわからない。」
と泣いている私に、母は言ったのです。

「今日見た小さい袋は大きな命よ。すのこちゃんと一緒の人間よ。
  生かす生かさないを決めていい程の軽い命じゃない
  欲しい時にできて産めると思っていたら大間違いよ。
  そんな泣くほどの選択をどうしてするの?産めない理由は何?
  母さんを納得させられる理由があるの?
 誰の為に考えてるの?誰の命なの?すのこは何様なの?」

めちゃくちゃ詰められました(~_~;)汗 ですが母の言っていることはごもっともです。
私はお腹にいる命よりも自分自身のことしか考えていませんでした。

双子の母になる覚悟と決意

一生、この罪悪感を背負っていかなければいけない。
一生、自分勝手な決断をした自分を許してはいけない。
一生、後ろめたさを感じて生きていかなければいけない。
一生、心の底から笑って生きていくことができないのではないか。

そう思う私は本当にどこまでも自分のことしか考えていませんでした。

私が母に相談したのは背中を押してほしかったのだと思います。
きっと母に妊娠したことを言った時点で私の中で答えはでていました。

エコー写真を見て泣きながら謝っている自分が、
本当は産んであげたいと思っていることに気付いていました。
ただただ勇気と覚悟がなかっただけ

どうして双子なのだろうと考えたとき、
ここに至るまでの全てのタイミングや出来事はきっと偶然ではなく
お腹にいる子供のメッセージではないかと思ったのです。

一つの命の『生きたい』という強い生命力がそうさせたのではないかと。

 “会ってみたい” そう思いました。
色々な不安な気持ちよりも “産んであげたい” でいっぱいになっていました。
そして母親になる決意をしたのです。

母親になっていく葛藤

時間や格好、場所を気にせず遊んでいる友人や、横でお酒を飲んでいる旦那を見るたび
自分のした選択の重さにうんざりしていました。
結婚願望のない私は婚姻届をだすときなんて震えました。
つわりが辛い時、切迫早産で3ヶ月入院した時は、

『もう!もう二度と妊娠するもんか!』

と泣きましたし、最後の最後まで本当にこれでよかったのだろうかと考えていました。

ですが日々大きくなって人間の姿になっていくお腹の子を見て感じる度に、
無意識にお腹を撫でているんです。
名前を考えている間は育児している自分と笑う子供を想像してワクワクしているんです。

そんな風にずっと葛藤していたと思います。
母になる実感も母性もいまいちわからないまま出産に臨みました。

大きな命の意味とは

「不細工だったらどうしよう」
「可愛いと思えるか不安」

と主治医の先生や看護師さんによく言っていました。
親バカにはならないと断言していましたがなんのその。
初めて我が子を見た瞬間に母性が滝のように流れ出てきましたよ(笑)
しゅわくちゃで梅干しのような見た目をしているのに
「可愛い可愛い」と涙が止まらないんです。

新生児室から聞こえる同じような赤ちゃんの泣き声の中で
自分の子が泣いているとすぐわかってしまうんです。

そしてこの時、やっと母の言葉の理解ができました。
「大きな命」だよという意味がわかったのです。
あの時見た小さな袋は、初めて抱いた小さな我が子は、
自分の命よりも大切で大きな大きな存在だったのです。

目も耳も鼻も身体の全てが母親に変わり、
私の中に溢れるぐらいの母性と愛があることをこの時初めて知りました。

子供たちがきてくれた意味

実はこの時、私の母は癌で意識がない状態です。
きっとこの時、子供たちがいなければ乗り越えられなかったと思います。
暗くて苦しい道を歩めていたのは子供たちの存在があったからです。

「生かす生かさないを決めていい程の軽い命じゃない。」

母はそう言っていましたが、 私が産む産まないを悩む以前にもうこの子達が
産まれてくる運命は決まっていたんだと、
そして、なにか意味を持って母親となる人の元へくるのだと。

身をもって経験し、確信しています。

私は産まない選択をする方に否定的な感情はありません。
様々な理由があります。 他人には見えないものもありますから。
ただ悩んでいる方に言いたいことがあるのです。

お腹の子のメッセージ

今、妊娠がわかり悩んでいる方。

嬉しいですか?

怖いですか?

不安ですか?

辛いですか?

それでいいのです。沢山沢山悩んでください。 みんながみんな嬉しいだけじゃないのです。私もそうでした。
そして、忘れてはいけないのは人間一人の命だということです。

命をかけた赤ちゃんのメッセージに耳を傾けてください
どうしてこのタイミングで来てくれたのか?
なぜあなたを選んできたのか?

命をかけた赤ちゃんのメッセージ耳を無駄にしないでください

あなたを不幸にする為にくる子は絶対にいません。

愛おしいも可愛いもわからないですか?

大丈夫ですわからなくても。
ただ、お腹にいるその大きな命はあなたを一番に愛してくれています
あなたが子供を想う前からあなたを想い、あなたの元へきてくれています。

私は産むと決めるまでの10日間、食事も喉を通らず眠れない日々を送り
答えがわからないような問題を考え続けました。
だからこそ自分のした選択に今、後悔が全くありません。
ここまで考えていなかったらどちらの選択をしても辛かったかもしれません。

沢山悩めばいいのです
今、お腹の中の大きな命についてしっかり考えてください。
そして自分の意思で決めた答えは必ずあなたの味方になってくれます。

どうしてその結論に至るのかしっかり考えてください。

世の中に幸せな子供たちで溢れますように。

母親の私からあなたへ

私はあなたの人生を背負えません。
産んだ方がいい! とも 産まない方がいい!
とも言えません。ですが一母親としてこれだけは言わせてください。

今、目の前で笑っている我が子を自分の人生をかけて守っていきたいと思います。
自分の人生を犠牲にするのではありません。
子供たちが誇れる親の背中を、人生を、見せるのです。

あなたが素敵で溢れる人生を送れますように。