ただの備忘録

野球は横浜DeNAベイスターズ、千葉ロッテマリーンズ、トロントブルージェイズについてのことをメモ書き アニメ、声優についても色々 Twitter:@sumailu0

マイケル・ソーンダースの来季契約(2/26追加)

マイケル・ソーンダースがピッツバーグパイレーツとマイナー契約を結びました。

そしてキャンプにも招待されるようです。

 

ソーンダースといえばブルージェイズで2016年前半戦活躍し、自身初のオールスター出場も果たしました。

最終的には.253/.338/.478 24本塁打 57打点とまずまずの成績を残しました。

しかしながらこの選手、前から膝を痛めており守備の数値(DRS)はレフトで-6、ライトで-5と良くなかったです。

良い成績ではあるのですが、守備に難があること、膝に難があること、そしてチームはバティスタとの再契約を優先したためソーンダースはブルージェイズと再契約ではなくフィリーズと1年900万ドルで契約しました。

しかし新天地では61試合で.205/.257/.360と低空飛行で結局シーズン中にDFAされました。

そんな中、去年在籍したブルージェイズが拾ったわけですが、そこでも大した活躍は出来ずFAとなり、結局パイレーツとマイナー契約するに至ったわけです。

 

パイレーツがソーンダースを取った意図は、おそらくバックアップとしてでしょう。

センターはスターリン・マルテ、ライトはグレゴリー・ポランコ、レフトはアダム・フレイジャーで決まりかなと思います。

しかし第4の外野手としての争いとなると、ソーンダースにとって厳しいものになるでしょう。

競争相手はダニエル・ナバ(.301/.393/.421)、ブライス・ブレンツ(.260/.336/.518)、ショーン・ロドリゲス(.167/.276/.295)となっています。(カッコ内は昨年成績、ブライス・ブレンツのみマイナー成績)

中々難しいとは思いますが、ソーンダースは好きな選手なのでまた活躍してほしいものです。

 

以下2/26追加………

 

パイレーツと契約したかと思えば、次はロイヤルズと契約したらしいです。

これもマイナー契約で、もしメジャーに上がれたら150万ドルで50万ドルのインセンティブ付きという契約です。

何故こうなったのか?というと、パイレーツはコーリー・ディッカーソンを獲得しました。この選手は去年いい成績を残したためもちろん外野のレギュラーというとこに来るのですが、そうなるとソーンダースがメジャーに上がる可能性は極めて低くなります。

ソーンダースの代理人によると、もし状況が変わったら(つまり他の外野手を獲得などしたら)他のチームと契約する機会をパイレーツは与えていたと言います。私はこの待遇はいいと思いますね。ソーンダースは是非ロイヤルズで実力を発揮してほしいものです。

さて、ロイヤルズの外野を見ていきましょう。

まず去年のレギュラーの内、センターはロレンゾ・ケインがブリュワーズと5年8000万ドルの大型契約を結び退団。その穴埋めはブラジル人メジャーリーガーのパウロ・オーランドとビリー・バーンズが争うことになるようです。

あと二人はレフトがアレックス・ゴードン、ライトがホルヘ・ボニファシオなんですが、ゴードンは守備は依然良いんですが打撃が最近酷く、ボニファシオは去年メジャー1年目にしては中々良い打撃成績を残しましたが今年どうなるかはわかりません。

こう考えると、まだソーンダースにチャンスはあるのかなあと思えます。ただレギュラー外野というのは難しいかなと思います。4人目の争いということに代わりはありませんが、パイレーツよりはチャンスがあるのではないでしょうか。

お知らせ

1年ぶりの更新となりました……

このブログを見ている方がいてくれたら、感謝しかありません

1年も更新しなかった理由は受験でした

そしてその受験もようやく終わりました

第1志望の発表はまだですが、第2志望には受かったので安堵しています

これからまた更新していきますので、よろしくお願いします

トロイ・トゥロウィツキーの想い


f:id:sumailu0:20170326232006j:image

 

最近全く更新して無くてすみません。ボチボチ更新再開したいと思いますのでよろしくお願いします。

再開第1号はトロイ・トゥロウィツキーについての記事です。トゥロが感じてる事とか目標とか、そんなことについての取材の記事となっています。


Tulowitzki’s big-league dream comes full circle with Blue Jays: Griffin | Toronto Star

 

“I’ll sit here after the game if these guys want to talk to me, hours upon hours. I’ll answer any question, give them any knowledge that I’ve had in this game — because it’s what I love doing,” the 32-year-old said. “Whether it be in the clubhouse or on the back fields or during a game, I’m always trying to better myself and better my teammates.”

「試合後、僕と話したい選手がいたらここに座って何時間も話すんだ。どんな質問にも答えるし、僕が経験してきた全ての知識を教えてる。それが僕のやりたいことだからね。」

「クラブハウスでも球場でも試合中でも、僕は常に自分自身を良くし、チームメイトも良くしようと心がけている。」

 

There was a time not too long ago when Tulowitzki was considered the top young shortstop in the game — a fantasy beast, a big man who combined the power of Cal Ripken with the grace and defensive skills of Omar Vizquel.

Ten years later, after moving from the Rockies to the Jays, he can look around MLB and tip his hat to a new generation of young stars at his position, players like Carlos Correa, Corey Seager, Francisco Lindor, Xander Bogaerts, Addison Russell and others. Include the man who replaced him in Colorado, Trevor Story.

長いので要約しつつ書きます。

トゥロウィツキーは若い頃MLBでもtopクラスの若いショートと見られていて、カル・リプケンのパワーとオマー・ビスケルの守備を持った選手になれると期待もされてました。

それから10年、トゥロウィツキーロッキーズからジェイズへ移った後、MLBは若い世代のショートがどんどん出てきました。それはカルロス・コレア、コーリー・シーガー、フランシスコ・リンドーア、ザンダー・ボガーツ、アディソン・ラッセル、そしてロッキーズの次の遊撃手トレバー・ストーリーなどかなり出てきています。

 

“I love it,” Tulowitzki admitted. “Because when I first came up, Nomar (Garciaparra), Derek (Jeter) and Alex (Rodriguez), all those guys, I was the young guy and they would have to answer questions about me, and I’d have to talk about how they were my role models and how I had posters of them in my room.

「良いことだ。」とトゥロウィツキーは感じている様子。

「というのも僕が初めてMLBに上がってきたとき、ノマー・ガルシアパーラデレク・ジーターアレックス・ロドリゲスといった選手たちがいて、僕は当時若手で彼らは僕についての質問に答えなければならなかっただろう。そして僕はどのように彼らを自分のロールモデルにしてるか、どのように彼らのポスターを手に入れたのかについて話す必要があるかもね。」

 

“Now I’m on the other end. I talk to Correa, I talk to Lindor, guys like that, and they say, ‘Man, when I was young I watched you play.’ It comes full circle, but that’s what makes this game neat. You want to see those guys do well. I love the position. I try to help those guys as much as I can prepare for the long haul of numerous seasons. It’s really what I love doing.”

「今自分は逆の立場になっている。僕はコレアやリンドーアといった選手と話し、彼らは『小さいとき、あなたのプレーを見てたよ』って言うんだ。完全な循環となっているけど、それが野球を作るんだ。皆、そういった選手たちが活躍するのを見たい。僕はこのポジションが好きだ。僕は長いシーズンの道のりで準備できる限りそういった選手を助けようとする。それはまさに僕がしたいことだ。」

 

“All those infielders coming up, you hear about how this guy’s a prospect, this and that. I’ve never been the guy to sit there and hide knowledge. I want them to have all the knowledge that I have. I’m not scared of it. I’ve seen other guys (say), ‘I’m not going to tell this guy too much, because he’s here to take my job.’ I’m not worried about that. I want to get these guys better.”

「若い選手が出てきて、どのようにこの男はプロスペクトになったのかとか色々聞く。僕はただ座って、知識を隠すなんてことはしない。僕は若い選手に持っている全ての知識をあげたいと思う。僕はそれを恐ろしいこととは思ってない。『俺はこの選手に教えすぎる気はない、なぜなら俺の仕事を取るためにここにいるからだ。』と言う人もいる。僕はそれについて心配してない。僕は若い選手を良い選手にしたいと思ってる。」

 

そしてトゥロウィツキーは「ショートで現役を終える」というとても大きな個人的な目標をたて、モチベーションを上げ続けると語っています。

 

“I’m trying to do something that no one has ever done,” he said. “That’s to be as big as I am (six-foot-three, 205 pounds) and continually playing shortstop at the highest level. It’s fun, and I challenge myself every single day to keep this thing going. It’s something I take pride in, and hopefully for my entire career I’ll be at that position.

“You’re always trying to better yourself. Getting with our great training staff that we have here has been beneficial for me. My body feels great, but bottom line is that playing shortstop is a demanding position, especially as you get older.”

「僕は誰も成し遂げられなかったことをしようとしている。」

「高いレベルでショートを守り続けるのは、(192cm、93kgの)僕と同じくらい大きいだろうね。でも楽しいし、毎日守り続けることに挑戦している。それは僕が誇りに思っていることだし、キャリア通してショートにいれたらいいね。」

「常に自分自身を良くしようとしている。我々の素晴らしいトレーニングスタッフは僕にとって有益なことでいる。僕自身いい状態だけど、特に年を取るにつれてショートというのは難しいポジションであるのも事実だ。」

 

と色々なことを語ってる記事でした。

以前トゥロウィツキーに刺激を受けるトラビスの記事を紹介しましたが、やはりこの実績抜群のベテランの存在はブルージェイズにはもちろん、他チームのショートにも影響を及ぼしているんですね。自分のことを惜しみ無く他の選手に語るその姿勢は素晴らしいことだと思います。去年序盤不調だったり怪我したりだったトゥロウィツキー、今年は一年健康にそして素晴らしい成績を残すことを期待してます。

TOR:デボン・トラビス選手への短いインタビュー記事

2015年、いきなり開幕戦デビューとなったデボン・トラビスは4月の月間新人王を取りました。その後肩の怪我により60試合程度の出場に留まりましたが、いい成績を残しました。

2016年、その怪我が響き開幕には間に合いませんでしたが復帰後はまた打撃を見せ去年より成績も良くなりました。しかしALDS、ALCSはまた別の箇所を痛めほぼ欠場。またも悔しいシーズンとなりました。

そのため2017年にかける思いは強いでしょう。今年更なる成績向上を狙えるデボン・トラビス、今回はそんな彼への短めなインタビュー記事です。

 

Blue Jays Devon Travis close to full health | MLB.com

 

"It feels good, I'm just taking it day by day," Travis said.

怪我については「日に日に良くなっている」とコメント。

Travis also said he's excited that shortstop Troy Tulowitzki has taken on the role of mentoring him and the other young middle infielders in the Blue Jays' system. When it comes to Travis, Tulowitzki suggested that the two will be doing as much extra work as possible to get ready for the season.

またトラビスは、トロイ・トゥロウィツキーがトラビスとブルージェイズの若手内野手の教育係?のような役を引き受けたことを楽しんでいるとも言っています。トラビスには、トゥロはシーズンに向けて可能な限りより踏み込んだ練習をすることを提案にしているとか。

"Having an opportunity to play with that guy is unbelievable," Travis said. "He's so intense. Every single day I learn something new from him. So any chance I play next to him, I'll never take a ground ball for granted. We took ground balls the other day, and he did more work and was sweating harder than I was."

「トゥロウィツキーみたいな選手とプレーできる機会があるなんて信じられないよ。彼はすごく強烈だ。毎日自分は彼から新しいことを学んでる。彼の隣でプレーするからには、普通のゴロも当然のようには取らない。この前ゴロ練習をしたけど、彼は自分より動いていたし汗もかいていた。」

 

またギボンス監督はトラビスを誉めてます。

"When I first saw him, I thought he was strictly a line-drive guy, but I've seen him hit some home runs a long way," Gibbons said. "And he'll drive in some runs. He'll be a high-average guy. For a young kid, he's got a great approach. He uses the whole field, and he's strong."

「初めてトラビスを見たとき、厳密にはラインドライブ系のバッターかと思ったが、大きいホームランを打つのも見た。いくつかホームランも打つし高い打率を残せるバッターになれる。幼い子供のために、彼は素晴らしいアプローチをしている。フィールド全部で使えるし、強い。」とべた褒め。

"Yeah, that's special … that's so cool to hear," Travis said. "To me, it doesn't really make sense. I come to the park every day, and I try to get better and learn from these guys. Without guys like [Jose] Bautista, [Josh] Donaldson, [Indians designated hitter and former teammate Edwin Encarnacion] and Tulo, and the things that they taught me over the years, I wouldn't be half the hitter I am now."

そんなギボンス監督のべた褒めに対して「スペシャルで……聞いててクールだね。」と謙遜(?)

そして「毎日球場に来て、いろんな選手から学び良くなっている。ホセ・バティスタ、ジョシュ・ドナルドソン、(エドウィン・エンカーナシオン)、トゥロのような選手がいなかったら、そして彼らが僕に教えてくれたことがなかったら、今の自分の半分にもなってないだろう。」

 

トラビスは今年楽しみな選手の一人です。セカンドのレギュラーとして実力は十分、更なる成績向上も期待できますが……怪我だけはしないでほしいところです。

現役選手で次に永久欠番となるべき5人の選手とは?

2016年、ビッグパピことデービッド・オルティスが引退し、彼の背番号34はレッドソックス永久欠番となりました。それ相応の成績を残し、人格も素晴らしい方なので当然のことですね。そのことを受け、theScoreが次に永久欠番となりそうな5人の選手を予想してますのでそれをブログにしたいと思います。(ちなみにその記事はマリナーズエドガー・マルティネスの背番号を永久欠番にする前のものです。)

 

 

まずその5人は以下のようになってます。

  1. イチローマリナーズ
  2. アルバート・プホルスカージナルス
  3. チェイス・アトリー(フィリーズ
  4. ホセ・バティスタブルージェイズ
  5. ジミー・ロリンズフィリーズ

では記事にある本文を元に訳したものを書きます。

 

1.イチローマリナーズ

マリナーズの歴史でも特に素晴らしい選手の1人であるイチローマリナーズ時代の背番号51はいつかセーフコフィールドで見れるだろう。問題はいつになるかだ。彼は3000本安打を達成して42歳のシーズンを乗り切った。打率(.322)安打(2533本)単打(2060本)三塁打(79本)盗塁(438回)は全てマリナーズでの1位の記録だ。イチローが引退した時、マリナーズは呼び戻すだろう。

 

2、アルバート・プホルスカージナルス

2012年に退団したことは辛いことだが、プホルスセントルイスでの時間とインパクトは前代未聞のままだ。Bob Gibson, Lou Brock, Stan Musial, Ozzie Smithなどカージナルスの長い歴史での永久欠番があるが、当然プホルスも含まれるだろう。カージナルスでのホームラン(445本)打点(1329打点)四球(975個)長打率(.617)は2位、安打(2743本)は4位だ。プホルスは41歳までエンゼルスとの契約下だが、その後はカージナルスによる素早い決断が作られるのを期待している。

 

3.チェイス・アトリー(フィリーズ

アトリーのフィリーズでの13年間には2008年のワールドチャンピオンと6回のオールスター選出が含まれている。その間、フィリーズは10回地区優勝した。フィリーズでのWAR(61)は4位に記録されている。要約すると、アトリーのフィリーズでのレガシーは背番号26を永久欠番にするのに十分である。

 

4.ホセ・バティスタブルージェイズ

ブルージェイズのユニフォームを纏った「Joey Bats」は10年目となる。MLBでも最も素晴らしいスラッガーの1人であるバティスタの出現は2010年に起こり、以来衰えを見せていない。ブルージェイズでのホームラン(265本)打点(701)は5位、四球(719個)は2位、出塁率(.382)は4位だ。彼が引退した時、ブルージェイズバティスタの背番号を永久欠番にすると発表することは、カナダと球団へのコミットメントを含めたインパクトを見ると妥当なとこだろう。

 

5.ジミー・ロリンズフィリーズ

フィリーズでの安打(2306本)と二塁打(457本)で1位を記録しているという数字は遅かれ早かれ永久欠番として見れる他の選手のようにロリンズを導くだろう。2007年にMVPを獲得したり2005年には36試合連続安打のメジャー新記録を樹立したりとフィリーズで15年過ごした。サンフランシスコとマイナー契約を交わしまだメジャーでのプレーを試みているが、年齢と最近の数字を見ると引退する可能性が高い。もし引退する時は、チームの永久欠番に値する元フィリーズの選手の1人(ライアン・ハワードも)となるだろう。

 

これで記事は終わりです。

イチローのトレードは驚きのものがありました、そのままマリナーズで引退するのかななんて思ってましたから……後々思うとイチローを有望株とトレードなんて話はあったのかなあなんて思います。イチローの背番号51はランディ・ジョンソンもつけてました。2人同時に永久欠番も?なんてマルティネスの背番号が永久欠番になった時言われたり……

プホルスカージナルスでの成績は機械みたいでスゴイです。同じような数字(かなりスゴイ)を何年も継続してやる、マシンなんて言われるレベルです。

フィリーズの2人が入っているのを見ると今弱すぎるフィリーズも強い時代があったんだなあなんて思います。アトリーは契約が決まりましたし、ハワードはどうなるんでしょうかね。

そしてバティスタ。まだまだ引退なんて成績じゃありませんが永久欠番に相当する成績にカリスマ性があると思います。今後次第でしょうかね。

リアルタイムで永久欠番レベル、しかも日本人がそのレベルにいるのを見れるのは幸せなことだなあとしみじみ感じました。

今こそTORは若手先発2人と契約延長すべき?

トロントブルージェイズは若手の選手が出てきています。ロベルト・オスーナ、デボン・トラビス、ダルトン・ポンペイなど……そんな中でもマーカス・ストローマンとアーロン・サンチェスの2人は今後ブルージェイズが勝負できる内はコアとなる存在になりそうです。今はストローマンがスーパー2により調停権を獲得してます。この2人は2020年まで保有出来ます。そんな2人を長期的にプロテクトするために長期契約の話をすることをSportsnetのShi Davidi記者が記事にしてるのでそれをブログにしたいと思います。

 

 

TORONTO – Sometime in the next couple of weeks the Toronto Blue Jays and Marcus Stroman will face off in a hearing room to settle their arbitration case. There’s a $300,000 gap between the 25-year-old right-hander’s $3.4 million ask and the club’s $3.1 million offer, and since the team follows a file-and-trial policy, the only way to avoid the process now is with a multi-year deal.

2週間後、ブルージェイズとストローマンは年俸調停のための公聴会に入るそうです。ストローマン側は340万㌦、ブルージェイズ側は310万㌦を出していて30万㌦の開きがあります。

この文にある「file-and-trial」ってのを年俸調停の記事でよく見ますが意味がわからず……

 

Far more preferable, of course, would be if general manager Ross Atkins can successfully borrow from his former employer in Cleveland, and find a way to lock up both Stroman and Aaron Sanchez the way the Indians secured Corey Kluber and Carlos Carrasco in the span of two days in April 2015.

ブルージェイズGMロス・アトキンスがインディアンスにいた時、ストローマンとサンチェスと似たような境遇にあったコーリー・クルーバーとカルロス・カラスコと2015年4月に契約延長をしました。

 

Kluber, who like Sanchez was a season away from arbitration eligibility, signed a five-year extension worth $38.5 million that included two club options. Carrasco, who like Stroman was in his first year of arbitration eligibility, accepted a four-year extension worth $22 million with club options for two more seasons.

クルーバーは、サンチェスのように年俸調停権利保有年外の年に5年3850万㌦+2年分のクラブオプションという契約をしました。

カラスコは、ストローマンのように1年目の年俸調停権利獲得の年に4年2200万㌦+2年分のクラブオプションという契約をしました。

 

Now, such deals aren’t for all players and it’s possible that Stroman and Sanchez won’t be interested, preferring to instead go year-to-year through arbitration in order to maximize their earnings.

ストローマンとサンチェスは最大限の年俸を稼ぐため、年俸調停権保有間は1年契約で進みたいとしているかもしれない。

 

But if they and the Blue Jays can find common ground on a way to fairly share the risk, Stroman and Sanchez could protect themselves financially from the consequences of a potential injury, while the team can gain some cost certainty and extend contractual control of the players.

しかしもしストローマンとサンチェス、ブルージェイズの双方がリスクをフェアに共有する方法を見つけられれば、ブルージェイズは確実性のあり契約上コントロールできる選手を得ることが出来て、ストローマンとサンチェスは怪我した時財政的に自分自身を保護できる。

 

この次はレイズのクリス・アーチャーの例を出しています。本人の言葉を載せてるんですがここのは長いので要約します。

クリス・アーチャーは2014年4月に6年2550万㌦+クラブオプション2年分の契約を結びました。1年平均にすると425万㌦、これから伸びていく若手の投手と考えるととんでもなく安いものです。それでもアーチャーは「全体的に満足している」と言っています。そして長期契約で「財政的に安定で、家族の世話も見れる」とも言っています。ただ「これは自分の意見で、合う人もいればそうでない人もいるだろう」とも。

 

Archer also believes the benefits of his contract extend well beyond the financial guarantee.

またアーチャーは自分の契約の利点は、保証されてるお金よりも遥かに超えているものだと信じている。

 

"I only had 152 days in the big-leagues (at the time), there was a lot of uncertainty and honestly, I don’t know what type of player I would be if I didn’t have that security," says Archer. "It allowed me to just worry about my performance on the field, knowing my financial security was set."

「当時152日しかMLBサービスタイムをかせいでいなかったから、不確実なところが多くあった。そして正直言って、もし長期契約がなかったら自分はどんな選手になるのかわからなかった。その契約は自分にただ自分のパフォーマンスに気にかけることを許したんだ。」

 

That mindset won’t entice all players, but if the Blue Jays can come up with an appealing enough number, the way the St. Louis Cardinals did with the $51-million, five-year deal they gave to right-hander Carlos Martinez on Thursday, maybe they can reach a deal.

その考えは全ての選手の気を引くものではないだろうが、もしブルージェイズが十分な数字を提示できるなら、カージナルスがカルロス・マルティネスと5年5100万㌦の契約を交わしたような方法も。

 

Given how difficult it is to draft and develop top-flight starting pitchers and how much they earn in free agency, taking a chance now on Stroman and Sanchez sure makes sense. It’s not an essential piece of business for the Blue Jays, they have lots of contractual control remaining, but barring a total collapse in performance, the pitchers’ price only goes up sharply from here.

今伸びている先発2人の今後を思い描く難しさ、FAでどれだけのお金を得るのかということが与えられると、今ストローマンとサンチェスについてのチャンスを掴むのは道理にかなっている。ブルージェイズにとって必要不可欠なビジネスの一部ではない。たくさんのコントロールできる選手はいるが、全員のパフォーマンスが落ちない限り、ピッチャーの価値というのはここからいっそう上がるだろう。と記事が締めくくられます。

 

自分もこの記事には賛成です。カーショウだのグレインキーだの見てるとピッチャーへの価値(=金額)というのはかなり高額です。もしもカーショウがオプトアウトして市場にきたら……一体どんな契約を得られるか。

ストローマンとサンチェスはまだそこまでの選手ではないでしょう。ですが、いずれそうなってもおかしくないポテンシャルは持っているはずです。比較的、安く済むうちに長期契約を交わしてしまうのも一つの手だと思います。

ブルージェイズへのファームシステムの低評価は知られているところです。これからまた厳しいシーズンが続くかもしれません。となと、このストローマンとサンチェスは可能な限りトロントから軽々と出してはいけないと思います。これからのチームのコアになれるでしょうし、ロイ・ハラデイのような大エースになってほしい、そんな感想を持ちました。

カブスが去年より良くなる5つの理由と去年より悪くなるかもしれない5つの理由とは?

シカゴカブスといえば去年圧倒的な強さでNL中地区を制し、NLDS、NLCSを勝ち抜き、WSはクリーブランドインディアンスとの死闘を勝ち抜き見事ワールドチャンピオンとなりました。連覇を狙うカブスですが去年主力となったアロルディス・チャップマンヤンキースへ、デクスター・ファウラーは同地区のカージナルスへ移籍しました。当然ワールドチャンピオン候補筆頭となりますが、やはり不安もあります。

そんななかMLB.comのPhil Rogersさんが去年より良くなる5つの理由と、去年より悪くなるかもしれない5つの理由を挙げて記事にしてるのでそれを紹介します。

まずは良くなる要因5つ

  1. カイル・シュワーバーの存在
  2. ジェイク・アリエタの存在
  3. ブルペンの強さ
  4. 接戦での試合
  5. ジェイソン・ヘイワードの復調

では1から

1.カイル・シュワーバーの存在

怪我の再発がなければ、今年はシュワーバーにとって初めてのフルシーズンとなる。シュワーバーは278打席しかレギュラーシーズンで打席にたってないが、彼はクリス・ブライアントとアンソニー・リゾと同じくらいのインパクトを打線に持たせることを早くも証明した。

 

2.ジェイク・アリエタの存在

アリエタの素晴らしい2015年後半戦と、2016年の避けられない衰え(最後16先発で防御率4.44)のどちらかに焦点を当てるのは簡単だ。しかし全体的な数字はどの選手よりも良く、そしてそれが2017年の成績を予測するのに使うべきものである。過去3年間のアリエタの成績(50勝19敗、防御率2.42、WHIP0.973、K/9 9.2)よりいいのはクレイトン・カーショウのみだ。近い将来FAになるかカブスとの長期契約をするかの中で、彼は使命を果たすだろう。

 

3.ブルペンの強さ

ウェイド・デービス、上原浩治、ブライアン・ダンシングらは2016年のミドルリリーバーのカール・エドワーズJr、マイク・モントゴメリーと共にし、マッドン監督が今まで持ってきたブルペンで一番いいブルペンとなるだろう。ブルペンにはヘクター・ロンドン、ペドロ・ストロップ、ジャスティン・グリムがまだいる。モンドゴメリーが仮に先発に転向したら、ジャック・レザージックかデビッド・ロリンズを2番目の左中継ぎとして取り掛かるかもしれないが、モンドゴメリーをブルペンの力として見過ごすのは難しいだろう。

 

4.接戦での試合

去年103勝あげたカブスの一つの癖は、試合後半に入っていくに連れて打ち負かされやすいことだった。得失点差は252で、これは2位のレッドソックスよりもほぼ27%多かったが、1点差のゲームでは22勝23敗でフィリーズダイヤモンドバックスよりも悪かった。これは得点圏打率が.252でメジャー21位、7回以降のホームランは55本で18位だったからだ。これらの数字は確実に良くなるだろう。

 

5.ジェイソン・ヘイワードの復調

ヘイワードはチャンピオンリングを手に入れたので、ヘイワードの2016年シーズンを悪夢として語るのは難しいだろう。しかし打率が63ポイント落ちてOPSが166落ちて、一年中精神的にキツイシーズンとなった。スイングを調整するために打撃コーチのJohn Malleeと練習していて、改善の様子が見える。カブスはヘイワードの7年1億6900万㌦の支払い義務があるので、良いことになるだろう。そしてヘイワードの守備はとてもよく、ライトで使いたくなるだろう。

 

そして悪くなる要因

  1. デクスター・ファウラーの退団
  2. 昨年の「幸運」の揺れ戻し
  3. ローテーションの後退
  4. トレードの難しさ
  5. 2004年レッドソックスと重なるところ

 

1.デクスター・ファウラーの退団

先頭打者、センター、クラブハウスで存在感のあったファウラーをカブスは失ったことは周知の事実だ。彼の代わりとなるアルバート・アルモーラJrとジョン・ジェイは当然良い成績を残すであろうが、出塁率.393といったファウラーのような打席での忍耐強さは見られないだろう。昨年ファウラーが肉離れでDL入りしていた時、カブスは少し足踏みした。ファウラーが打線にいない時の成績は23勝20敗となった。

 

2.昨年の「幸運」の揺れ戻し

シュワーバーを除いて、カブスは怪我という面で相対的に幸運だった。ローテーションの5人は少なくとも29先発するなど異常なくらい健康で、シュワーバーとファウラーの2人だけが打線の中でDLでの時間を過ごした。

ハビアー・バイエス、ベン・ゾブリスト、ブライアントといったユーティリティプレイヤーは必要な時、即興でマッドンを助けるだろう。しかし先発陣に万一のときがあった場合は大きな問題だ。

 

3.ローテーションの後退

昨年カブスの先発陣の防御率は2.96で、ジェイソン・ハメルは5番手で15勝するなどメジャーで1番のローテーションだった。再びそうなるよう願うのは難しいことだし、カブスは5番手の穴をよく怪我をするブレット・アンダーソンに頼っている。

 

4.トレードの難しさ

グレイバー・トーレスは、アディソン・ラッセルとバイエスを2021年まで所有できるカブスにとって理想的な存在ではなかった。しかしアロルディス・チャップマンを獲得するのに、今やMLB全体3位のプロスペクトとなったトーレスをトレードしたのは痛みとなった。トレード期限までエロイ・ヒメネスや他のプロスペクトをトレードに出したら驚きだ。そしてヒメネスなど抜きでチャップマンのような選手をまた獲得するとなると厳しいだろう。

 

5.2004年レッドソックスと重なるところ

いわゆるバンビーノの呪いを2004年に打ち破った後、2005年のレッドソックスのシーズン勝利数は落ちていった。その年のファンウェイパークのムードは、ファンがチャンピオンシップギアを着て満足していたり何か違っていた。それは今年のリグレーフィールドと重なる。緊迫感は同じにはならないだろう、しかしボストンとの平行線は一つの大きな道で壊される。カブスは2004年のレッドソックスより若く、4,5年は戦えるように作られている。カブスは2年連続素晴らしい成績を残すのではなく、ジョー・トーリ時代の90年代ヤンキースのような王朝になれると信じている。

 

と、こんだけ挙げられています。最後のはわかりづりいですが、「few gawe」と書いてある通り「去年より勝ち星が減る」って意味で使われてるんでしょうね。勝ち星減っても優勝は出来ると思いますし、多分そうなんでしょう。

今年もNLはカブス筆頭になりそうですが、同地区の強豪カージナルスと毎年候補に挙げられながらワールドシリーズに進めないドジャースとかも維持を見せに来るかもしれません。NLはこの辺注目すべきところですね。