『隠された聖徳太子』など

本を買った。

Orion Klautau『隠された聖徳太子――近現代日本偽史とオカルト文化』ちくま新書、2024

紀蔚然『台北プライベートアイ』(舩山むつみ訳)文春文庫、2024

小山内美江子

NHKの報道;


脚本家小山内美江子さん死去「翔ぶが如く」「3年B組金八先生
2024年5月10日 19時47分


NHK大河ドラマ翔ぶが如く」や民放の人気ドラマ「3年B組金八先生」などの脚本を手がけた小山内美江子さん*1が亡くなりました。94歳でした。

小山内美江子さんは1930年に横浜市で生まれ、20代で映画業界に入ったのち、1962年のNHKのドラマで脚本家としてデビューし、テレビドラマの脚本を数多く手がけました。

なかでも、原作・脚本を手がけた民放のドラマ「3年B組金八先生」は、1979年の放送開始から30年以上にわたって続く人気シリーズとなりました。

中学校を舞台にしたドラマでは、いじめや中学生の妊娠、性同一性障害など、時代を反映したテーマを取り入れ、武田鉄矢さんが演じる「金八先生」が生徒へ語りかける熱くやさしいせりふとともに幅広い世代で支持されました。

またNHKでは、連続テレビ小説で漫画「サザエさん」の作者、長谷川町子さんの姉を主人公にした「マー姉ちゃん」、大河ドラマで「徳川家康」と「翔ぶが如く」で脚本を手がけました。

脚本家として活動する一方、60歳の時にヨルダンで湾岸戦争の難民救援活動を行ったことをきっかけに海外でのボランティア活動を本格的に始めました。

1993年には自身が代表を務めるNPO法人を立ち上げ、カンボジアなどの国々で学校を建設する活動を長年続け、国際協力活動を続けました。

NPO法人の発表によりますと、小山内さんは今月2日に老衰のため亡くなったということです。94歳でした。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240510/k10014445991000.html

息子である利重剛のステイトメント;

5月2日、母、小山内美江子が天命を全う致しました。
老衰による穏やかな逝去でした。94歳でした。
やりたいことをやり、言いたいことを言い、多くの人々に愛された、幸せな人生だったと思います。
生前のご厚情を深く感謝いたします。
本当にありがとうございました。

葬儀は、故人の遺志により家族のみで執り行いました。
つきましては、御香典や御供花などお気遣いはご辞退させていただきます。
故人の遺志ですので何卒ご理解くださいませ。

納骨については、故人の希望により、京都・常寂光寺にある女の碑(志縁廟)*2に合祀させていただく予定です。
納骨が済み、落ち着きましたら、改めてご報告を差し上げようと思います。

利重 剛
(Cited in 「【訃報】脚本家・小山内美江子さん死去 息子の俳優・利重剛さんが報告 "言いたいことを言い、多くの人に愛された、幸せな人生"」https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1163453

小山内美江子さんといえば、『金八先生*3ということになっているけれど、そもそもは『キイハンター』とか(小川真由美主演の)『アイフル大作戦』とか、アクション系の人だった。多分、サラ金の社名はこのドラマからパクられたもの(多分)。
なお、映画監督志望だった小山内さんは当時映画会社が女性が助監督になる途を閉ざしていたので、仕方なくスクリプターとして映画界に入った。

Steve Albini

スティーヴ・アルビニ死去」https://amass.jp/175008/


曰く、


ミュージシャンで、レコーディング・エンジニア/プロデューサーとしても知られる、インディー・ロックのアイコン、スティーヴ・アルビニSteve Albini*1が死去。米Pitchforkや米ローリングストーン誌などが、彼のシカゴのレコーディング・スタジオ、Electric Audioのスタッフに、アルビニが5月7日の夜に亡くなったことを確認しています*2。死因は心臓発作。61歳でした。

アルビニは、ミュージシャンとしてビッグ・ブラック(Big Black)やシェラック(Shellac)といったアンダーグラウンド・バンドを率いただけでなく、オーディオ・エンジニアとしてニルヴァーナ『In Utero』、ピクシーズ『Surfer Rosa』、PJハーヴェイ『Rid of Me』などのアルバムのレコーディングにも参加し、高い評価を得た。シェラックの10年ぶりのアルバムは5月17日リリース予定で、ツアーにも出る予定だった。

私とほぼ同世代。日本の学校制度に当て嵌めれば1つ下ということになる。
彼は少年時代に経験した1970年代のパンクと1990年代のグランジ以降のオルタナティヴ・ロックとの架け橋となったということなのだろう。
See also


Ben Beaumont-Thomas "Steve Albini, US alt-rock musician and producer, dies aged 61" https://www.theguardian.com/music/article/2024/may/08/steve-albini-us-alt-rock-musician-and-producer-dies-aged-61
Alexis Petridis*3 "Steve Albini was a button-pushing musician of uncompromising brilliance" https://www.theguardian.com/music/article/2024/may/08/steve-albini-obituary

*1:See eg. https://en.wikipedia.org/wiki/Steve_Albini

*2:See eg. Nina Corcoran and Jazz Monroe "Steve Albini, Storied Producer and Icon of the Rock Underground, Dies at 61" https://pitchfork.com/news/steve-albini-storied-producer-and-icon-of-the-rock-underground-dies-at-61/

*3:See also http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090309/1236622473 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100728/1280293011 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20110729/1311871264 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120603/1338745679 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20120708/1341677438 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20131028/1382925103 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20140901/1409591774 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20160422/1461293723 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161027/1477538541 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20161229/1482985097 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170313/1489332422 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20171001/1506871085 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20171006/1507222739 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/07/101533 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/05/07/093756 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/05/07/104014 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/09/16/225732 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/01/19/142132 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/12/13/110420 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/01/22/093236 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/02/24/112934 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/05/21/094312 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/12/04/081015 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/01/13/144201 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/01/28/134036 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/05/20/161814 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/05/28/151935

後鳥羽か後醍醐か?

odd_hatch*1「斎藤洋一/大石慎三郎「身分差別社会の真実」(講談社現代新書) 江戸時代の身分制は、士農工商ではなく、公家・武士-平民(農工商が含まれる)-被差別者(えた・ひにん)の三層構造。」https://odd-hatch.hatenablog.jp/entry/2024/04/29/090000


1995年に講談社現代新書で刊行された 斎藤洋一、大石慎三郎『身分差別社会の真実』について。
「 江戸時代の身分制は、士農工商ではなく、公家・武士-平民(農工商が含まれる)-被差別者(えた・ひにん)の三層構造」であるというのはその通りだろう。さらに、被差別者/非被差別者に還元できるだろう。重要なのは、差別/被差別というのが上/下関係には還元できないということだろう。


中世のケガレた人々は放浪する人々や工・鉱に携わる人などだったが、寺社の系列にあって聖性ももっているとみなされていた。恐怖や嫌悪と同時に畏怖を感じてもいた。しかし後醍醐天皇承久の乱によって朝廷と天皇の権威が失墜する。それに応じてケガレた人々の聖性が失われ、被差別民とされるようになったとされる。
承久の乱*2を発動したのは後鳥羽院。後醍醐*3の行ったことは一度の〈変〉とか〈乱〉とかに収まることではない。彼は鎌倉幕府を打倒し、所謂建武の新政を行い・失敗し、2人の天皇(2つの朝廷)が相争うという内乱状態を出来させた。その歴史的インパクトは後鳥羽院の「承久の乱」なんかよりもはるかに大きいといえる。また、網野善彦が指摘するように、後醍醐(とその一派)はそのプロジェクトに、後の被差別民に連なるような公武の体制の周縁にいた人々を大量に動員した(Cf. 『異形の王権』、『日本社会と天皇制』etc.*4)。故に、その挫折(南朝の敗北)が「ケガレた人々の聖性」の喪失に大きく影響したことは当然であろう。ただ、「聖性」の喪失というのは一回的な出来事ではなく、中世が近世へと向かう中で、徐々に行われていったと考えるべきなのだろう。

*1:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160130/1454167065 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20161014/1476435239 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/04/04/110723 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2024/04/02/141223

*2:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100802/1280773809 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/03/28/152200 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/12/08/142456 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/12/19/103506 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/12/27/025137 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/12/30/160222 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/01/05/145825 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/05/20/022748

*3:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20090718/1247889060 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100103/1262544972 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100806/1281068970 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100925/1285447119 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170311/1489256348 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20171018/1508299445 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/10/30/092013 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/03/14/013548 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/10/17/095108 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/11/21/160356 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/06/20/090820

*4:甥の中沢新一『悪党的思考』も参照されたい。

武田花

時事通信の記事;


武田花さん死去 写真家、エッセイスト
時事通信 文化特信部2024年05月08日16時37分配信


 武田 花さん(たけだ・はな=写真家、エッセイスト)*14月30日午前3時6分、甲状腺疾患のため東京都内の病院で死去、72歳。東京都出身。葬儀は近親者で済ませた。喪主は夫泰彦(やすひこ)氏。

 作家の武田泰淳、エッセイストの武田百合子の間に長女として生まれた。90年に写真展「眠そうな町」などで木村伊兵衛写真賞を受賞。作品に「猫・陽のあたる場所」「煙突やニワトリ」など。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2024050800852&g=soc

新聞の社会面の訃報欄で「武田花」という名前を見つけて吃驚。「 武田花」ってあの「武田花」なの? と想ったら、まさしくあの「武田花」だった。因みに、彼女は私の大学の先輩である。

大陸の麝香猫



id:BUNTEN 「ヴェトナムに麝香猫っているのか?」軽くググったところインドジャコウネコという肛門付近に臭腺を持つ種がベトナムにも分布しているようですが、その品との関連は不明です。 生物
2024/05/05
https://b.hatena.ne.jp/BUNTEN/20240505#bookmark-4753036849752635392

「インドジャコウネコ」https://www.neko-zukan.com/ja/item/Viverridae/Viverra/zibetha/index.html


これによると、


インドジャコウネコ(Large Indian civet)は、南アジアと東南アジアの草原、低木、沼沢林、密林地帯、マングローブ林など森林地帯に生息します。 インドから中国南部、マレーシアまで分布し、海抜0~3,080 mまでの環境に生息し、二次林やプランテーションでも見ることができます。
ただし、中国での野生個体数は、1950年代以降、森林伐採のために94~99%も大幅に減少しました。 香港では、野生動物保護条例で保護されていますが、1970年代以降、自然状態で記録されておらず、絶滅したと見なされています。

インドジャコウネコは英名が示すように大型種であり、東南アジアのジャコウネコの中で最大級です。
体長は70~85 cm、尻尾の長さは35~47 cm、体重は3.4~11 ㎏で、オスの方がやや大きくなります。
インドジャコウネコの体色は、灰色がかった黄褐色で、黒い縞模様が肩の後ろから尾の付け根まで背中に沿って伸びていますが、尾には伸びていません。 側面と肢は灰色がかった、あるいは茶色がかった色で、漠然とした縞模様があります。
肢は、先に行くにしたがって暗い色になっています。 爪は出し入れができ、足の裏には毛が生えています。
インドジャコウネコは、タイで「輪が付いた尻尾を持つジェネット」、ラオスで「ストライプの尻尾を持つシベット」と呼ばれるように、首元と尻尾にある白と黒のストライプが特徴的です。
首の喉側には、大きくてはっきりとした3つの白黒の喉輪模様があります。
尻尾にはリング状の白と黒の縞模様が5~6本あり、似ているジャワジャコウネコとの違いとなっています。(ジャワジャコウネコは、15本程度。)


インドジャコウネコは、マーキングの際に、肛門周辺の臭腺から分泌物を出します。
マレーシアで“ムスクシベット”、日本で“麝香猫(じゃこうねこ)”と呼ばれるように、彼らはその分泌物のにおいも特徴としています。 分泌物がシべトンと呼ばれる芳香成分を含んでいるためで、薬や香水の原料となります。
食肉や毛皮のための狩猟、薬や香水原料としての臭腺の使用のため、インドジャコウネコは生息地全域で狩猟の対象となっており、個体数を減らしています。
See also
「インドジャコウネコ」https://ikimonopedia.com/large-indian-civet/


また、「コジャコウネコ」というのもいて、分布地は「バングラデシュブータンカンボジア、中国、インド、インドネシアラオス、マレーシア、ミャンマー、ネパール、パキスタンスリランカ、台湾、タイ、ベトナムマダガスカルタンザニア、イエメン、コモロ諸島*1


(前略)彼らの個体数は安定しており、絶滅の危険度に関してもIUCNのレッドリストでも軽度懸念の評価ですが、懸念事項もあります。

例えば、中国では毛皮のための狩猟が行われています。

また、臭腺からの分泌物を香水や薬の成分として利用するために、インドやタイでは主に野生から捕獲してきたと思われる個体が多数飼育されています。

さらに、インドネシアのジャワでは、ジャコウネコの飼育が流行しているようで、彼らは2番目に多く取引されているジャコウネコと言われています。

ちなみに、1番はパームシベットで、コジャコウネコの20倍の取引量があるようです。

コピ・ルアク」を作らされる「パームシベット」はインドネシアなどの島嶼部だけでなく、亜細亜の大陸部でも棲息しているのだった。「アフガニスタンバングラデシュブータンブルネイカンボジア、中国、インド、インドネシアラオス、マレーシア、ミャンマー、ネパール、パキスタンシンガポール、タイ、ベトナム、フィリピン、パプアニューギニア*2。ヴェトナムにも「パームシベット」がいる以上、珈琲の実を食べさせられ、せっせと糞を生産させられている可能性がないとはいえないのだった。なお、「ジャワジャコウネコ」は「コピ・ルアック(糞コーヒー)やシベット香料の生産に関わる種ではないそうです」*3
因みに、白鼻芯*4もジャコウネコ科。

*1:「 コジャコウネコ」https://ikimonopedia.com/small-indian-civet/

*2:「 パームシベット」https://ikimonopedia.com/common-palm-civet/

*3:「ジャワジャコウネコ」https://www.neko-zukan.com/ja/item/Viverridae/Viverra/tangalunga/index.html 英語ではMalayan civetと呼ばれているが、「ジャワ」に限らずマレー半島から東南亜細亜島嶼部にかけて広く分布しているようだ。但し、インドシナなどの大陸部には分布してない。

*4:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20100324/1269430030 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150420/1429549184 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160122/1453431194 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/01/12/151750

Death of a king

賀来比呂美「『ロード・オブ・ザ・リング』セオデン役バーナード・ヒルが死去 イライジャ・ウッドらキャストが追悼」https://news.yahoo.co.jp/articles/a6cf9a20b00d4248522b343dbebd6fd02b362d1c


曰く、


ロード・オブ・ザ・リング二つの塔』『ロード・オブ・ザ・リング王の帰還』でローハンの王、セオデンを演じたバーナード・ヒル*1が、5日朝(現地時間)に亡くなった。79歳だった。

「Deadline」によると、バーナードは4日&5日にリバプールで開催されたコミコンに、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズ*2のキャストと出演予定だった。しかし、出演前日の3日に参加を辞退していたという。イライジャ・ウッド(フロド役)、ショーン・アスティン(サム役)、ビリー・ボイドピピン役)、ドミニク・モナハン(メリー役)のホビット役の4人は、コミコンの舞台上でバーナードが亡くなったことを観客に伝え、彼を追悼した*3

2つの『ロード・オヴ・ザ・リングズ』作品に加えて、もう一つの代表作はジェイムズ・キャメロンの『タイタニック*4の船長役ということになるだろうか。また、ピーター・グリーナウェイの『数に溺れて』*5も!
See also


By Bruce Haring "Bernard Hill Dies: ‘Lord Of The Rings’ & ‘Titanic’ Actor Was 79" https://deadline.com/2024/05/bernard-hill-dead-lord-of-the-rings-titanic-actor-was-79-obituary-1235904774/
Paul Gribben & Noor Nanji*6 “Bernard Hill: Titanic and Lord of the Rings actor dies” https://www.bbc.com/news/entertainment-arts-68962192
Ryan Gilbey*7 “Bernard Hill obituary” https://www.theguardian.com/film/2024/may/06/bernard-hill-obituary

*1:See eg. https://en.wikipedia.org/wiki/Bernard_Hill

*2:Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20150614/1434302584 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/04/01/213323 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/06/20/091202 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/03/31/132540 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/05/11/110423

*3:Denise Petski "‘Lord Of The Rings’ Cast Remembers Bernard Hill: “Don’t Think Anyone Spoke Tolkien’s Words As Great" https://deadline.com/2024/05/lord-of-the-rings-cast-reaction-bernard-hill-1235905378/

*4:Mentioned in http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20060515/1147667307 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20090915/1253037578 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20100107/1262834135 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20150624/1435119462 http://d.hatena.ne.jp/sumita-m/20170227/1488172974 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180604/1528041047 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/04/20/143241 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/05/15/161336 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/07/29/100417 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/06/23/104833

*5:Mentioned in https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20090702/1246502150

*6:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2024/03/27/151841

*7:See also https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160815/1471225030 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20160920/1474340181 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20161229/1483035378 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170427/1493308425 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20170901/1504232158 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180516/1526443601 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/20180704/1530724380 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2019/03/11/151510 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/04/01/084550 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/06/04/015638 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/06/20/091202 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2020/09/02/130401 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/01/13/011309 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2021/07/08/125500 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/01/02/235430 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/02/13/102645 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/03/18/002225 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/05/29/093532 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/07/27/030353 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/07/29/100417 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/07/29/112935 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2022/10/07/122552 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/07/25/174049 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/08/05/100105 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/08/05/155423 https://sumita-m.hatenadiary.com/entry/2023/08/10/152543