「卒業」についての私の成長
アイドルグループなどを抜ける時、その人が男性なら「脱退」、女性なら「卒業」と言われる。
ジャニーズのグループの誰かが辞めるなら「脱退」、AKBなら「卒業」。
男性はいつまでもアイドルでいられるのに女性にとってはいつか辞めることが当たり前だという風潮が表れている言葉に思えて、だから私は好きじゃない。
「卒業」という単語に続く言葉は「おめでとう」。
益々よくわからない。
たとえ男役であっても、女性で構成される宝塚歌劇団は「卒業」。
だから「卒業おめでとう」と言う。
もやっとする。
「お疲れ様でした」や「ありがとう」とは思っても、「めでたい」のだろうか。
ずっとそう思ってきたけれど、明日海りおさんが仰ってた。
長い間追い続けてきたことが形になる時だから、って。
(※いま手元に資料がないので多少言葉が違うかも)
たくさん苦労してきたであろう中の人の言葉には重みがある。
私は中の人ではないから、今でも「卒業おめでとう」よりも「ありがとう」が自分にはふさわしいと思っている。
でも、「おめでとう」の気持ちも少しわかった気がする。
そんな6/9でした。
2018月組エリザベート西Bパターン+思い出し ~ツイート貼っただけ~
自分のツイートを貼って、記録残しです。
エリザベートBパターンの感想。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
この日は調子悪そうな人が多かった。前回は初見だから自分が興奮してただけなのかもと思ったけど、休演者出ちゃった。
蓮つかささんって上手いんだよなーと改めて。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
月城ルキーニの「3」は親指も出す方の3だった。満足。
キッチュ上手袖より現れた人の動きに惹かれてオペラ上げたのですが、あの方が瑠皇りあさん??男女一列ずつになった時の最上手。お見合いのシーンにもいたよね。音月桂さんに顔似てる。知ってたけどかっこよい。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
プログラムのお写真も、ひとりリーゼントがこなれてて下級生感ないなーと思ってたのよ。
私が踊る時のシシィのお衣装大好きです。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
白雪さちかさんのマダムヴォルフ濃ゆいな〜。何が一番濃ゆいって「マダムヴォルフのコレクショ〜ン」の歌い方なのよね。
プログラム見てびっくりだったんだけど、フィナーレ男役群舞のカゲソロも彼女だってことな。素晴らしい。
運動の間のシシィ、せっかくの美しいいちごの唇が…泣
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
なんてこったい…!ってなった。
風間柚乃さんルドルフは、凄く頭良さそう。暁ルドが弱そうなのに対して頑固さみたいなものを感じた。まだ青いルドルフ。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
蜂起する時にピラミッドの頂点にいる風間さん、すんごい目してるよ。革命!いける!やれる!って顔してる。青い。
お芝居もお歌もよかった。
絶望からの死の前のダンス、床を転がるのは暁さんがどんだけ器用なのかよくわかった。腕を左右交互に上げてバタバタする振りは、暁さんが上にアクセント付けてる感じで、風間さんは大きくいちにっさんて感じ。この振りに込められた意味が気になる。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
暁ルドルフがズタズタになって死んでしまったのだとしたら、風間ルドルフは生きてもどうしようもできないとやけっぱちというか衝動的な部分もありそうな印象。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
フィナーレの男役群舞、蘭世惠翔さんが子ルドルフの髪の毛をわっと上げて出てたのだけど、長さがあるから中性的にセクシー。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
美弥さんよく寝て栄養とってゆっくりして早くよくなってほしいし、代役で頑張ってる方々をはじめいつもと違う段取りや雰囲気をこなしている月組生全員には全力でエールを送りたい。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
エリザベート思い出し。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月24日
「タチアナはダイナマ〜イト」のところでなかなかに細身の羽音みかさんがピックアップされてるのなんか面白い。
エリザベートは曲が複雑で同じメロをいろんな場面で使っているのが本当に魅力的なのですが、鼻歌歌ってたらシシィ→ルドルフの「陛下には頼めない〜あなたはもう大人〜」と、フランツ→シシィの「僕は君の味方だ〜でも母の意見も〜」も同じ旋律だと気付いてしまい叫びそうになったよね!張り裂けそう!
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月24日
その人しか頼るあてがないのに話をきいてもらえないこの気持ち。シシィが味わった絶望を、いつのまにか自らの手で息子にも味わわせてる…!泣
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月24日
気付くの遅いよ私!
ルドルフの葬儀で崩れ落ちながら歌うシシィをもう見てられない…!葬儀ではメロだけでなく歌詞までわかりやすく合わせてきてるからなー。
次は東京編とライビュ編だな。
2018月組エリザベート西Aパターン ~ツイート貼っただけ~
自分の記録を読み返すのって面白いよね。twitterは流れちゃってなんだかもったいないので、ここに自分のツイートを貼っていきます。
本当にmyツイートぺたぺた貼っただけ。
こんな時になんだけど、自分が観劇できた分のエリザベートの感想書いておこうかな。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
まずはAパターンから。
一番驚かされたのは月城かなとさんルキーニ。髪型がドツボ。黒髪黒塗り似合うんだなあ。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
歌も良かったし、お芝居も狂気と狂言回しのバランスが凄くよくて。どの役でも育ちの良さが出てしまうから今回はどうかと思いきや素晴らしかった。白目が効いていて最高。何も心配なくとても楽しんで観られた。
愛希れいかさんのシシィは、強さと儚さの加減がよかった。実はそんなに強いわけじゃない女の子が、あの時代に自分の自由を守るため一生懸命だったという感じで。ちゃぴシシィたまに寝室でひとりで泣いてたりしそうだもん。愛聖女の時にも思ったけどお歌頑張った〜〜ほんとに。そして美貌に説得力あり!
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
プログラムに愛希れいかさんの退団撮りおろしがなくて残念。ちぎみゆとか花乃さんとかの時はあったと思うのだけど…。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
珠城トートのお衣装めちゃくちゃ素敵じゃないですか?!ステンドグラス調とても良い!お歌、本人比で成長。次の公演でも持続していただきたい。声が太いトートの魅力を感じた。
ダンディな輝月ゆうまパパ。同期〜。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
菜々野ありさんときよら羽龍さん、子役上手すぎ。本当にこんな子供いるよねってなる。特にこありちゃんはラスパのスコッティにも泣かされたもんなあ。
死刑囚の母の場面、美弥るりかさんフランツの「もし選べるのなら」の後ろで歌われるゾフィーの「強く〜」は、半分フランツの脳内にいる母の声なのかもと思った。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
ゾフィーの声量が小さめからワンフレーズずつ大きくなるのが絶妙で、フランツの中での皇太后/母の存在の大きさを感じた。
憧花ゆりのさんゾフィーの「おっほん」って口癖なんだろうなーと思った。ただの口癖なんだけどそれをきくと周りが勝手にめっちゃビビる的な。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
お見合いの場面、「計画通りうまく〜」の後ろの人々の踊りが好き。再演ごとに微妙にフリが違う気がするのだけど、横にひょこひょこ行くのと1段だけある段差の使い方が好き。何年何組バージョンか忘れたけど、段差を後ろに戻る振りがある時もなかったっけ。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
てかエリザベートは面白い振付が多いよね。
ちゃぴシシィの指名される直前のすました顔がいいよね。楽しそうに鹿の角拾ったりフルーツ追いかけたりしてるのもよき。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
ふと思ったのだけど、ルドヴィカとゾフィーはいつからあんな関係性なのだろう。ゾフィーは厳しく決まりを守ることが最重要。ルドヴィカは妹だからかもだけどだいぶ自由でチャッカリ者な感じ。でも皇帝の親戚になることに憧れはありそう。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
昔からの性格なのか、嫁いだ家柄の違いで変わっていったのか。
結婚式のシシィの「はい」に笑うトート、リバーブかかってる上に重ねて笑い声流してるよね??重ねてるであろう笑い声のピッチが低くて気になる…。けど不協和音チックな、心を不安にさせる効果があり、それはそれでよいのかも??
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
宙エリザでは、「母上はもういない帰っておいで〜」がフランツのダメなところを一番表してる!!と思っていたけど、今回印象に残ったのは「みんなが見ている。皇后らしくするんだ。」のフランツだった。慣れない宮廷生活に飛び込んだシシィに優しく皇后になってゆくサポートしてくれると思った。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
これは、真風さんと美弥さんの役作りの違いも勿論ある上に、私たち観る側にも依る部分があるかも。宙組はほぼ下手側で見ていて、月組は上手側。舞台上で喋っている人の顔が見えた方が強い印象が残りそう。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
結婚翌日にゾフィーとバトってるシシィに「ちょ、そんなこと言ったら…汗」みたいにしてる晴音アキさんリヒテンシュタイン。同期〜。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
そして「黄ばんでいるわね」ですんごい顔してた女官誰やw
女官と言えば美園さくらさん、目がクリッとしてて可愛くて目立ってた。
うっかり見忘れたのだけど、「三年目にまた娘が生まれ〜」ルキーニの3の指の出し方ね。月城さんどうしてたかな。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
それと「一緒に来てくれハンガリーへ」のルキーニの指揮ね。月城ルキーニの指揮美しい。
ハンガリーでシシィが三色旗を着てる時のたすきみたいなアクセサリーが好きなのだけど、今回ないの?!しゅーん。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
民衆に「エーヤン、ハンガリー!」と唱えるエリザベートの横に立つフランツのなんとも言えん顔よ…。
上手側からだと注視できなかった、トートと目が合い銃を下ろすエルマーの表情が見たい。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
ミルクのルキーニ「在庫がないんだ!」が新しい感じがした。あれ言われたらひぇっ!てなるわ。
鏡の間のシシィの神々しさ。愛希れいかさんはシシィの美貌に説得力を与えるなあ。
ルキーニの鳩アドリブ、私が見に行った時は「連日の雨で嫌になっちゃうね〜」的な。真面目〜優しい〜笑
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
千海華蘭さんのラウシャー大司教さまの老け方が凄い。白髪だけでなく、老け表情まで作ってきてる…!!
ゾフィーに詰められての「ちょっと…」も自然でかわいらしい笑
ヴィンディッシュ嬢、前回の宙組に引き続き素晴らしい。特に、目が爛々とした感じは星吹彩翔さん、抱きしめられてからの不安定さと虚ろな目は海乃美月さんだと思う。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
暁千星さんルドルフの王子感。マジ王子様。宮廷で生活してそう。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
そして打たれ弱そう。折角いい事言っても受け入れてもらえなくて、しゅるしゅるしゅるってなりそう。
闇広は観ながら一緒に頭傾けてしまいがち笑
風間柚乃さんエルマー、緑スーツ?と髭、白髪がめちゃくちゃ似合う。研いくつだっけ??ってくらい似合う。恐ろしや。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
ツボな動き。
「今を逃すともう二度とチャンスはないぞ〜」の後の革命家たちが蜂起する「うぉ〜」
生きるあてもない後の暁ルドルフのダンス、綺麗。床をめっちゃクルクル転がる。
ナイフを受け取るルキーニの表情をじっくり見たい。これも下手側やね。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
今日、シシィが殺される瞬間がなんだかしっくりきた。というか腑に落ちた。
昇天の珠城トートの包容力半端ない。包まれる〜。
フィナーレ、月城さん少々ダンス上手くなった??ここにきてまた伸び代?!のびしろかなとなの?!
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
娘役群舞で憧花ゆりの組長がガッツリ踊り、美園さくらさんと珠城りょうさんの絡みで〆るあたりに世代交代を感じる。
デュエダン激しい…!!
エトワール美園さくらさん上手かった。素晴らしかった。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年9月22日
普段エトワールに期待するものは歌唱力最優先だけど、この演目に関しては物語性を求める。ゾフィーが歌うことで、浄化される感がある。
史実では晩年のゾフィーをエリザベートはお世話してあげたそうですし。
Bパターンとか東京の話は後日。
女郎買いはいけねえ ~江戸言葉~
「昭和元禄落語心中」という漫画原作のドラマが放送されるときき、なんだか面白そうな予感がして数分後に始まるという第一話を見たらまんまと(?)ハマり、以降楽しく見ています。
ストーリーにも引き込まれるし、キャストそれぞれいいお芝居をされています。
原作はまだ読んでいないけれど、もしかして配役いい感じだったりしませんか??どーなんでしょう??
いつぞやの放送でお染さんのお話をしていたんですよ、菊さんが。
宝塚ファンには馴染みのあるお話ですね~ちぎみゆー!
なんてきいていたのですが、お話の中で菊さんが「女郎」を「じょうろ」と発音していたのですね。
ん?!と思ってググってみたら、江戸言葉なんですね~、不勉強なもので存じ上げませんでした。
やー一度ちゃんと落語を聞きにいってみたい!
で、ここでひとつ宝塚歌劇団雪組「幕末太陽傳」について腑に落ちたところがあるんですよ。
彩風咲奈さん演じる若旦那が太鼓(と言っていいのか?)をテンテン叩きながら
リズムよく「女郎買いはいけねぇ~♪」とふざけて囃し立てる箇所があるのですよ。
「じょろう」の読み方しか知らなかった私には譜割りが少し気持ち悪かったのですが、
(「ジョロウ」≒「ジョロー」なので太鼓を叩く位置にくるのが「ジョ」ではスッキリしなかった。「ジョ」をアウフタクト的に前に出して、「ロ」で太鼓を叩くのが文字のおき場所として収まりがいいように感じた。)
「じょうろ」と読むなら(「ジョウロ」≒「ジョーロ」なら「ジョ」がぴったり一拍目にきても)スッキリなのですね~。
あ~~~、わからないことたくさん!
教えてほしいことたくさん!
(各自ラブドリの妃海風さんアリエルで脳内再生してください)
こうやって新しいことを知るのって楽しいし、それが別の部分に繋がるのって更に楽しいですね~。楽しい2回言っちゃった。
ということで書き残しておきます。
もちゃもちゃ書いておいて実は雪組「幕末~」で「ジョウロ」読みの台詞とかあったのを私が聞き逃してたとかなら申し訳なさ過ぎるな…
日付が変わりまして本日はようやくファントムmy初日。
この演目に関しては、個人的にいろいろありまして観るのがとても緊張するんですよねードキドキ。
だいきほのミュージカル、だいきほ念願の演目、という意味では期待しかないのですがね!!!
夜更かししてる場合ではないのでそろそろ寝なければ!おやすみなさい。
この瞬間に間に合うか 〜ラ・カージュ オ・フォール観てきました〜
ツイッターにも書いたけど、ラカージュオフォールがとても素晴らしかったのです。
岡田育さんの力強いオススメに吸い込まれるようにチケットを取ってからとても楽しみにしていたラカージュオフォール。素晴らしかった!いいもん観たわ。指揮が塩田明弘氏だったので更に何倍もテンションあがったよね!DVDか音源ほしいなあ。や、もっかい観たい!
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年4月22日
マエストロが指揮棒を振って音楽が鳴り出した瞬間に体温がブワっと上がったかのように高揚し、劇中のショーやカンカンの熱さに魅了され、パレードでの女装さんズの舞台上男装早替わりに感動し、カテコまでも皆さんの笑顔にワクワクさせられた。楽しい場面も、張り詰める緊張感ある場面も、最高でした。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年4月22日
市村さん、ほんまに歌いながらメイクしててびっくり!元気を出したいときはマスカラの歌を歌うことにしよう。香寿たつきさん、割と前のトップさんてイメージなんだけどめちゃくちゃ綺麗し上手い!三人のおうちにかざってあった子供の写真、本物の木村達成さんの幼少期のお写真だったりするのかしら。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年4月22日
森公美子さんは天才やな!まさに3次元のディズニー。見た目も、声も、お歌も、キャラも、動きも。みててグッと引き込まれる。あ、女装さんたちのショーは本当に大変そうで、ヒイヒイ言ってるのを感じる人もいるけど、なんかそれも含めて最高なんです。生きてるってかんじがして。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年4月22日
書きはぐっているけど、愛原実花さんとても可愛かったよね。
白いお衣装でクルクル回って。
なぜ拍手が起きないのか不思議なくらいだった。
そんなこんなでとてもいい舞台を観てきたわけですが、ひとつしみじみと思ったことがあるのです。
ああ私、2018年のラカージュオフォールに間に合った…と。
舞台以外でも何か趣味があると、その瞬間にリアルタイムで立ち会えたとかについて考えることがありませんか?
価値、といったらあまりしっくりくる言葉にはならないけど、この時間を生で経験できたことに対して、何物にも変えがたい大切な気持ちを感じたりしませんか?
時には仲間に「俺、○○の解散ライブ、みてたんだよー!やーあれはよかった!」なんて自慢してみたり、
また時には、「あと数年早くハマってたらあの記念公演を観られたかもしれないのに…」なんて悔やんでみたり、
なんてことは何かを愛する所謂「オタク」にはよくあることではないかしら。
私は宝塚をしばしば観るのですが、初観劇が2015年雪ルパンの新参者なので、
とっとと足を運んでいれば…
霧矢大夢さんのトップ時代に間に合ったのに…
2008年のApasionado!!のプロローグ、瀬奈じゅんさんの大階段まるごとのお衣装に間に合ったのに…
安蘭けいさんのトップ時代にも、一部は間に合ったのに…
望海ルキーニに間に合ったのに…
蘭蘭コンビの素晴らしいショーに間に合ったのに…
なんて考えているのです。
一部ツイッターのプロフにも書いていたりします。
先日、順みつきさんが亡くなった時も…
順みつきさん亡くなったんや…先日観劇ご一緒した方と順みつきさんのこと話してたのに。産まれる前に退団されてるから逆立ちしても無理なんだけど、永遠に間に合わなくなっちゃったなあ…。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年4月19日
その方にも話したけど、もしタイムマシンがあったら絶対オペラトロピカル観に行くと決めてる。なんなら「20XX年のSS席の料金払うから!信じられないかもだけど、このお札30年後に使えるから!」って説得して(誰を?笑)チケット買うところまで妄想してる。順みつきさんの舞台を観てた人が羨ましい。
— 砂生明子 (@sunaomeiko) 2018年4月19日
と思っていたのです。
時間を巻き戻すことはできないから、いま「間に合ったな」と感じる気持ちと間に合った事実は私の中で大切にしたい。
宝塚でも「間に合った!」と感じるものがたくさんあるし、
ラカージュも、間に合って嬉しかったもののひとつ。
胸の中に大切にしまいたいです。
最後にもうひとつ、間に合ってとってもよかったと心から思っているもの。
ものというか、人だけど。雨宮まみさん。
憧れの人に亡くなる前に一度だけでもお会いできたこと、本当に本当に私の宝物です。
今日の私、映画「リメンバー・ミー」をみたばかりだからちょっとセンチメンタルなのかしら。
話がとっちらかってるけど、ラカージュに間に合ってよかった。
岡田育さんの熱烈なオススメに吸い寄せられて足を運んでよかった。
ありがとうございます。
これからも何かにピンときたら迷わず吸い寄せられよう。うん。
では、おやすみなさい。
FNSで宝塚や及川光博さんが気になった方へ
FNS、初っ端は間に合わなかったけどミッチーと宙組さんのコラボは間に合いましたよ!
美しさが溢れ過ぎて、テレビ画面割れるかと思いましたよね!
この番組をきっかけに宝塚やミッチーが気になってしまったそこのあなた!
あなたに向けてお伝えしたいことがあります!
まず、宝塚が気になったあなたへ。
なんかハマりそう、観にいってみたいなーと思ったら、できるだけ早く劇場に足を運んでみてください。
チケットの取り方とかわからないし、どれを観にいったらいいの?な状態の人は、その気持ちを周りに伝えてください。
ツイッターで呟くでも職場や学校でさりげなく話題に出すでもOK!
どこからともなく宝塚ファンが現れて、手助けしてくれるはずです笑
お友達や、同僚、クラスメイトが、「私、宝塚好きだよ!」「私はよくわかんないけどお姉ちゃんが宝塚好きみたい」なんてことを言ってくれるかもです。
でも、お高いんでしょう・・・?なんて思ったそこのあなた!
心配後無用!
B席なら3,500円です!オススメはS席ですが、そちらも8,300~8,800円。
ミュージシャンやアイドルのライブのお値段と大差ないですね。
なんとなく察してくださると思いますが、宝塚は凄くお金のかかる趣味だと思われがちですが、お金のかけ方は調節できるのですよ。
たまーに行くくらいならいいかな?ってお値段だと思いませんか??
とか言いつつ、気付けば自制できなくなるほどの魅力があるのですが笑
私は「いつか一回、宝塚観に行きたいなー」なんてのんびりしてたクチなのですが、なんでもっと早く行かなかったのかと後悔しているのです。
関西に来てすぐにハマれてたら、霧矢大夢さんも安蘭けいさんも現役姿拝めてたのにーー!!!ということなのです。
順みつきさんの現役は生まれてないから間に合わなかったけど…
退団後の舞台も観に行っているのですが、そうすればするほど、宝塚時代もみてみたかったと思うのです。
今観に行けば、どなたかの現役姿に間に合うかもしれません。
私自身、この人には間に合えた!と思うスターさんが何人もいるのです。
行くなら、今なのです。
そして宝塚ファンの方々、FNSを機に宝塚に興味を持ってくれた方にはグイグイ行き過ぎずに、うまいこと華麗に鮮やかに(?)劇場までお連れしましょう。
せっかくお仲間が増えるかもしれないのですから、宝塚ファンこわっ…って思われることのないように…笑
このブログがこえーよ!というのは、特定の個人に向けてない分、ご容赦を!笑
気になってここまで読んでくれた方が、どうか観劇までこぎつけますように。
私も初心者ですが、楽しいですよ!世界が彩られていきますよ!
長くなりましたが次に、及川光博さんが気になってしまったあなたへ。
私はコンサートに一回行っただけの超初心者ベイベーなので、もっと熱く語れる方がたくさんいるのですが、あえてそんな初心者目線で書いてみます。
年を重ねても色気とロイヤルな雰囲気が溢れまくるミッチー。
ミッチーは、毎年ツアーをやっているみたいですよ。
チケットも、席を選ばなければ入手しやすいです。
というわけで、直感で「行かねば!」と思い立ち、友達共々曲とかも詳しくないまま、初めてコンサートに行ってみたのが今年の夏。
その時に感じたことがこちらのブログ。
愛に溢れて素敵な時間でした。
曲知らなくても、フリ知らなくても、終わった後にはやりきった感というか、スッキリするし、満たされた気持ちになります。
一度、行ってみることをオススメします!!デトックスできます!笑
一緒にキラキラしましょう!
以上、どちらも気になったら足を運ぶべし!です!
私と雨宮まみさんと、時々タカラヅカ
昨日、というか日付が変わったから一昨日は雨宮まみさんの命日でした。
一年、早かったような長かったような。
今でもたまに、心の中でまみさんに語りかけています。
ツイッターを見ると、同じようにまみさんに想いを馳せている方々がいて、知らない人同士なのになんだかあったかい気持ちになりました。
昨晩の私はというと、少し久々に私のバイブル『女子をこじらせて』を取り出して読んでました。
読むの遅いから一晩で読みきらなかったけど、やっぱりまみさんの文章が好きだし、救ってもらったし、間違いなく人生の幅を広げてもらったなあと思います。
今日は、私の中のまみさんの思い出を勝手に書き綴ります。
注:私はただの一読者なので、以下完全に私の徒然なるままの回想日記です。
まみさんを知ってのは、上に挙げた私のバイブル『女子をこじらせて』がきっかけでした。
ハッキリとは覚えてないけど、多分ツイッターでオススメの本としてTLに流れてきたんだと思います。
試し読みしたわけでもないのになんとなく導かれるままに買ったことを考えると、運命ってこういうことなのかなー、なんて。
本に出てくるまみさんと私は、やってることは全然違うのに抱えてきた感情が近くて、子供の頃からの人生の答えあわせをしているようでした。
そして、自分がまだ過ごしていない年齢の部分は人生の予習をしているようでした。
これを読んだら、心の中に味方がいるような、少し強く生きていけるような、そんな気がしました。
私だけでなく多くの人が抱えてきた感情に寄り添った文章を書いてくれるのが雨宮まみさんなんですよね。
それ以外の本も買ったし、ツイッターでフォローしてネットの連載も読んでました。
お悩みの連載も、お部屋探しの記事も、amazon買い物ブログも、どれも好きだったなあ。
ある日、まみさんが大阪に来ることを知りました。
ZUKA BAR ノバ・ボサノバさん↓
たちが、「タカラヅカハンドブック」の出版を祝うイベント(だったのかな?)、その名も『ヅカ色の雨にぬれて』。
当時、宝塚のタの字も知らず、「関西に住んで暫く経つし、まみさんもお好きみたいだから一度は観劇してみたいなー」程度だった私。
イベント内容は全然ついていけないかもだけど、関西でまみさんがイベントをされるとかなかなかないと思ったし、とにかくまみさんに会いたいがために無防備にも乗り込んだのです。
最初は「やっぱ宝塚のメイクって濃いなあ…」なんて思いながら座っていたのですが、会場にいる皆さん(出演者も、遊びに来てた方々も、ほんまにみんな!)の熱量と楽しそうなお姿に圧倒されて、いつのまにか私も一緒に「うおおおお!」ってなってて、帰る頃には「チケット取らなきゃ…!」ってなってました笑
話が脱線していますが、まみさんが、そしてこのイベントが、私が観劇するようになったきっかけです。
(ゆるい宝塚ファンとしてすくすく育った今なら、イベントタイトルが何のオマージュだったかわかるぜ…!雪組さんでの再演、素敵でしたね。)
こんなところに書いて宣伝になるかわからないし、そもそもただの客である私が勝手に宣伝するのも失礼だけど、ノバ・ボサノバさんのヅカオタお茶会、11/29(水)にも開催されますよ。難波のLoft Plus One Westにて。
11/29(水)
— ZUKA BAR ノバボサノバ (@zukabarnovabosa) 2017年8月25日
ロフトプラスワンウエストさんにて恒例の
ヅカオタお茶会 vol.8
石田昌也先生特集!開催いたしたます(^ω^)
牧彩子さん作 WEBフライヤー完成いたしました(^ω^) https://t.co/Zzlca5L6lk pic.twitter.com/BS97TpTY8z
いつもぼっち参加していますが毎回めっちゃ楽しいので、うっかりここまで読んじゃった人はぜひ来てみんなでワーキャーしましょうね。
で、そのイベントの日にまみさんがサイン会してくださるということだったので、並びました。
心から尊敬する憧れの人が目の前に!という緊張と興奮で本当に泣きそうで、並んでる間に泣かないようにずっと太ももをつねったり無理やり別のことを考えたりしていました。
結局私の番になった瞬間に涙腺決壊したんですけどね笑
「こんばんは~(ダバダバダバーーーーー)」みたいな笑
対面した瞬間に泣き出すという明らかに挙動不審な私にも、まみさんは優しかった。
気持ちが溢れるばかりで、何も言葉にして伝えることはできなかったけど、本当にあの日にお会いできてよかった。
当日購入した『タカラヅカハンドブック』にサインをいただき、更に我侭を言って『女子をこじらせて』にもサインを入れてもらいました。
ここには載せないけど、まみさんのサインめっちゃかわいいですよね。
本を通して出てきた感情のひとつひとつが、私のまみさんに対する宝物。
あの日会いに行けたことも、特別な思い出。
まみさんのことを考える時には、文章を読んだときの気持ちの高揚とともに、優しい笑顔を思い出します。
正直、亡くなったと知った時は、凄くショックで悲しくて、それと同時に人生の先生がいなくなってしまうような、困る!という感情まで湧いてしまいました。まみさんにとっては失礼で迷惑な話でしかないと思いますが、誰が私や他の読者を支えてくれるのだろうと途方に暮れてしまったのです。
仕事中にうっかりネットで訃報を知って、その日は仕事にならずに一日放心状態で泣いて。
でも次の日には決めていました。私は絶対40歳より前には死なない、と。
まみさんが生きることが叶わなかった40歳より先を、私は味わってやるんだ、と。
意地でも、絶対絶対生きてやる!
辛いことも悩むことも多いけど、楽しいことも含めて全部なめつくしてやるんだ。
私の最近は、考えることが多くてぼんやり生きてしまう時期のようだけど、この節目に本を読み返して、殴り書きの日記のようなブログを書いて、気持ちが新たになったかも。
改めて、生きようと思った。うん。
明日、というか今日はこんなイベントもあるようなので行ってみようかな。
11/17(金)20時〜中のはっちで「大阪で生きるBAR 〜雨宮まみナイト〜」を開催します。といっても普通のBARですが、雨宮さんのご著書を何冊かご用意します。本を読んだりおしゃべりして和やかに過ごせたらと思います。
— ウメ子@黒ネコ大将 (@show6volta) 2017年11月13日
https://t.co/RD0UzYtqUa
というこれまた謎な宣伝。
…どうしめたらいいかわかんなくなっちゃった。
特に推敲もしていないめちゃくちゃな文章だけど、明日のために、最近荒れまくってるお肌のために、風呂って寝ます。
もしここまで読んでくださった方がいらしたら…「本日は本当にありがとうございました!」
おやすみなさい。