結局UCSDへは何で通えば良いのかーハウジングの続きー
以前、メールでご連絡いただいた方から「UCSDまで自転車(バイク)で通学しようと思ってたんですが、やっぱり無謀でしょうか?」という質問をいただきました。
個人的には、やっぱり無謀だと思います。
理由は、
「安全」ではない(と個人的には)思うんですよね。
バイクレーンがあるところもあるのですが、その横を時速60マイルぐらい(日本で時速70km超え)の車がビュンビュン走って行くイメージです。特に、こちらは、「路上駐車」が一般なので(法律違反ではありません)バイクレーンがないところだと、ずっと右側をキープして走る!というのが難しいです。
夜になると、道も真っ暗になるので、本気の装備が必要です。(というか、夜に路上を走っているバイク乗りは見かけないです。やっぱり危ないって認識なのかな)あと、ラホヤ近郊をのぞき、道のアップダウンも激しいです(路面は日本ほど滑らかではない)日本で、ガチのバイク乗りだった方なら良いかもしれませんが、いわゆるママチャリライダーがいきなりアメリカの路上でデビューするのは、アメリカで車を運転するよりも危険な気がします。
ちなみに、歩行者レーンは、「歩行者」のみなので、バイクは通っちゃダメです!
でも、実際のところ、バイク通学している子が居ないわけでもないのですが(ほんと数人)こういう子は、たいていUCSDがあるラホヤでホームステイしています。
でも、その子達のバイクも日本のママチャリタイプではなく、いわゆるマウンテンバイク、スポーツタイプです。カゴにバックを入れてーなんて、いくら治安が良いと言われているサンディエゴでも、怖すぎて出来ないかも…。そもそもママチャリ、見たこと無い…。というぐらい、こちらでは車社会です。
「住宅」の方に話が移りますが、ラホヤは高級住宅地なので、自分で家を借りるのはなかなか難しいかと。ホームステイか、ルームシェアになると思います。
ホームステイは地区指定は出来なかったと思うので、この近辺に住めれば非常にラッキーです。
私が知っている限りで、学生の6-7割はCosta Verde(日本人や中国人留学生多数)かAnatolia(ブラジル人が多いかな)に滞在していて、残りが、ホームステイかなと思います。
基本、留学生はキャンパス内の学生寮に滞在することは出来ないのですが、確か、6-9月の限定で、オンキャンパスに住むことが出来たかと思います(学生は夏休み中ですし、卒業後のタイミングってことですね。大学側もよく考えるよなぁ…)確か、値段が六本木の一等地に1LDKを借りるぐらいの金額だったかと記憶しています。ほか、オフキャンパスのアパートメント、普通の住宅問わず、地価が高いんですよね、サンディエゴは。
そういった理由もあって、アパートメントであっても、1人部屋ではなく、ルームシェアか比較的安いホームステイを選択する人が多いです。
私もCosta Verdeの2人部屋かホームステイの二択でとても迷ったのですが、ホームステイにして良かったなと思ってます(それでも前述の通り、一ヶ月で逃げ出しましたが)
私がホームステイから脱出した記事はこちら↓
というのも、Costa Verdeで「ルームシェア」していた友人から、ルームメイトが彼氏を連れ込んで困る(しかも泊まって行く)という話を、何度も聞きました。管理側に問い合わせても、そんなことは日常茶飯事でとりあってくれませんし、ほぼ満室状態なので、部屋の交換等も難しい状況です。ルームメイトに直接交渉した日本人もいましたが、大抵の場合は、英語力と文化、価値観の差で思っていることが伝わらず、ルームメイトとの仲が険悪化し、その後、居心地の悪い状態での生活を強いられるという…。
まぁ、これも、運次第ではあるんですけどね。笑。
あ、ホームステイのエリアだと、聞いた限りではラホヤ、コンボイエリアが多いのかなという印象です。コンボイだと、学校からバスを2本乗り継ぐことになるかと思いますが、アジアンマーケットが多数あるので、生活には困らないと思います♥
なんだかんだ言っても、近くにあると便利なんですよね。笑。それに、和食作って!とリクエストされることもあるので、そんな時の強い味方です。
それではこの辺で。
ばいっ!!
英語の話せない両親と日本語の話せない彼氏を会わせるとどうなるのか
タイトルの通りですが…
先週、父と母が日本から遊びにきました。
で、ダーリンに話したところ、「会いたい!」と。
以前もちらっと話した気がするのですが、アメリカ社会では恋人の両親と会うのは、日本ほど敷居が高くありません。
日本語全然話せないくせにっ!(ありがとう、どういたしまして、美味しいだけが言えるレベル)と思いましたが、会いたいと言ってるんだから、せっかくなら会ってもらおう!ということで、
会わせてみました。
はい、まずは初対面。
ダーリン、いきなりのハグ!!
だぁぁぁ!!!うちの両親、ハグとか全然慣れてないからダメだよって言ったのに!(もう身体に染み付いて、無意識になっている模様)
案の定、熊のようにデカいダーリンに抱かれ、棒人間のようになっている両親。
こ…この先大丈夫なんだろうか…と不安がよぎりましたが、ビックリしながらも平静を装う、典型的日本人の両親。(ビックリしたって言えない。)顔、引きつってるよ…(娘だから分かる)
ちなみに、そんなダーリンへの両親の第一印象は、
デカい
でした。そりゃ、そうだわ。190cm近くあるんだから。
結局、4泊5日の滞在中、3日間、ダーリンが同行して、かなり密に過ごしたなぁと思います。(ダーリンも気を使い過ぎたみたいで、父母が帰った後は、灰になってましたけど)
父がうん十年前に3ヶ月の語学留学経験した程度の英語力、母はまったくゼロという状態だったので、私が通訳として、3人の間に入ったのですが、
これがめちゃくちゃ辛かった。
なんと、2人が日本に帰った後、熱を出し、3日間寝込みました。
たぶん、知恵熱出したのかなって思うんですけどね。
後から友人に聞いたら、プロの通訳者さんって、15分で交代するらしいです。
そりゃ、ド素人がそれっぽいこと5日間ぶっ続けでやったら、頭沸騰するわ。
途中、頭がこんがらがって、ダーリンには日本語で、両親に英語で話しかけたりなんかもしました。
あと、訳している間って自分のこと言えないから、結構ストレス溜まるんです。
でも、全部私だけが頑張っていたわけでもなくて、ダーリンも両親も「頑張って」くれていてもこの状態ですからね…。
私がトイレ行ってる間や、ちょっと席を離れている間も、人懐っこいダーリンは、一生懸命両親に英語で話しかけているんですけど、
よくよく聞いているとダーリンの英語がカタコトになっていました。
日本人も、外国人に日本語で説明しようとすると、妙なカタコトになることありますよね?あんな感じです。
そして、私の両親も英語が話せないなりに、コミュニケーションが取れるように努力はしていてくれて、ダーリンにお土産を買ってきてくれたりしていたので、間が持ったのはとってもありがたかったなぁと。
なので、とりあえず、彼氏と両親の初対面は「お土産持参」がオススメです。
そして、その話のネタが尽きないうちに、レストランまで連れていってしまいましょう。
そうすると、今度は食べ物に話がうつるので、会話が持ちます!!(通訳も楽が出来ます。)
とはいえ、こちらって、メニューに写真表示が無く、ダラダラとセンテンスで料理を描写しているので、やはり通訳の登場となるわけなんですけど…。
ま、それも楽しいですからね。
そんなこんなでしたけど、結局は、ダーリン=英語、両親=日本語で話しかけていて、どういうわけか、会話が成立していました。
フィーリングで会話が成立しているという凄い光景だった…。(ちょっとずつズレている)
最終的には、お互いがお互いのことを気に入って帰ってくれたので、目標達成ですけどね。
国際恋愛・結婚している人って、パートナーが自分の両親とコミュニケーションする時、どうやってるのかなぁ…。
毎回、こんなんだったら身が持たん…。
それでは、この辺で。
ばいっ!!
郵便物のその後ーUSPSで住所変更するとどうなるのかー
以前、
という記事を書いたんですが、その後、郵便物はちゃんと届いたのか…というと、届きました!!日本の大型連休を挟んだせいもあってか、こちらに届くのに大体1週間ぐらいを要しました。
結局、私はこのとき、同タイミングで
- 日本からの住所変更
- アメリカからの住所変更
の両方を試みたんですが、結果的には日本からの住所変更が有効だったみたいです。
間違えた番地の上に丁寧に修正テープがされて変更をかけられていて、一目で「あ、これは日本人の仕事だな」と気付きました。笑。
結局、アメリカからの住所変更がいつから有効になるかは分かりません。
今回の場合、オンラインで手続きをした3日後に「変更を受け付けました!1週間前後で新しい住所が有効になるよ!」みたいなメールが届き、えー!!それじゃ、意味ないよ!即時変更じゃないの!?(有料なのに!)とショックを受けました…。
で…またその数日後、USPSからのお手紙が。
どうせ、住所変更完了しましたーとかのメールなんだろうなと思って開けてみたところ、
大量のクーポンがバサバサと!!!
住所変更=お引っ越し=色々と物いりでしょうから…ということからなのか、
ターゲット、ベストバイ、その他家具屋などなどのクーポン券がいっぱい!!!
こちらは、クーポン冊子がポストに定期的に投函されるので、クーポンは大してありがたみが無いのですけど、ターゲットとベストバイは使える!!笑。(ターゲットは、量販店。ウォルマートより、私は好き。ベストバイは家電。)
というわけで、以上、その後の報告でした。
それでは、今回はこの辺で。
ばいっ!!
サンディエゴの住まいーシェアハウス編ー
以前、ホームステイ編を書いて、だいぶ間が空いてしまったのですが、
かくかくしかじかあった後、サンディエゴ(特にUCSD)で留学サポート業をなさっている日本人女性から、シェアハウスを紹介してもらいました。
なんと、前回のステイ先から車で3分というご近所さん!引っ越しも楽々でした。
結論から話してしまうと、こちらも2ヶ月で退去。またもや運が無かったとしか言えません。苦笑。
実は先日、「私も●●にホームステイ先の斡旋を頼もうと思っていたんですが、怖くなって辞めようかと考えています」みたいなメールをいただいたんですが、
こればっかりは運なので、斡旋業者や仲介業者のせいでは無いんです。
ほら、食べログでも「なんでこの店がこんなに評価高いの?」(逆もまたしかり)とかあるじゃないですか。(ちなみにこちらでの食べログ=yelpです)
個人によって、味覚も違えば、評価の観点も違う。
ホームステイも同じようなもんです。
やっぱり詰まるところ、ヒト対ヒトなので、相性に左右されますし、食事の合う・合わないだって、あるわけです。
だから、私がババを引いたのも、別に彼らの責任でも無いし、むしろ他の人にとってはババでもないかもしれません。
ただ、私の中で、
- 清潔であること
- No アリ!!!!!!(※サンディエゴは家の中にアリが出ます…)
だけは絶対に譲れなかったのです。
なので、どうかこの観点で話を聞いてくださいね。
さて。
日本人女性に2万円(日本円)を銀行振り込みし、月$650のシェアハウスに無事、移り込みました。(シェアハウスなので、ご飯はついてきません)
4ベッドルーム/2バスルームなのですが、マスターベッドルームにバスルームがくっついていたので、それぞれ個室はあるものの、1つのバスルームを3人で共有していました。(こういう形態をprivate bedroom/ share bathroomと言います)
私以外のルームメイトは、ベトナム人の女の子とサウジアラビア人の男の子でした。私の部屋が一番狭くて、シングルベッド。他の2人の部屋は、クィーンサイズはあったかと記憶しています。
いやー、最悪でした。本当に。
ま、色々勉強になりましたけどね。笑。
まずはお家。
なんと、こちらもアリが大量発生。
入居時には居ないって言ってたのに!嘘つき!!
しかも、サウジアラビア人(金持ち)とベトナム人(金持ち)が家にお手伝いさんが常駐しているようなボンボンとお嬢で、
掃除をするってことを知らなかった
んですね。お陰で、
バスルームはどこの毛だかも分からない縮れ毛だらけ
トイレが激汚い(イスラム流のトイレの使い方をするので、トイレがびっしゃびしゃ)
シンクに食べ終わったお皿をそのまま放置(アリもそこに向かって大行進!)
料理はするけど、後片付けしないから、コンロが油でぎっとぎと!!
という状態。オーナーに掃除前・掃除後のbefore and afterを送りつけて、なんとか彼らに言ってくれ!と言っても、ほっとんど効果が無く。いくら私が掃除しても、すぐに汚されるので、私も最後には「私はあんたらの召使いじゃない!」と諦めました。
しかもですね…私、レイシストでは無いんですが、愚痴らせてください。
私、このシェアハウスで、サウジアラビザ人とベトナム人とは、うまくやっていけないな…と完全に自信を喪失しました。泣。
彼らとの間に、
-
文化
-
宗教
-
共産主義・民主主義
という絶対に超えられない壁があると痛感しました。
例えば、イスラム教って富めるものが貧しい者に与えて当然という教典なので、なんとビックリ(とてもザックリですが)
人のものを勝手にとっていきます。
私の場合、冷蔵庫に入れていたバナナや食料を勝手に食べられました。しかも、「ありがとう」とか食べる前に一言、「もらうね」とかも無いんですね。
典型的な日本人の私は、こんな時に文句が言えません。
というか、バナナ一本で騒ぐのも面倒くさい
とか思っちゃうんですね。
とはいえ、せめて、一言言ってくれれば、せめて一言ありがとうぐらい言えば良いじゃん…と心の中で沸々と思う→なんかそんな風に思う自分もケチ臭くて嫌だ…というunhealthyな状態に。
しかし、そんな私の心情を彼は一切汲むことも無く、どんどんエスカレート!!
イスラムの人にありがちな傾向ではあるんですが、一度味を占めると、
もっとくれ!もっとくれ!!
ということになるのです。「遠慮」って言葉がアラビア語の辞書には無いらしい…。
その後、私は対応策として、せっせとバナナ一本一本に名前を書き、ベーコン等の肉は豚肉に切り替えたに至ります。
彼ら、イスラムの教え上、豚肉は食べられないですからね。
あと、これは彼の個人的な性格もあるんですが、とにかく触ってこようとするので、もうそれもNGでした。
以前もチラッと触れましたが、厳格なイスラムの国で育ってきた彼ら。
自由の国、アメリカに来た途端に弾け飛ぶ奴も少なくありません。ま、彼はその典型例だったなぁと思います。(もちろん、真面目な子もいます。)
ベトナム人の女の子は、本人曰く「隣国に旅行すると、誘拐の危険があるぐらいの超お嬢様」だったんですが、お嬢様気質が災いして「ありがとう」を絶対に言わないんです。最初は、そんなもんかなぁと思って、付き合っていたんですが、やっぱり、そういう人って一緒に居て疲れるので、私も次第と距離を置くように。
その後、クラスメイトに「お礼言わないって失礼だね」と直球で言われたようで、かなり凹んでました。直球で言っちゃうクラスメイトも凄いけど…。苦笑。どこの国でも「ありがとう」は基本です!
しかも、彼女、料理をしたら料理しっぱなし…という有様で、とにかく「お片づけ」とかそういうことを全くしない…。(鶏肉も触ったことが無いらしく、ゴム手袋して料理してたのは、かなりの衝撃だった。)
うーん、モテないよ…それだと…。
そして、彼女、料理の際に、私の砂糖を勝手に使っていたようなのですが、あるとき、ちゃんとシーリングしてくれなかったようで、アリが大量にうじゃうじゃ…
ぎゃーーー!!!
あー…今思い出しても吐き気がする…。
この出来事が、もうこの家、さっさと出よう…と決心させてくれました。
実は、途中、サウジアラビア人の彼が1ヶ月実家に帰省しており、元々彼の思いやりの無い行動に堪忍袋の尾が切れかかってたオーナーが「帰ってきたら追い出す!!」と息巻いていたんですが、あれ?帰ってきても全然そんな気配無いぞ、と。
で、ある日、オーナーに聞いてみたら、「実は彼から学期が終わるまで待ってくれって言われて、それまで待つことにしたの。ね。分かるでしょう?」的なことを言われました。(つまり、その時点であと丸っと3ヶ月は我慢しろと。)
もうその時の絶望感は、口では表せないです。
この時が私の次の引っ越しの2週間前。
で、1週間前にノーティスし、引っ越したに至ります。笑。
このノーティスの時は、前回の反省を活かして、ダーリンに相談し、ダーリンがメールを作ってくれ、一切揉めませんでした!!さすが!!笑。
もちろん、ダーリンのメールも素晴らしかったんだと思うんですが、この件においては、オーナーも強く出れない理由があったんだろうなと思います。
引っ越し直前にベトナム人の女の子から聞いたんですが、実は、私が入居した2週間ほど前に、一気に2人の人間が入れ替わったようなんです。
1人は留学期間を終えて…だったのですが、もう1人は日本人女性だったそうで、
この日本人女性はこのサウジアラビア人のせいで転居していました。
具体的には、騒音、そして深夜にコイツに起こされるという…。このサウジアラビア人、パーティー遊びをするのは良いんですが、いつも夜中に帰ってきて、しかも鍵を忘れて帰ってくるんです…。
その度に、この女性に連絡して、鍵を開けていてもらっていたようです。
それ…聞いてなかったんですけど。
いや、事前に聞いてたら、そんなルームメイトが居る家、絶対住まなかったよ!
というわけで、オーナーがこのトラブルを仲介者の女性に隠していた可能性もあります…。オーナーだって、商売ですからね。仲介してくれた女性には「私はこのオーナーを信頼しています!」と言い切られてただけに…未だにうーん…な気持ちです。
この女性にステイ先を紹介してもらって、大満足!なステイ先に当たった学生も数人知っているので、まぁ、私は運がなかったんだろうな…と。泣。
最後に。
繰り返しになりますが、私は、仲介業者、斡旋業者の話をしているのではありません。だって、一概に言えないですもん。例えば、私の住んでいたシェアハウスも、ルームメイトが変わればがらっと雰囲気も変わるわけです。(アリの発生に関しては、残念ながら変わらないでしょうけど)
私がこうやって自分の体験を書いているのは、ホームステイ・シェアハウスでこういうリスクが起こりえるということを知って欲しいからです。
知っている・知らないでは、その後の対応が大きく変わっていきます。
どれだけ早くその自体に反応出来るかも変わります。
だから、知って欲しいんです。
知った上で、自分の目で見て、考えて欲しいです。
さて。その後の私はと言うと、Craigslistと言う、何でもありサイトから自力でルームメイトを探し、今に至ります。
これについては長くなりそうなので、また次回。
ばいっ!!
サンディエゴのメインバンクの選び方ーの補足
実は先週が、学校のミッドタームテストの時期と被っていて、更新が滞ってしまいました。
以前、サンディエゴ滞在中のメインバンクはどこを選んだら良いのか…ということを記事にしたら、その記事を読んでくださったから、いくつか質問をいただいたので、お答えします。(遅くなってしまって、ごめんなさい&メッセージありがとうございました)
繰り返しになってしまいますが、
銀行口座(チェッキングアカウント)の開設は滞在期間によります。
これは、私の主観ですが、いわゆるELIの10週間プログラムの滞在の場合は、現金決済・日本から持ってきたクレジットカード(VISAかマスターカード)で十分です。JCBは全然使えないので、気をつけてください(経験談)
銀行口座を開設する=こちらを去る時には、銀行口座を解約しないといけないので、その手間もかかっちゃいますしね。(カードは基本、即日発行です)
あとは車の有無。
ガソリンの給油の支払いは(こちらはすべてのガソリンスタンドがセルフです。車を運転する予定の方は、セルフ給油に慣れておくと良いと思います。)デビッッドカード決済が主流なので(KIOSKがある場合は、そこのレジカウンターで○番に○$分給油したいですーと言って、現金を渡せばOKです)カードがあった方が確実に便利です。
さて。
とはいえ、3ヶ月未満の留学生も異国に結構高額な現金抱えて持ってきて、ステイ先に保管して行くのも不安だし、日本人的には、「銀行口座に預けておきたい」って思いますよね。
その気持ち、とっても分かります!笑。
そこで、オススメなのが、
新生銀行
です!日本でもメインバンクとしてお世話になってます。
まず日本国内での利点としては、
- ATM使用料がどの銀行のATMでも24時間・365日無料
- インターネット振込が(預金によって上限が変わるけど)1-3、無制限で無料
と、忙しい社会人のありがたーい味方なのです。
そして、いま、何よりもありがたいサービスが、
なんとアメリカ国内のATMでも現金が引き出せる!
のです。しかも、
-
日本で使ってたキャッシュカードがそのまま使える(面倒な手続き一切なし)
-
円預金が海外ATMでドル建てで引き出せる(海外送金の手間なし)
という素晴らしさ!!(新生銀行の回し者ではありません。念のため)以前、財布を落として、キャッシュカードもろとも無くしたことがあったんですが、その時も海外のお客様センターダイヤルがあったので、とっても助かりました!(たまにコレクトコールしか受け付けてくれないところとかあって、緊急の時に超面倒くさい!!)
海外送金って、送金側も面倒くさいですからね。笑。これなら、日本にいる家族にいちいち頼まなくても済みます。
ちなみに、キャッシュの引き出しには都度$3の手数料、換金レートはVISAカードのレートと一緒だそうで、これは基本的に非公開です。とはいえ、レートはほぼ変わらないと思います。
デメリットとしては、現状だと円安がどれぐらいの勢いで進むか分からない…ってところですかね。私がこちらに来た時は、108円でしたけど、ものの8ヶ月で120円近くまでいきましたからね…。これに関しては、頭が痛いです。
色々と書きましたが、やっぱり銀行口座が必要なの!というUCSD(カリフォルニア大学サンディエゴ校)に留学予定の方には、個人的には、union bankよりchaseをオススメします。
どれぐらいの支店が…的な質問もいただいたんですが、それはGoogle Map見てもらえれば一目瞭然かな。
これが、Union Bankで
これがChase
ね?全然、違うでしょ、点の数が。笑。
学校内に支店、そしてATMがあるのは何かと便利ですよ、やっぱり。毎日行くところですしね。
もしステイ先近くにUnion Bankがあるのであれば、あとは好みで選んだら良いと思います。笑。
以前の記事でも書いた通り、こちらには何とも素晴らしい、キャッシュバック制度=レジのお会計の時に、自分の銀行口座からお金を引き出すことが可能(しかも手数料もナシ)というサービスがあるので、頻繁にお買い物に行くタイプの人は、ATMが近くになくても困らないかもしれないんですけどね。笑。
新生銀行の海外ATMでの引き出しについては、詳しくは↓で。
これで、回答になってるかな…。足りなかったり、こういうことが知りたい!っていうリクエストがあったら、またご連絡ください。
それでは、今回はこの辺で。
ばいっ!!
UCSDビジネスマネジメントプログラムの1Qをレビューしてみようかと思う
思いつきで色々と記事を書いているので、話が前後しちゃうんですけど。
私は、今、UCSD(カリフォルニア大学)Extensionで、ビジネスマネジメントプログラムを履修しています。あ、ちなみに専攻はMarketingです。
前回、2Q途中で、プログラム全体をレビューしてみました。
2Qの際に必修のインターンについては、こちらからどうぞー。
あ、インターン=必修って書きましたけど、必修ってわけでも無いみたい。実は、インターン中に「労働環境」についてスクールコーディネーターに訴えたことがあって、「そういう状況だったら、インターンシップのrequirementを授業の履修ってことで振り替えても良い」ってオファーされたんです。(この場合も、OPT申請は出来ます)
ただ、このとき、私はダーリンに相談して
「いまはこちらで働く意志がなくても、今後のことを考えたら、こちらでのインターンシップ経験はレジュメで絶対に有利になるからやり抜け!」
と言われ、やり抜いたに至ります。終わりよければすべてよしーで、今は耐えて良かったなと思いますけどね。
ちなみに、OPT中、数名の学生がカウンセラーに同じく「労働環境」を訴えるメールを送ってました。これ、どうにかならんのか…と。(カウンセラーも大変だろうなぁ…)
なので、無給のOPTインターンシップに関して言うと、とにかく質が悪いです。質が悪いということを分かっていた上で、それでも「何かを学び取ってやろう」という姿勢が大事なんだろうと思います。
私は、ここでノウハウを学んで、自分のブログを書いてみて、2週間足らずですけど、500hitまでいきました。
おそらく、私がインターンしていた企業のhit数よりいっていると思うので、学びはあったな!と思っています。笑。
さて。
本題の1Qの授業レビューですが、ざっと授業は6本。先にお伝えしたいのですが、これは私の主観ですし、個人差があって当然だと思います。それに、先生たちの「商売」を邪魔する気もありません。
ただ、先生だって、生徒のこと評価するんだから、こっちだって教授のことを評価したってええやんと私は思います。
ビジネスマネジメントに限っては、現状、生徒は「どの先生の授業を取るか」の選択が出来ません。だから、学校側から言われた授業を履修するしか無い、受け身しか選択の余地が無いんです。
なので、このレビューだって、無意味と言ったら、無意味だと思います。ただ、いつかこういったレビューが山となって公開される社会になっていって、教授の質も上がっていったら良いんじゃん?と思うのです。
さて、ではレビュー行ってみよー!(★3が普通です)
American Business History / Dana Fitch
★★☆☆☆
理由:先生はヒッピーなゆるーい先生です。授業は基本的に先生が作成したスライド、動画で進みます。教科書も購入する必要なし。
動画を見ているだけなので、なんか知識が表面を滑っていくだけな感じーです。苦笑。
先生は、愉快な先生なのでもっと話してくれる授業になれば面白いと思うんですけどね。
Business Law for Managers / Ale Sgubini
★☆☆☆☆
理由:以前の記事で、ダーリンに「英語が何言いたいんだかサッパリ分からん」と言わしめたのがこの先生。
イタリア出身なんだと思うんですけど、取り上げる内容がユニークすぎて、これもう少し一般的な話にしてくれない?って感じです。(取り上げるケースもイタリアからの移民とかだしね。イタリア人、贔屓しすぎなんだってば!)
教科書はrequirementされてるのに、全然使わず。
Elements of Marketing / Stephen Fritzenkotter
★★★☆☆
理由:マーケティングの基本を教えてくれる授業。教科書通りに進んで行くので、予習していれば大丈夫。
ビジネスフィールドにいる先生なのだけど、たまにゲストスピーカーを連れてきてくれて(Anjoさん)その方の話がとっても面白い!
でも、それ以外の授業はオーソドックスで、ケーススタディとかも特になし。至って、普通。もう少し、自分のビジネスの話とかしてくれたら良いのにな…と思う次第です。
実は、私、この先生にレポートを提出したら、とんでも無い低い点数でスコアが返ってきたことがありまして。
納得いかん!と思って聞いてみたら、味気ない、いかにも事務的な短いフィードバックが。まぁ、私のレポートが甘いってことなんですけど。
「今日中にやり直すからスコアを見直してくれ」と送ったんですけど、お返事も無く。
でも、今日中にやり直すって言ったし、絶対にやる!と心に決め、友達からのBarの誘いも断り、とにかくやり直しました。
で、夜の23:00に送信。夜遅いし、どうせ見るかも分からんし…とこの頃には達成感が勝っていて、スコアなんてどうでも良くなってました。
でも、このあと5分で返信が。簡単に言うと、
「グッジョブ!本当にやるなんて思って無かったよ!すごく良くなった。スコア見直しとくね!」というもの。笑。
思わず、試されてたかーと、吹いてしまいました。結果、レポート評価はAに。
そう、アメリカ人は頑張る人には優しいんです。
Financial Accounting for Non-Accountant / George Haloulakos
★★★☆☆
理由:出席を取らない先生なので、授業後半、ほとんどのブラジル人が消え去りました。笑。
先生はちょっと偏屈・変わり者だけど、生徒思いないい人。
質問すると丁寧に答えてくれます。
毎週ブラックボードへのコメント・宿題が出て、テストは基本、自宅履修。
教科書はrequirementがあるけど、ほとんど使わず。先生のお手製のスライドが肝。最初は簿記3級程度から進むのだけど、最後の方は簿記1級レベルになって、いきなりのジャンプアップ。簿記の知識がゼロの人は、簿記2級レベルまでは事前に勉強しておきたいところ。そうでないと結構辛いと思う。(私は簿記は2級は持ってるんですが、おお、これは知らんぞ!ということが結構ありました。かなり本格的です。)
Organizational Behavior / Maureen Orey
★☆☆☆☆
理由:ビックリするぐらい何も学びが無かった授業…。この授業に関しては、私だけでなく他の生徒からも不評。
「何も新しく学ぶことが無い」んです。
要は、一般常識。そんなこと授業で教えてくれなくても、普通は知ってるがな、的な。あと、ビデオばっかりなんですよね。普段、企業研修で講師をやってるおばちゃん達のようなのですが、これ、2時間程度の単発の研修ならまだしも、毎週、何時間も受けさせられるのは、本当に時間の無駄です。
UCSD Extensionの運営側もちょっと考え直してくれないかな…。
ここまで、実の無い授業も珍しい…。しかも、この先生、授業に参加するごとに「シール」をくれるんですけど、この行為もまたブラジル人生徒の怒りを買い、
「こちとら大人だし、金払って勉強しにきてるんだよ!馬鹿にすんな!」
と彼女がブチ切れするに至りました…。南無。
Practical Market Research / Chris Stiehl
★☆☆☆☆
理由:いや、昔は凄かったのは分かるんです…凄かったのは分かるんですけども…というお年を召された先生。
私たちの授業で教鞭をとるのは最後にするといっていったので、私たち以降の皆様はラッキーです…とだけ言います。
さらーっと書きましたが、私の1Qはこんな感じでした。法学部のくせにLawのクラスはB取りましたけどね。苦笑。それ以外はAで終えられたので、終わりよければ、すべてよしです。
それでは、この辺で。
ばいっ!
英語が話せない日本人はアメリカ人とどうやってコミュニケーションを取れば良いのか
いまでこそ、ダーリンとのコミュニケーションはそれなりに取れるようになってきた私ですが、ダーリン以外の人となると、やっぱり話は別です。
お互い、好意があれば分かり合おうとか歩み寄りがありますけど、みんながみんな、そういうワケではないし。
特に、ダーリンのルームメイトは、かなりの変わり者で、お友達も少なく、初めの頃、私がお家に遊びに行く度に露骨に嫌な顔をされました。笑。
他のお友達も最初は「外国人=物珍しい」ということで近づいてくるものの、やっぱり英語でのコミュニケーションが難しいと悟ると、すーっと離れて行っちゃったりしたもので、とっても悲しかったのを覚えています。泣。
それでも、前述のダーリンのルームメイトとは、今はダーリン抜きで一緒にゴルフに行ったり、彼の家族も含めて一緒にご飯に行くぐらいの仲だし、最初はコミュニケーションがなかなか取れなかったダーリンのお友達もFacebookを通じて「週末、一緒に出かけようよ!」とメッセージをくれるまでになりました。(これは本当に嬉しい)
もちろん、「ダーリンの彼女」ということで、みんなが優しくしてくれているのもあると思うのですが、最初のうちは(今もだけど)全然英語が出てこなくて、間を持たせることにとても苦労しました。
そんな私が編み出した、「話せない日本人がアメリカ人とコミュニケーションを取る方法」は、
-
料理
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漢字
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おてがみ
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日本文化の紹介
の名付けて、4種の神器です(あ、一個多い)
今回は、一つずつ、具体的に何をしたか、書いていきたいと思います。
まずは、料理。
日本の家庭料理を作りまくって、ガッチリ胃袋を掴みました。笑。
一番ハマったのがお好み焼き。
アメリカ人からすると、このキャベツいっぱいのお好み焼き=ヘルシーという認識らしいです。笑。
ちなみに、私はキャベツは千切りではなくて、みじん切りにする派(よりふわふわのお好み焼きになります)
ウケた具は「豚肉・キムチ・チーズ」のコンビネーション。なんとも味覚がアメリカ人っぽいですね…。とにかく「チーズ」を入れると、彼らのテンションが上がります。
それに、料理を作ると、必然的に一緒に食べることになります。その時の話題も基本的には「料理」なので、作り方とかそういった説明が英語で出来ればそれだけで、間が持つのです!!あと、万国問わず、料理上手はどこに居ても重宝されるしね♪
我ながら、クレバー!笑。
そして、「漢字」。
実は私、書道は展覧会で入賞したこともあり(てへ)かなり自信がありまして。日本から持ってきた筆ペンで、名前やこの単語が書きたい!という漢字を書いて見せたりしていました。
「名前 中国語」でGoogle検索すると、英語名をどうやって漢字表記するか教えてくれるんです!(実際には、中国語表記になっちゃいますけど)
前、ダーリンのお友達が来た時に、コミュニケーションが取りたくて、せっせと書いていたら、思惑通り「何書いてるの?」と食いついてきてくれて、「これがあなたの名前だよ」って言ったら、「すごいっ!!サインも書いて、サイン!!日付も!!」と言われ、帰り際には「額に入れて飾るからね!」と満面の笑みで、大切そうに持って帰ってくれました。
こんなに喜ばれるとは私自身思っていなくて、ビックリ…。
ひらがな・カタカナも書いたんですが、こちらで圧倒的にウケるのは
漢字
です。日本人的には、ひらがな・カタカナを教えたいところですが、ココは割り切って、中国語名を漢字で書いてあげましょう。その方がウケます。
さらにお手紙。
両親に頼んで、日本の一筆箋を送ってもらい(日本らしいデザイン)「一緒にご飯食べてくれてありがとう」とか「ここのお店が美味しそうだから、今度みんなでいきたいな」とかせっせと手紙を書きました。
話すよりも「書く」方が日本人も楽なので、これなら、時間を掛けて考えながら自分の言いたいことが言えます。
私の場合は、ダーリンに文句が言いたい時も、最初のうちはせっせとお手紙をしたためていました。笑。
そして、たいていの日本人は、アメリカ人のハンドライティングよりも圧倒的に綺麗です。
今では、私はダーリンに『ほぼ文字のミスも無いし、字もめっちゃ綺麗だから、「代筆を頼むなら誰にする?」って聞かれたら、絶対にswell85を選ぶよ。アメリカ人じゃないけど。笑。』って言われるまでになりました。苦笑。
実は、ダーリン、私の文句タラタラのお手紙も含めて(笑)今まで私が書いた、全部のお手紙を保管しているんですよね。(3cmぐらい積み上がってました。我ながら、よく書いたなぁ)
この間、偶然見つけてしまって、「書いたの自分だし…」と思って読んでみたら、自分で言うのもなんですが、かなり英語の表現が滑らかになってました。(それっぽくなってる)やっぱり書くことで成長するんだなぁと思った次第です。
あと余力があれば、日本の文化紹介。
ダーリンのルームメイトは、なぜか「茶器」だけ持っていて、抹茶の飲み方も知らなかったんです。 「Soup Bowl」って言ってたぐらいですからね。
それ、ちゃうで、と。
せっかくなので、これも両親に頼んで、簡単な盆立てセットを送ってもらい、披露したところ、大喜び!
僕もやりたい!って言って、早々に茶筅は若干破壊されましたけどね…。(アメリカで茶筅を買おうとすると、それだけで$35とかしますし、抹茶も目が飛び出るぐらい高いのでお気をつけを)
ただね…そんな時でもやっぱり悲しいのが、
FUKUSHIMA
です。
ねぇ、これって、放射能入ってないよね?大丈夫?
日本製のお菓子や食べ物を渡すと、こんなことを聞かれることも珍しくありません。こうやって聞いてくる彼らに悪意は全然無いんです。
日本に居る時は、「そんなもんギャーギャー騒いでもしゃーないやん、起きちゃったんだし。避難勧告したって、日本は国土も狭くて、どうせ逃げるところも無いし、パニックになるだけだよ…」と思っていた暢気な私でしたが、こちらに居ると、FUKUSHIMAは本当にヤバいと報道されていて(未だに)、そんな暢気な私の認識も変わったぐらいです。
ついでに「日本だと福島の野菜が普通にスーパーで売られてるよ?」と言った時には、悲鳴が上がりました。
彼らには、放射能が含まれているか・含まれていないかがポイントなのではなくて、もうMade in Fukushimaがお断りなのです。
話し逸れましたけども。
あとは、折り紙もウケます。鶴みたいなオーソドックスなものから、兜やハートとかも喜ばれました。これも、こちらで千代紙を買うと、バカ高いので、日本の100均などで、持って行っても良いんじゃないかなと思います。(かさばらないし)
こんな感じで、試行錯誤を繰り返した私ですが、
結局は、自分が「語れる」フィールドに相手を引きずり込むのが大事
なんだなと思いました。
とはいえ、一方的に語ってるだけだと、ただの面倒くさい人になってしまうので、相手の反応を見ながら、刺さりそうなところを探っていくことになるんですけどね。
最終的には、相手に自分の必死さが伝わったのがポイントだったのかな?と思います。そうこうしているうちに、自分のキャラも伝わって、「あ、こいつは悪い奴ではないな」って思ってもらえたのかなと。
アメリカは頑張る人に(日本よりも)優しいです。
それではこの辺で。
ばいっ!!