先端冷え性最後の砦を駆逐する、在宅ワークの最終兵器
在宅ワークでパソコンを使う仕事をしている場合、どうしても防寒具で守れない部位があります。
そう、指先です。
手首までは着込めばなんとかなりますが、手袋をつけると仕事に支障が出てしまいます。
そこで、机の上を暖めてしまおう!という発想のこのデスクホットマット。
コンセント給電のため、USBと違って暖まるのも一瞬で、最高温度も55度まで設定可能。
スイッチと温度は、マット左上のダイヤルで調整するだけでシンプルです。
液晶画面には通常時は現在温度が表示されていて、ダイヤルを回すと設定温度が表示されます。
最も私が感心したのが暖まる部位で、これがマットの真ん中ではなく、キーボードを打つときにちょうど手や肘を置くだろう、やや左右に寄った場所が中心になっていて、無駄がありません。
45度の角度で縦横自由自在。道具を使うためのツールスタンド
各種ペンやデザインナイフ、ハサミなど机の上に放り投げておくのはもちろん、床の上なんてもってのほかです。
しかし、しっかりきっちり整理整頓し過ぎると、あれどこやったっけということになったり、結局大して使わなかったりと、せっかく手に入れた道具を活用するチャンスも減りがち。
ぜひ見えるところに綺麗に置いておきたいところですが、カラーボックスのようなものだと詰め込まないと空間が無駄になるし、縦に差すスタイルだと重いものは倒れやすいし、小さすぎるものは他の道具に埋もれてしまう。
その悩みを解決するのがこの45度に角度をつけた、カール事務器のツールスタンド。
棚に角度をつけることで、各種の道具が見えやすく、かつ手首に優しくとったり直すことが可能になっています。
小さい道具も見つけるときも、わざわざひっくり返したり棚の奥をのぞき込む必要もありません。
また限界はありますが、通常の棚より奥行きが長くなるので、長かったり重い道具もより支えやすくなっています。
幅の狭いタイプ、色もベーシックな白黒だけでなく透明なモノやポップな色がラインナップされているので、机周りをさらにすっきりしてみたい方、ぜひお試しください。
料理の幅を広げる万能フタ
目玉焼き、餃子、ハンバーグ、ポップコーン。
フライパン1本でできる手軽な料理でも意外と必要になるのが、フタ。
フタがあるとフライパンでできることが広がります。
しかし銅やアルミ、鉄のフライパンなど、料理のステップアップのために選んだこだわりのフライパンにはフタが付属していないことが多い。
フライパンに合わせてフタを揃えていては場所もとるし、都度大きさにも気をつける必要がありますが、この京セラ製のフタであれば20cmから28cmまで柔軟に対応できます。
取っ手はしっかりしたシリコン製で、熱くならない上にフタをしっかり立たせることができるので、慌てていても大丈夫。
唯一の欠点は窓が小さいことですが、火力が一番強い中央部はしっかり見えるし蒸気口もついているので実用上、問題はありません。
青い巨星が深夜に(油脂で)輝く〜ラル飯 ーランバ・ラルの背徳ごはんー 〜
コロナ禍が終わるまではこれでいい旅夢気分〜旅のオチが見つからない〜
低橋先生の「旅のオチが見つからない」シリーズ。
1年間で世界一周の計画を立てて旅立ったものの、物理的にも精神的にもズタボロになって、全く予定通りにいかないドロ沼旅を描くコミックエッセイ。
1巻が韓国から上陸しシベリア鉄道でユーラシア大陸を横断して、トルコ、中東欧を巡り、南米に渡ってからは大陸を自転車で駆け抜け、ニュージーランド、ニューギニア、モンゴルの旅。2巻は壮絶さが増して上海から上陸すると、タイ、ネパール、インド、スリランカと駆け巡ります。
オチが見つからないというより、オとされ倒すというか、ボケ倒されるというか。
各国で様々なトラウマも生みつつ、とにかく怒濤の試練ラッシュです。
時折挟まれる現地のご飯紹介に力が入っており、旅の過酷さを思うと、これがとてもおなかに染みます。
コロナ禍が終わったら、ぜひこの本をお供にして旅をしたいです。
JK3人のジュブナイル釣りバカ日誌〜スローループ〜
うちのまいこ先生の「スローループ」。
今月から待望のアニメもはじまりました。
まず釣り用語からとったタイトルからして、響きと優しさがとても心地いい。
「ゆるキャン△」と同じ芳文社の作品で、アウトドアをテーマにしていますが、「ゆるキャン△」以上のぷに系萌えテイストの可愛い絵柄の裏に、主要な登場人物であるひより、小春、恋の過去の家族の喪失と補完、新生が大きな軸として隠れているのが特徴。
ひよりは釣り好きの父を病気で亡くしていて、彼女にとって釣りは父そのもの。堤防で父から教わったフライフィッシングをすることを心のよりどころにしている。
その堤防で出会うことになる小春は、交通事故で母と弟を突然亡くしている。
ひよりの母と小春の父が再婚することになり、血の繋がらない姉妹となったところから話がはじまります。
ひよりの幼なじみの恋は、釣り中毒の父との距離感と愛情不足に悩んでいる。父親同士の繋がりから妹のように接していたひよりの父が亡くなったとき、寄り添えなかったことに罪悪感を抱えているが、小春の登場でひよりとの新しい関係を見つけていく。
JKたちの絡みと怒濤の釣りウンチクをまったり追って眺めるだけでも楽しいですが、アクティビティを通して繊細に変化していく彼女たちの心象にまで想像を伸ばすと、深みと面白みが増すこと間違いなし。
これからどんな新しい家族になっていくのか、目が離せません。