主夫ポン吉、徒然なるままに

20年以上前から主夫をしているポン吉の備忘録のようなブログ。

国の教育ローンを借りてみた

ポン吉の学生時代に比べて吉野家の牛丼やマクドナルドのハンバーガーの値段はあまり変わらないが、というよりも安くなっているかもしれない。ところが大学の授業料は明らかに年月の経過とともに上昇している。

重い教育費負担

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私立大学(理系)の場合だと4年間で700万円ぐらいする。それ以外にも交通費や教科書代などがかかり、自宅から通学可能でも4年間で800万円ほどになる。つまり子供一人を私立大学に通わせるのに毎年200万円かかる。これはただ大学に通うためだけの費用であって、衣食住に関わる費用は含まれていない。

幸い我が家の第3子が進学した大学は自宅から90分ほどで通学できるので自宅から通っている。ひと月の通学定期代は1万円以上になる。もっとも第一子の通学定期代はひと月3万円を超えていたのでかなり安い方だと思う。

第4子も進学を控えているので手元のお金を使ってしまうのは避けたかったので、教育ローンを借りることにした。

国の教育ローンを申請

我が家は奥さんがサラリーマンを辞めて個人事業主になったばかりだったので、収入も安定しておらず社会的信用は皆無だったので審査に通るか不安だった。

我が家は現状、夫婦2人で第3子と第4子の二人の子供を扶養している4人家族である。国の教育ローンには年収に制限があるのだが、それは年収が低いとダメということではなくてむしろ年収が高い人は避けて、年収の低い人を優先するためのもののようだ。

受験シーズン中は審査に時間がかかると聞いていたので、なるべく早目に申請しようと思い夏が終わる頃に国の教育ローンに関する書類を取り寄せた。

しかし個人事業主としての年収がはっきりとわかるのは確定申告を終えてからだったので、結局申請したのは確定申告を済ませた後の受験シーズン真っ最中の2月中旬以降だった。

ネットで申請する際に借入希望日を指定できるのだが、申請から審査を経て入金までは通常20日ほどかかると聞いていたので、受験シーズン中なので最速でも30日はかかると考えて3月の中旬を指定した。

意外と早い対応

ところが予想に反して審査結果の通知はすぐに来た。会社員を辞めて1年目の収入が不安定な個人事業主であるにもかかわらず審査は無事通過できた。希望通りの借入金額が認められたことにも驚かされた。予想より早い審査の合格通知が来たことに気を良くしてダメもとで、借入金の入金日を予定日より早めることができるか聞いてみた。ただし「国の教育ローン」と言うぐらいだから、お役所仕事なので当初の予定通りにしか認められないだろうということは覚悟していた。しかし、あっさりとポン吉の要望を聞き入れてくれて、当初予定よりも1週間以上も早い入金日に変更してくれた。

銀行の教育ローンよりも早いかも

結局、受験シーズン中にもかかわらず申請から2週間ほどで借入金を受け取ることができた。

同時期に銀行のカードローン方式の教育ローンも申し込んだが、こちらの審査が通過して教育資金用カードローンが利用できるようになるまでに3週間かかった。

もっとも国の教育ローンはネットで申請しても窓口申請と同様に取り扱い支店を指定しなければならず、その支店によって柔軟性や迅速性は変わってくると思うのでポン吉の場合は運がよかったのかもしれない。

内視鏡検査でポリープが見つかった

国民健康保険に加入したため自治体の健康診断を受けることになった。今までと違った点は以前は胃カメラかバリウムによる胃がん健診があったのだが、ポン吉の自治体の健診ではピロリ菌の検査のみだった。しかも追加料金を取られるので受けなかった。ピロリ菌はそうそう簡単に感染するものではないと以前お医者さんから聞いたので、前回の検査で陰性だったので大丈夫と判断した。

検便で陽性

毎年ほとんど問題なく健診をクリアしているのだが、今回は検便で引っ掛かった。2回ある大便の潜血検査のうち1回分が陽性反応が出たので再検査を勧めますという結果が出た。便の陽性反応は若い時にも何度か経験していたので、今回も大丈夫だろうと思ったのだが、50歳過ぎてからは初めての陽性反応だったので念のために大腸内視鏡検査を受けることにした。

大腸内視鏡検査までの準備

病院で事前に医師の問診があるのだがその際に、内視鏡検査を受けるまでにしておかないといけない準備事項を教えてもらった。

検査前日は朝食から制限があって、繊維質や消化の悪そうなものは避ける。味噌汁もわかめや野菜が入っているものはダメ。肉や魚も避ける。うどんやそうめんは良いけれどソバはダメ。白飯はいいけど、おにぎりの場合は海苔や具は避けて食べる。結局、炭水化物だけならOKという感じだった。ポン吉は朝、昼、晩すべて素うどんを食べた。もちろん禁酒。

寝る前に薬を1錠飲んだけれども、朝起きてからも別に便通はもよおさなかった。いつもなら朝食後に便通があるのだが、検査当日の朝食は禁止されているので少し違和感を感じた。

大腸内視鏡検査のある病院に向けて家を出る時刻の4時間ほど前から水に溶かした下剤を一定の間隔を開けて飲むのだが、最初の一杯を飲んでしばらくしてもまったく下剤の効果はなかった。仕方がないのでトイレに行くこともなく2回目を飲むことにした。それでもポン吉の体に何の反応もなかった。3回目を飲むとやっとトイレに行く気になった。というよりも、いつも朝食後にトイレに行く時と同じような感じで、のんびりしていて下剤が効いて急激な感じではなく我慢しようと思えば我慢できる程度の便意だった。その後も下剤を一定の間隔で飲むとゆっくりとした便意とともにトイレに行くことが続いた。前日から消化の良いものしか食べていないので、何度か便を出すとほとんど透明になってきた。決められた量の下剤を飲み終えるころには便は透明になっていたので準備完了となった。自宅から病院へは1時間ほどかかる。途中電車に乗るので、もし途中で強烈な便意が発生したらどうしようと前日までは不安だった。しかし、この下剤はほんとに穏やかに効くので便意を抑えることは容易に感じたので電車に乗って病院に向かう時もまったくストレスがなかった。

鎮静剤の効果

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病院で検査着に着替えるのだが、大腸内視鏡の検査着は短パンのお尻の部分が開いている服だった。そこから内視鏡を入れるということのようだった。ポン吉は胃の内視鏡検査は何度か受けたことがあってその時には1度も鎮静剤を使用したことがなかった。鎮静剤を使用するとその当日は車の運転が禁止されるのでいつも使用しなかった。しかし今回の大腸内視鏡検査をする前に看護師さんが鎮静剤を勧めたことと、車の運転の予定もなかったので鎮静剤を使用することにした。

検査が始まる直前に点滴で鎮静剤が投与された。医師が薬を塗るためかポン吉の肛門に指を入れた。そこまでははっきりと覚えているのだが、あとはほとんど何も覚えていない。ただ看護師さんよるとしっかりと受け答えされてましたよということだった。酒に酔った人が何か聞かれても何とか受け答えはできるが朝になると何も覚えていないというのに似ている。

ポリープ摘出

実は、検査中にポリープが見つかったので摘出してもらっていた。もちろん痛みや違和感などまったくなかった。ただしすぐに帰ることはできず、その日は病院に1泊することになった。午後2時過ぎの内視鏡検査でポリープを摘出して病棟まで車椅子で移動し、午後5時まではベッドで安静にするように言われた。この段階でもまだ鎮静剤の効果が効いていて午後7時くらいまではそのまま眠っていた。そして前日から腹持ちの良いものは何も食べていないし、検査当日は絶食で、ポリープを摘出した後の夕食も絶食なので空腹感が半端なかった。

病室は午後9時に消灯だったのだが、お酒も飲まずにそんな時間に眠れるか不安だったが、とりあえずベッドで横になることにした。すると次に目が覚めたのは朝の6時頃だった。鎮静剤の効果は半端なかった。

朝食はお粥だった。医師がやってきて昨日摘出したポリープを検査に出しているので1週間後に結果を聞きに来てくださいと言われた。

ポリープ摘出後は1週間ほど硬いものは避けて飲酒はやめるように指示された。

結局

1週間後の検査結果は良性だったので問題はないけれど、来年の健康診断の便検査の結果に関わらず大腸内視鏡検査を受けるように指示された。少し面倒くさい気はするが、大腸内視鏡検査のおかげで腸の中をいったん綺麗にするので、デトックス効果は素晴らしいと思うし、禁酒期間もあるので年に1度くらいはやるべきなのかと感じている。